KATOモハ456の動力交換
このブログをはじめたばかりのころ、東北急行の455・457系の色差しをしました。
1981年発売の初回生産品ですが、KATOさんは基本的な形態に破綻がないので、
現在でも見ごたえのある車両です。とはいえ、動力ユニットは黎明期の物。走らないわけではないですが、現行製品と比べるとギクシャクします。
このたび、グリーンライナー用モハ454のジャンク品を手に入れましたので、その動力ユニットをモハ456に移植しました。
動力ユニット。黎明期のユニットは左右分割のダイキャストに椅子の背まで表現されてました。
上が黎明期のユニット、下が現行ユニット。拡大してみると、
黎明期のユニットは、図太く短いジョイントで動力を伝える構造。その良し悪しを判断できる知識は持ち合わせていませんが、現行品が細くて長いジョイントを使っている以上、性能が良いのでしょう。
モハ456のボディがすんなりと現行ユニットに取り付けられれば世話はありませんが、
そうは問屋がおろさない。車体内側に貼りだしている梁の位置も長さも高さも違います。
モハ456の梁を削りますが、1981年当時の車体ボディは、現在のものと違って非常に硬いプラスティックでした。
デザインナイフでは歯がたたず、ニッパーでむしり取って、ナイフでバリを取り、120番の神ヤスリで削り取るという悪戦苦闘の結果、ようやく、車体がユニットにのっかりました。
モハ456に梁を新設しなくても、
モハ454の窓の凹にユニットの爪が収まってくれました。
快調に走ってくれるとやはり嬉しいものです。
国鉄時代の13両編成には、昭和の街並みが似合います。
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