N郎♪'s Cafe 2007年04月
FC2ブログ

2007年4月末のごあいさつ
「N郎♪音汰。」にいつもご訪問いただきありがとう!4月中はコメントをいただいたり、触発されたりで感謝。

メインのブログをこのFC2に移転して1ヶ月が経過したけれど、自作プラグインの追加など、いろいろ使えるようになってきて結構満足。ブログの機能を自分でカスタマイズ出来るっていい~。アクセスも日増しに伸びていて、解析を見ていると記事の成果がわかっておもしろい。ちなみにもっとも多かった検索キーワードは「ゲキレンジャー メレ」。ゲキレンジャーの記事はたいして書いてはいないけれど、それでもダントツで一番というのは「メレ」人気のなせるわざか・・・?

自分自身の投稿数も毎日投稿しようと決めてからそうできているので、いいんじゃないかと思う。これもFC2が多機能なおかげもあって、記事のタイマー投稿機能や、日時を自分で設定できるっところがいい。ブログって自分のやり方次第なんだろな~って再認識させられた月でもありました。
ウェブリブログ、アメーバーブログ・・などなど、どんな感じでしょうか?興味があるところです。

「方向性のある雑感」シリーズについて自分自身気に入っていて、4月に書いた記事について、その続編なんかも書いていったりしようと思ってます。

5月も「N郎♪音汰。」をどうぞよろしくお願いします~というのと同時に、皆様のますますのご活躍を期待させていただきます。ひとから触発されることって意外に多いんだよね~(笑)



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| 方向性のある雑感 | 23:50 | トラックバック:0コメント:4
バンド備忘録4月28日・・・「あなたとは~」
昨日の土曜の夜はバンドセッション日。過去にやった曲を数曲、久しぶりにセッションした。その中でもバラード「あなたとは~」は、自分でも予想外に新しいメロディーが浮かんできて、それをそのまま歌えて、ちょっとびっくりした。以前バンドでは、もともとの曲のメロディーを壊してバンド用として歌っていたのだが、さらにそれを壊し、第3のメロディーが出来た感じだ。ちょっとキーがキツ目になったけれど、思いっきり叫べるメロディーになったので、なかなか気に入っている。

昔と比べて今のメロディーの付け方は、より感性に逆らわないようになったという感じか。「作る」というより「感性の赴くままに」といった感じだ。それだけ音楽に対する捕らえ方が本質的かつ深くなっているのかもしれない。以前のバンドバージョンにプラスして、自分の鍵盤(ピアノ)も少し入ってくる予定なので、曲としてはかなりパワーアップすると思う。

ありがたいことにこの「あなたとは~」は、曲のファンが多いため、そのパワーアップしたバージョンを次のライブで披露できるのでないかと思う。

●「あなたとは争う意味がない」オリジナルバージョン(MP3)




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| ロックバンド・アウフヘーベン | 23:44 | トラックバック:0コメント:0
ゲキレンジャーED主題歌 『道(タオ)』
水木一郎が歌うこの曲ノリのいい曲、ギターサウンドがたまらなくカッチョいい!

獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣拳戦隊ゲキレンジャー
水木一郎 谷本貴義 他 (2007/03/07)
コロムビアME
詳細

プリキュア5、電王ときたら、戦隊ソングコメンテイターとして(笑)ゲキレンジャーの曲について書かないわけにはいかない。
オープニングはアバレンジャーやマジレンジャーでおなじみの岩崎貴文作曲。今回の曲はマイナーコードということで、なかなかハードっぽい曲に仕上がっており、そこそこいい出来だと思う。

で、水木一郎が歌うエンディング曲『道(タオ)』 はさらにおもしろい。前奏のワウギターのカッティングは70年代のゴレンジャーサウンドを彷彿させ、ディープ・パープルのジョン・ロードをおもわせるシンセメロディーと相まって、いい感じで歌に導いてくれる。そして戦隊の主題歌はこれがはじめてとなる水木一郎のボーカルは、抜群のキレのドラムをバックにして、しっかりと水木節を聴かせてくれる。フレーズの終わりのボーカルの伸びが、らしくていい。メロディアスな間奏のギターサウンドは70年代~80年代のフュージョン的サウンドっぽくあり、かつ今の音楽シーンでもなかなかそそるサウンドとなっている。作曲者の前田克樹の狙いなのか、編曲者の三宅一徳の狙いなのか、ギタリストのセンスなのか、はたまた塚Pをはじめとする東映の狙いなのかはわからないが、このギターサウンド、ポイントだ。

おもわず体が動いてしまうようなこの曲、戦隊ソングの歴史に新たな1ページを加えてくれたような気がする。前作ボウケンジャーの主題歌もよかったと思うが、ノリがいいゲキレンジャーの主題歌はその上をいっているように思う。

戦隊ソングコメンテイターとして、なかなか評価の高い曲だ。


過去ログ関連リンク
● 仮面ライダー電王 主題歌 「Climax Jump」
● 『スーパー戦隊シリーズ全主題歌集』(1)
● 『スーパー戦隊シリーズ全主題歌集』(2)
● 『スーパー戦隊シリーズ全主題歌集』(3)
● 『スーパー戦隊シリーズ全主題歌集』(4)
● スーパー戦隊“魂”2004 LIVE DVD
● 魔法戦隊マジレンジャーの音楽(1)
● 戦隊ソングよもやま話


