ラーダ・ドゥーナのZAKKAスクラップ 京都
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2023-06-29

求められる観光地の「現実」




もうすぐ6月も終わりですね~






皆さんはもう、夏休みの予定は立てましたか?






ウチは去年と同じく、7月の初めに休みを頂いて出かける予定です(ま、国内ですが~)






さて、夏休みだけでなく、なんだか年中混んでいるイメージの京都ですが、こんな話題が・・・






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京都市に“観光公害”発生中!? 外国人客増加で市バス大混雑の状況に「観光客だけ運賃値上げ」の案出るも独断で導入できない法的事情と現実的ハードル







2023年、海外からの観光客も増えて街が活気づく一方で「観光公害」と呼ばれる問題が発生しているそうです。







特に、観光地・京都の市民の間で混乱を招いているのが、市バスの大混雑だとか・・・・









外国人客の急増で、市営バスに市民が乗りにくい事態となり、生活に支障が出ている市民もいて問題となっています。









そこで、京都市が「市バス救済」を要望。







市バスの経営状況が極めて厳しいとして、国に「公共交通の維持・確保のため支援制度の構築を求める要望書」を提出しました。









その中には「観光利用が多い京都市の特性を踏まえ、観光利用と日常利用との“住み分け”について、運賃制度を始め各種規制を柔軟に運用できるようにしてほしい」という要望も含まれています。










「京都市、観光客の運賃を市民より高く設定へ?」との報道が出ましたが、









それに対して、京都・門川大作市長は「観光客の運賃だけ高くするのは、あり得ない」としたうえで、








「客の属性によって運賃に差をつけることは、法律によってできない。







将来は『ダイヤによって』『路線によって』価格差をつけることは、あり得る」と話しているとか・・・。











しかし、タイのバンコクの寺院とか主な観光地では、タイの人と外国人とでは入場料の価格が違う「二重価格」があります。









例えば、タイ南部ピピ島の国立公園入場料は外国人が1人400バーツ、タイ人が40バーツと10倍の設定だったりします。








多くがタイ人の入場料金は外国人が分からないようにタイ数字で書かれていて、外国人が二重価格を知って気を悪くしないように(?)なっているようですが、日本のシステムに慣れていると確かに「ハァ?なんで?」と思うことはあります。








しかし、「観光公害」というショッキングな名前が出て来るとは・・・










「観光公害」とは耳慣れない言葉ですが、英語では「オーバーツーリズム」と呼ばれ、それだとなんとなく聞いたことがあるような・・・?








過度な観光客の集中は「オーバーユース (cf. wikt)」とも言いますが、これによって観光地への負荷が懸念される事態の生じることがあり、これを指して「オーバーツーリズム(英: overtourism)」とも言うようです。









21世紀初期、ユネスコの世界遺産に関して、ユネスコやイコモスは登録条件として、観光客抑制案の提示を対象物件の管理者に対して求めるようになりました。








日本の登録物件の中から一つ例を挙げるなら、富士山の登山者数抑制とその実効性・監視体制が求められています。




鳥居

富士宮・・・2010年は閑散としてたのにな~


日本一をめざして静岡編②オマケで小田原






そして、2018年度(平成30年度)の京都市では、インバウンド消費の成果が上がりすぎて、街が訪日外国人旅行客で溢れかえる状況になり、







宿泊施設の予約を満足に取れなくなったり、京都に期待する“まったり”した雰囲気が失われてしまったため、








従来の日本人観光客が敬遠して来なくなってしまった・・・なんてことも・・・。







舞子





舞子さんの写真を撮りたい気持ちはわかるけど、観光客が追いかけまわす・・・とか、パパラッチ並みの行動をするとかで問題になりましたね~






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他にも、




狭い道で混雑しているなか、平気で食べ歩きをする、





日本の厳しいゴミ対策に馴染みのない観光客による、ゴミのポイ捨てや不分別が目に余る、






公共施設内の敷地や商店と、民家や私有地の区別がつかない観光客が、民家や私有地に不法侵入して勝手な振る舞いをする
など、様々な問題が噴出している実態が明らかとなっています。






