まだまだ脂たっぷりギラギラはしていないが、今年初めてのサンマの刺身。
　8月28日の『28会』にて。

　ところで。
　とりとめのない雑談は、NHKの朝ドラ『ひよっこ』の話題になり、いつも呼び捨てにされる和菓子屋の息子の名前がお前と同じだ、しかもフォークやらグループサウンズのギターも弾くし、と。
　うん、自分もなんとなく気になってはいた、あんまりない名前だし呼び捨てされると安っぽい感じだし。

　その後、「・・・だけれども、お前はどっちかというと○○ハルよりも宗男に似ている」、と誰かが言い出したら、全員がなぜかウンウン同意。

　さて、喜べばいいのか、褒められたのかビミョー。

　ま、話題のドラマのユーメー人に似ているなら、よしとするか・・・。

　畑の草むしり、竹林伐採、お墓参り、一度だけ外食回転寿司の地味な草加の日々を終え、いよいよ夏休み最終日は常磐道を使って帰ることにした。
　日本海側を通って秋田・山形・新潟・群馬・埼玉ときたから、帰りは太平洋側、茨城・福島・宮城を通って岩手へ戻ると決めた。
　日本海と太平洋を見て8県をめぐるドライブ、・・・ってか。
　おっと、欲張って青森にも足を延ばせば、東北六県制覇だったな惜しかったな。





























































　別に激しく水族館にこだわったわけではなく、加茂水族館のリベンジってなわけでもないのだが、ほかにナニも思い浮かばなかったので小名浜の『アクアマリンふくしま』へ。










　アンコウ。
　美味しそー♪









　　　　　　　　　　　　　


　水だこ。
　美味しそー♪♪












　タカアシガニ。
　美味しそー♪♪♪

　しかし、クソの役にも立たないグッピーなんかをダラダラと飼うより、水だこでも飼育しておっきくして晩酌のアテにした方がよっぽどいいんじゃねーか？　・・・なんて考えたよねマジ。

　以上、二度とこない人生ただ一度の2017年夏休み、なんとなく終了。

　いい、夏、で、した・・・。

　草加、３泊４日。

　畑の草むしり＆竹やぶ整理・剪定。
　連日の雨で地面が柔らかく、草は根っこから引っこ抜けるので刈るより楽。
　でも、ずーっとしゃがみ込んでやると、やっぱしんどい。





























































　すべて、自前の畑の恵み。

　ゴーヤ、ウリ、ジャガイモ、オクラ、ナス。
　さっきまで畑で生きていたものの死にたて。

　う、　まい♪

　まがって育ったキュウリでスーパーでは売られないものでも、刻んで酢の物にすれば、新鮮絶品料理・・・！

　翌朝。

　この納豆を食ったから、百歳まで生きなければならなくなった、あぁメンドクセえ。












　昨日行こうと思ったが、海でグビグビしちゃったんで行けずだった『加茂水族館』。
　朝食後に出かけたら、こんな田舎（失礼！）のどこにこんなたくさんの人類が生息していたんだ、と思わずビックリな長蛇の列。
　そうだよ、行く夏を惜しむ家族連れの群れ、なのだよ。

　一瞬並びかけたが、すぐにやめた。
　基本、並ぶのきらい。
　いくら美味いもんでも並んでまで食いたくないのに、なんでクラゲやタコなんかを見るのに並ばなければならんのだ、で即撤収。

　でも、行くところもやることも他にない。
　スマホもパソコンもないから時間つぶしもできない。
　海は相変わらず晴れていたが、これから一日移動なので呑めないし足も砂まみれになる。

　で、ガイドブックをジーっして、ちょっと遠くのお蕎麦屋さんへ。












　しかし、いくら何でも10時から開いているはずもなく、クルマを置かせてもらって、近所の温泉街を散策。












　無料の足湯。
　あのさ、足湯って秋とか冬に体が冷えているときは気持ちイイと思うけれど、こんな太陽が照り付けるお外だと、マジのぼせる。









　　　　　　　　　　　　　


