2017年6月17日メモ
今日から定演までの、後期練習計画表が配布されました。
次回6月24日は「Tenebrae」「若駒」「雪虫」(団指揮無し)です。
練習計画表は予習のためにあります。団員個々で、習熟度にバラつきがあると、全体の練習が捗りにくくなります。
ボイトレ・ソプラノパート指導
鼻からブレスし、出だしは思い切りよくパンと。
ビートに乗る、というのは、一つ一つ刻みながら歌うことではなく(田舎っぽくなる、おかしい)、流れるフレーズの中でビートを感じることです。
□K ピアノ伴奏のカッコいいチャララララ~を聴き惚れてないで、共演者たる団員は、次の自分の音・ハーモニーを決めることに命賭けないと。
「北の大地~1海あけ」「ひしめきあっていた氷が…」
「音をつなげた歌い方」ポポイン決めて(全部の音がんばるのは無理)そのポイントを、つなげられるバランス、自分で感じて
「壮大なドラマの前奏のように」例えばここまで、どのように歌うか、どこでブレスいれてフレーズをどのように持っていくか、メロディパートを歌う人はいつも考えていたい、いつでも指揮ができるくらいに。
歌う人のアタマの中に情景が無いと、聴いている人には何も見えません。
「うごきだすーー」「ウ」母音で伸ばすとき、口の中狭いとオチます。どっちに広げる?考えて。「ために」の「に」も。
「アー」身体以上の声出そうとすると、却って声は届きません。
団指揮(Sayuriステージの2列並びで)
「リフレイン」
テンポをメトロノームで確認しながら。
「情景描写でない感情の出るとこ(「なつかしい」「初めまして」「ララララ」「ひとつきり」「いちどだけ」)伝わる歌い方を。
「北の国から」(前に言われた「起承転結」ですが)
最初のユニゾンは、(起)富良野ののどかな風景が広がる場面、
10小節目男声がメロディをとるところは、(承)人物が登場してドラマが始まり、
「ラララララー」(転)ドラマが展開を見せていきます
27小節目テナーとソプラノのデュオは(結)ドラマのハッピーエンド
35小節めからのピアノ間奏~42小節目「アー」は「次回予告編」
51小節目からは「エンディングロール」(キャストやスタッフの名前が流れる)
「Tenebrae facta sunt」
2分の3拍子で振ることに決定。
演奏会の始まりの曲です。「Tenebrae(暗く)facta sunt(なった)」のっけからドーンと始まるこの情景は、多くの作曲家が曲を付けているドラマです。歌詞の内容を良く理解して(信じる信じないに関わらず)
平べったい「エー」母音台無しです。口の中タテに開けて深く。
第6小節目「Ju-dae-i」譜面よりdim.の始まりちょっと早く、「dae-」からもうdim.して「-i-」はp。
その後の「Et cir-ca ho-ram」はひとつひとつつながらないテヌート
各パート「ex-cla-ma-vit」の入り、「e-」とアクセントつけたらすぐ音量小さく引いて!
「vo-ce ma-gna」の直後の静寂、ブレスの音たてないで!
□2 「De-us me-us(我が神よ)」pだけど、良く響かせて
(女声3部のところ、かなり時間を食いました<(_ _)>)音程とピッチも問題だけど、3パートのタテの線が揃わない。まずパートで一つに揃え、あと他パートの動きを良く聴いて合わせる、指揮が要らないくらいになりたい。
ここのメゾ(Sop2)はソプラノ1と全く同等、同質の声で。
最後37小節目、メゾはソプラノ1の音に一瞬2度ぶつかりしてから、ハモってフィニッシュです。しっかりぶつけて。
アルトは「Do-mi-ne-」とか、母音変わっても同じ響きkeepしたい。
今日のバスの「Et inclinato capite」は大変よいSottoVoceだったと褒められました(^^♪
最後の「tu--m」の「ウ」母音、日本語の「ウ」はNG!口の中うんとタテに明けて「オ」に近く。(外国語のウ母音はいつもそうです)
「若駒」
「はしーっるっ、はしーっるっ」NG「はしーるーはしーるー」としなやかにつなげて
「ワカコマ」やめて「わかごま」ただし「ご」は鼻濁音(んご)です。
「日高の山波」ここでは、山の連なる稜線をイメージしたいのです、バタバタ走る馬の脚じゃなくてね。「や・ま・な・みー」NG
「はてしなーあい」と一番高い音で「あ」叫ばずに、「『なー』の中に『あ』がある」
37頁の下段「はしーれ はしーれ はしーれ」ノンブレス、とずっと前からきめてあるのに、ブレスする人が多くて、声が安定しません。(>_<)一気にいってみましょう(バレないようにカンニングブレス)
最後はピアノの「ジャン・ジャジャン・ジャン!」と一緒に切ります。
2017.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | 練習