スズメさん、ツバメさんも増える梅雨の季節!
最近、スズメさん、ツバメさんがduck4の家の周りを多く飛び回っています。 1番子が巣立ち、2番目も巣立っているからなんでしょうか。 生まれてきた子たちが、たくさんいます。 そう感じるのかもしれません。 それから、餌場と繁殖地を往復しているサギさんたちを見かけます。 これも、梅雨の季節の風物詩のひとつになっています。 ハクチョウさんたちの換羽の進行状態! 羽のケガの状態がひどかった4羽のハクチョウさん。 特に、チンさん、おおきなハクチョウさん(ミルク)ちゃんが、 新しい羽軸が生えてきています。 (羽軸から新しい羽が広がってきているおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)!) (ケガしたところから生えてきているチンさん!) しかし、シンちゃん、アドちゃんは、まだ生えてきていないようです。 どうやら、「事故などで失われると、補助換羽が行われ、2~3週間で生える」 というのは軽い事故なのでしょうか? (まだのようなアドちゃん!) まだまだ、4羽だけなので、結論には至っておりません。 そして、大ケガをしてから見てきたアドちゃんは、どうだったのか。 duck4の記憶では、 止血して、それから羽はボサボサでしたが、 8月~9月には、完全に真っ白な羽に変っていました。 けれども、骨折した羽は元には戻りませんでした。 羽のケガの状態がひどいシンさんですが、 こちらも、新しい羽軸が生えていない様子。 とても、羽がスカスカ、ボロボロになっていて、 見ていると、かわいそうなほどです。 (まだ、新しい羽が生えてきていないシンちゃん!) どうやら、羽のケガの状態がひどい、 チンさんとおおきなハクチョウさん(ミルク)ちゃん。 シンちゃんとアドちゃんでは、換羽の進行には差があるようです。 追伸: 何か、最近、「民衆に耳障りの良いことを言ってだます」 扇動家が世界中で増えてきているように感じます。 そう思ったのは、イギリスの国民投票、アメリカの大統領候補など。 わたしたちの不安感情をあおり、偏見や無知に訴え、 それを信じ込まされてしまうことです。 確か、世界史で、 ローマの民主主義の中で「デマゴーグ」という言葉が出てきましたが、 今、アメリカ、イギリスで起きていることが、まさに、これではと思いました。 日本でも、まもなく参議院選挙が行われますが、 わたしたちには、 「実現できそうもない政策を訴えたり、争点ぼかしで、いざ蓋を開けてみれば、それがウソだった!」 なんてことは、今まで何度もなく経験したかと思います。 多数決で、それも国民投票で決まることの危うさ。 それが、今回のイギリスで行われたEU離脱の結果でした。 日本でも、もし国民投票が行われたら、 何か、イギリスような轍(てつ)を踏む結果にならないのか。 この扇動家(デマゴーゴス)にだまされないように、 注意を払わなければならないと思います。 |
いつも、給餌している地元の方との話の中で、
「リーダーの斑ちゃんは、すっかり、年を取ったね!」 と言っていました。 (リーダーの斑ちゃん!) 確かに、 以前の斑ちゃんなら、自分が中心に来て、他の仔たちが先に食べるようなら、 クチバシで突っついて食べさせようとしませんでした。 そのため、今でも、 他の滞在組の仲間たちは、斑ちゃんには頭が上がらないようです。 ただ、斑ちゃんですが、 見ていると、以前よりも食が細くなってきているのではないかと思います。 ところで、duck4が初めて斑ちゃんを見かけたのが2010年の春。 今から6年も前のこと。 その時は、すでに真っ白な羽に覆われた成鳥で、 たった1羽でいました。 それから、数年後、飛来組のハクチョウさんと首に出血を負うほどのケンカをしてからは、 おとなしくなってきたようです。 そんな斑ちゃんですが、 まだまだ、皆の様子に目を光らせ、 仲間たちにも一目置かれているようなので、 滞在組のリーダーであることには変りありません。 きっと、こんなことを書いていることを斑ちゃんに知られたら、 こんなことを言われることでしょう。 「わたしは、滞在組のリーダーだよ!ク!コ!コ!コ!」 (今でも斑ちゃんは滞在組のリーダー!) 追伸: これは小著でも紹介したことがあるのですが、 デンマークで国会議員の選挙があった時のことです。 そこは、専門学校だったんですが、 18歳くらいの学生さんたちが、 各政党について、他の学生さんの前でプレゼンテーションをしていました。 その後、学生さんたちは、 投票するとのことでした。 (学校で若いヒトたちが各政党の候補者のプレゼンテーションをしてから投票を行うデンマークの学生たち!) そして、今のデンマークは、右傾化の流れが止まらず、 難民に対して厳しい対応をしていて、国際社会から批判されています。 ところで、日本では、高校生が選挙活動するときに、 「学校に届出」をしなければならないというところもあるようです。 ただ、このように世界が混沌としたご時勢。 選挙民を続けているヒトたちでさえ、 誰に入れたらいいのか迷ったり、投票をしなかったしています。 若いヒトたちが、迷ったり関心を示さないのも当然なのかもしれません。 (参考記事) 「移民から現金122万円相当を没収、デンマークで物議の新法初適用」(AFP記事2016年7月1日) 「県立高政治活動届け出「撤回を」 教職員OBら」(愛媛新聞オンライン2016年3月23日) |
先日、ブロガーさんのハロゲンさんから
