安中貨物の思い出2016~その1 安中駅
間もなく「安中貨物」の運用が終わるようだ。(2025月3月20日筆)
2015年3月15日ダイヤ改正の貨物時刻表を読むと、安中貨物ならびに福島臨海鉄道での「安中貨物」は無くなっているが、SNS上では3月末まで運転されると知った。大牟田貨物の場合は、2020年3月のダイヤ改正で臨時貨物化されて5月初旬で運用終了したが、2024年度末運用終了の安中貨物は臨時化はしなかったのだ。
2016~2018年に関東圏や福島県に遠征して撮影した安中貨物の記録を振り返ろう。このブログではあまり遠征について深く語ることも無かったので、今回を機にいろいろな遠征記録・乗り鉄記録を語っていこうと思います。
時をさかのぼること9年前の夏~2016年8月12日~夏期休暇を利用してあっちこっち。
高崎に宿を取って望んだ安中貨物の撮影。目的地は信越本線(横川線)安中駅。

高崎からの普通電車にゆられて待望の安中駅に17時前に到着しました。
安中貨物は乗ってきた電車の直ぐ後ろを走ってきています。
まずは簡単に駅構内を見渡してみましょう。

安中駅は島式ホーム1面2線で、駅南側構内に安中貨物のための側線がいくつもあります。
写真の奥は高崎側です。
北陸新幹線の長野ルート開業前は、信越本線も特急街道で賑わっていたことでしょう。
ホームからゆったりと構内のタキ・トキの入換え模様は撮れなかったかもしれません。

南側の山には大きな工場が建っています。
これが東邦亜鉛 安中精錬所です。かなりスケールが大きく、24時間操業で不夜城と称されています。

構内の西側を見渡すと、トキ25000がいます。
こちらは2~3年前に先に引退した貨車ですね。
以前の安中貨物はタキ12両+トキ4両と編成を賑わしていました。

また構内には安中精錬所の専用スイッチャーがいました。
当時は写真のスイッチャーと、もう1両滅多に姿を見せない小型のスイッチャーがいると聞きましたが、私は1度も拝んだことがありませんでした。

17:06(当時のダイヤ)に安中貨物が到着

貨物発着線をゆっくり走ってきます

この日の便はタキのみ12両編成でした
トキが付かない日もあり、またはタキ無しでトキだけの日もにありました。
タキだけならまだしも、トキだけの編成になると大牟田貨物の短編成を思い出します。

東邦亜鉛のトキ1200です。小豆色のまるっとした車体がチャームポイントでしょうか(笑)。
はるばる福島県いわき市の小名浜から大宮を経由してやって来ました。
安中貨物は日中を走る貨物列車なのでなかなか人気があります。
なお、安中発の小名浜行きは夜間走行で、かつ土浦で長時間停車しているため、明るい時間帯での走行は福島県内でしか見られないようです。

形式はタキ1200
東邦亜鉛の社紋でしょうか?亜鉛の「亜」のデザインは三井の「井」みたいにかっこいいですね。ちょっと違うか(汗)。
タキ1200-1は2010年製造、2011年に量産車が19両の合計20両が製造された。

小型の部類で、コ タキ1200
車体長11.8mで12m以下だと「コ」が頭に付く
「亜鉛焼鉱専用」
常備駅は小名浜駅
荷重は40トン
自重は15.7トン
差し引き24.3トンが「亜鉛焼鉱」ということに。
実容積22.4m3

到着後、金太郎は連結を外します

金太郎は構内線路で機回しを行って、編成の最後尾まで回送されます。
つづく
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銀釜EF81-303
2025年3月15日のダイヤ改正または、2024年度末までに運用落ちだと言われている(公式発表無し)
九州貨物の大人気釜であるEF81-303号機。
今後、運用落ちしたら、偲ぶ記事でも書けば良いけれど、今なら現役バリバリって書けます。
そんなEF81-303牽引カモレの2012~2016年撮影の写真をどうぞ(既出あり)。

