N郎♪'s Cafe 2007年03月
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「愛してる」ほど軽くて信憑性のない言葉はない・・・かな(笑)
今年の正月のことだ。大晦日を実家で過ごし、0:00を過ぎて新年を迎えてからしばらくテレビを観ていたのだが、どこかの局でここ10年ぐらいのジャパニーズポップスのヒットチャートランキングを放送していた。ああ、この曲はそんな前なんだとか、この曲はこの年のヒット曲なんだとか思って観ていたのだが、観ているうちにだんだん「なんじゃこりゃ・・・」と思うようになってきた。・・・次から次へと出る歌出る歌みな同じようなラブソングなのにあきれかえったのだ。問題だらけのこの世の中、他に歌うべきことはないのかよ~。

・・・別にラブソングを否定しているわけではない。出る歌出る歌全~部ラブソングという状況にうんざりしてしまったのだ。「愛してる」という歌詞は一体何曲で出てきたことだろう。結婚式なんかで歌われてるんだろうな~と思いながら、現実の世の中では何分に1回、離婚が発生していることか・・・「永遠の愛を誓う」なんて軽々しく言ったおかげでどれだけの人が不幸になったことだろう・・・(笑)。そんなことを漠然と思いながら、「愛してる」ほど軽くて信憑性のない言葉は、他にないのではなかろうか・・・そう思わずにはいられなかった(マジで笑)。

男女間の「愛」なんて一瞬の輝きであり、消えてなくなる運命のもの・・・なんて歌詞のほうがよっぽどリアリティーがあって、誤った認識をはびこらせることなく、世のためになると思うのだが。「愛はかげろう~」とか、そんな歌は昔はあったよな。

「愛してる」の超乱発を目の当たりにして、そもそも異性間での「愛」って何のことを指してるのよ??とか、「愛」の定義は??とか訊きたくなったが、まぁしかし、ラブソングは世界共通に存在していて、海外の歌でも「Love」ばっかりなんだから歌と「愛」との関係は人類共通のものなのかもしれない。

しかしだ。海外のロックなどでは「Love & Peace」というスピリッツがあるのに対し、ジャパニーズポップスでは「Peace」の部分がまったく欠落していて「Love」しかないのだ。ホント信じられないくらい「Love」ばっかりで、おそるべきアンバランスといえよう。いかにも日本的な光景だと思う。

・・・と、ジャパニーズポップスについてボロクソに書いたが、そんな俺でもラブを肯定する歌だって書くこともあるんだぜ・・・(笑)。というわけで、バラード集「ハート」以降に書いたラブソングをリンク。

●MP3:言葉と想いと夜と朝との境界で


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1993-1995年ごろの曲作り
昨日の記事で書いたように、土曜日に古いカセットテープを引っ張り出してきて、久しぶりに1990年代に作った曲をいくつか聴き直し、バンドのメンバーに送るため、CD-Rに焼き直していたのだが、それらを聴いているうちに、自分で思っていたよりボーカルがよく録れていることに気付いた。後年になればなる程ボーカルの質は上がっていると思っていたのだが、今のボーカルの形式は10年ぐらい前に既に完成していたのかもしれない。

いつか書こうと思っていたが、このブログの頭に掲載されているキーボードの写真は、自分が長年愛用してきたKORG社のミュージックワークステーション(まぁ、一般的言うシンセサイザーなのだが)のi3というマシンの写真だ。1990年代の自作曲の数々はこの愛機とともに生み出してきた。バラード集「ハート」のバッキングもすべてこのマシンで作成し、限りなく思いが込められているマシンだ。残念ながら現在はディスプレイや音源が故障しており、パソコンのシーケンサーソフトと連動させ、鍵盤だけの機能を使っている。古いマシンなので、修理は既に不能だ。

i3を使用する以前はアコースティックギターやバンド仲間とバンドの音でバッキングを作成していたのだが、この優れもののおかげで音楽的表現の幅が劇的に広がった。冒頭に書いたボーカルの話とも関連するのだが、このi3を使い始めた初期のころ、アレンジを含めてゼロから作った曲が次の曲だ。

●MP3音源リンク:神よ・・・ (1993-1995?)