なにも、この問題は京都だけでもありません。







また、外国人観光客だけの問題でもないと思います。







年間2000万人近い観光客が訪れる鎌倉では、休日を中心に激しい渋滞が発生しています。

 
 


大仏




こうした状況は公共交通の利便性低下や緊急車両の通行困難などとして、市民生活に影響を及ぼしてきました。







鎌倉では「エリアプライシング」という制度で課金によって自動車交通量をコントロールし、観光地周辺で広く発生する渋滞を解消することが目的のシステムを取り入れようと検討されました。


実現されるの?どうなの?エリアプライシング




「エリアプライシング」とは、規制された エリア内に入り走行した車両に対し課金するシステムで、







観光地の規制されたエリア内に休日の混雑する時間帯にマイカーで入る観光客が対象となり、課金される・・・というものでした。





車1台につき 約1,000円の課金を検討したようですが、さて、現段階でこのプランが実行されているんでしょうかね・・・






話を京都に戻すと、たとえ外国人や観光客のバスの価格を上げたところで期待するような効果は出ないんじゃないかな~と思います。






マグネット




ジャパン・レール・パスという、外国から日本を観光目的で訪れる方のみが購入できる特別企画乗車券があり(海外在住の日本人でも条件を満たせば利用できる。ただし、海外でしか購入できません)、






JRグループ6社が共同して提供するパスで、日本中を鉄道で旅行するのに適したお得で便利な切符なのです。







この切符には、グリーン車用と普通車用の2種類があり、それぞれ7日、14日、21日間パスに分かれています。







東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」号・「みずほ」号が利用できないなど、利用に条件はありますが、







日本人にしたら「え~?ズルくね?」と思うほどお得感のある、切符なんですよね~







なので、若干、バスの運賃が高くなったところで・・・・とも思うし、実際にどうやって立場(?)を証明するのか?








そして、その確認作業でまた余計に時間がかかる・・・・なんてことにならないんでしょうかね・・・









観光客であふれ返って混乱している場所もあれば、閑散としている観光地もあり。。。







逆に「なぜに、ここが?」という地方都市が急に外国人観光客から注目されることも・・・




開運橋

外国人観光客のブログがキッカケだそうです





城跡

城址公園・・・・な~んにもなかったよ?


ラーダ・ダンナ盛岡の旅①






コロナで一度、痛い思いをしているだけに「ちょっと困る事もあるけど、あまり邪険にもできないしな~」なんて難しい問題なのでしょうね





さて・・・皆さんは夏休み・・・・どこへ行きますぅ?





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genre : ライフ

2022-05-18

極楽浄土に行ってみれば・・・ 世界文化遺産「平 等 院」



伏見稲荷大社に行った後に向かったのは・・・宇治





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初めて降りる駅です









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さすが、お茶処 茶壺型のポストです







では、早速、平等院へ・・・・と、言いたいところですが、その前に行くところがあります。





郵便局です。







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郵便局で売っている、全国ご当地フォルムカード。

それぞれの都道府県で販売されており、旅行に出かけた先で買い求めているのです。









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その中から「今回の旅を象徴する絵柄」のカードを選び、実家にもメッセージを書いて送っています。


郵便局によっては「風景印」を押してくれますよ~







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郵便局近くの事務所で・・・







では、買うもの買ったし、いざ、平等院へ



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橋のたもとに紫式部







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あれは何だ?鳥の巣?酒蔵の前にぶら下げてある杉玉みたいなのは何だろう?

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調べたら、どうやらヤドリギみたいです






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え~っと・・・

寄り道ばかりしてなかなか辿り着きませんね~







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やっと平等院に着きました





早速、中に入ってみると・・・





・・・あれ?




