2013年02月 | Page 1 | ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
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アイダホバーガー

ポテトだなあ。

すんげえ下品な味でなかなか良い。
他の人は知らないが、
私自身がマクドナルドに求めるのは
割とエグく濃い味付けの貧民街のガキが好きそうな味のバーガーなのだ。

やはり、期間限定商品のメープルカスタードパイと一緒に食べたら
メープルの味がアイダホの下品な味に隠れてしまって全く分からなまなってしまった。
おいおい、んなもん抱き合わせ販売すなよ。

餃子とプリンを一緒に食ってる様な感じ。

マンガ『まりかセブン 第一巻』伊藤伸平、アクションコミックスを読書する男ふじき

女子高生がウルトラマンもどきになって、
宇宙人や宇宙怪獣と戦う
割とオタク系には定番モチーフのマンガ。

主人公の女子高生がシレっと冷静で、
そのボーイフレンドの「先輩」が、
ここぞとばかりにオタクなのが今風。

第二話の敵がどんな女子高生でも二の足を踏む
ゴキブリ型巨大怪獣。やだなあ本当もう。

『裏切りのサーカス』をギンレイホールで観て、体質に合わない映画もあるさふじき★★★

五つ星評価で【★★★合わない】

どうしても体質に合わない映画と言う物がある。
自分にとってはこれだ。

ちゃんとした映画だとは思うのだが、起きていられない。
2回挑戦して2回撃沈。

まあ、だから何も言うまい。

只一つ「ゲイリー・オールドマン」って名前は
「ゲイをリードする年老いた男」みたいじゃんって、
何だ、その我ながらギリギリダメなんじゃないかなな関連の薄さは!


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

鑑賞を秘密処理扱いとする。

『ばななとグローブとジンベエザメ』を銀座シネパトス3で観て、映画は良くてもステマは萎えるよふじき★★★

五つ星評価で【★★★出来事は色々起こるがそれは日常であり事件ではないといった撮り方です】

吉本ばななと小室哲哉と新宿鮫の共演!
もちろん嘘嘘嘘。
そんなならそんなで、どんな映画だよ見たいよって気はするけど。

ふらふら親父と鳶が鷹をの息子には目に見えぬ絆がある、
これはいい意味でとらえれば「絆」で、
映画は勿論いい意味にとらえて撮っているのだが、
悪い意味でとらえれば「呪い」である。

息子には息子の、
親父には親父の考えがあっての行動なのだろうが、
息子にケツを拭かせてる分、親父の方が子供に見える。
みんな子供にはなかなかなれないから、子供っぷりはチャーミングに映える。
まあ、これくらいなら良かろう。
現実には事業に失敗したりして、
もっと多大な呪いを背負い込む子供じゃない子供だっているんだから。
うんでも、釈明くらい聞きたかったな。

それにしても、ミニシアター系役者が山のように出てた。
あれほど出てると、それを見てるだけでも面白い。

ざっと、
実はよく知らん塩谷俊の父親役が二股って・・・・中原丈雄
ハリケンジャーかつリアル二股・塩谷瞬
愛しのアハネス様・黒田福美
愛のむき出し以来怖いよ・渡辺真起子
就活女優・原田佳奈
HTC渋谷で観た映画に確か出てた・趣里
相変わらず顔が濃い・根岸季衣
メジャーなようなマイナーなような・清水美沙
たまに見かける・佐藤B作
大丈夫だあ、な・川上麻衣子
実はコントのファン・モロ師岡
ごつい顔で最近変な役も多い・渡辺哲
ハゲ・デブ・デカ夫みたいなキャラ造詣で独走・前田健
今度は沖縄弁刑事だ・蛍雪次郎
どう見ても拓ボン・仁科寛
いたいた・柄本明


せっかくだから目が覚めるようなラストが欲しかったなあ。
それが嘘であっても。映画の大半が嘘であっても構わんのだから。


【銭】
銀座シネパトス3回券使用で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ばななとグローブとジンベエザメ@ぴあ映画生活

『二郎は鮨の夢を見る』をHTC有楽町1で観て、鮨傭兵小野二郎を連想する男ふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★道を究める事の凄さと、不幸せさ】