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| この曲がおもしろい! | 17:33 | トラックバック:0コメント:2
仮面ライダー電王 主題歌 「Climax Jump」
Climax Jump 仮面ライダー電王 主題歌 Climax Jump 仮面ライダー電王 主題歌
AAA DEN-O form (2007/03/21)
エイベックス
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前回の記事でも取り上げた仮面ライダー電王の主題歌「Climax Jump」、現在ヒットチャートを賑わし、曲もいいし、アレンジもいいし、AAAもいいんだけれど、やっぱり歌詞がズバ抜けていい~。

ドラマと絶妙にリンクしているような歌詞、例えば・・・

♪昨日までの記憶すべて 必要とわかる日が来るはず・・・

ここの部分なんかポジティブで、ハッとさせられ、これからのドラマの展開をイメージさせてくれるような絶妙な歌詞だよね~。曲調が変わり女性ボーカルとなるこの箇所なんかもインパクトが強い・・・

♪心を強くする 大事な言葉とか

そしてここへつながる・・・

♪諦めたらそこが終点さー

恐らく作詞家はこれまで書きためてきたインパクトのある言葉をここぞとばかりに散りばめ、最高傑作を作ろうとしたと思うんだけれど、電王のシチュエーションも作詞家のインスピレーションを刺激したんだろうね。

作詞を担当しているのは藤林聖子。ライダーや戦隊の歌詞を数多く手がけ、現在放映中のゲキレンジャーエンディング「道(タオ)」も手がけている。デカレンジャーの「girls in trouble! DEKARANGER」も、ギンガマンの「はだしの心で」も、ゴーゴーファイブの「この星を この街を」も・・・これだけ多くヒーロー番組の歌詞を手がけていれば、現在のヒーロードラマの歌詞には何が求められているのか分かりきった上での職人芸なんだろうね。

それにしても電王の歌詞はズバ抜けているよ。傑作と呼ばれる作品は、脚本、演出、音楽、デザイン・・・そして主題歌と、あらゆる面で最高傑作となっているから不思議だよね~。


関連記事
● カウントダウン2007(ドラマ編)~仮面ライダー電王 第4話「鬼は外!僕はマジ」
● ゲキレンジャーED主題歌 『道(タオ)』


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| この曲がおもしろい! | 01:25 | トラックバック:2コメント:2
プリキュア5主題歌 『プリキュア5、スマイル go go!』
プリキュア5、スマイル go go!/キラキラしちゃってMy TrueLove! プリキュア5、スマイル go go!/キラキラしちゃってMy TrueLove!
マーベラスエンターテイメント
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『プリキュア5、スマイル go go!』
作詞:只野菜摘、作曲:岩切芳郎、編曲:家原正樹、歌:工藤真由、コーラス:ヤングフレッシュwith mayumi&yuka


日曜朝テレビ朝日系列のヒーロータイム、ゲキ、電王と今年はなかなかおもしろいが、主題歌がまたいい。電王のOP曲をこの間はじめてフルコーラスで聴いたが詞が素晴らしくいい。ポジティヴさ最高。

で、その後に放送しているプリキュア5の主題歌『プリキュア5、スマイル go go!』がまた面白い。これまたフルコーラスで聴いたのだが、もう~おもしろい(笑)。曲の構成がおもしろいのだ。主メロはABCとパートが分かれているが、Bがサビのように聴こえて盛り上がり、その後意表をついたリズムのCパートが来ると言う凝った作りだ。間奏部分ではディープパープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を彷彿させるギターフレーズがあったり、そのあとに続くブラスセクションがあったり、ファンク的というべきか、作曲者もしくは編曲者の遊びが見えて構成がホント面白い。

そして更にこの歌ははじけたコーラスがとってもいい。「1,2,3,4,5!」とか「Go!!」とか、チアガールの掛け声のような元気爆発コーラスが気持ちいい。コーラスパートが、シンセなんかでビシバシ入っている楽器的な役割を果たしている。

で、コーラスのクレジットは ヤングフレッシュwith mayumi&yuka  となっていて、調べたら mayumi&yuka  とは 五條真由美さんとうちやえゆかさんとのことだ。そりゃプリキュアとして最強のコーラスだよな~

「かわいいだけじゃ~もう~だめなの~」というボーカルが頭に残って思わず口をついて出てきてしまうこのごろ(笑)

(追伸)エンディング曲についてはこちら↓
● プリキュア5 ED主題歌 『キラキラしちゃってMy TrueLove! 』

関連記事
● 仮面ライダー電王 主題歌 「Climax Jump」
● ゲキレンジャーED主題歌 『道(タオ)』


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| この曲がおもしろい! | 02:34 | トラックバック:1コメント:0
「おっかしい~んじゃない」という感情の方向性
人の行動の原動力となるものは様々ある。「怒り」や「疑問」もその中に含まれることだろう。世の中「おっかしい~んじゃない」と思うようなことは多々ある。そんな感情を持った時、腹が立って他のことを一時的に忘れ、どうにか改善したくなる。

で、何に対して「おっかしい~んじゃない」と思うかだが、仕事のこと、政治のこと、社会のこと、テレビ番組のこと、他人のこと、ブログを提供している企業のこと(笑)、自分のこと・・・・「おっかしい~んじゃない」と思えることは多岐にわたり、例によって「方向性」があることに気付く。

