飯山線 蓮 2020年
彩満ちた駅に、いつもの通学列車。
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蒲原鉄道 高松 1982年
秋の夕暮れはつるべ落とし。
最後の光を拾う。
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わたらせ渓谷鐡道 上神梅 2021年
暗く冷たい一夜が過ぎて、改札口に再び朝がやってくる。
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山陰本線 1983年 写真集「旅のたまゆら 1981-1988」 「記憶を刻むもの」より
昔の大学は休みがやたら長かった。 最近はそうでもないらしい。
休講続きで学生を喜ばせるばかりの講義は、今では足りない分を補填しなければならないらしいから、その分休みが短くなる。
もっとも長い休みに旅に出たいなら、その軍資金が必要だから休みの半分はバイトで潰れることになる。
それが無けりゃ撮れた写真は二倍にと思えば残念ではあるけれど、「自分の手で旅費を稼ぐ」は、
とびきり自由な旅を手に入れるに必須の要件であったし、そうでなければ撮れない写真は沢山あった、と思う。
親に旅費を出して貰ったという話は羨ましいが、その代償として旅の目的やら詳細な計画やら、写真撮るならその思想とか、
風太郎にあってはおよそ難しく面倒臭い説明から逃げられない。
「駅のベンチなんかで寝るんじゃない」とか余計なことを言われれば、一体幾らになるか分からないぜと。
だから金銭的に頼らない代わりに、何処を旅してそこで何をしていたか、両親と話すことはほとんど無かったと思う。
写真だって自分自身が世迷言のように思っていたのだから、開陳する様なものでもない。
旅は意固地に自分だけのものだった。
結局旅に何を見たのか、どんな写真を撮っていたのか、両親が知るのは40年後に編まれた写真集ということになった。
歳月を隔てた答え合わせに間に合って良かったとは、91歳という長寿を得た父親を亡くして思うこと。
写真集「旅のたまゆら 1981-1988」 SPECIAL WEB SITEはこちら著者 寺下 雅一
発行 現代書館
ブックデザイン 鈴木一誌+吉見友希+矢島風語
印刷 平河工業社
Printing director 小河原恵太
B4変型判 256mm×256mm×20mm
収録写真153点 本文184ページ
オールモノクロ・ダブルトーン240線高精細印刷 (スーパーブラックインク使用)
ハードカバー 糸かがり上製本
定価 本体4,500円 税込み4,950円
全国書店及び現代書館ウェブサイト、amazon、楽天books等ネット通販でお求め頂けます。
現代書館ウェブショップamazon楽天booksヨドバシ.com他多数のサイトをご利用いただけます。
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山陰本線 飯井 2015年
半農半漁の村に朝が来た。
潮風が実った稲穂の香りも運ぶ。
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