もっと退屈すると思ってた。
鮨職人がカウンターでどう握ろうが、
その近辺で、どう話を聞き回ろうが、
そうそう面白くはならなかろう。そう思った。
予想に反して、全く退屈しなかった。

これは主役の小野二郎の佇まいや、
その店「すきやばし次郎」の働きぶりの念の入り方などが、
一つ一つ美しさに満ちているからに違いない。

最近、『ルート・アイリッシュ』『アウトロー』の記事で
ハゲは傭兵と言い切ったりしているのだが、
そういう意味では、この小野二郎こそ最強の傭兵に他ならない。
あの刺身庖丁のテカリ。無駄のない所作。
複数と対峙し、瞬時に相手の利き腕を見切り記憶する基礎戦闘能力の高さ、
魚はもとより、最前線で肉や血管を刺身庖丁で引かせたとしても
通常兵器以上に遜色がないであろう。
その上、その敵の肉を鮨として握ってもらったらきっと涙を流すほど美味いのである。
味方のモチベーションがあがる。
敵を鮨に!
ミシュランのガイドブックに載る唯一の傭兵料理人、かっけー。

しかし、戦場、真っ暗な中、小野二郎がたった一人で突っ立ってたら怖いだろうなあ。

小野二郎は、よい鮨を作る為だけに延延と生きてきたような男だ。
次郎の店の鮨は高い。
一回3万円からだそうである。
「連れて行ってやるよ」と言われたら、お気遣いは不要なのでお金だけください、と言うね。いいよ。あんな繊細な味、二流の舌で分かんねえから。
そんな真剣勝負を望まされるような店「すきやばし次郎」。
姉妹店のお客が言うように「おやっさんがいるとくつろげないから」
ってのは次元は違うが、分かる。

敵は鮨を作る為だけに生きてきた人間かもしれないが、
私は鮨を食べる為だけに生きてきた人間ではない。
食われる食材にも申し訳が立たない。

映画の中の下拵えは、果てしなくいつまでも続く苦行のように見えながら、
最終形の「鮨」は実はシンプルかつピュアな物なんだそうだ。
「鮨デミタス」 あ、なんかうまくなさそう。
吉野家の牛丼でも何でも手を掛けた後の最終到達地として「すきやばし次郎」がある。
ただ、ごく普通の店には、その到達点まで進もうという
覚悟と意地と経済的な自由がないのであろう。

さて、小野二郎が戦場を闊歩して敵の頸動脈を自由自在に切り裂く
ランボー戦士型の羅刹であるなら、
その長男の禎一は何人もの鬼を手下に組み敷きながら
チームプレイで敵を壊滅に追い込む地獄のラガーメンのようである。
奴は「戦う前から勝負は決まっている」まるで孫子の兵法のように鮨に挑む。
この禎一も又、ハゲ、傭兵なのである。
実は映画ではこの禎一をかなり立てている。
「やはりオヤジさんが」と言われる立場にいながら、
厨房で延々とその完成一歩手前を守ってきた男の凄さを控えめながら見せる。
初代の持つカリスマ性はないが、
そこにいないと「すきやばし次郎」が回らない男。
「鮨軍曹」と名付けたい。
この鮨軍曹チームを実戦に投入するなら
「手捏ねで捏ね上げたプラスチック爆弾」を使って
敵陣要所爆破を行ってもらいたい。
このチームは「毎日、同じことを繰り返している」のであるが、
その際の温度や湿度、食材の鮮度などのパラメータが無限大なので、
実は応用性に富むチームなのだ。
必要な情報を与えて成果を出す。
天候や地形・敵の動向から精緻な爆破・爆撃を行ってくれるに違いない。

そして、姉妹店を出店した次男・隆士。
ミニ二郎っぽい(ミニスカートを穿いてるの意にあらず)。
分家として頑張ってもらいたい。
あ、こいつ傭兵じゃないじゃん。
でも傭兵になる素質は高いぞ。

二郎亡き後「北斗すきやばし次郎宗家」は「実は一子相伝」である事が分かり、
禎一は隆士を倒しに行く。
「北斗すきやばし次郎宗家」の掟は厳しく、ある者は廃人にされ、
ある者は一生鮨を握れないよう拳を砕かれたという。

暗躍するジャギのような、元弟子。
というようなPART2がちょっとみたいなあ。



【銭】
テアトルの招待券を常設ダフ屋で750円て購入。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
二郎は鮨の夢を見る@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
二郎は鮨の夢を見る@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
二郎は鮨の夢を見る@Nice One

