休日に昼酒を飲みながらつい食いすぎてしまって満腹、さて夜はどしよ? って時。
皆さんもありますよね、・・・ねーべな。
で、あれこれ思いつくものがすべて脳内で否定されてえーとえーとしていたその時、灯台下暗しで近所の鰻が名物のお店のワンタンを思いついたのでした。
あれなら胃にやさしい・・・。
どれだけ近所かって言えば、えっとちょっと待ってね。
・・・、・・・、・・・、お、お待たせしました、行きが215歩で帰りが217歩だったのでアベレージでは216歩のところにあるお店です、今実際に歩いて数えてきました。
あんまり近いんで、風向きによっては鰻を焼くあの食欲をそそる香りが途中をブロックする高層マンションをすり抜けて漂ってきます。
それだけで白い飯が食えるし酎ハイなら3杯はいけます。
で、ワンタンをいただきに訪れるとギョギョギョ、
テーブル席が4つだけの小さなお店なのにコロナ対策ばっちり、テーブルにアクリル板が設置されていました。
手指の消毒液はもちろん、何やら怪しげな空気清浄機まで設置されていました。
おっと、小さなお店でいわゆる密になりやすいから対策しているのかな?
とりあえず、この北上では初めて見ました。
しかし、アクリル板越しにツレ殿と向き合うと、なぜか刑務所の面接室みたいです、行ったことも来ていただいたこともないけれども。
で、悲しい性、呑み過ぎて気持ち悪くて選んだお店なのに、席に着くや否や「ワンカップ、冷やでいいから」・・・してしまいます。
飲食店の席に着くとまず最初に酒を頼まなければならないパブロフの犬になってしまっています、ワン、ワンワン。
酒にはおつまみが必要です。
酒ばっか飲んでいると体を壊します。
「野菜炒めを一つ」
「肉入りと肉なしがありますが」
「も、もちろん、に、に、肉入りの方で」
「かしこまりました」
別に肉なんてどーでもよかったんですけど、せっかくお客様としてきたのに、鰻をオーダーしたことゼロ野菜炒めも肉なしかベジタリアンを気取りやがってビンボ臭いやつらだ、とか近所のお店に思われたくなかったので、とっさに。
さてここで問題が発生します。
“肉入り”野菜炒め一皿を二人で食うには、二人を隔てるアクリル板があるのにどーしたらいいんだ? って問題です。
答えはカンタンでした、人差し指で板を横へ押したらスーッと動いてスペースができ、テーブルのヘリでしたが無事に“肉入り”野菜炒めをセンターに置くことができましたよん。
アクリル板、あんまり意味ねーじゃん。
で、メインディッシュのワンタン登場。
もう、何度かこのブログにも登場していますね、誰も覚えちゃいないだろうけれども。
海老出汁のスープがお腹にやさしくていくら飲んでも胃にもたれない、柔らかい大き目のワンタン生地にはお肉が控えめに入っていて、まさに食べるというよりも啜るという感じのワンタンなのです。
しかし難点は、そのワンタンの量がすごく多いこと。
数えたことはないけれど、30個以上は入っている感じで、食っても食っても底から湧いてくる感じで減らない。
・・・結果、ツレ殿が半分ほどでギブアップ。
そして、出されたものは絶対に残さない主義のオレにそれを丸投げ。
ちょっと軽く、のつもりで行ったお店で、さらに胃袋が裂けそうな思いをしたのでした・・・。
マスクの件ですが、残念ながら社員・従業員用でお店では販売していません。
申し訳ありません・・・。yasube