　温泉街を一周しても時間つぶしにはならず、クルマに戻ってダラダラ高校野球を見ていたら、11時開店の5分前に同情して入れてくれた。












　『そねそば』。
　3人前ぐらいありますよ、ってことだったがヘーキヘーキ、お蕎麦好きだから。
　まず最初にネギとワサビの薬味を入れず、ダイレクトにズルっしたらこれがウンメー～～～。
　薬味なんて邪魔、お蕎麦そのものの味を楽しまなくっちゃ、と思わせる美味しさで、ついに最後までそのままで。

　大満足したので、そろそろ進路を草加へ。

　岩手を出発して秋田を通過して山形一泊、そこから新潟へ向かって南進して日本海沿岸を走り、関越自動車道を終点まで目指したが、あいにくの渋滞。遠回りにはなるが渋滞のない圏央道へ進路変更してジャイアント号を走らせた。

　思いは一つ、あぁ早く酒呑みてー・・・。

　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　


　あんまりお天気が良かったので、予定を変更して（予定というほどのものもなかったが）、海を眺めながらまったりグビグビ。

　日本海のビーチって初めてだな。
　湘南とかの海とは趣が違って、なんかゆったりのんびり。

　このビーチでは自分がNo.1！　と確信したらしいビキニのネーちゃんが、用もないのにウロウロと歩き回りデモンストレーションしていた。

　ま、確かにこの中では一番かもしれないが、いかんせん絶対数が少なすぎるんでねーか？

　この辺は、夏休み最後の週末かな。
　久し振りの青空と太陽を体中に、ゆく夏を惜しむように・・・。









　　　　　　　　　　　　　
































　　　　　　　　　　　　　





















　　　　　　　　　　　　　























　　夕日が水平線に沈むのを狙ったが、あいにく雲に阻まれた・・・。

　お盆は通常通りに営業して、このところは『シマノ鈴鹿ロード』に合わせて夏休みをとっていた。
　しかし、今年の鈴鹿はキャンセル。
　どっちみち嫁の実家へは行かねばならないのだが、それにしてもスケジュールが緩い。
　で、山の中の東北自動車道をいつものように往復するのもつまんないってことで、秋田自動車道を経て日本海の酒田を目指した。

　酒田には、一度行ってみたいと思っていた『土門拳記念館』がある。
　一人の作家をテーマにした、世界でも珍しい写真専門の美術館だ。













　その途中で、昼飯。
　初めて食べた、とびうおラーメン。
　日本海ならでは、か？
　一見、チャーシュー＆メンマ＆細ちじれ麺のフツーの醤油ラーメンだが、ジッと凝視しているとスープからとびうおが飛び出してくるので、それを箸ではしッとつかむや否やお口に入れモグモグするスタイルのラーメンだ。

　・・・ウソだ。

　スープにとびうおを使っていて、コクがあるっていうか甘みが喉に残るっていうか初めての独特の味。
　毎日だとしつこいかもしれないが、たまに無性に食いたくなる味、っていうやつかな。






　




　　　　　　　　　　　　　












































































　　　　　　　　　　　　　


　北上は、ずーっとグズグズしたお天気で、秋田道に入った頃はたびたびワイパーを動かしていたが、日本海側は晴れ間が見られた。

　記念館では、特別展『土門拳と18人の写真家が捉えた昭和のこども』が開催されていた。
　
　接写的ではなく、会場の雰囲気を写すのはストロボを使わない限りOKみたいだったが、ためらわれた。
　なんでも写せるという、デジタルカメラを出すのが恥ずかしくなった。
　大きく引き伸ばされた、戦後の子供たちの貧しいけれど表情の豊かなモノクロ画像の数々に圧倒されてしまった。
　画素数だとか測距点の数だとか連写スピードだとかホワイトバランスだとか、それが何なんだ、ってな感じ。