結論を先に言う。「怒り」や「疑問」の方向性は多岐にわたり、行動の原動力となりうる。であるなら、「怒り」や「疑問」の方向性は何よりも「自分自身」に対して向けるべきではないか。理由は簡単だ。テレビ番組に対して「怒り」や「疑問」を持つのはいいだろう。しかし、テレビ番組に対して「怒り」や「疑問」を持ったとして・・・それからどうする。テレビ局に抗議の電話をしてもいいが、で、どうなる。テレビを最初から観ない人はテレビ局に抗議の電話をすることもなく、他のことに時間を割いていることだろう。

「自分自身」の次に向けるべき対象は人によって様々だ。仕事のことであったり、社会ことであったり、「怒り」や「疑問」は原動力となるのだから、その力にまかせてどんどん改善していけばいい。しかしあくまでも「自分自身」が主たる方向性であり、その改善なり進歩なりがなければ無意味であろう。

「自分自身」を振り返り、「おっかしい~んじゃない」と思うことは・・・いっぱいあるよね(笑)

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| 方向性のある雑感 | 21:03 | トラックバック:0コメント:0
「崩壊に向かう民主主義」は決してオーバーな歌詞ではない
前のブログで政治について書いて欲しいという要望があり、選挙を中心としたこのごろの政治状況について思っていることを少しコメントした。コメントの要は、結局のところ選挙権を持っている人たちのレベル(民主主義に対する意識や倫理感覚)が低すぎるからこういう状況を招いているんだろうという内容だったのだが、今日の日刊ゲンダイを読んでいて驚いた。メインの記事で自分の意見と同じようなことが書かれていたからだ。金子勝のコラムでもおなじようなことが書かれてた。

「国民が悪い」からこうなっている・・・というのは最期まで言ってはいけない言葉だと思う。しかし、自分ばかりか他のメディアでも同じような意見を散見するということは、そう言わざるおえない程、この国の民主主義は危機的状況に瀕しているといことではないだろうか。

そんな民主主義の危機について、15年近く前に書いた詞を先日久しぶりに聴いてみて、少しオーバーかな~と思った。が、「崩壊に向かう民主主義」は決してオーバーな歌詞ではないと、今思う。

●MP3音源リンク:神よ・・・ (1993-1995?)


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| 方向性のある雑感 | 23:00 | トラックバック:1コメント:0
人は環境によって、テンションもメンタルも思考も異なるものとなる
朝、通勤電車に乗りながら、帰宅したらあのことをやらなければならないと思っていても実際に帰宅すると全然そんな気にならないなんてことがある。朝の通勤電車ではなく帰りの通勤途中に思ったとしても、やっぱり帰宅すれば同じようにそんな気にならないことがある。これはと~ても興味深い事象だ。

外に出ているときは緊張し、家に帰ればリラックス・・・という理由は思いつくが、もう少し突っ込んで分析する必要があるように思う。そして、これはこれで人の摂理として受け止め、この事象を前提としながらどう解決していくべきか考えることも必要なんだろうなっ~て思う。例えば家で出来ないのを前提とし、外でやる方法を模索する・・・とか。

人のテンションやメンタルに及ぼす環境の影響は想像以上に大きいのではないかというのが現在までの考察で、では、その真理をどう利用し、どう活用していくか・・・これはかなり多岐にわたって言及出来るような気がする。まぁ、これからの研究課題だ(笑)

敢えて自分から環境に飛び込んでいくとかいうのはその例の一つだと思う。

テーマ:悩んでいても何も始まらない - ジャンル:ライフ

| 方向性のある雑感 | 20:28 | トラックバック:0コメント:0
「進化」は外側からの刺激によってのみ引き起こされる
土曜日の夜おそく、本を探しに地元の大型書店へ行った。探していたような本はあいにく見つからなかったが、関連することについて雑誌などざっと見渡し、いろいろ刺激を受けた。本屋のエスカレーターを降りながら、「進化」は外側からの刺激によってのみ、引き起こされるんだろうな~と、昔よく思っていたことを思い出した。

自己の内面だけを見つめていては新しい自分は決して生まれることなく、自分以外の外からの刺激を受けることによってのみ、新しき自分=新しき価値観を発見するんじゃないかと思う。これは当たり前のことで、とてもシンプルなことなのだが、見落としているようなことではないかって自分自身を思う。逆にこの真理は最大限に活用すべき真理なのだ。

なんらかに行き詰まっていると感じたとき、部屋の中に一人でいても決して打開することはない。外に出て、外部にある様々なものと接触することで、案外単純に道筋が見えたりする。その際のポイントは、自分自身の内面で守っていたもの、そんなものは一時的に捨てさり、物事に白紙で接触してみるということではないだろうか。これまでの自分など全然大したものではないと思ったほうが強かったりするのだ。

テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

| 方向性のある雑感 | 23:00 | トラックバック:0コメント:0
動き続けるのが人らしい生き方なんじゃないかって
人って本来保守的で、現状に甘んじるよう性質があると思う。でも、時に動かなければならないことがあるってことは何年も生きていれば誰でもわかっていることだろう。

動くことにはリスクが伴い、動いたからといって必ずしも成功するわけではなく、失敗したり、酷い目にあったりすることもある。でも、現状を打開するため、動かなければならない。で、その「時に動く」というのがどのぐらいの頻度で、どのぐらいの平均的間隔なのか・・・

疲れていても、眠くても敢えてやらなければならない時もあるし、平穏な日常を壊し、敢えて動かなければならない時もある。あんまりそういう状態ばかり続けていると、知らぬ間にストレスの塊みたいになっていたり、顰蹙の塊みたいになったりするから難しいところだ。

だけどやっぱり思うな~。ストレスの塊や顰蹙の塊にならない程度に、人は動き続けなければならないって。少しぐらい失敗したって、それでも動いて七転八起していくのが人らしい生き方なんじゃないかって。





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| 方向性のある雑感 | 22:42 | トラックバック:0コメント:0
時計の針を5分前に戻す方法・・・?
「あと5分あれば・・・」 そう思うことがよくある。が、だいたいそういうときはもう時間がなくなっている時だ(笑)「時計の針を5分前に戻すことができるなら・・・」 電車なんかに乗り遅れ、ちょっとした絶望感に浸りながらそう思ったことのある人は多いのではないだろうか?

