和歌山#2 ウスイエンドウで春
おはようございます。今日は大阪は朝から晴れています。今日はちょっと散歩して薔薇を見ようかと思っています。
先日の豆ごはんでは「やっぱり炊きたてがいいんだよなぁ。」と思ってしまった次第で、関西にいるならこの時期はウスイエンドウが出回りますので(あまり東京では見ないような気がします)、自分でたいて頂くことにしました。写真のご飯は、少しお出汁を入れて炊いたので真っ白のご飯というわけではないのですが、私はこの炊き方が気に入っています。
ウスイエンドウの名前の由来は、前回も書きましたが羽曳野市碓井の地が発祥なのですが、現在では和歌山県での栽培が盛んで、この春も巣ごもりのおかげでいくつものスーパーで野菜のたなをみましたが総じてウスイエンドウは和歌山産です。和歌山の特産として「紀州うすい」として商標登録もされています。元々は明治期に米国から輸入されたエンドウ豆でしたけど、それが地域に根付いて、ウスイエンドウとなっていきました。
ウスイエンドウの収穫のピークは5月のGWの頃。まさに今!そこで「みどりの日」とウスイエンドウの鮮やかな緑とをかけて、5月4日は「うすいえんどうの日」だそうですよ。昨日だ!
さやも美しく、さわやかな緑色です。
普通のgreen peasよりも豆もおおきく、ふっくらとしていて、炊いたときにほくほくの触感が楽しめるんですよね。
そしてウスイエンドウの卵とじ。今回は高野豆腐と合わせて和歌山しばりです。高野豆腐、その名の通り高野山(和歌山)にちなんでいます。高野山で木食応其(1536-1608)によって製法が完成された凍り豆腐が高野豆腐と言われるようです。味がしっかりとしみて美味しく頂きました。
前回の和歌山ネタは随分前だったんですね↓
和歌山;Lafcadio Hearn A Living God~稲むらの火
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