え~っと・・・





こんなに派手な建物だったっけ?



どうも、思い描いていたイメージとは違うような・・・?








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それもそのはず、今まで何度か修復されましたが、傷みが酷く、平成24年9月より平成26年3月にかけて「平成の大改修」を行い、美しく蘇らせたそうです。







平成の大改修では、平安時代の建立時の姿に近づけるとして、柱や扉の色を従来の鉛丹(えんたん)から赤みの深い丹土(につち)色に変更。






屋根瓦も古色仕上げとし、大屋根の青銅製の鳳凰像に金箔を施したそうです。




どうりで・・・





煌びやか~







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宇治は貴族にとっては今でいう、軽井沢みたいなリゾート地だったそうです。


平等院は、永承7年(1052年)に藤原頼道によって、父道長の別荘を寺院に改め、創建されました。








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その翌年の天喜元年(1053年)に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立されました。


中堂、翼廊(両サイドの2つ)、尾廊からなる建物で、鳳凰が羽を広げたように見えることから江戸時代より「鳳凰堂」と呼ばれるようになりました。







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池には蓮の花も咲いてて「ここは極楽か?」と思いましたが、まさに、平等院は浄土教の信仰に基づき、極楽浄土をイメージしてつくられたのです。




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このころは、釈迦が亡くなってから2000年後は仏法(釈迦の教え)が正しく伝わらず衰えて、世の中が乱れる「末法の時代」が始まると考えられていました。




末法思想の時代が永承7年(1052)に到来。





その末法は1052年から始まるとされ、人々の間に疫病や自然災害が起こり、死に対する不安が広がりました。







このような時代に、源信という僧が「往生要集」を書き、この汚れた世界に生きている自分たちは恐ろしい地獄に落ちる運命にあるが、浄土教の修行をすれば西方の極楽浄土で往生(生まれ変わること)することが出来ると説きました。







そして、ひたすら念仏を唱える事、極楽浄土の様子や阿弥陀如来の姿を観相(心に描くこと)を勧めたのです。





そういった事もあり、浄土教は貴族の間にも広がり、極楽浄土での往生を願って平等院は建築されたのですね~








さて、鳳凰堂の他にも貴重な国宝が展示されている鳳翔館もなかなか興味深かったです。




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10円玉の裏の平等院の存在はご存じの方も多いと思いますが、一万円札の裏にも平等院鳳凰堂の鳳凰像が描かれています。



1984年に発行された旧紙幣では雉が描かれていましたが、2004年の新紙幣で、絵柄が鳳凰に変わったそうです。


気づかなかったな~






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(平等院のパンフレットより)


雲中供養菩薩(国宝)

極楽浄土の世界を表現するために登場した菩薩様たちです






ところで、平等院を創建した藤原頼道は念願の極楽浄土に行けたのでしょうかね?







浄土信仰では、臨終すると阿弥陀如来が迎えに来てくれると信じられているそうです。





その「お迎え」には9段階あり、それを「九品(くほん)」と言うのだとか。






「九品往生」とは、生前の行いや功徳により、往生のランクが決まるという考えだそうです。





大きく、上品(じょうぼん)、中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)に割り振られ、それぞれが上生・中生・下生に分けられます。






つまり、最高ランクは「上品上生」、最低は「下品下生」。




その階級ごとに「九品来迎印」(くぼんらいごういん)が定められており、その人にふさわしい「印」を結んだ阿弥陀如来が迎えに来てくれるというワケです。




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今回の記事はちょっと長くなってしまいましたね~




この後、まだまだ移動です・・・









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2022-05-15

連なる赤い鳥居の神秘 伏見稲荷大社


5月6日の旅の最終日は、京都に場所を移します。



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この日の夜の新幹線で埼玉に帰るので、タイム・イズ・マネー、 時間をお金で買います











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私もダンナも京都にある伏見稲荷大社に行くのは初めて・・・