2012年1月21日撮影 鹿児島本線 植木駅 4093レ

2012年4月26日撮影 鹿児島本線 大牟田駅 1152レ

2013年2月3日撮影 鹿児島本線 吉塚駅 1063レ

2013年3月30日撮影 長崎本線 肥前麓 4083レ

2013年12月28日撮影 鹿児島本線 大牟田~銀水 1152レ

2014年1月19日撮影 鹿児島本線 スペースワールド駅付近通過(貨物専用線) 1152レ

2014年3月22日撮影 鹿児島本線 南福岡~笹原 1152レ

2014年4月26日撮影 鹿児島本線 瀬高~南瀬高 1151レ
お気に入りの撮影で、このシーンはオリジナルタオルにもプリントしました

2015年3月8日撮影 鹿児島本線 鳥栖駅構内 4083レ
写っていませんが左のホームで撮影する人が5~6名も居ました

2015年11月14日撮影 鹿児島本線 大牟田駅構内
左は構内入換動車のDE10-1202と並んだ瞬間

2016年6月17日撮影 鹿児島本線 渡瀬~南瀬高 8056レ
夕日に輝くのを狙って撮影
◆ホントに運用落ちしたら悲しくて、また寂しくなるな。
EF81-303号機の車齢は管理人と同じなので余計気になります。
最後に動画でも~「おおむた鉄の軌跡より」

2014年6月29日撮影 鹿児島本線 瀬高~南瀬高 1151レ
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百済貨物ターミナルコンテナ撮影会 4~1両目
2024年11月4日に開催された
JR貨物 関西支社主催の百済貨物ターミナル駅撮影会より
トップナンバー揃いですごい!よくこんなに集められたものだ。2もあるけれど。

さあ、残りも4両です。今回は4・3・2・1両目です。さっと参りましょう!
まずは4両目 コキ101-19に積載されたコンテナです

20E-1

20E-1

20G-1

20G-1
3両目 コキ100-19に積載されたコンテナです

19H-1

19H-1

30C-1

V19B-1

V19B-1
2両目 コキ100-20に積載されたコンテナです

18E-1
試作コンテナ

18E-1

18E-2
試作コンテナ

18E-2
14両目 コキ101-20に積載されたコンテナです

ZM8D-1
車軸用コンテナ

ZM8D-1

ZM8D-1

ZM8B-1
車軸用コンテナ

ZM8B-1

ZM8B-1
編成の積載コンテナ紹介は以上になります
あとはコキ積載以外のコンテナを紹介します
つづく
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西鉄側から撮影したDE10が貨車を引く風景
◆炭鉱電車の貨車を牽く風景~2025年3月で旭町信号所~仮屋川操車場方向の区間の西鉄側から撮影した写真が少ない(撮影機会が少ない)という件で、DE10牽引貨物なら多いと言うことでしたので、今回は風景をたくさんかき集めてみました。

2009年7月11日

2009年8月8日

2009年9月6日

2009年9月23日

2009年10月4日

2012年3月25日

2013年4月29日

2014年7月21日

2016年1月23日
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大牟田の入換動車DE10カレンダー 2025年3月
大牟田の入換動車DE10カレンダー 2025年3月はこんなのだ~

2016年1月23日撮影 DE10-1181 旋回窓が特徴のJR貨物塗装でした
入換動車としての大牟田での活躍は、2015年12月~2016年5月(途中2月は不在)でした。私は2016年7月に大牟田を離れましたのでその後の活躍の詳細は不明です。

2015年12月18日
12月上旬、突然1181号機が大牟田にやって来ました
思い切り寒冷地仕様の耐寒耐雪な仕様になっていて驚きました

2016年1月10日
なかなかに旋回窓やスノウプラウを装備したDE10は九州にはいないので意外と人気が高かったです

2016年1月24日
吹雪の日、旋回窓の本領発揮ですね
さすがにスノウプラウまで必要なほどは積もりませんが

2016年3月12日
2月は門司機関区へ戻っていましたが、また戻って来ました

2016年5月14日
この日でお別れしました。以後会っていません。

2016年1月23日撮影
3月のカレンダーの元データです
4月につづく
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炭鉱電車が貨車を牽く風景カレンダー~2025年3月
炭鉱電車が貨車を牽く風景カレンダー~2025年3月はこれだ

