ラーダ・ドゥーナのZAKKAスクラップ 2022年12月02日
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2022-12-02

天ぷら油でイルミネーション?うどんで発電?

12月になりましたね~





さすがに12月にもなると月日の流れの早さを実感します






また、12月1日から2023年3月31日まで全国で節電を求められますね・・・






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2014年のお正月に行った静岡にて





こんな時期なので、桜で有名な目黒川沿いの恒例のイルミネーション点灯のニュースにもムッとしていたのですが・・・。









なんと、このイルミネーションは使い終わった食用油で点灯しており、100%自家発電で賄っているそうです。







2キロ余りにわたって輝くこのイルミネーションは、近隣の飲食店や家庭などで使い終わった食用油を回収し、リサイクルした環境に優しいバイオディーゼル燃料が発電に使われてるのだとか・・・。






廃棄するだけだと思っていた使用済み食用油は中小・零細企業者が集め、養鶏などの飼料に年間約20万トン、インクや石鹸の工業用に約5万トンなどで使われてきたそうです。







しかし、今、天ぷら油の廃油は航空機から出る二酸化炭素(CO2)の量を減らす効果があるとされる「SAF(持続可能な航空燃料)」の原料になるため、輸出が増えて価格も急騰し、争奪戦になっているのだとか・・・







使用済みの天ぷら油はいろんなところに活用されているんですね~










そして、「うどん県」香川県では「うどん発電」という取り組みも・・・('ω')ノ







なんと、あの食べる「うどん」で発電するというものです。






香川県のうどん用小麦粉の年間使用量は約6万トンにもなり、うどんの消費量も日本一




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しかし、たくさん作られて食べられいるからこそ生まれるのが「廃棄うどん」。







切れ端の部分や、規格を満たさなかったうどんが年間1,000トン規模もの廃棄うどんとなっており、莫大な処分費がかかります。










そこで、香川県高松市では、産業機械メーカー「ちよだ製作所」が中心となり「うどんまるごと循環プロジェクト」なるものを行っています。






「うどんまるごと循環プロジェクト」では、





(うどん用小麦)→(うどん)→(廃棄うどん)→(うどん発電)→(肥料)→(うどん用小麦) のサイクルで、循環型のシステムを構築しているのです。









うどん発電は、廃棄うどんに水を加え、発酵させることで発生したメタンガスを燃やし、発電するのだそうです。











仕組みは、まず、廃棄するうどんを粉砕器で細かくし、前処理をして大きなタンクに入れます。








次にタンクの内部を37度に保つことで、メタン発酵。








その発酵によって出たメタンガスを燃料とし、タービンを回すことで発電しているのです。







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今では、うどんに限らず、ほとんどの食料廃棄物で発電することが可能で、スーパーや食品加工工場で利用されているそうですよ~







theme : **暮らしを楽しむ**
genre : ライフ

プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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