では時計を5分前に戻す方法はあるのか?・・・残念ながらそんな方法はSFの世界にしかなく、仮面ライダー電王にでも来てもらうしかない。しかし時計を5分前に戻す方法はなくとも、結果として同じ効果を得ることは出来る。・・・未来に対しては時計を5分前に戻すことが可能なのだ。

明日の朝、君はまたいつものようにギリギリの時間に家を出る。そして電車に乗り遅れ、「あと5分あれば・・・」 そう思うことになる。しかし今からなら、明日の朝の時計を5分前に戻すことは可能だ。どんなに忙しくたって可能だろう。

思考のお遊びのように思えるかもしれないが、お遊びでもなんでもなく、本当に時計の針を戻すことが出来るようになるかもよ・・・・少なくとも今よりはね。


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| 方向性のある雑感 | 06:11 | トラックバック:1コメント:0
銃乱射事件に思う「孤独」と「方向性」
米バージニア工科大学での銃乱射事件、言えることは誰もが被害者にはなりたくないだろうし、そして加害者にもなりたくないだろうということ。被害者の家族もになりたくないだろうし、加害者の家族にもなりたくはないだろう。

容疑者の青年には交友関係がなく、学内で孤立していたという。孤独は歯止めなき暴走を生み出す背景となりうるが、その一方で創造の源ともなりうる。それ自体はただ内的衝動を増幅させるものであり、そしてここでもやはりポイントとなるものは「方向性」ではないかと思うのだ。「方向性」が狂えば「孤独」は悲劇と破滅をもたらすが、一方で進むべき「方向性」が正しいものであるならば・・・例えば人を幸せにするようなものであるならば、「孤独」は強力な力となる。「方向性」を導くもの、それはやはり文化の役割ではないかと思うのだ。

銃社会、韓国人・・そんなキーワードに目がいきがちだが、特別なことではなく、そこにある普遍性に注目することこそ、我々の社会にとっても意味があり、警鐘となるのではないかと思う。

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| 方向性のある雑感 | 02:21 | トラックバック:0コメント:2
ヒントは「昨日」に詰まっている
今日のこと、明日のこと、1年後のこと・・・不確定なことばかり。だけど、昨日のことは動かしようがなく、とってもわかりやすくて考えやすい。

昨日一日、自分は一体何がやれたのか?、やろうと思っていたことがやれたのか?、無駄に費やしてしまった時間はなかったか?・・・なんかいくらでも思いつくような気がする。

ヒントは「昨日」に詰まっている・・・って思う。「昨日」のことをよく考えてみることが、実は難しいことへの一番の近道だったりする。


| 方向性のある雑感 | 00:00 | トラックバック:0コメント:2
気が付けば一週間
一週間経つのが早い~。気がつけばあっという間に一週間が過ぎている。そう思いながら、一年経つのもあっという間だよな~と思った。

いまさらながらだが、人生の時間には限りがあり、物理的制約は厳然として存在している。一週間の間に何がやれたのか?~一年はその連続の上にある。








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| 方向性のある雑感 | 01:24 | トラックバック:0コメント:0
歌詞カード
2月のライブに来てくれたお客さんから、ライブで演奏した曲の歌詞カードが欲しいという要望があり、歌詞カードを作ることとした。

詞を書いている以上、歌詞カードが欲しいという要望はやはり嬉しい。初お披露目した曲も数曲あったため、完成した歌詞として、きちんと記録しておこうと思っていたところでもあった。

●過去ログ:ライブ・・・打ち上げ備忘録(笑)2月24日

| 未分類 | 06:00 | トラックバック:0コメント:0
ゲキレンジャー修行その9 メレ
ゲキレン第9話。今回の主役は敵方のメレ。最近の戦隊はレンジャー側の女優さんよりも敵側の女優さんのほうが人気があったりするから面白い。ハリケンの山本梓しかり、ボウケンの山崎真美しかり、そしてゲキレンではメレ役の平田裕香さんがそうなるか・・・?

プロフィールによると北海道出身で現在23歳、1999年にドラマ初出演しているから8年のキャリアがあることになり、もうベテランといっていいかもしれない。アテレコの演技力は若いながらキャリアを感じさせてくれる。彼女のブログがあったのでリンクを張っておこう。

●リンク:平田裕香の日記

メレの役も真面目というか、今ひとつおとなしめのキャラの感がしないでもないが、演じている彼女もそんな性格なのかもしれない。そこらへんが塚Pにウケたか(笑)

さてその塚Pであるが、イナズマスパークの撮影が無事終わったとのこと。

●リンク:忍者隊イナズマ!ニュース 4/2

ブログを読みながら笑ってしまった。イナズマの制作も山を超えて、塚Pゲキレンに専念できるか?ストーリーもダイナミックに展開していき、なかなか見ごたえが出てきたと思う。ゲキレン砲発射時のレッドの叫び「豚の角煮~」には笑ったが、あんなセリフまわしがおもしろいんだよね。電王の深層心理を突いたドラマとはまた違った魅力でエンターテイメント道を突っ走って欲しい。