かなり観念的な詞だ。しかし観念的な詞の中でも、1番出来がいいのではないかとあらためて思わされた。1993年か1994年に書いた詞だと思う。i3でバッキングを作成し、カセットテープのMTRを使用してボーカルを録音した。ボーカルを録音した場所はさいたま芸術劇場の練習室ではないかと思う。1995年ぐらいか??マスターはDATにトラックダウンしたはずだが、DATの再生機が今動くかどうかはわからない。上のMP3はたまたま聞いたカセットテープからおこしたものだ。

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バンド備忘録3月24日・・・かつての曲に大愕然
土曜日はバンドのリハーサル日。戸田公園のリハーサルスタジオに行く前、新大宮バイパス沿いのファミレスでキャプテンと待ち合わせ、バンドの話など情報交換をする。バンドを続けていくうえでの諸々のことやライブハウスの場所選定など、話は尽きず。ライブの情報、キャプテンありがとう!!

で、ファミレスからこちらの車に場所を移し、自作曲や昔のバンドのライブ録音などキャプテンに聴いてもらう。今日のリハーサルでは、前回のライブでリクエストのあった昔の曲をいくつか復活させようということで、昔のカセットテープの山のなかからいくつか適当にピックアップして持ってくる。車の中で10年ぐらい前に録音されたそれらを聴きながら、スゲーなーと思い、愕然とする。下の音源リンクは1996年、入間市で行われたロックフェスティバルに参加した時のライブの模様。

●MP3音源リンク:ロックの力(1996.8 入間市産業文化センター)

この時のライブをたまたま聴き直してみて、上の曲以外もいろいろスゲーことやってることを知り、ライブの模様を全曲CD-Rにでも焼き直そうと思う。CD-Rを欲しい方には実費で郵送しますので、ご連絡下さい。

キャプテンと別れた後、新大宮バイパスを南下して戸田公園のスタジオへ。2月のライブで演奏した曲を合わせつつ、新しい曲(昔の曲)も少しセッションしてみる。それらの新曲はCD-Rに焼いてメンバーに郵送することにし、次回のセッションで本格的に練習することとする。

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リハーサルの後のミーティーング。ローズちゃんなどから質問のきている、気になる次のライブ日程だが、6月か7月にはやれるのではないかと思う。場所はキャプテンからビラをもらった上野公園の水上音楽堂が有力候補。野外だし、上野という都内で交通の便がよいところがポイントが高い。他の場所の候補もあり。日程と場所が正式決定したら当ブログでも告知するので、ヨロシク!!

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| ロックバンド・アウフヘーベン | 23:59 | トラックバック:0コメント:0
まっきー一人ライブ at 千葉 Jump up
N郎♪音汰。本日は夕方から、JR武蔵野線を乗り継いで千葉へと向かう。南船橋から乗り換えたJR京葉線の車窓、幕張のビル街を横目にしながら「千葉なんて来るのはホント久しぶりだよな~」と思った。そう思いながら、「ああ、しまった!(千葉に住んでるバンドのベースの)さとしにも声をかけるんだった!」とその時気付いた。まっきーちゃんのライブがはじまるまで、あと20分ぐらいしかなく断念。まぁ、単独行動もいいか。

「ライブに間に合うかな~」そう思いながらJR京葉線・千葉みなと駅に着き、人の流れに任せてモノレールの改札へ。しかしモノレールの出発時刻まで6分もあるので、乗るのをやめてモノレールの路線にそって歩く(走る)ことにした。初めてきた街で、目的地に到達するまでの地理的直感と方向感覚、そして判断力には我ながら素晴らしいと思った(笑)。だてに街をうんちくしているわけではない。

それにしても千葉の街はモノレールも整備されていて、道路も広くて感心。都市整備に関しては、某さいたま市よりも千葉市のほうが断然進んでいる印象を受けた。さいたま市のモノレール計画はどうなったのか?・・・・そう思いながら、まぁ、千葉のような臨海都市と違って、内陸部でかつ戦中の空襲もほとんどなかった浦和や大宮のようなところでは厳しいものがあるのかな・・・とも思った。


