まず男声後列女声前列並びで
『Tenebrae facte sunt』
出だし「選手宣誓」のように(レガートでなく)真っすぐに。譜面に目を落とさず、まっすぐ前を見て。
「Ju-dae-i」「dae-」からもうディミヌエンド始めて
全パート「no--na--m」とmolt(うんと)ディミヌエンド引いてきたところに、アルトが闇を突き刺すごとく「ex-」強烈にいってください(アルトは『強烈』なつもりでちょうどイイです)
バスの「ex-」引くの早すぎ(^^;)「ポン」とアクセント付ける感じで。
この「ex-」パートでひとつに聞こえるよう合わせないと何か「勝手に叫んでる」みたいになっちゃいます。
その後のバス、音符伸ばしすぎで遅くなりテンポズレてます、他パートに合わせて。それと「ex-cla-ma-vit」の語尾「t」ちゃんと「Je-sus」の直前に付けてください、これ無いと「ma-vi-Je-」と間延びして聞こえます。
19小節目「me」のアクセンティシモ「∧」は「<->」の感じでお願いします。
アルト16小節目「me--us」20小節目「-qui--sti」アルトに他パートを導く使命が!他パートもアルト聴いて合わせること。
最後の行「et inclinato capite…」は「救われた」安心感ほしい、窮屈にならずにふくよかな声質でずーっとつなげて。で、困るのは、ブレスが目立ってしまいひゅんと音楽が無くなること(>_<)わからないようにカンニングブレスしましょう。
最後「-u--m」「ウ」日本語の「う」にならないで、タテに深く発音。最後のコンマ数秒「m-」と発音しましょう。
『若駒』(4パート並びの3列に戻り)
この曲は元気に走ってばかりではありません、5部構成で
1部(□1~□2)「走る、走る」
2部(□3)「ふりそそぐ」
3部(□4)「走れ、走れ」
4部(□5)「北国の短い夏」
5部(□6)「わかごまよ」
この内2部「ふりそそぐ」と4部「北国の」は、美しく奏でるところです。「限りある短い夏の日に生命を輝かすもの」への感動をもって。
アルトとテナーの「a--」はその感動です。
「突っ走れー」は、馬の尻をひっぱたく(笑)ものでなく、躍動する馬に対する誇らしさです。
ラストの「a---」4小節にわたって、走り抜けるテンポ感をキープして。途中ゆるむ声が聞こえちゃうのNG。
「拍が間に合わない」のでリズムがズレてしまうのは、1拍目や3拍目といった拍のアタマを「歌いに行く」ことで揃ってくるかも、ということで、拍のアタマを強調して歌う(この時だけ)訓練をしました。
37頁の最初の小節1拍目「(つっぱし)るー!」はアクセント付けてください。
それと、34頁下段「たーくまーしく」35頁下段「はーずまーせて」36頁「わーかごーまは」41頁下段「わーかごーまよ」42頁「わーかごーまよ」これらは1拍目アタマにピアノ伴奏の音が無く、コーラスが堅くパン!と入らないと何とも心許ない音になってしまいます。
『雪虫』
アカペラのこの曲は、バスがふくらみをもった声質で響かせてくれていると大変良いものになります。
もちろん他パートも「ふっくら」声で。
今いちど、譜面のダイナミズム(強弱・クレシェンドディミヌエンド)確認。「風の無い…」から「秋の」突然<mf、「ひよりの」クレシェンドして「ひぐれ…」また突然p。こういうのを、必ず全員そろってやってください。
(客席で聴いていると、<>は、歌う側が極端なくらいやって、初めて少し伝わる、そんなものなのです。)
かつ、ここ「秋の日和の」のmfは静かな「しーんとした」mf((*_*))なのです。
テナーの「ほんのりうかぶ」の後の「ゆうもやの…」ココも「ゆ」突然mfで「うもや」ですっと引く
(前にも書きましたが)ソロ「雪虫よ」のところ、譜面では合唱の「ゆきーむしよ」には「mf」とありますが、アルトソロがかき消されないよう「p」に変更、その代わり「よー」でmolt(うんと)クレシェンド!
ソプラノ「ゆきーむし」高音でp、「き」に聞こえなくて「ゆけーむし」NG
47頁(男声「忙しく立ち働いた…」の前)女声ハミングもっとしっかりfpして
最後のソプラノ「雪虫よ…」ヨレヨレ雪虫が死んじゃったみたいなの(笑)NG!最後にまたふわりとばせてくださいYO!