●リンク:tv asahi|テレビ朝日 獣拳戦隊ゲキレンジャー
●リンク:獣拳戦隊ゲキレンジャー 東映公式


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| 特撮ヒーロードラマ | 13:08 | トラックバック:17コメント:2
『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』感想(2)
轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊
特撮(映像) (2007/03/21)
東映

詳細


さて、先日のボウケンVSスーパー戦隊の作品評では、自分も結構批判的なことを書いたのだが、アマゾンコムの作品評を観ていて、なんか腹が立ってきた(笑)。いくら期待はずれの出来だからって5段階評価の1はないだろ~って思う。役者さんやスタッフだって、1の評価を受けたら悲しいだろうな~って思うのだ。本当に最悪なら1でもいい、でも、小津翼役の松本寛也さんやツエツエ役の斉藤レイさんなんかの演技を見ていると、1はないよな~って思う。自分だったら3ぐらいかな。


本作品の主役と言っていいボウケンシルバー・高丘映士はいいキャラしてるよな~と思う。翼のボクシングの試合まっさい中に、協力してくれるようリングサイドで訴えたり、テツにぶん殴られて、ビルの窓から投げ出されたり、それでも平然としているキャラクター設定が面白かった。ウダウダしたところがなくていいんだよな~。Gazulさんのブログでも映士のためにボウケンを観続けたっていう評価があったけど、その気持ちわかる。

●Gazulさんブログ:轟轟戦隊ボウケンジャーを見終えて(2)

メイキングの中で、歴代戦隊出演者の中でもマジイエロー小津翼役の松本寛也さんは、本作に出演できた喜びにうれしさ満点でインタビューに応えていて、観ているこちらも嬉しくなってきた。本編の中でも、翼がテツに対して「特キョウも腕が落ちたな」と話すセリフがよかった(笑)。こうっいった過去の戦隊を思い出させるセリフ回しがポイントだと思う。翼って特キョウ知ってるんだっけ?デカVSマジで知っている設定なのか(笑)な~んて、考えてしまう。

アスカ役の阿部薫さんなんか久しぶりに観て、元気にやってんのかな~なんて思ってしまう。戦隊本編が終わって、その後の役者さんの動向はファンなら気になることだろう。役者としてがんばって欲しいよな~。

●自ブログ:『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』感想(1)

●リンク:東映ビデオ| 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊


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| 特撮ヒーロードラマ | 16:00 | トラックバック:1コメント:2
思考が活性化されているとき
人のメンタルにはいろいろな状況がある。思考が停滞している時もあれば活性化している時もある。そのメカニズムは不思議だ。

思考が活性化されているとき、何故これ程までに・・・と、活性化されている原因を分析してみたくなる。

自らの興味と主体に従って、あれこれとなにかしらを調べ、それに対する行動の予定や計画を立て、そして実際に行動しているとき、思考が最高に活性化していると気付くことがある。

このような主体性に従った計画と実践は、思考が活性化されるばかりではなく、人にとって最高の娯楽でもあるのではないかと思う。興味や対象は人それぞれ違うだろし、そこに実益がともなう場合もあればそうでない場合もあるだろう。しかしポイントは主体性に基づいた実践であるかどうかということで、それが主体性に基づいた実践であればあるほど、娯楽度は高いのではないかと思う。

思考の活性化や娯楽を追及すること・・・それは人間の本能的な行動の原動力でもあると思う。決して悪いことではなく、むしろ摂理に従った自然な行為であり、あるべき姿だと思う。大変だ・・・と思っていることでも、実は楽しかったということは多々ある。

そしてやらなければならないことについて、どうせやらなければならないのなら、主体性に基づき実践したほうが娯楽要素は強まるし、発見も多いことだろう。娯楽を追及しようではないか。


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| 方向性のある雑感 | 18:26 | トラックバック:0コメント:0
神経を逆撫でするようなこと
神経を逆撫でするようなこと・・・人って本能的にそんなことを避けようとする。誰だって神経は逆撫でされたくないだろう。でも、時に自分自身に対して神経を逆撫でするようなことが必要だって思うことがある。 そこに発展のヒントがあったりするからだ。昔からのことわざで言えば「良薬口に苦し」といったところか。

本能的に避けているようなこと、無意識のうちに避けているようなこと、そんなことにあえて取り組み、自分自身の神経を逆撫でしてみる。きっと既成の価値観とはまた異なった、新しい発見がそこにはあるような気がする。


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| 方向性のある雑感 | 01:13 | トラックバック:0コメント:0
『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』感想(1)
轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊
特撮(映像) (2007/03/21)
東映

詳細


観ました。歴代戦隊の出演者を観て、花のないキャスティングだな~とか、予算があんまりないのかな~とか、あんまり期待せずに観たんだけれど、やっぱり予算があんまりなかったのかな~っていう出来だった。でもこれは面白くなかったというでことではなくて、戦隊ファンならそこそこ楽しめる作品ではあると思う。

過去の戦隊からはハリケンからマジレンまで一人ずつ、加えてマジレンのヒカル先生が出演してるんだけれど、その中で自分的に一番嬉しかったのは意外にもデカレンのテツだった(笑)。テツの「ナンセンス」というセリフに「おお~っ」と思った自分自身が不思議だった。デカレンジャーの考察の中で、あのワンパターンのセリフはないだろう~って書いてたのに(笑)

