C5343
2286 2001/12/23
「旅客輸送需要の増大、列車速度向上などの要求を背景に、大正14年当時世界的に流行だった3シリンダ方式の8200形(後のC52)をアメリカから6両輸入した結果を見て、昭和3年から5年にかけて3シリンダ方式初の国産機として97両製造されたのがC53である。早速東海道本線・山陽本線の旅客列車の主力として活躍した。
この43号機は1934年当時世界的に流行していた流線型に改造されたが、逆に保守点検に問題が多かった。そして流行の衰退と共にもとの形態に戻された。C53は3シリンダの保守点検や修理に手間がかかり、また後継機の出現や電化などの影響により昭和25年に全車が廃車になった。」(ケースの説明より引用)
スマートさで言えば、C55よりもC53の方が上でしょうか。デフがない分C53の方がスマートに見えます。
ところで、C53は、3シリンダの蒸気機関車ですが、3つめのシリンダはどこにあるんでしょう?
車体中央にあったのなら、ロッドはどういう形になっていたのでしょうね?
まったくもって、不可解なメカです。
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