旭町信号所を通過して仮屋川操車場方向に向かう風景です
カレンダーは写真写りが良くないので、元データの写真を以下に貼ります

撮影は2010年3月14日でした。
最初の頃は西鉄側から広角撮影を頻繁にしていましたが、途中からは信号所付近でのやや正面な撮影が増えました。
なのであまり例がありません。DE10貨物は結構撮っているのですが。

2009年9月23日

2010年7月10日
ちょっと南に行こうとすると線路と道路の高低差が大きくなって、こんな構図になります
4月につづく
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衣浦臨海鉄道5570レ(武豊線石浜駅)
2024年9月6日 武豊線 石浜駅下車
私にとっては最後の青春18きっぷ利用になっている乗り放題のある日のこと。

朝早く出発した私は、武豊線の石浜駅で下車して駅裏手の田園に向かいました。
まだ時期は夏の終わりというか、まだ照り付ける日差しは恐ろしく、熱中症にならないように日傘(雨傘だけど)を広げてお目当ての列車を待ちます。
衣浦臨海鉄道に向かう5570レ~白ホキのカモレを撮るためです。
大府駅で列車の到着とDE10タイプの衣浦臨海鉄道KE65は重連を確認。

定刻通りにやって来ました。白い高架橋から下ってきます。


赤と白の演武が映えますね

DL+DL 重連総括制御運転をしているのかは不明。次位のDLにも運転士は乗っていました。


白いホキが箱ものに見えてきました。それが連なっているからミノムシみたいで面白い。

これは予想外。石浜駅で停車しました。

自転車があれば、もう一度前に出て撮れそうですが、小走りでは間に合いません。
ってか、熱中症になるので無理は禁物です。
地元の人たちは車で撮りまくっているのかな?

列車は東浦駅に向かって築堤を上っていき消えました。
この日は乗り鉄の一環で寄り道しました。
この先の乗り鉄旅については機会があったら投稿します。
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初めての四日市駅での撮影で
2024年10月6日(
日曜日)
初めて四日市駅に行きました(過去に乗り鉄で通過はあります)。
目的は太平洋セメント専用線を往く貨物列車を撮るためです。
日本で最後かもしれないと言われる第二種踏切がある専用線を往くセメント列車の拠点やセメントタキの空車と積車の列車交換(貨物授受)シーンです。有名な昇開橋を往くシーンはついでに撮れたらって感じ。
ここの撮影後は三岐鉄道など乗りに行く予定。

朝7時半前に四日市駅に到着

タキがいっぱいだ
緑色のタキはガソリン専用かな
関東・北信越、中京、東北方面では見られる石油やガソリンを運ぶタキが、関西など西日本では全く見られないのですごく新鮮。

早速貨物列車が名古屋方面から到着しました。
この貨物列車は、三岐鉄道のセメントタキ。朝から良いカモレが見られました。専用貨物です。

またレッドベアことDF200も停車中を初めてまともに撮りました。清州・稲沢では通過シーンしか撮った事がありません。
最近側面の凝ったデザインのDF200がデビューしていますがこの日は出会えませんでした。

太平洋セメントのタキ セメント専用
コタキ112454
全体で14両ほど連結していました

四日市駅は1面2線のホームで、駅舎とホームは長い跨線橋で繋がっている。
跨線橋の下にも線路がいくつもあります。

駅舎は北口だけ。1キロほど北へ行くと近鉄四日市駅があり、そちらのほうが凄くにぎわっている。

早速、駅舎内にあるレンタサイクルを利用することにした。急がなくては。
しかし開店していない。事前情報では朝7時から営業しているはずだが・・・。何かがおかしい(汗)。
おそるおそる窓に貼ってあるパンフレットを読むと、朝7時から営業しているのは月~土で、日曜・祝日は10時からだってさ。
がっくり_| ̄|○もうこの時点で旅程が大幅に狂った。
何のために早起きして一番列車で来たんだよ!私。
泣きそうになった。
まあ気を取り直して、次の名古屋行の電車に乗って旅程を早めるしかない。早く帰れるならいいじゃないか。