しかし25周年記念の『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』のような豪華さ、インパクトはなく、特殊効果もテレビ本編でのボウケンジャーのような最新特撮とはちがう、ちょっと古めかしいような感じで・・・やっぱり予算がなかったんだろうな~と思う。スーパー戦隊シリーズ30作品を記念するVシネマのはずなのに、これはかなり由々しきことではないのか・・・戦隊シリーズの将来にビミューに不安を覚えた。

ぶっちゃけた話、東映の企画自体が失敗ではなかったかと思う。

まずは発売時期。Vシネマは戦隊シリーズ本編が最終回を迎えたころに発売されるが、30作目のスペシャル記念なら夏の映画でやるべきではなかったかと思うのだ。その時期なら30作記念のお祭り時期まっさかりだったろうし、30作記念の各種イベントや商品販売と連動できたはずだ。せっかくの商機を逃したのでは・・・そう思わざるおえない。ちなみにガオレンVSスーパー戦隊は8月にリリースされている。

また、タイムレンジャー以前のヒーローはまったく登場しなかったのだが、夏に東京ドームで行われたダブルヒーローフェスティバルのショーのほうがまだ感動があったように思う。ボウケンジャーのピンチに、アカレンジャーやマジレッド、デカレッドなどが登場してきて助けるというもので、ショーの最期は歴代レッドが総登場するというものだった。なぜあんなふうなのを映像化できなかったのだろう。

今回の東映の企画には疑問符だらけだが、尻すぼみ的な戦略の失敗をよく分析すべきではないかと思う。でも、まあ、そこそこ楽しめる作品ではあったよ。スタッフ、キャストのみなさんご苦労様。

本編とは別に映像特典としてメインキングなどが収録されている。エンディング主題歌を作曲した渡辺宙明が出てくる『■「伝説」レコーディング 2006.12.23』はなかなか興味深かった。MoJo、クッシー、宮内タカユキと初期の戦隊の主題歌を担当した3人が歌っていて、彼らのインタビューからは熱い思いが伝わってきて、よかったと思う。

●自ブログ:『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』感想(2)


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| 特撮ヒーロードラマ | 07:58 | トラックバック:3コメント:0
誰もが一番興味のあること
誰もが一番興味のあること・・・人それぞれちがうんだから、「誰もが一番・・・」という絶対的な興味の対象は存在しえない。しかし、それに近いものならある・・・かもしれない。なんだと思う?

「恋愛」と答える人もいるかもしれない。が、誰もが一番興味のあること・・・それは「自分自身」ではないかと思うのだ。自分自身が何を考え、どう行動し、どういったメンタル状態で、どういった未来があり、どういった過去があって・・・自分自身に対する興味が尽きることはない。社会のこと、映画のこと、音楽のこと、テレビのこと、誰かのこと・・・・人の思考や興味は四方に向いているが、その興味のさらに底辺を突き詰めていくと、そこには他でもない自分自身に対する思考や興味が横たわっているのではないかと思うのだ。

佐野眞一が書いた本で、「東電OL症候群」というノンフィクションがある。1997年に渋谷で起きた事件を題材とした同氏のノンフィクション「東電OL殺人事件」の続編にあたるものなのだが、その中では事件や被害者の女性の生き方に対する読者の反響が取り上げられている。多くの女性読者は「これは自分自身のことではないか・・」そう思ったという。表面的には、他者のことなのだが、他者の生き方を知ることにより、多くの人が自分自身の生き方を省りみて、大反響へとつながったのでないかと思う。

誰もが一番興味のあること・・・それは「自分自身」のことではないかと思うのだ。そして「文化」とはその興味を引き出すことに面白みがあるのではないか、そんなふうなことを考察してみたくもなる。


●自ブログ関連:渋谷・10年目の命日






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| 方向性のある雑感 | 07:00 | トラックバック:0コメント:0
ゲキレンジャー修行その8 豚の角煮
3月はメチャクチャな日々が続いていたため、日曜朝の戦隊や電王を朝起きれないまま観れないことが多かったが、今週は久しぶりにゲキレンジャーから観ることが出来た。ゲキレンジャーのオープニングとエンディング曲は最初聴いたときはイマイチの感がしたが、このごろは名曲じゃないか~と思えてきた(笑)ノリがいいのだ。エンディングの曲なんか続きが聴きたくてしょうがない。CD借りてこようか。

さて、ゲキと電王をすっとばして、いきなりプリキュアの話で恐縮だが(笑)、別にプリキュアを観ようと思って観ているつもりはないのだけど、「プリキュア5」になってからついつい観てしまう。戦隊シリーズのような5人編成がやっぱりおもしろいのだ。それぞれ個性があり、レッドとブルーが相性が悪いとか、そのぶつかり合いとか、組み合わせとか、戦隊やライダーよりもらしいよな~

で、ゲキの話だ。もちろん第1回は観たが、いまひとつピンとこなくて、たいした期待はしておらず、真面目には観ていなかったのだが、ブログ友のharuharu318さんが、ゲキレンジャーを激烈に評価していたのを読んで、まじめに観たくなった。

●よくばりharuharu日記:ゲキレンジャー☆秀逸な展開!不安から感動へ

で、第8回 「修行その8 コトコト…ひたすらコトコト」 を観てみて、なかなかいけるんじゃないかと思った。今回のテーマは「豚の角煮」なのだが、がまんして、ひたすらコトコトやることも必要だというメッセージがあり、なるほど~と思った。観終わったあと、なんか得した気分となり、さすが塚田戦隊、マジレンジャーに通じるものがあると感じた。

あとで脚本家を調べたところ、今回は荒川稔久だった。やっぱりなーって感じだだったが、「豚の角煮」のようにじっくり煮込んで味を出せという、荒川節炸裂と言った感じか。「豚の角煮」は荒川さんの好物なのか、塚田さんの好物なのか知らないが、まぁ、誰かが「豚の角煮」を食べながら、今回は「豚の角煮」で行こう!!的なノリで作ったんだろう(笑)こういう生活に密着した発想がいいんじゃない?