PS 「ロブションさんの鼻が欲しいですね」
 「より細かい血臭を嗅ぎ分ける気だな」
PS2 「ロブションさんの鼻が欲しいですね」
 「ワイヤーとかテグスで一気に落としてみては」
PS3 「うまい物を食べなきゃ」という二郎に
 うまいまずいは置いといて「ラーメン二郎」を体験してもらいたい。
 ややこしいんだよな、二郎と次郎とラーメン二郎
PS4 たとえば、小野二郎が全世界でただ一人、
 最も素晴らしい舌を手に入れる事ができたとしたら、
 果たしてそれは幸せな事なんだろうか。
PS5 続編のタイトルは
 『二郎は鮨の夢で夢精する』ふ、ふじきさんのばかああああああっ。
PS6 スピンオフで
 『ジローラモはシスターの夢で夢精する』
 ふ、ふじきさんのばかああああああっ。

ざれごと

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

 =

大声を出すトイレ老人

『燃えよ!じじぃドラゴン』をシネマート六本木3で観てその汗に意味があるんだふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★面白い】

ちょっと悪ふざけの流れが大きいなあと思うところもあるけど、もうちょっとお茶らけた素人っぽい映画と思ってたので、後半ガチに見せる部分にはとても「おおおおお」と共感させられた。

武道なので、相手との勝ち負けは大事だが、それだけではない。
それに勝るものが日々の鍛錬や仲間との和の中にあるのだ。

そうかあ、アンディ・ラウが製作してるのかあ。
それじゃあしっかりしたものにもなるだろう。
アンディ・ラウってそういう男だ。
全て完璧ではないが、大事な魂だけは外さない。

ブルース・リャンいいな。
かっこ悪くてもかっこいい。
男の子が目指すのは、こういう「かっこ悪くてもかっこいい男」なんだよ。

ブルース・リャンと対峙する剥き身の刀みたいな武道家もよい。
対極があってこそ、その逆の対局が際立つ。
そして弱くても前を見て正しい事をしようとするヒョロヒョロくんもよい。

古きカンフー映画へのオマージュと評価されてるけど、
キャラの立て方や我の張らせ方が無理に乱暴だった昔の少年マンガを思わせたりもする。多分、少年を燃え立たせるようなエッセンスがこの映画の中に色々入っているのだろう。単純にラストも突き抜けてほしかったと言うところはある。そこに映画の目的がない事も分かるのだが。

あ、姉ちゃんも綺麗で良かったよん。


【銭】
よし、メンズデーで安く見るぞと思ったら、除外1500円均一料金作品で普通に払って鑑賞。しくしく。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘@ぴあ映画生活

マンガ『銀の匙 第六巻』荒川弘、少年サンデーコミックスを読書する男ふじき

南九条あやめのトコトン馬鹿だけど、
それなりに頼りがいのある人間力の強さに脱帽。
マンガ書くの上手いな、荒川弘。

そう言えば、荒川弘と書いて「あらかわひろむ」とは思わんかった。
「ひろむ」って昔、風俗嬢の源氏名でいたから男名前な感じがしない。
「ひろし」でいいだろ。
いや、作者が男か女かは知らんのだけど。

ついでに「武井咲」の「たけいえみ」も「さき」でいいだろってのは、
国民的にも物凄いコンセンサスを取れると思っている。

「『たけいえみ』を『たけいさき』に改名させよう党」
とか作ったら与党になれるかもしれない。

『アウトロー』を渋谷シネパレス2で観てハゲ談義ホモ談義ふじき★★★

五つ星評価で【★★★映画その物はいい。でも『アウトロー』やないで】

この映画、善人も悪人も坊主率が妙に高い。

「長髪」なんて女弁護士のロザムンド・パイクくらいだ。
逆にロザムンド・パイクがなんか不自然に色気ムンムンの服を着ながら、
長髪である事によって強引に「女です、女なんです」と
悲痛に叫んでるみたいにも見える。
もしかしたらラストでパイクが「ヅラ」を剥いでハゲになって、
海兵出身の女形殺人鬼である事が判明するみたいな
驚愕なラストが待ち構えているかと思いきや………そんな事もない。
それはきっと次回のお楽しみなんだな。