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JR奈良線












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駅もそれっぽいですね











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では、入っていきましょう











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朱塗りの楼門は、豊臣秀吉が寄進したと伝えられています。










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伏見稲荷大社の眷属(けんぞく)は白狐

眷属:もともと主となる神に付き添う小神のこと。神使(しんし)とも言う











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伏見稲荷大社は、全国に数多く分社が広がっている稲荷神・ウカノミタマを祭神とする、神道系のお稲荷さんの総本社です。




稲荷社は全国に30,000社あるといわれ、稲荷信仰の原点が、稲荷山。





伏見稲荷大社の御祭神である稲荷神がこの山に御鎮座されたのは、奈良時代の和銅4年(711)2月初午の日のこと。





その日から数えて、平成23年(2011)に御鎮座1300年を迎えました。











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では、有名な千本鳥居の方へ行きましょうかね~












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おっ、前方に絵になるモデルが・・・












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古代から朱色は魔力に対抗し、生命力を象徴する色とされてきたとか・・・。













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稲荷大神のお使い、霊狐。



願いを稲荷大神に伝えてくれると信じられているそうです。




稲荷信仰はもともと農耕の神。



農村には地元の「田の神」がいたと言われ、狐は民間信仰で田の神の使いとして考えられてきました。








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伏見稲荷大社は当時、山城国一体に住んでいた渡来系の豪族・秦氏が711年に創建したとされています。



もともとは秦氏が自分たちの氏神として祀った穀物神、農耕神でした。




やがて、秦氏が建造用木材を提供したことをきっかけに、稲荷神は真言宗東寺の鎮守神(守護神)となり、こうして真言密教と結びついた稲荷神は真言宗の全国への普及と共に信仰を広げていくことに・・・




また、秦氏が商工業の面で活躍したことから、都市部では商売繁盛の神としても信仰されるようになりました。




特に、江戸時代に入ると全国の商人から信仰されるようになります。


(参考:文庫ぎんが堂 「あらすじとイラストでわかる神道 」 編著者 知的発見!探検隊より)








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神徳は、五穀豊穣、産業興隆、商売繫盛、家内安全、芸能上達など、願い事は何でも可能。


百貨店の神、麻雀の神、煙草屋の神としても知られているとか・・・


確かに企業の庭とか屋上にお稲荷さんが祀られているところもありますね~








では、まだまだ歩きますよ~



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鳥居が途切れた・・・と、思ったらまた・・・













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どんどん山の中に・・・・・














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鮮やかな朱塗りの鳥居が山腹の道なりにつづく、通称「千本鳥居」。


鳥居は奉納されたもので、この習わしは江戸時代に始まり、すでに約一万基の鳥居が奉納されています。






何基か根元の木が腐り、修繕中の鳥居がありました。




しっかし、重機を入れるのも大変な場所だし、本数も本数だし全体のチェックはどうしてるんでしょうかね・・・










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伏見稲荷大社の背後に広がる稲荷山は祠や塚を巡拝するのに約4キロのコースになっています・・・




普通のスピードで歩いて約2時間。




皆さんはまだこの先に進みますか・・・・?











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この先に景色の良いスポットがあるそうですが、そこまであと40分だって!?












む~り~










って、ことで、サッサと諦め、山を下ります・・・。











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にゃ~ん♪と、すり寄って行ったらウザがられました



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お~ぅ、やっと戻って来たよ~











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マグネットコレクターとしては、無視できません。









では、また電車に乗って移動です。




これまた、初めて行く場所で楽しみ♪





theme : 京都
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2015-09-22

奴らがついてくる! 伊根でクルージング カモメ・トンビまみれ

な~んか、旅ネタばっかりですみませんねぇ・・・。

でも、これでとりあえずは終わるので、しばしお付き合いくださいね




やって来たのは、伊根町。


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映画「釣りバカ日誌」や「寅さん」にも登場したので、地名はわからなくても風景は何かで見た事があるかも?