電車迄時間があるので、駅周りの散策と、近くの踏切から四日市駅構内を見渡した。

四日市駅ホームの端から、コンテナ積み込み場所が見えた。
コキ200-110が見えた。他にもコキ200がいるがコンテナがいっぱいで見えない。
タンクコンテナもたくさん積んでありました。
DF200で運ばれてきたセメント列車はいなくなっていました。
つづく
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炭鉱電車の搬出~45トン19号機(2023.1.14)
2023年1月13日(金)に、三井化学専用鉄道の宮浦の検修庫から、45トン18号機と20トン12号機がそれぞれ熊本県荒尾市の万田坑に旅立ちました。流石に平日(金曜日)は私も普通にお仕事なので大牟田・荒尾まで駆け付けられませんでした。

万田坑のやぐらが見える

2023年1月14日(土)撮影
荒尾市の万田坑敷地内に仮置きしてある45トン18号機と20トン12号機
屋根が出来上がるのは8月になってからだ。
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続いては、私が何とか駆けつけることが出来た、1月14日(土)の9時ごろの様子から

宮浦の検修庫付近に2台の大型クレーン車が見える

急いで現場に向かった

45トン19号機は台車を外して運搬の専用の荷台に載せられていました

間に合わなかったか~残念
でもまだ、20トン11号機の搬出が始まっていません。これに賭けるしかないな。

取り外されたパンタグラフは別のトラックに載せていました
まずパンタグラフを外さなけければ、道路交通法の高さ制限を上回ってしまいますから走行許可が下りません。
次に、将来のステーションゼロの場所までの移動経路で、JRと西鉄の有明町踏切を渡る必要があり、架線の下を感電せずに余裕をもって通過する必要があります。引っかかったら大事故につながりますからね。

45トン19号機の車体を載せた荷台は前進して、三井化学の従業員駐車場に入っていきました。

深夜の出発までここで待機するのです。
◆今回私たち炭鉱電車保存会のメンバーは、炭鉱電車の検修庫ならびに三井化学従業員駐車場への立入り、移動先のステーションゼロ(当時は仮置き場)での荷下ろし・設置と復旧までを記録するための立入りを関係部署から特別に許可を得ていました。
この先のレポート(記録)では、上記の場所に立ち入って撮影します。通常は立入禁止です。
つづく
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西の大牟田貨物、東の安中貨物と称したあの日
私が大牟田に住んでいた頃、何かの機会で「安中貨物」という名物貨物列車を知った。
知名度は大牟田貨物よりも大きく、関東の鉄たちに愛されているのであろう。
私も負けじと西には大牟田貨物があるんだぞ!って本ブログで発信を続けたものである。
10年ほど昔、「
西の大牟田貨物、東の安中貨物」って発信していたあの頃が懐かしい。
やがて2020年5月に大牟田貨物が消え、安中貨物もいよいよ2025年3月に運転終了と聞いた。
更に九州貨物の牽引に新型EF510が16両も配備され、EF81-303もいよいよ3月に終焉かという悲しい噂も聞く。
2025年3月のダイヤ改正では、EF81・ED76の運用がすべてEF510(EH500の運用除く)に統一されるかもしれないという噂も聞くが、2025年度にEF510が7両製造され使えるようになったら、ホントにお終いと思われる。
懐かしき、西の大牟田貨物を

2015年4月18日 1151レ EF81-303牽引の大牟田貨物
鹿児島本線 瀬高~南瀬高

2015年1月11日 1152レ EF81-303牽引の大牟田貨物
鹿児島本線 大牟田駅構内
2015年10月に私用で東京に行きましたが、その際撮り鉄友達に案内していただき、安中貨物を初めて撮影しました。
思えばあの時から「安中貨物」との縁も大きくなっていったのかな?
当時のブログ記事⇒
安中貨物を武蔵野線で捕獲した記事更に安中駅や泉駅、福島臨海鉄道の撮影にまで行きました