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そんなこんな状況判断した甲斐あって、まっきーちゃんの出演前にライブ会場に到着することができた。会場に着いた時には、一つ前の出演者(シラベさん)がアコースティックギター片手に歌っていた。通路には次の出番を待っているような女性がいた。あれがまっきーちゃん??ブログの写真よりかわいいじゃん(笑)。そう思いながらそ知らぬ顔で一番後ろの席に身を置く。それにしてもこのライブスペース、いい感じだ。閉じられたライブハウスより、今回の会場のように、呑み食いを中心としたオープンスペースのほうが気軽に音楽を聴けていいかもしれない。呑み食いの料金としてミニマム1000円がかかるだけでチケットがないところがいい。この場所、気に入った。

そんなこんな思っているうちにまっきーちゃんの出番がやってきた。しゃべりから始まったのだが、その声のよさにまずサプライズ(その1)。そしてしゃべりがうまいのにサプライズ(その2)。しゃべりを聞いて「おお~!!プロじゃん!!」と思った。

歌が始まり、ボーカルのよさにサプライズ(その3)。シャウト部でのボーカルの伸びが実に素晴らしく、きれいにビブラートがかかったボーカルに「実力派じゃん!!」と感心。ボーカルにうるさいN郎♪も満足。聴いたことのない方のために、まっきーちゃんのボーカルをわかりやすくたとえると、奥井香的なボーカルをさらに上手くしたようなボーカルというべきか。


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カラオケライブながらボーカルに集中しているそのパフォーマンスは様になっていて、特に曲を歌い終わった瞬間のこぼれるような笑顔が素晴らしかった。本人はムチャクチャ緊張していたとのことだが、見ているほうは全然気づかず。プロフェッショナルだと思う。まっきーちゃんのライブパフォーマンスを観ながら、迷いもあったがわざわざ千葉まできて正解、と実感。

MCでは亡くなられたご両親のこと、普段のバンドのことなど話していたが、本日それまで歌った曲が「男目線の詞」と話していたことに「おや?」と思った。つまり詞や曲はまっきーちゃんが書いているわけではないということなのだが、なるほど、そうであるなら是非自分の言葉で詞を書き、曲を作って歌うべきだと思った。

まっきーちゃんの出演で本日のライブは終了となり、パブとなった会場でまっきーちゃんに声をかける。で、実際にまっきーちゃんと話してみて、そのキャラクターのおもしろさにサプライズ(その4)(笑)。普段話す声も響いていて、屈託のない話しに止まる様子はまったくなく(笑)、明るさ満点の素晴らしいキャラクターだった。一緒にいたメイト音楽学院の奥さん(通称)は、長年まっきーちゃんのライブを観にきてくれているとのことで、有り難い話だと思うのだが、これもまっきーちゃんのキャラクターあってのことだと思う。本日の他の出演者の方にも姉御のように気さくに声をかけ、おかげでこちらもほかの出演者の方と話をする機会も出来た。そんなこんなで短い時間ながら満足して会場を後にすることが出来た。


余談ながら、今回千葉まで足を運んだのは、まっきーちゃんのライブパフォーマンスに興味があったことに加え、カラオケスタイルのライブは聴く側としてどういった印象を受るだろう?ということもあった。

バンド形式ではなく、一人でライブをやる人は、アコースティックギターやピアノで伴奏を行うことが多いのだが、もちろんカラオケよりも、それらの生演奏の方がライブにはふさわしいのだろう。が、今回のようなカラオケもありかな~とも思う。ボーカリストがピアノやギターの演奏が出来ないからといって、ボーカルリストとしての表現活動をやれないのはもったいないことだと思う。まっきーちゃんのように、歌いたくて歌いたくてしょうがないという人にはなおさらなことだろう。自分もかつてボーカル研究所で歌を歌っていたときはもっぱら自作の打ち込みバッキングカラオケを使用していた。カラオケの中身を、例えばドラムパートをパーカッションに変えてみるとか工夫すれば、より違和感がなくライブが出来るようになるのかもしれない。

まぁ、いずれにしてもボーカリストがボーカリストとして制約なくライブを出来る形式はそれぞれで模索していく必要があるのだろう。バンドはもちろん楽しいが、複数人で一緒にやるがゆえに制約が多いのも事実だ。理想的な音楽表現スタイルを人それぞれ追求していくべきなのだと思う。

そんなこんなで、表現活動を考えるうえで、今夜はなかなか示唆に富んだ夜となった。まっきーちゃんお疲れさま!!&ありがとう!!奥さん(通称)にもよろしく!!

