EACの概要

EACは６つの階からなり、１階から４階は大動物から中小動物までの飼育施設と実習室を有しています。また、ABSL2対応の小動物飼育室を設けており、産業動物臨床獣医学や動物衛生学分野における実習教育拠点を形成することが出来ます。さらに、５・６階は実験室やセミナー室を有し、研究の実施環境が整備されています。

1階：４ヶ所に設置型枠場を備えることのできる産業動物実習スペース、および飼育室を備えています。さらに、前室や医療ガス供給・麻酔回収装置を備えた実習室を有しています。これらの設備を利用して、対面式少人数制の参加型産業動物臨床実習を実施することが可能です。

2階：２階にはイヌ、ネコ、ブタ、家禽の飼育室がそれぞれ設置されています。また、屋外にドッグランとして利用できるスペースを有しており、飼育室とともに動物福祉に配慮した飼育を可能にする設備として利用されます。

3階：小動物・中動物用の実習室がそれぞれ設置されており、中動物実習室にはX線撮影室が隣接しています。

4階：マウス・ラット、ウサギなどの小動物に対応した飼育室と、ABSL2レベルの感染実験に対応した飼育室を有しています。