ちょっと批判だが、これまたブログ友のGazulさんのブログで、敵側のマガとソリサが、ゲキレンジャーに対してとどめを刺さずに二度も退却するという脚本の安直さを批判していたが、あのシーンは俺も見ていておや?と思った。

●HERO讃歌:獣拳戦隊ゲキレンジャー第8話

新しい武器を使っての作戦がうまくいかず、最初の戦いで敗れ、二回目の戦いで勝つというストーリ展開は、新しい武器を説明しているところで既に見えたので(荒川脚本らしい)最初の戦いでの破れ方をどうもっていくのか興味がわいたが、敵が退却する理由にあれはちょっとな・・・と感じた。なんとかピンチをしのいだみたいなのがふさわしいと思うのだが、なんか女性を小ばかにしたような脚本に、女性の視聴者からクレームがくるんじゃないかとか、脚本は(女性の)横手美智子ではないのではないか?とか、直感的に疑問に思った。あとで荒川脚本と知ったのだが、頼むよ~、荒川さん(笑)

でも、まぁ、ゲキレン、なかなか満足の行く回であったことはまちがいない。「豚の角煮」のようにコトコト行こうぜ!

●リンク:東映ゲキレンジャー公式サイト
●リンク:テレビ朝日ゲキレンジャー公式サイト



テーマ:獣拳戦隊ゲキレンジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ

| 特撮ヒーロードラマ | 09:20 | トラックバック:1コメント:2
文化とは、自らで作るもの也。
このごろよく思うことはこの記事のタイトルどおり、「文化とは、自らで作るもの」ということ。つまりマスメディアからひたすら受信する「文化」ばかりが「文化」というわけではなく、自らや自らの周囲の人たちが発信しているものもまた文化であり、そこにこそ文化の本質があるのではないかということだ。まぁ、当たり前のようなことを書いているが、しかしあまりそうでもないのかもしれない。

文化が文化として成り立つ条件として、まず第一にこんなことを考えている・・・創造や発信する人がいて、そしてそれを享受する人がいるということ。この図式が成り立っていれば、それはもう文化ではないかと思う。たとえばブログの記事を書き、それを読む人がいる。もうこれは自らが発信する文化と言っていいだろう。そこにはマスメディアも何も関係なく、ネットを介して文化が成り立っている。

文化が文化として成り立つ条件、その2・・・発信されるものや創造されるものにクオリティーがあること・・・ここで言っているクオリティーとは、オリジナリティーとか、感動とか、技術とか・・・多岐にわたっているが、たとえば「タイムレンジャー」の感想なり評論なりを書いたとして、それは文化かかもしれないが、他者の作品を評論しているわけであって、オリジナリティーという点で、「自ら発信する文化」としては弱い。逆に自分で特撮モノを作って発信したとしたら、それはもう「自ら発信する文化」そのものだろう。

音楽をやるにしても、誰かしらのコピーを演奏するのと、自分達で作った音楽をやるのとでは、後者の方がより「自ら発信する文化」と言える。もちろんクラッシックやスタンダードを演奏する行為も、そこに聴衆がいて、演奏自体にクオリティーがあるなら文化であることには変りはない。

で、文化とは、自らで作るもの・・・簡単に言うと、上に挙げた2点さえ成立していれば、もう自らで作る文化といっていいだろう。誰だって文化の発信手になれるし、現に多くの人がそうなっている。この基本を継続できていれば文化的な生き方ができるんじゃないかなっ・・・そう思う。










テーマ:作詞・作曲 - ジャンル:音楽

| 方向性のある雑感 | 19:48 | トラックバック:0コメント:0
方向性のある雑感
休日の朝、ブログにカテゴリーを追加した。単に雑文を書く「雑感」にしようと思ったが、ただやみくもに思ったことを書き連ねても時間の無駄ではないか・・・そう思った。人の思考は周囲の環境に影響されることが多い。意味もなく漠然と垂れ流されるテレビを観ていたらきっと垂れ流されるテレビの内容について考えることが多くなるのだろう。しかしそんなことは望んでいないし、2重に時間を無駄にすることになる。主体はテレビではなく、あくまでも自分自身なのだから。

だから「雑感」ではなく、「方向性のある雑感」とした。「方向性のある雑感」の反対は「方向性のない雑感」。人の一生って「方向性のない雑感」を繰り返し、後悔しているうちにいつのまにか終わってしまうものなのかもしれない。

後悔はしたくない・・・だから「方向性」というキーワードがポイントなのだ。「方向性」とは「主体性」のことでもある。

日々の「雑感」にも「方向性」があれば、間違いなく発展や進歩があるって思う・・・かな(笑)。


テーマ:生き方 - ジャンル:ライフ

| 方向性のある雑感 | 10:12 | トラックバック:0コメント:0
未来戦隊タイムレンジャー考(2)
未来戦隊タイムレンジャー(2) 未来戦隊タイムレンジャー(2)
特撮(映像) (2004/03/21)
東映
詳細


