ひよ子のにわとり進化ピックができるまで
こんにちは。たばねです。
ひよこをにわとりに進化させるピックを作りました pic.twitter.com/2KJ06QTkNx
— たばね (@_tabane) 2020年1月24日
先日作ったこのピック。予想以上の反響をいただきびっくりしてます。本当にありがとうございます。
販売と作り方について多くお声をいただいたのですが、販売するほどのものでもないので作り方だけ簡単に記載します。最後にカット図も置いておくのでぜひ使ってください。
1.発案
発案の過程は全然覚えていませんが、ひよ子饅頭で何かしようとしてたメモがあります。
「ひよこ砂遊び」は話題のネコカップ↓をひよ子の形でやりたいなというメモでした。
https://koncent.jp/?pid=144026926
おそらく作らないのでひよ子本家様がやってくれる事を楽しみにします。
2.データ作成
データ作成の時点で手元にひよ子がなかったため、画像検索でひよ子の側面図を探し、頭のカーブを大体予測します。
大きさが全然わからず「銘菓 ひよ子 大きさ」などで検索するもいまいちヒットせず…流石に広大なインターネットでもひよ子を測定してアップロードする人はいないかと落胆してたところ
Wikipediaにありました。インターネットすごすぎ。
それはそうとひよ子の誕生秘話良すぎないですか?
いよいよ本題、頭のカーブをなぞりながらトサカを作ります。
フリーハンドで綺麗なトサカを作る自信がなかったため、線を太くして面に変換するという以上の方法で作りました。簡単に作れて良いです。
一色で作るとなんとなく野暮ったくなりそうだなと思い、重なる部分に切り込みを入れて軽やかなシルエットにしました。
主線なしのイラストやシルエット風ロゴを描く際にやっている手法の転用です。
データ完成。
棒は特筆する事ないくらい適当に作りました。
一応ピックという体裁を保つために先端に返しをつけたのですが、残酷というコメントがかなりついてました。ごめん。
3.立体に起こす
データを現実世界に起こします。
ハンズで100mm×100mm×2mmのアクリル板を買います。この画像にある商品のバーミリオンを使いました。
アクリル板やベニヤ板をデータ通りに切ってくれるレーザーカッターで切ります。
今回は原宿のcoromozaさんを利用させていただきました。ここは5分単位で使用料が設定されているため、データの不備さえなければ手軽に使えて良いです。
切断加工中…(インスタのストーリーにあげた動画しか残ってなかった)
切れました。
サイズ違いが怖かったので110パーセント拡大と90パーセント縮小バージョンも作りました。やっつけ仕事感満載です。
帰りに渋谷の東急東横店の諸国銘菓でひよ子を買いました。ひよ子は買おうとすると案外売ってない。
「お土産用ですか?」の問いに咄嗟に「はい」としか答えられず手提げ袋も貰ってしまった。全部自分で食べるのに。
4.完成
完成です。
刺した瞬間自分の予想を超えるジャストフィットさと可愛さに一人で笑ってました。
自分が可愛いと思ったものがたくさんの人に共感されてよかったです。ありがとうございました。
今後これほどの反響をいただける機会は無いと思うので大事な思い出として取っておきたいと思います。
ひよこをにわとりに進化させるピックを作りました pic.twitter.com/2KJ06QTkNx
— たばね (@_tabane) 2020年1月24日
後ろのひよ子、実は一回貫通させてしまって戻したのですが数人にリプライ指摘されて怖かったです。
-----
こちらにカット図を置いておきます。厚紙やプラ板などで作って全国のひよ子をにわとりにしましょうね。
(おしまい)