　よしっ、写真の原点に戻ろう！　・・・などと思いつつ、Nikonの新製品D850が気になる俗物・・・。

　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　






































































































　「三界」とは欲界・色界・無色界の三つの総称。
　「欲界」とは淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた有情の住む世界。
　「色界」とは欲界の2つの欲望は超越したが、物質的条件（色）にとらわれた有情が住む世界。
　「無色界」とは欲望も物質的条件も超越し、ただ精神作用にのみ住む世界であり、禅定に住している世界のことで、「三界万霊」とはこの世のすべての世界の霊ということ、だと。
　そして、その前の「有縁無縁」というのは「縁のあった方も無かった方も」という意味だから、縁があろうがなかろうがこの世のすべての世界の霊に対して供養する、ってことだろうな。
　いいな仏教って、すべては平等、どこぞやの大統領様にも来ていただきたいものだ。
　
　ま、たった今コピペして知った生半可な知識だから、明日にはきっと忘れるだろうがな。


　小雨交じりのあいにくのお天気だったが、数年ぶりに出かけてみた。

　派手な演出も豪華な花火も、そして音楽すらないが、川面に祈る人々のすすり泣く声と10人ほどの僧侶の読経が流れ、放たれた2,000個の灯篭がゆっくりと流れ、去り、やがて漆黒の闇に消えた・・・。

　昨日はお墓参り。

　菩提寺には、この一年で亡くなられた人たちの灯篭と舟。

　明日、北上川の珊瑚橋下から灯りをともして流れ、あの世とやらへ帰る。

　


　　　　　　　　　　　　　


　こうしてまた、夏が終わる・・・。


　

　じつに暗い絵柄だが、終戦記念日とか御巣鷹山とか原爆云々のハナシではない、日にちは近いが。

　軽く呑んでから二人で外呑みしようか、などと考えていた10日の夜。
　長女が誕生会をしようと提案してきたので、結局はワンパターンの白テーブルのヒト。
　ついでにお盆で帰省していた彼女の友達なんかも呼んじゃって、徐々に集まる娘の友達、さながら同窓会の様相。

　・・・オレ、要らなくね？

　しかし、強いな～若いの、ハイボールでも何でも水のようにグビグビと。
　改めて歳を感じた誕生日の夜、であった。
　ま、オレは先頭を切って7時間ぐらい呑んでたワケでもあるが。

　しかし、ナニしゃべったかも皆目覚えていない、ただの呑み会・・・？

　・・・よかよか。

　おっと、ケーキのろうそくををフーっしたような記憶はアリだ・・・。

　　　　　　　　　　　　　


　誕生日前の最後のお休みだから、久し振りに盛岡へでも行こうか、ってお誘いで。










　盛岡ってさ、岩手の県庁所在地なんだけれど、なんか中途半端でさ。
　クルマで行ってもあんまり見たいところないし、新幹線を使わないで東北本線鈍行で行っても二人で3千円以上かかるし。










　でも、ほかにやりたいこともなかったから、さ。









　11時前に着いて、駅前の焼肉屋さんへ。
　ここは結構有名店で、昼時間になると名前を書いて並ばなければならない。










　結果セーフだったが、テーブル席の半分以上は先客がいた。
　でも、ほとんどが盛岡冷麺オンリーの、昼飯客だった。
　酒呑んでいるの、オレタチだけイヒヒ。







　　　　　　　　　　　　　


　もう大満足で、もう帰っていいやと思ったけれど、ブラブラ歩いているうちにツレ殿の靴が少しくたびれていたのでアンタ新しい靴を買えばってハナシに。










　老舗のデパートの靴売り場でアレコレ。

　やっと決まってお勘定中にまた一ついーのを見つけて、ついでだから買えば？

　涼しいのに汗まみれになって二足ゲットしたツレ殿ウレシソー。
　お相手してくれた売り場のオバサンもウレシソー。









　・・・ん、今日は何の日だったっけ。

　7階で紳士服のバーゲンをやっているから見ていく？　とは訊かれたけれど・・・。