やすらぎ
1986年~2001年
バブル景気のはじまった1986年ころは、団体旅客輸送も活況で、お座敷列車の需要は特に大きなものがありました。高崎客車区にはすでに「くつろぎ」が配置されていましたが、旺盛な需要に応えるため、2編成目のお座敷客車を改造することになりました。
1983年改造のくつろぎは談話室があるものの、座席を畳敷きにする改造に過ぎませんでしたが、1986年までの間にサロンエクスプレス東京などの豪華な設備を擁したジョイフルトレインが登場し、お座敷客車においてもこれらの設備もあわせて改造されました。
種車は12系で、編成の両端には展望室を設け、中間車には独立の洋室を設けて、品川客車区の江戸とは一線を画しました。
各車の名称は、くつろぎの「山」に対し、「川」のものがつけられ、
1号車 スロフ12827 神流
2号車 オロ12853 荒川
3号車 オロ12854 利根
4号車 オロ12855 吾妻
5号車 オロ12856 渡良瀬
6号車 スロフ12828 碓氷
となりました。
参考文献 1986年7月号
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