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何年も前にダンナも一緒に来たことがありますが、今回は弟が初めてなのでフェリーに乗ってクルージングをします。





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一階部分は団体さんで埋まってしまったので、天井のない2階へ・・・。




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カモメたちは餌を貰えることがわかっているのでしょうね・・・。
あちこちから集まって来ました





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餌はかっぱえびせん。


人間が食べたって美味しいんだもんな~

そりゃ、必死でついてくるって・・・




でも・・・。


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ち、近いんだよぉ~!


目線の高さに飛んでくるので、かっぱえびせんと一緒に指を食われるんじゃないか、とか、目を突かれるんじゃないかと恐怖



ぎゃ~!来ないで~!


うぎゃ~!こわ~いぃ~っ



あちこちで悲鳴があがります。


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餌の取り合い・・・





とてもじゃないけど「キレイねぇ」とか「まぁ、かわいい♪」なんてほのぼの気分で観光できませんが・・・。



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せっかくなので、ちょっとだけ解説を・・・。

この場所は、伊根の舟屋群というエリアで、約230軒の舟屋が建ち並んでいるそうです。

平成17年7月22日に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、「日本でも最も美しい村連合」にも加盟しています。


一階部分は、舟のガレージ。
二階部分は、生活の場や民宿として使われているそうです。


一度は泊まってみたいな~

夕暮れ時などキレイでしょうね





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トンビ・・・

でっかくて目が鋭い・・・


けど、その鋭い目に惚れそう





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舟屋は、江戸時代の中期(1800年代)前後から存在しているとされ、当時は茅葺の屋根で網を干す必要性から床板がなかったそうです。

ほとんどが、明治から昭和初期にかけて現在のような木造建てになりました。
ちなみに、屋根の形は将棋の駒形になっています。


生活の基盤は道を隔てで山側にある母屋にあるそうですが(海側に母屋がある場合もある)、昔ながらの伝統ある場所に暮らす生活ってどんな気分なんだろうな・・・

theme : 日本の旅
genre : 旅行

2015-09-20

ひっそりとパワースポット 元伊勢神宮・真名井神社

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実は、恥ずかしながら“あの“伊勢神宮の元となった元伊勢神宮があるとは知りませんでした。

日本三景の一つ、天橋立にある籠神社は元伊勢とも呼ばれる由緒正しき神社です。



元伊勢(もといせ)

三重県伊勢市に鎮座する伊勢神宮(皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮))が、現在地へ遷る以前に一時的にせよ祀られたという伝承を持つ神社・場所。


伊勢神宮内宮の祭神・天照大御神は皇祖神であり、第10代崇神天皇の時代までは天皇と「同床共殿」であったと伝えられる。すなわちそれまでは皇居内に祀られていたが、その状態を畏怖した同天皇が皇女・豊鋤入姫命にその神霊を託して倭国笠縫邑磯城の厳橿の本に「磯堅城の神籬」を立てたことに始まり、更に理想的な鎮座地を求めて各地を転々とし、第11代垂仁天皇の第四皇女・倭姫命がこれを引き継いで、およそ90年をかけて現在地に遷座したとされる。遷座の経緯について、『古事記』ではこれを欠くが、『日本書紀』で簡略に、『皇太神宮儀式帳』にやや詳しく、そして中世の『倭姫命世記』においてより詳しく記されている。

外宮の祭神である豊受大御神は、『古事記』『日本書紀』に記載を欠くものの、『止由気宮儀式帳』や『倭姫命世記』によれば、第21代雄略天皇の時代に天照大御神の神託によって丹波国(丹後国)から遷座したと伝えられている。

天照大御神が遍歴する説話は、『常陸国風土記』の筑波山の話に登場する祖神や民間説話の弘法大師伝説に類するものとされる。一般の神社の縁起でも鎮座地を求めて神が旅する話は多いので、「旅する神」の典型的な類型であるとされる。