ロザムンド・パイクが全く好みじゃなく、
どっちかってえと、チンピラ姉ちゃんのサンディちゃんの方がまだ好きなんだけど、
このサンディちゃんも扱いが悪い。
監督ゲイじゃなかろうか。
女優綺麗に撮れてないよ。
サンディちゃんも厚化粧で無理に女を強調してた素振りがある。
女は女を演じる記号っぽくって、男はみんなそれぞれのキャラがちゃんと立ってる。
監督、本当にゲイなんちゃうやろか。

もしかしたら、全員男優でやりたかったのかもしれんなあ。

で、女弁護士ロザムンド・パイクのパパ検事がハゲで爺で、
トムを手助けしてくれる海兵出の射撃場主人がハゲで爺で、
シベリアの囚人人間と言われるラスボスもハゲで爺なんである。

何だよハゲ専かよ。
最初、検事とラスボスが同一人物かと勘違いしてしまった。
この3人がハゲで爺ってだけで同一人物だったら、話を成立させるのが大変だ。

だがしかし、ホモで、老け専で、ハゲ専である筈の監督はきっと、
この3人にフリフリのジャニーズ服を着せてみんな一緒に歌わせたいとか
思っていたに違いない。いや、それは見たいな(※)。
(※ ホモでも、老け専でも、ハゲ専でもありません)

いやまあ、昔からずっとハゲだから今更ロバート・デュバルにヅラ着けろとは言えんよなあ。検事をモヒカンにして、黒幕をアフロにするかねえ。

もしくは、今、流行りの3人のハゲ(※)とキャスト変更をしてみるか。
(※ ブルース・ウィリス、ジェイソン・ステイサム、ニコラス・ケイジ)

やばい。トム様がどのハゲにも勝てそうにない。
・・・・・・トム様が勝てるハゲ。
すきやばし次郎の次郎か。
いやだが、鮨対決したら負けるな。
いやいやいやいや、陸軍出身の抜群の寿司技術でって、
陸軍だから魚と縁遠いし!
いやいやいやいや、「昨日は俺もビーチにいたぜ」って言ってたのは
鮨対決に備えてビーチで・・・
・・・なんかビーチにいる裸体のトム様って無茶苦茶ホモっぽいな。

さて、『ルート・アイリッシュ』の感想に書いた通り、
ハゲはみんな傭兵なので、この物語のラスト、
トム・クルーズを負けさせてしまって、
その場にいない最後のハゲが「俺は空軍で傭兵30年やったんだぜ」
って言って出て来ると盛り上がると思う。


うわあ、ホモとハゲの話しかしてないぜ。


最後、囚人人間のヘルツォークに言わせたい言葉。

「本当に俺を怒らせるとお前の周りで小人を躍らすぞ」



【銭】
渋谷シネパレス木曜メンズデーで1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
アウトロー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
アウトロー@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
アウトロー@Akira's VOICE
アウトロー@新・映画鑑賞★日記
アウトロー@迷宮映画館
▼関連記事。
ジャック・リーチャー(続きの映画)@死屍累々映画日記

PS 『アウトロー』って日本タイトルは違うな。
 原題通り『ジャック・リーチャー』でよかったと思う。
PS2
 「今度のトムは中国人とのハーフを演じるらしいね」
 「ジャック李ちゃん」
 ちゃんちゃん
PS3 トムが電話して以降、ビックリするくらい話がいい加減になる。
PS4 クリーチャーのジャックを呼べ

テキサスバーガー再

  

マクドナルドのテキサスバーガー三度か四度の再出馬である。

「テキサスじゃなきゃあかんねん」という強力なバックアップ勢もいない気がするんで
これは在庫整理もしくは新商品が開発できないための短期間目眩まし、なんであろう。
まあ、スピード勝負を吹っかけて社員イジメとかしてるよりはずっといい。

しかし、テキサスってこんな味なのか。
これが、レザーフェイスが好みそうな味付け? 違う気がする。

箱に「テキサスバーガー」とか書いてないのね。
そんなお金をかける気はないのね、そらそうか。

満足度で言うとやおきんの「カレーあられ」と同等。
これはマクドナルドの評価が低いのではなく、
やおきんの評価が高いのである。
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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