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今日のひとこと 「知恵を絞れば、突破できる」
昨晩、ラー油で漬けたようなお漬物をごはんにのっけて、白ごまをふって、お湯をかけて食べながら、「ああ~湯漬けってなんでこんなにおいしいんだろ・・・」としみじみ。
そう感激しながら思い出したのがこの本。秀吉が天下を取った時代、秀吉の要請により大阪・京都へ初上洛した毛利輝元の上洛日記を読み解いた本。
秀吉の接待―毛利輝元上洛日記を読み解く (学研新書) (2008/01) 二木 謙一 商品詳細を見る |
おもしろいです(ちょっとマニアな方には)。何が面白いかって、その時代のリアルな食べ物とか、大名の席順とか、贈り物とか、日常生活が描かれていて、へえ~と感激すること多々。現代とは隔たりのある、ある意味別世界の戦国時代、この本によって一気に身近な世界に感じられると思います。
秀吉の時代、徳川家康も、上杉景勝も、毛利輝元も、同じ座敷に集まって、そこに北条(氏規)がやって来て拝謁するとか、ああ~このころは大名どうしうまくやってたんだな~と。
今年の大河ドラマ「天地人」でそこらへんに近い映像を観る前に、この本を読んでたんで、ちょっとした驚きとともに、興味津々でした。作りモノじゃなく、ホンモノの毛利輝元の行動日誌ですからね。
秀吉や北の政所への贈り物、逆に送られ物など、その物品と数量が記載されていて、なにかあるたびにその量と豪華さに、接待交友費に無茶苦茶金かかって、大名も大変だよな~とも。上洛が一大事である理由もわかりました。
京の生活では、毛利屋敷が作られる前は寺に泊まっていたとか、朝会というのがあって、朝集まって朝食をとりながら会談とか、当時の大名のビジネスタイムは米国風だったんだ~とか、その合理性にいちいちうなずいたり。
そしてそんな中でもそそられたのが 「湯漬け」。ごはんにコンブや椎茸でだしをとった湯を掛けて食べるんだけど、読みながら、すごいうまそ~(笑)。
湯漬け、ごはんに乗っけるものとして、漬物でもよし、鮭の切り身でもよし、なんでこんなにおいしいんだろう。ヘルシーだし、日本の食文化を語る上でかなり重要な位置づけたと思う。
上記本の著者、二木謙一さんは歴史学者で、大河ドラマの風俗考証なども手がけている方。「天地人」にも関わってました。毛利輝元ではなく、上杉景勝が初上洛する回あたりで、この毛利輝元の上洛日記がベースになっていたみたいな感じで、本を読んでいた者として、制作過程が見えるようで、観ながらにんまりしてました。
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