来週7月1日はパレストリーナ「Sicut cervus」と団指揮2名の強化練習(アヴェマリアの練習含む)です。
sima-s
2017.06.25 |
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今日から定演までの、後期練習計画表が配布されました。
次回6月24日は「Tenebrae」「若駒」「雪虫」(団指揮無し)です。
練習計画表は予習のためにあります。団員個々で、習熟度にバラつきがあると、全体の練習が捗りにくくなります。
ボイトレ・ソプラノパート指導
鼻からブレスし、出だしは思い切りよくパンと。
ビートに乗る、というのは、一つ一つ刻みながら歌うことではなく(田舎っぽくなる、おかしい)、流れるフレーズの中でビートを感じることです。
□K ピアノ伴奏のカッコいいチャララララ~を聴き惚れてないで、共演者たる団員は、次の自分の音・ハーモニーを決めることに命賭けないと。
「北の大地~1海あけ」「ひしめきあっていた氷が…」
「音をつなげた歌い方」ポポイン決めて(全部の音がんばるのは無理)そのポイントを、つなげられるバランス、自分で感じて
「壮大なドラマの前奏のように」例えばここまで、どのように歌うか、どこでブレスいれてフレーズをどのように持っていくか、メロディパートを歌う人はいつも考えていたい、いつでも指揮ができるくらいに。
歌う人のアタマの中に情景が無いと、聴いている人には何も見えません。
「うごきだすーー」「ウ」母音で伸ばすとき、口の中狭いとオチます。どっちに広げる?考えて。「ために」の「に」も。
「アー」身体以上の声出そうとすると、却って声は届きません。
団指揮(Sayuriステージの2列並びで)
「リフレイン」
テンポをメトロノームで確認しながら。
「情景描写でない感情の出るとこ(「なつかしい」「初めまして」「ララララ」「ひとつきり」「いちどだけ」)伝わる歌い方を。
「北の国から」(前に言われた「起承転結」ですが)
最初のユニゾンは、(起)富良野ののどかな風景が広がる場面、
10小節目男声がメロディをとるところは、(承)人物が登場してドラマが始まり、
「ラララララー」(転)ドラマが展開を見せていきます
27小節目テナーとソプラノのデュオは(結)ドラマのハッピーエンド
35小節めからのピアノ間奏~42小節目「アー」は「次回予告編」
51小節目からは「エンディングロール」(キャストやスタッフの名前が流れる)
「Tenebrae facta sunt」
2分の3拍子で振ることに決定。
演奏会の始まりの曲です。「Tenebrae(暗く)facta sunt(なった)」のっけからドーンと始まるこの情景は、多くの作曲家が曲を付けているドラマです。歌詞の内容を良く理解して(信じる信じないに関わらず)
平べったい「エー」母音台無しです。口の中タテに開けて深く。
第6小節目「Ju-dae-i」譜面よりdim.の始まりちょっと早く、「dae-」からもうdim.して「-i-」はp。
その後の「Et cir-ca ho-ram」はひとつひとつつながらないテヌート
各パート「ex-cla-ma-vit」の入り、「e-」とアクセントつけたらすぐ音量小さく引いて!
「vo-ce ma-gna」の直後の静寂、ブレスの音たてないで!
□2 「De-us me-us(我が神よ)」pだけど、良く響かせて
(女声3部のところ、かなり時間を食いました<(_ _)>)音程とピッチも問題だけど、3パートのタテの線が揃わない。まずパートで一つに揃え、あと他パートの動きを良く聴いて合わせる、指揮が要らないくらいになりたい。
ここのメゾ(Sop2)はソプラノ1と全く同等、同質の声で。
最後37小節目、メゾはソプラノ1の音に一瞬2度ぶつかりしてから、ハモってフィニッシュです。しっかりぶつけて。
アルトは「Do-mi-ne-」とか、母音変わっても同じ響きkeepしたい。
今日のバスの「Et inclinato capite」は大変よいSottoVoceだったと褒められました(^^♪
最後の「tu--m」の「ウ」母音、日本語の「ウ」はNG!口の中うんとタテに明けて「オ」に近く。(外国語のウ母音はいつもそうです)
「若駒」
「はしーっるっ、はしーっるっ」NG「はしーるーはしーるー」としなやかにつなげて
「ワカコマ」やめて「わかごま」ただし「ご」は鼻濁音(んご)です。
「日高の山波」ここでは、山の連なる稜線をイメージしたいのです、バタバタ走る馬の脚じゃなくてね。「や・ま・な・みー」NG
「はてしなーあい」と一番高い音で「あ」叫ばずに、「『なー』の中に『あ』がある」
37頁の下段「はしーれ はしーれ はしーれ」ノンブレス、とずっと前からきめてあるのに、ブレスする人が多くて、声が安定しません。(>_<)一気にいってみましょう(バレないようにカンニングブレス)
最後はピアノの「ジャン・ジャジャン・ジャン!」と一緒に切ります。
2017.06.18 |
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海その愛 をyoutubeで発見 浜松男声合唱団の演奏で 4曲目で 海その愛を歌っています。 参考までに聴いてみてください。
以下をクリックしてください
海その愛
TO
2017.06.10 |
| Comments(0) | Trackback(0) | その他
第21回定期演奏会のチラシの画像(Jpeg)を乗せますのでメールなどでご活用ください。
Bassara
【“第21回定期演奏会・チラシ画像”の続きを読む】
2017.06.01 |
| Comments(0) | Trackback(0) | 演奏会
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