◆『妖怪ウォッチ フォーエバーフレンズ』トーホーシネマズ錦糸町オリナス8五つ星評価で【★★何でつまんないのかを見直して考えたくなったというのは口実で、
『ういらぶ』見に行ったら、その前にちょうどまるまるこれが時間的にはまる事に気が付いたのだ】
何でつまんないのかは凄く明確だった。後半、舞台は妖魔界へと移り、そこで次から次へとバトルがずっと繰り広げられる。このバトルに説得力がなく、バランスが悪い。
イツキが力を覚醒しアマテラスで敵・紫炎と戦う。
紫炎・ブヨブヨの空亡になる。
空亡から紫炎の正義の心を救う。
シンの祖先の力が覚醒しスサノオと空亡戦う。
何となくまだ勝てない。
シン妖怪ウォッチで妖怪の全妖力を借りる。
よく分からないが何となく勝つ。
『ドラゴン・ボール』のように、勝ったり負けたりする事に説得力がない。時間いっぱいまでただ戦ってるかのよう。これはつまらんわ。だってそもそもそれだったら戦ったりしなくていいのだもの。それは戦いではなく調整だ。
あと、それとは別に町のアイコンがちょっと面白い。「さくら銀行」という銀行名にちょっと引っかかった。でも、これは実在した「三井住友銀行」の旧名称ではなく、「さくら町にあるさくら銀行」みたいな別系統の銀行のようである。「桜」は散る時に花ごと落ちるのが「落首」のようなので、あまり縁起の良い花ではない。そして、この町には雪が降り(雪は冬=非生命力の象徴)、「雪印」ならぬ「星印のバター」が売られていた(星も死んでいった者の象徴)。「第一生命」ならぬ「第三生命」という会社もあった。「第三生命」ってどこか霊体チックでかっこいいぞ。シンとイツキは町の上でイデオン飛行をやらかすし、もう、町は死の気配でプンプンだ。老人になったシンが世界各地の子供を幸せに出来るのはこの場所が妖魔界との接点の場所であり、死が濃厚に漂っていて、他の場所と違うからかもしれない。
あと、河童の役の立たなさが、ずば抜けてていじらしい。
◆『ういらぶ。』トーホーシネマズ錦糸町オリナス8▲お前らみんなホゲタラだあ~。
五つ星評価で【★★★映画と言う枠を諦めた潔さがある。ダメダメなキャラに頭狂いそうになる】
いわゆる壁ドン映画で、男主役がドSを拗らせて、女主役がドMを拗らせてる。ちょっと恋愛のこじれ方が気持ち悪い。まあ、このリアルにはありえない拗れ方が全てと言ってしまえばそれまでだ。お前らイケメンイケ女の癖しやがって!
男主役はジャニーズ・キンプリの平野紫耀。彼はない引き出しをどんどんこじ開けられてる感じ。そんなに急いで実績作らんでもいいと思うんだが、何を焦っているんだろう。
『honey』のガチガチ真面目演技(あれも状況は変だが)に仲間が増えた感じでコミカルな演技が加わった。まあ、頑張れ(謎の上から目線)。
女主役は桜井日奈子。後半コメディー演技をバランス変えて封印して、真摯に汚れて崩れていく感じは、ちょっと撃たれた。
サポート幼馴染1号の磯村勇斗くんはそろそろ友達ポジションを卒業しないと、この世界では居場所がなくなってしまうぞ。もうかなり体の作りが大人のそれのようである。そのうち、ポンと体育教師役とかになってしまうのだろうか?