2016年8月15日 常磐線 泉駅から分岐する福島臨海鉄道 沿線で撮影

泉駅に戻ってきた安中貨物となる編成を福島臨海鉄道のDLがけん引してきた
懐かしき、東の安中貨物を~

常磐線 泉駅を出発する安中貨物の安中行き

2016年8月12日 信越本線(横川線) 安中駅
安中貨物到着シーンを撮影

安中駅構内から分岐する専用線の貨物列車風景
福島臨海鉄道よりも安中を先に訪問していたとは・・・、撮影日時で今になって思い出した。
そりゃあ鉄路で行くとしたら、安中の方が行きやすい。
◆安中貨物や福島臨海鉄道の撮影は2017年、2018年にも何度か足を運ぶことになります。
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百済貨物ターミナルコンテナ撮影会 7・6・5両目
2024年11月4日に開催された
JR貨物 関西支社主催の百済貨物ターミナル駅撮影会より
今回は7・6・5両目です
まずは7両目 コキ102-3に積載されたコンテナです

電源コンテナ
ZG15B-5

このコンテナは電源を必要とするコンテナの隣に積載する

内部のディーゼル発電機を回して電気を生みます
実際その条件の積載は滅多に見られません。どこで見たかな?

国鉄時代に製造されたコンテナ
C35-6146

国鉄末期に同種のコンテナは大量に販売、廃棄され、現存しているのはかなり稀。
貨物ターミナルや拠点にひっそりと倉庫代わりに使用されているのでしょうか。
私の故郷の最寄り駅の隅っこにもC35コンテナが倉庫代わりに置いてありましたね。

19F-451
Fが付くコンテナは今ではかなり珍しい
「初期タイプ」だとパンフレットに書かれているが何が「初期」なのか?
続いては6両目 コキ102-4に積載されたコンテナです

V19C-11702
新タイプの通風コンテナ


V19A-1058
旧タイプの通風コンテナ(両開き)
5両目 コキ103-4に積載されたコンテナ

20B-123
三方開きコンテナ
20B-123はコンテナ撮影会のために集めたもので、その後は廃棄するとアナウンスがあった

20C-69
20B-123と同じ運命となる予定のコンテナ

20D-334
何だかよく分からないナンバーだ
「334」ってネットで検索すると、プロ野球ファンにはピンとくるナンバーだが、それを承知でこのナンバーにしたのなら、このイベントのコンテナ収集担当者は某球団のアンチか?2005年のことを今更なんで?真相をご存じの方はいるのかな?
つづく
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炭鉱電車保存会限定公開(20)~撤去前の宮浦操車場2022.5.6
炭鉱電車保存会限定公開(20)~撤去前の宮浦操車場2022.5.6
前回のつづきです。今回で終わりです。

検修庫から滅多に姿を現さない控車(ヒト)の上には、三井化学さんから炭鉱電車保存会に譲渡された貴重な部品の数々が載っています。ヒトごと頂きたいところですが(笑)、さすがにそれは。

主なものとして三井の社章(社紋)、2号機のナンバープレート、試運転の冠など
これらは現在ゼロステーションの公開日に自由に見ることができます。

20トン11号機とペアになっていた電源車のスイッチ類側

電源車の故障ランプ、蓄電池容量低下ランプがあります。
バッテリーの容量って他の2両にもこんな風なランプがあったのかな?

電源車のステップ

ピットに潜ってローアングルで18号機を撮影

現在も9号機は検修庫の中で永遠の眠りについていると思われる(電源車は解体済)。

検修庫にある、車両の屋根を整備点検すためのステージ

ここに上ってパンタグラフや屋根の部品など整備・修理をしていたのだ
高所作業だから転落防止のベルトを着けて作業になる。

検修庫の扉の上にある架線の焦げ茶色の部分は、デッドセクションかな?
検修庫の架線と屋外の架線の電源は独立していると考えられる。
もしデッドセクションだったら、パンタグラフを上げた給電で走行中に、あの部分で停車したらまずいよね。
果たしてどうなのだろうか?今となっては知る由もない。
大体こんなに撮影時間があったのだから、設備について職員さんに質問くらいしたらよかったなあと後悔。