●リンク:まっきー’s room /カラオケ巡業

追伸)
昨日のライブの模様は5番目の出演者シラベさんのブログでも紹介されています。
●リンク:シラベのうた/3/21 @千葉Jump up
「突き抜ける高音は、かなりすごかったです。」と、まっきーボーカルを絶賛(笑)

※この記事は楽天広場にも記事を掲載しています。そちらのコメントもご参照下さい。


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| ライブ行ってきました | 23:00 | トラックバック:0コメント:4
KEEN ライブ at 池袋ADM
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日曜日は休日だったが仕事に行き、その合間をぬってキャプテンのライブに行ってきた。
場所は池袋。池袋駅の人ごみを敬遠し、地下鉄有楽町線の東池袋駅からライブハウスへと向かった。このコースは正解だったと思う。すんなりライブハウスまで行くことが出来た。

渋谷や新宿のライブハウスは知っているところが多いのだが、池袋へライブを観にいくのは今回が初めて。東急ハンズの裏の通りでライブハウス「ADM」の看板は簡単に見つけることができた。入り口に入ろうとしたところ「REST \・・・」と料金表が掲示されていたので、おや?と思い、よく見て見るとそこはラブホテルだった(笑)。ライブハウスの入り口は隣の建物にあったのだが、さすがボーダレスタウン・池袋(笑)。この街は渋谷や新宿と違ってラブホテルなど、他の街では区分けされているような施設が、街の普通の店と混在して存在しているのだ。

思い直して隣の建物の入り口から入り、階段を下りていくと、カベには売り物の服がいくつもぶら下がっていた。またしても違うのか?と思ったが、そこで間違いなかった。ライブハウスのある地下にはブティックもあったのだ。

ライブハウスの受付で名前を言ってチケットを受取ると、なんと料金は想定外の格安料金。この間の北浦和でのライブもそうだったのだが、キーンのライブチケットのスペシャル・プライスにはホントに感謝。バンドのみなさんありがとう!!

今日のライブは4バンド出演し、キャプテンのバンドは2番目。

最初のバンドはロカビリー風の3人編成バンドで、ドラム上手い!と思ったのだが、ベース兼ボーカルの人のボーカル(発声)が・・・。ボーカルにうるさいN郎♪としては彼にはボーカリストとして正しい発声方法を是非学んで欲しいと思った。逆に言うとボーカルがボーカルとしての発声をしっかりすれば、このバンドはもうひとつレベルアップするだろう。MCのバックでBGMとしてギターを弾いていたこと、最後から2番目のロックンロール、ライブの終わり方がよかった。あと、トップバッターとして後続のバンドでも盛り上がってくれ!!というMCには好感が持てた。

3番目のバンドはこれも3人編成で、最初の曲がかなりイケていた。グランジっぽく、なかなかいい感じのノリに思わずピョンピョンと飛び跳ねた(笑)。後続の曲については一つ一つの曲を識別できなかったが、彼らの課題は曲のバラエティーを増やすことだろうか。

最期のバンドは怪しく奇抜な化粧をしたルックスからビジュアル系かと思いきや、気合の入った演奏、そしてデス・メタルもしくはスラッシュ・メタルというべきロックの音楽的パフォーマンスはかなりよかった。ギターもボーカルも頭を上下に激しく振り、最前列の客も一緒に振り、疲れるだろうな~と思って観ていたのだが、「変なバラード」と紹介された曲の音楽的なメリハリは実に素晴らしく、その音楽的パフォーマンスにグイグイ引き込まれ、こちらも自然に前のめりにノッていた。ただ、このバンドはコアなファンはいたのだが、この日一番お客さんが少なかったようで、コアなビジュアルとコアな演奏に、逃げ出すように出て行ったお客さんもいた。ロックとして演奏がよかっただけに、音楽的なよさと客の数とのアンバランスさが考えさせられるバンドでもあった。アンケート用紙に書かれている文を見て、こいつら真剣に活動してんだな~と思った。この姿勢、見習うべきだろう。音楽的なよさはその姿勢から生まれていると思う。