(ウィキペディアより)


元伊勢神宮



元伊勢とは、天照大御神が伊勢神宮にご鎮座されるまえに巡った古社のことだそうです。
伊勢神宮外宮に祀られる豊受大神は、かつての奥宮・真名井神社のご祭神。


「神は人の敬により威を増し 人は神の徳によりて運を添ふ」

と、言われ、実際に地元の天橋立観光協会では「不純な気持ちでの参拝はお控えください」との注意もしていています。




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知っている人はちゃんと知っているんですねぇ・・・

観光バスがたくさん駐車場に止まってました。



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しかし、まずは元伊勢神宮にお参りする前に、真名井神社に行きます。


籠神社の奥宮にあたるのが「真名井神社」です。
なんでも、知る人ぞ知る、ものすごいパワースポットだそうです。


真名井神社には いろいろと別名があるようですが、その一つに久志濱宮(くしはまのみや)があり、“くし”とは 「霊妙なる不思議なパワーの源」という意味があるそうです。

今でこそ「パワースポット」などという言葉がありますが、なんとなくそれを肌で感じられる場所でした。


真名井神社



籠神社の立派な鳥居をくぐらず、脇にある道をずんずん進んでいきます。

畑とかある、のどかであまり人けのない道・・・。

この先に一体、どんな風景が広がっているの・・・?


イチジクの実っている木々やキウイ(!)の木を見ながら歩いていると、鮮やかな黄緑色のでっかいキリギリスが飛びかかって来て・・・。


ぎゃ~!と悲鳴をあげる、都会っ子たちよ・・・。


そんな時に、父が鳥居の前で・・・。


あ、蛇や!


・・・と。

またまたぁ~!んもう、そんな冗談通じへんで~・・・と言っていたら。


ホントにいました・・・。


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蛇は一瞬、こちらを見ましたが「なんじゃ、人間か~」ってな感じで、私たち家族をチラ見すると左右確認して道路を横断して行きました(いや、ホントに!)



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こんな道だもん・・・。

絶対、なんかいるかも・・・。ゲジとかさ・・・

人けのない鬱蒼と茂る緑の道は坂道で、運動不足な人にとっては良いストレッチになりそうです。




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ものすごいパワーがあるとか言われても正直、一人では行きたくないです。




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境内にはご神水である「天の真名井の水」が湧き出ています。
「真名井」とは水に付けられる名前では最高の敬称なのだそうです。


実は、この「天の真名井の水」は有名人には広く知れ渡っているそうです。

長嶋茂雄監督夫人が生前、最下位に苦しんだ巨人の成績を案じてこの「天の真名井の水」を汲みに来たそうです。
そのおかげか、巨人は翌年見事優勝を果たしたそうですよ~

また、縁結びにも徳があるとされ、某・有名棋士や、元・宝塚女優も結婚前に訪れ、この「天の真名井の水」のご利益にあやかったそうです。



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丹後一宮 元伊勢 籠神社



伊勢へ詣らば 元伊勢詣れ

元伊勢 お伊勢の故郷じゃ

伊勢の新風 海山越えて

天橋立 吹き渡る




去年の夏、三重の伊勢神宮に行った時は、台風が来ていて大変だったなぁ・・・
今回は無事にお参りできて良かったです

台風に追いかけられて・・・ラーダ・ダンナ ドタバタ伊勢神宮巡り

theme : 旅行、旅、ドライブ
genre : 旅行

プロフィール

Radha Doona

Author:Radha Doona
2001年から旦那の仕事でイラン(テヘラン)へ赴任。その後、タイ(バンコク)へ異動になり、4年3ヵ月を過ごす。
2006年・8月、帰国。
趣味は音楽鑑賞(ワールドミュージック・クラシック・J-popなど)・読書・旅行・アクセサリー制作(アジアン・エスニック系)

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