圧縮冷凍

タイムレンジャーは戦隊シリーズの中でもかなり画期的な内容であったのではないかと思う。まずその主題歌。オープニング曲は未だ戦隊史上唯一の女性単独ボーカルの曲となっている。曲自体もプログレッシブロック調で、戦隊シリーズ史上もっとも子供が歌いにくい曲と言われているのだが、名曲だ。ストーリー自体も子供向けというより、若者向けであり、その他、女性のタイムピンクがリーダー的役割を果たしてレンジャーを仕切るなど、従来の戦隊シリーズの枠を飛び越えた内容となっている。

そんな画期的なタイムレンジャーであったが、なかでも一番画期的であったのは「圧縮冷凍」の設定ではないだろうか。間単に説明すると、タイムレンジャーは悪者と戦うのだが、最後にその悪者を殺すのではなく、「圧縮冷凍」して再び刑に服させるという設定だ。もともと悪者は「圧縮冷凍」されて刑に服していたのだが、ロンダーズファミリーによって解き放たれ、悪事を働くという流れとなっており、正義の味方は最後に悪を倒して(破壊するなり、殺すなり)終わるという従来のヒーロー番組の常識を打ち破る、かなり画期的な解決方法ではなかったかと思う。

この画期的な解決方法は、問題意識の高い作り手側の意図の結果なのだろうが、「圧縮冷凍」という解決方法の意義が明確にセリフの中に出てくる回がある。第32話「犯罪者を救え」(脚本・山口亮太)だ。

未来からやってきたタイムレンジャーとは異なり、現代人でありながらVコマンダーを取得してタイムファイヤーになることが出来た滝沢直人は、その力を使って「敵」を殺そうとする。そのタイムファイヤーに向かってタイムレッドらは次のようなセリフを言うのだ。

タイムレッド  「あいつを殺させるわけにはいかない。」
タイムファイアー「何言っている?お前たちだって今までさんざん殺してるじゃないか?あのロンダーズの化け物どもを。」
タイムレッド  「そうじゃない!あれは、圧縮冷凍して逮捕しているだけだ!」
タイムファイアー「逮捕だと?」
タイムブルー  「命を奪わずに逮捕する。それが俺たちの戦い方だ。」

このセリフの中に作り手側のメッセージがこめられている。問題意識あふれる素晴らしい設定ではないだろうか。

しかし残念ながらタイムレンジャーでとられたこの画期的な解決方法は後続の戦隊シリーズに引き継がれることはなかった。「特捜戦隊デカレンジャー」の考察の中でも触れたが、なんだかんだいっても結局最後は悪者を殺して終りなのだ。「特捜戦隊デカレンジャー」やその他の作品を否定するわけではないが、せっかくタイムレンジャーで新境地を開いたにもかかわらず、引き継がれていないのは残念なことだと思う。

タイムレンジャーの圧縮冷凍の設定からは死刑制度の廃止が想起される。ヨーロッパの国々をはじめとして、世界の多くの国は死刑を廃止している。重罪犯罪者は死刑という発想はわかりやすく、感情論として充分共感できるが、それでもなおかつ死刑を廃止している国が数多くあるという事実に対し、日本社会で生きる我々は目を向けるべきではないだろうか。何故それらの国々は死刑を廃止したのか?

死刑廃止をしている国の数について、具体的な数字を少し調べてみて愕然とした。


あらゆる犯罪に対して死刑を廃止している国:88
通常の犯罪に対してのみ死刑を廃止している国:11
事実上の死刑廃止国:29

法律上、事実上の死刑廃止国の合計:128
存続国:69

数字引用サイト ●リンク:死刑廃止国と存置国


この数字を見る限り、悪者を退治する解決方法について、タイムレンジャーは世界の流れに乗っているとしても、後年のデカレンジャーについてはNGではないかと思う。冗談ではなく、デカレンジャーは死刑存続国の子供番組として、死刑廃止国からNGのレッテルを貼られる可能性があるのではないだろうか。


タイムレンジャーが圧縮冷凍という画期的な解決方法を採用した経緯を知りたいところだが、圧縮冷凍の設定以外にも、権力からつまはじきにされたような人たちを描いていたり、差別される側の痛みを描いていたり、敵側のロンダーズファミリーのドルネオやギエンにも実は過去があったりと、タイムレンジャーでは単純明快な子供番組の枠を超え、深みのある人間ドラマが展開されていた。しかし考えてみれば、かつての子供番組、例えば「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」などであっても、怪獣を殺すことにためらいがあったり、差別される側の痛みを描いていたりと、同じように考えさせるドラマが、時に展開されていたのではないだろうか。

その主題歌に象徴されるように、タイムレンジャーはスーパー戦隊シリーズのクオリティーを語る上である種のピークであったと思う。続く「百獣戦隊ガオレンジャー」からは基本的に子供の視聴者を中心に作られた単純明快な内容が続き、現在もその延長にある。タイムレンジャーのような作品がスーパー戦隊シリーズで作られることはもうないのかもしれないが、バンダイなどスポンサーの意向とは関係のないところ、たとえば「イナズマ」などオリジナルビデオ作品で、若者をターゲットにしたリアリティーあるハイレベルな戦隊シリーズが作られても面白いかもしれない。

(この話、断続的に続く)

●自ブログ:未来戦隊タイムレンジャー考(1)


テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ

| 特撮ヒーロードラマ | 21:45 | トラックバック:1コメント:2
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