さて、2番目に登場したキャプテンのバンド・キーンだが、やはり前回のライブと同様、MCで場をなごませ、ギターはまさにギターヒーロー的スタイルで魅せてくれて、今回はさらに音がいい。ギターパフォーマンスもサービス満点でキャラクター最高(笑)。ベースは楽しそうに演奏していたし、ドラムはオチャメなスティックを回すパフォーマンスで注目を集めていた。

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途中のMCでバンドメンバーの平均年齢がXX歳となる紹介があったが、それでもなおロックバンドをやり続けているというのがなんといってもこのバンドの一番の売りだろう。人生における音楽シーンはまさにこれからがクライマックスではないかと思う。

お客さんもこの日一番の入りで、北は北海道、西は大阪からこの日のライブのために駆けつけてくれたという。凄いことだと思う。

MCの中で明日がキャプテンが専門学校の卒業式を控えていること、そして衝撃の活動休止宣言が出された。各自プレイを磨くとのことだ。

「負けない、あんな奴には絶対に負けはしない」

そう歌うキャプテンの歌は、お客さんも、演奏しているバンドのメンバーも、誰もが困難な状況をそれぞれに抱えているであろう中、不屈の精神として響くものがあったのではないかと思う。

で、とりあえず最期の曲が終わり、アンコールに入る・・・のだが、アンコールの拍手がはじまらない中、キャプテンの無理やりアンコールの拍手を求めるしゃべりにはかなり笑わせてもらった。そして無理やり拍手がはじまり、その後のキャプテンの「まさかアンコールがかかるとは思いませんでした」という、とぼけたMCには大爆笑。ウケを狙って言っているのか、自然に言っているのかわからないところがキャプテンのスゴイところだ(笑)。

演奏が終わる最期の最期のところで、ドラマーは投げたステッィクを落としてしまい、どうするんだろうと思ってハラハラ見ていると、すかさず別のところからスティックを取り出した。さすが(笑)準備万端、危機管理が出来ている。

演奏が終了すると、キャンディーズの「微笑みがえし」が流れ、バンド休止を演出してくれた。

ギターの方の誘いで、ライブ後の打ち上げにも参加させてもらった。バンド休止の理由に興味があったのだが、まぁいろいろあるんだろうけど、同じくバンドをやっている身としては・・・わかる。でも、せっかくバンドをやっているのに休止するっていうのはもったいないことだとも思う。煮詰まっている部分があるのであれば、ライブハウス以外の場所でライブをやってみるとか、曲をガラリと変えてみるとか、リフレッシュ方法がいくらでもあるんではないかと思うのだ。なんといってもバンドは音を合わせるのが楽しいんだし、その原点に立ち返り、純粋に音楽を楽しんでみてはどうかと思う。呑み会の席でレッド・ホット・チリ・ペッパーズの名前が出たが、ミクスチャー系に取り組んでみてもおもしろいのではと思った。

客として言わせてもらうと、バンドのライブに行くということをきっかけとして、普段行かない街に行ってみるのが楽しかったり、呑み会に参加するのが楽しかったり、ライブ自体にプラスして、その周辺の付加価値がまた魅力なのだ。

とりあえずキャプテン、そしてバンドの皆さん、お客さん、日曜の夜はお疲れさまでした!

●リンク:KEEN ホームページ

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| ライブ行ってきました | 23:30 | トラックバック:0コメント:0
ライブハウスアーティストリンク集
■■ ライブハウス■■