この日、保存会のために走行を見せてくれた12号機
職員さんらの整備と維持の技術伝承に感謝です。

楽しかったイベント公開時間も終わり、いよいよさよならとなりました。
宮浦操車場の門扉付近の赤さびたレールが物寂しさを感じます。
ここはもう2年前に廃止になっていたんだよな。でも検収庫の中に入ったり、
12号機の走行を見ていると、そんな悲しいことはすっかり忘れていました。
以上
*********************************************************************************************
次回、この検収庫に入れたのは2023年1月上旬で、45トン18・19号機、20トン11・12号機の万田坑、ゼロステーションへの搬出・運搬作業時でした。その模様も追々投稿します。
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炭鉱電車保存会限定公開(19)~撤去前の宮浦操車場2022.5.6
2022年5月6日撮影
このタイトルの記事の続きを書くのをすっかり忘れていました。ごめんなさいね。
今回含めてあと2回かな?

ゼロステーションに静態保存されている20トン11号機

こんな機会ですから屋根回りも撮っておきましょう

11号機から車庫内を望みます

明るい窓側も望みます

出番がなくなった11号機の運転台

45トン18号機

今は万田坑に静態保存されています

運転台に上れたのは19号機です

ゼロステーションに半動態保存されている19号機

まさか動かせる状態でかつ添乗可能で保存されているとは、この撮影時点で思いもしませんでした。
技術力や設備投資が必要な電気設備を要せずに、TMCでけん引するとは考えたな~。
汽笛が鳴らせるって素敵ですね。

19号機から車庫内の右側を見渡します

同じく左側から見渡します
つづく
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初めて米原訓練を撮影(DD51重連)
JR西日本の網干~米原では米原訓練や網干訓練と呼ばれる、DD51牽引による「ハンドル運転」なる特別な運転が時々行われる。
メジャーな運行ダイヤはX(旧Twitter)で公開されている。主に12系客車やサロンカーなにわを5両牽引する。普段は平日に運転されることが多く、土日しか休めない私はなかなか撮影機会に恵まれなかった。
2024年1月18日は、千載一遇のチャンスとも言える「米原訓練」を撮影出来る日であった。
初めての撮影で沿線で来るのが待ちどおしかった。
また今回はDD51重連という情報を知りますます撮りたくなった。沿線の有名どころには撮り鉄さんがいっぱいだったので、仕方がなく私は人気(ひとけ)がなくて、悪条件な「逆光」アングルで狙ってみた。なぜに?(笑)。小心者な私は撮り鉄さんが大勢の場所に行くのが怖いだけです、ハイ。

DD51は重連総括制御で運転しているためか、エンジン音?排気音?が相当うるさいですね

大音量の列車が駆け抜けたって感じです

あっという間に駆け抜けていきました

この場所は若干上り勾配のようで、フルノッチで運転していたのではないかと言われています

良いものが見られました。
ここまで足を延ばした甲斐があったものです(笑)
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京都鉄道博物館コンテナ撮影(特別展示)~後編
2024年9月22日 京都鉄道博物館の特別展示
前編で紹介したブルボン プチくまコンテナの上面イラスト撮影に続き
後編では、他の展示コンテナや機関車などを紹介します。
プチくまほど撮影に熱は入っていませんのでご了承ください(笑)。

NESCAFEコンテナ
UR19A-12355

輸送中・輸送品の紹介のために扉を開けています

国内には10両も残っていないのでは?と言われている車掌車ヨ8000
1984年までの貨物列車の最後尾にはヨ8000が必ずと言っていい程ついていましたね

ヨ8891
普段は何に利用されているのかな?
たまに甲種輸送で釜次位に連結したり~

SEINO(西濃)コンテナ
U54A-38294

ハローキティコンテナ
hello SDGS

人気の機関車EF65がいました。
もう西日本エリアではJR貨物のEF65を見る機会がなくなるという噂がちらほらと。

こんな機会でもないと真正面撮影は難しいですね。
EF65-2070
一通り撮影したら、半時間で早々にこの場を離れました。

建屋の3階?に19D-28901というナンバーの、記念コンテナと同じようなコンテナが置いてありました
なんでこんな場所に?いや、どのようにしてこの場所まで運んできたのか・そっちが気になります。

こちらにも積載中の荷姿や商品の紹介がありました。
この後は、適当に一般展示車両を眺めながらゆっくりと昼前に帰りました。
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