サポート幼馴染2号の玉木ティナ相変わらずのフォロー上手。この人はハーフだから年が全く分からんのだな。
◆『それだけが、僕の世界』トーホーシネマズシャンテ1▲徐々に弟を思いやるようになるイ・ビョンホンが離れて暮らしていた為に親の信用を勝ちえていないところがバリバリ泣ける。
五つ星評価で【★★★★イ・ビョンホンがいい意味で可哀想。】
いや本当に、こんな映画だとは思わなかった。このストーリーを宣伝するのは大変だ。あと2018年公開された映画の中で予想だにせず一番音楽に打たれた映画。ピアノに打たれるとは思わなかった。
どちらかと言うと何も悪くなく、ただひたすら悪い目ばかりに会っている、それでいて運命に辛く当たらないイ・ビョンホンの孤独が気高く悲しい。親にも弟にも言い分はいくらでもあると思うが、それがイ・ビョンホンの孤独を緩和したりはしないのだ。そして、イ・ビョンホンは顔に温かみが感じられない人なので逆に適役でした。
◆『ラブライブ!サンシャイン!!』トーホーシネマズ上野2▲こんなラブドールみたいなん9体出されてもよう見分け付かんわ。
五つ星評価で【★★単なるファン・ムービーで済ます気満々かよみたいな疎外感】
個人的にこれをあまり楽しめないのは、元々の物語に付きあっていない為、細かい設定から置いていかれてしまうのと、ライブの場面でともかく個が目立たない演出をされるから。いや、ライブに限らず、メインキャラが6人もいて個性消すなんて意味が分からない。「個」を出して出して出し尽くすような演出じゃないとあかんやろ。そうでなくても「ラブライブ」って配色と声優が違うだけなのだから積極的に「分かち」で売っていくべき。いなくなってしまう3人に個性が集中していたのなら、それは残念としか言いようがないが、残りはヨハネと「ずら」くらいしか印象に残らなかった。
この後に見た
『ガンダムNT』の少年たちの熾烈な運命と正反対すぎる。
『ラブライブ』のメンツ全員が何か理由を付けて全員生態改造手術を受け、半数以上が再起不能になるような設定にせな、何となく俺は楽しめへん思うんだが、まあ、そういうの元のファンは望んでいまい。すいません。
◆『機動戦士ガンダムNT』トーホーシネマズ上野6▲白木陽子と力石徹みたいな関係性の二人。
五つ星評価で【★★★★ガンダムは叫びながら戦って死に合え】
鑑賞前提のユニコーンを見てないのだけど無茶苦茶好み。やはりガンダムは叫びながら戦うのがよく似合う。
後、俺クズだから残酷な目に会う子供が好きなのだ。それにしてもニュータイプが「ムー」読者みたいなオカルト信者に進んでいってしまうのは驚いた。今年の夏に見たアニゴジのキングギドラ様もオカルト体験だったけど。話の流れがSFかオカルトかなら、SFに流れてほしいんだがなあ。
ミネバ様しっかりなさってるけど、かーいー。ミネバ様が何かの折に赤面するだけの映像を30分くらいなら見てたい。
▲自他ともに認める感じの屑「悪ぃ子はいねえが? あ、おらか」。
ゾルタン・アッカネンってのは、中二の塊っぽいキャラやなあ。こういう自覚のあるクズがいると話が早く進んでいいわ。名前もゴーショーグンのキャラみたいに何か弾んでていい(ゴーショーグンは「ヤッターラ・ケルナグール」と「スグニ・カットナル」と「ブンドル」だっけ?)。
ガンダム奈良恥部。福井県は奈良を許せないのか? いや、いきなりそんなん言うのも何なんだ?
【銭】2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その8~12本目。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS@ぴあ映画生活・
ういらぶ。@ぴあ映画生活・
それだけが、僕の世界@ぴあ映画生活・
ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow@ぴあ映画生活・
機動戦士ガンダムNT@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
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それだけが、僕の世界@ここなつ映画レビュー・
機動戦士ガンダムNT@SGA屋物語紹介所▼関連記事。
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妖怪ウォッチ関連記事リンク@死屍累々映画日記・第二章・
ラブライブ!(一本目)@死屍累々映画日記・第二章