  • 秋葉原・秋田犬

  • 越谷・アビーロード

  • 西川口・Hearts

  • 南浦和・宮内家

  • 川越・DEPARTURE



  • ■■アーティスト順不同 ■■

  • 馬場孝幸

  • 大平清

  • まさみん

  • 福島史華

  • 高見沢みなも

  • Ayame The Cassis

  • オダタマコ

  • 高川善和

  • リー・スーチャン・麻里絵

  • 高橋直規

  • かやまたかふみ

  • まよよん

  • ゆきんこ


  • RISALILY

  • miu

  • 千葉スイングタイムス

  • ポップコーンO-G's

  • 紅葉

  • 雨本ふみ

  • 路字山 吟

  • 亀の首

  • 和音

  • いちごカクテル

  • Miyuki Fujino

  • 北川昌平

  • 松本裕

  • MOGAMI

  • 菊地ゆうすけ

  • ファイヤー川畑

  • 村中じゅん

  • 北條正登

  • ギン

  • jun

  • 漢那ゆき

  • 猫太寿司織

  • 保田晃秀

  • 笹川美有

  • 楯川明宏

  • 飯田徳孝

  • 桜井雄作

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  • でら☆べっぴん

  • ケンヤ

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  • sing(trash box jam)

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  • 岩田純香

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  • $2,99

  • 橘 美果

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  • ■■バンド■■

  • アウフヘーベン

  • 新オリエント楽派

  • JASKY

  • クーデターズ

  • YKJ

  • ウラニーノ



  • | リンク集 | 22:01 |
    未来戦隊タイムレンジャー考(1)
    未来戦隊タイムレンジャー(1) 未来戦隊タイムレンジャー(1)
    特撮(映像) (2004/02/21)
    東映

    詳細


    脚本・小林靖子

    2月から始まった「仮面ライダー電王」。前作までの停滞からうって変わって、現在ぶっちぎりでおもしろいドラマを展開しているのだが、第1話から先週第7話まで、すべての脚本を担当している小林靖子の貢献度はかなり大きいと思う。・・・・というより、小林靖子が脚本をやっているからこそ、ここまでおもしろい作品に仕上がっているのだろう。

    その脚本、人間洞察に優れていて、人が生きていくうえでの真理が提示されていたり、ハッとさせらるような要素がこめられていたり、それでいてセンスあふれる笑いがちりばめられていたりと、ただの脚本ではない。その脚本ゆえに「仮面ライダー電王」のファンになってしまった人は多いことだろう。

    スーパー戦隊シリーズや平成仮面ライダーシリーズなど、「小林靖子」の名声は定着し、もはや大御所といっていいだろう。制作会社の東映も、困った時には「小林靖子」という図式が成り立っているのではなかろうか。

    俺も、バンドのギターのケンちゃんから「小林靖子」という名前を聞き、その人の書く脚本はおもしろいと聞いて、数ある戦隊シリーズの中でも『タイムレンジャー』に先に手をつけ、はまっていったのだ。


    今や「脚本・小林靖子」と言う名声がとどろいている彼女であるが、脚本家になる前はコンピューターソフトの会社で働いていたという。それがテレビ朝日メタルヒーローシリーズの「ご意見・ご感想」コーナーに自分の構想を書いて送り、担当プロデューサーの目にとまって、脚本家・小林靖子へと続いていった。あふれんばかりの創造性を持った視聴者と、面白いものを探し続けているプロデューサーとの思惑の一致が、タイムレンジャーや仮面ライダー電王を生み出すベースとなったというのだから、かなり興味深いエピソードだと思う。

    「脚本・小林靖子」がスーパー戦隊シリーズへ登場してくるのは1997年に放映された『電磁戦隊メガレンジャー』からとなる。メガレンジャーの脚本陣営を見渡すと、武上純希や荒川稔久など、東映特撮やアニメの第一線で活躍してきた脚本家が並んでおり、そんな中、途中から参加してきた小林は、後半部でほぼメインライターに近い役割を果たしたという。そして翌年の『星獣戦隊ギンガマン』では戦隊メインライターとして確立し、続く『救急戦隊ゴーゴーファイヴ』を経て、2000年の傑作『未来戦隊タイムレンジャー』が生まれることとなる。


    さて、DVDで『未来戦隊タイムレンジャー』の最終回を見終わった後の感想なのだが・・・・とにかく切なかった。タツヤと他のタイムレンジャーのメンバーとの別れ、中でもユウリとの別れ、そして現代にただ一人残され、それでも強く前向きに生きていくタツヤの姿もせつなかったのだが、タイムファイヤー・滝沢直人が亡くなるシーンがそのせつなさの要素を増したと思う。

    滝沢直人(演・笠原紳司)=タイムファイヤーは物語の後半部のキーマンとなった。実質的な最終回を次回に控えた第49話「千年を越えて」で命を失うこととなるのだが、第37話「狙われた力」ではその伏線が張られ、滝沢が飼っていた鳥かごを少女に譲るシーンが最後に出てくる。第48話「未来への帰還」ではその少女と鳥かごが再び登場し、そして第49話で重要なシーンを演出することとなるのだ。

    この手法に象徴されるように、第1話から最終話までのスタッフロールを見渡してみて、あらためてメインライターである小林靖子の存在感の大きさを感じざるおえない。各所に伏線が張られ、一年間の放送の中でその伏線はしっかりと回収されていったのだ。

    ドモンとホナミの恋、タツヤと父親の確執など、タイムレンジャーの中ではいくつかの人間模様が平行して描かれていく。その中でも屈折し、権力欲に取り付かれた滝沢直人のストーリーは印象が強い。

    滝沢直人を演じた笠原紳司は、「滝沢直人」の役作りに笠原なりの意見を訴え、脚本の小林はその意見に真剣に耳を傾けたという。最終回で滝沢が亡くなるのも、笠原紳司が小林らスタッフに訴え続けて実現したというエピソードがある。役者の情熱を自らの脚本に取り込み、あのような切ないストーリーに仕上げていった小林の力も、傑作を生み続ける脚本家を考えるうえで参考となるエピソードではいだろうか。

    (この話し断続的に続く)

    ●自ブログ:未来戦隊タイムレンジャー考(2)


    過去ログ

    ●リンク:百獣戦隊ガオレンジャー考
    ●リンク:爆竜戦隊アバレンジャー考
    ●リンク:特捜戦隊デカレンジャー考
    ●リンク:魔法戦隊マジレンジャー考

    ●リンク:「仮面ライダー電王」 俺、参上!



    テーマ:特撮ヒーロー - ジャンル:テレビ・ラジオ

    | 特撮ヒーロードラマ | 03:20 | トラックバック:3コメント:2
    ファミレスで聴いた生ボーカル
    日曜日の夜、地元さいたまのイタリアン系ファミリーレストランでちょっと遅い夕食をとっていたところ、お店のBGMだとばかり思っていた英語の歌が、実は真後ろの席で食事をしているアフリカ系の方が歌っている歌だと気が付き、かなりびっくりした。日本人3名とアフリカ系の方1名が一緒に食事をしていたのだが、決してうるさくなく、BGMのようなあまりに自然なボーカルにショックを受けた。

    俺の場合、ボーカルといえばもっぱらパワーボーカルなのだが(笑)、あれだけ静かな声で流れるように歌っているなんて・・・。セネガルが生んだ国際的な大歌手、ユッスー・ンドゥールのような歌声だったのだが、やっぱり日本人とは違うような~と思わずにいられなかった。英語で話している彼の会話にもちょっと耳を傾けたのだが、その会話もまるで音楽のようにリズムや抑揚があり、彼は生活の中で自然に音楽をかもし出しているんだろうな~と思わずにはいられなかった。

    まさに「音楽」と呼ぶべきボーカル自体にも感激したのだが、ファミリーレストランという公の場で、違和感なくあんな流れるように自然に歌を歌っていたということにさらに感激した。日本ではほとんど見かけることのない光景・・・。歌が生活に密着しているってこういうことを言うんだろう。

    よし、俺も明日から生活の場で、音楽が流れるように自然に歌を歌ってみよう・・・・かな(笑)

    テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

    | N郎♪こだわりのボーカル | 23:00 | トラックバック:0コメント:0
    渋谷・10年目の命日
    ちょうど今から10年前の1997年3月8日土曜日の深夜、渋谷・円山町で一人の女性が亡くなった。10年目の命日となる今日、亡くなった彼女のために花をささげようと思い、夜、渋谷の街へと向かった。

    地下鉄に乗る前、花屋さんで花を買っていったのだが、彼女のためにわざわざ花を買っている自分に対して、どこか複雑な心境であった。会ったこともなければ、顔もよくは知らない彼女だ。

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    渋谷の街は夜も遅いというのに相変わらずいつもの渋谷の街だった。

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    道玄坂を上りながら、10年前、自分は何してたっけ・・・ずっと考えていた。よくは思い出せない。仕事のため渋谷に毎日通っていた時期もあったが、その事件から2、3年経っていたと思う。もし彼女が死なずに生きていたとしたら・・・四十代も終わりを迎えていたことだろう。これだけ有名にもならなかったに違いないし、人の記憶に残ることもなかったかもしれない。

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    百軒店の通りに入っていくと何人かの呼び込みがいた。今夜はいつもより人が多いように思う。こんな時間に歩いたのことがないからそう思うのかもしれない。

    道玄坂地蔵にはいつもより多く献花されているだろうか・・・・そうかもしれないし、そうでないかもしれない・・・そんなことを思いながら、ホテル街の坂を下り、円山町に入ってまたホテル街の坂を上っていった。

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    道玄坂地蔵はいつもの道玄坂地蔵のままだった。お菓子とお酒が捧げられいたのが目につく程度で、特に献花が多いとか、そんなことはなさそうだった。10年も経ってしまえば、命日に献花をしにくる人もほとんどいないのかもしれない。かくいう俺も、半年前に本を読んでからしばらくの間は強烈に頭に残りつづけていたのだが、慌しい日常を繰り返しているうちに、ほとんど考えることもなくなった。この街を彼女が歩いていたなんていう記憶は風化され、そしていつか誰も彼女のことを思い出さなくなるのだろう。当時あれだけ騒がれたにもかかわらず。・・・家族以外は。

    事件現場のアパートの方はどうかと思い、円山町の坂を下って神泉駅へと向かった。何一つ変わった様子もなく、アパートはいまだに静かにたたずんでいる。人が普通に生活している場所だ。神泉駅のトンネルも同じように平穏な日常の中でたたずんでいた。

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    道玄坂地蔵に戻ってみると、先ほどのお菓子とお酒がなくなっていたのが少し気になった。
    花を添え、静かに彼女の冥福を祈った。彼女だけではなく、かつて花街として隆盛を極めていたころの人の歴史を考えざるおえなかった。




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    円山町は円山町のまま。夜中のほうが人が多いようで、腕を組み歩くカップルが多かった。しかし他のホテル街とちがってどこか温かみがあるような街の気がしてならない。

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    事件は風化し、忘れ去られたような10年目の命日。しかし不当逮捕されたままのゴビンダは今なお抑留中だ。彼にとってみれば、日本社会によって自由を奪われ、家族と引き裂かれ、人生を台無しにされている状態で10年目なのだ。事件は忘れさられても、その事件で不当逮捕されたままの人がいるということを忘れてはいけない。当時あれだけ騒いだマスコミはそのことを報道する義務があると思う。

    ●リンク:無実のゴビンダさんを支える会/不当逮捕から10年 再審請求から2年/3-24無実のゴビンダさん支援集会/2007



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    渋谷の街を後にする時、これから10年あとも、渋谷は渋谷としてごちゃごちゃしたまま煩雑な光景でいるんだろうな・・・そう思った。もちろん再開発は進んでいくだろう。しかし、渋谷の光景はきっと10年後も渋谷の光景のままなんだろうなと思う。

    10年後、自分はどこで何をしているのだろうか。少なくとも今よりは10年歳をとっていることは間違いない。10年前のこの日、渋谷に花を捧げにきたことを思い出すのだろうか・・・多分思い出すことはないだろう。しかしそれはそれでいいのかもしれない。

    ●自ブログ:渋谷・円山町
    ●自ブログ:きっかけ
    ●自ブログ:佐野眞一『東電OL殺人事件』(1)
    ●自ブログ:佐野眞一『東電OL殺人事件』(2)
    ●自ブログ:佐野眞一『東電OL殺人事件』(3)
    ●自ブログ:別冊宝島 『昭和・平成日本「怪死」事件史』(1)

    テーマ:渋谷 - ジャンル:地域情報

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    N郎♪

    Author:N郎♪
    秋葉原・ドットドット秋田犬など、東京、埼玉中心に活動中。他ロックバンド・アウフヘーベンのボーカリスト。配信番組Spotifyポッドキャスト『N郎♪ MusicHourハイビスガーデン3』
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