「換羽」に関する情報をいただきました。 その中に次のような一節が。 「事故などで失われると、補助換羽が行われ、2~3週間で生える。」 この主宰されているブロガーさんが、 「換羽」についてまとめられた中にありました。 ところで、この七北田川にいる7羽の滞在組のハクチョウさんたちですが、 羽を怪我して、中には、複雑骨折をしているものまでもがいます。 この季節になると、いつも換羽の状態が気になるので、 注意深く観察しているのですが、 1羽1羽、その進行具合は、違っているようにも見えます。 特に、換羽の進行が早いように思われるのが、おおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)。 もう、すでに、ケガをしていたところから、 新しい羽軸が出てきているからです。 (おおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)!) (ケガをしている羽からは...!) (ケガの状態がひどいところから新しい羽軸が伸びているおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)!) それは、恐らく、何らかの事故によって折れたところ。 もしこれが、事故による補助換羽ならば、 なぜという疑問が生じました。 その方のブログによると、ケガをした時には、補助換羽が行われということ。 それは、多少の羽の損傷なら、再生されるのかもしれません。 そう、duck4は、解釈しました。 話をおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)に戻しますが、 複雑骨折をしていて、 その影響からか片方の羽がゆがんで、ずれているので、 泳ぐときには、体が傾いてしまいます。 (泳ぐときに体が傾いているおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)!) そして、先日、近くで見ていたときに、 羽もスカスカになって外側の羽がもうボロボロになっていて、 風が吹くと、揺れていたので、体が震えているようでした。 それは、古くなった羽がスカスカになり、 軽くなり風がなびく揺れて見えただけだったのかもしれません。 まあ、duck4としては、そう信じちぇいるところです。 (羽がスカスカ、ボロボロになっているおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)!) |
もう滞在組のハクチョウさんたちも、新しい羽の一部が生えてきているようです。
おおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)が、duck4のそばで休んでいる時、 それを見つけました。 (6月下旬頃のおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)!) 他の仔たちは、まだ、このようなストロー上の棒状のように羽軸が伸び始めているところは 確認できていないので、もしかしたら、おおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)は、 一番最初だったかもしれません。 昨シーズンも、確か、記憶が正しければ おおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)が一番最初だったと思います。 (おおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)からは新しい羽軸が生えてきています!) これは余談になりますが、 換羽の時期からハクチョウさんの「オスとメスが判別!?」できないかと考えているduck4。 それは、ライチョウさんのフィールド研究をなさっている方の本を読んでいてそう思いました。 ところで、ライチョウさんの場合、 オスや非繁殖個体は長い時間をかけて換羽をしますが、 メスの場合は、タマゴを産んだりするので、どうしても短くなるそうです。 でも、この方法で仮に、滞在組のハクチョウさんたちの換羽の差異がわかったとしても、 皆、今のところを、非繁殖個体なので、オスとメスの区別ができるのか。 ただ、非繁殖個体のメスであっても、オスと比べて、換羽の時期が、若干短くなるのでしょうか。 これは、duck4の素朴な疑問です。 話を元に戻しますが、 おおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)は、6月下旬には、ここまで羽軸が伸びているということは、 結構、早い時期の6月中旬には、伸び始めていたことも考えられます。 ということは、いつも美しさと健康に気を遣っているおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)は、 メスではなくてオスということなんでしょうか。 これは、この七北田川でハクチョウさんたちを観察しているduck4の毎年の科学的なミステリーなっています。 (抜け始めている羽もあれば生えてきている羽もあるおおきなハクチョウさん(ミルクちゃん)!) |
三者三様の声!
「ク!ク!ク!」と可愛く甘えた声で鳴くアドちゃん。 (アドちゃん!) 「フーフー!」と泳ぎ回っている時に鳴くのがコハクチョウさんのおちびちゃん。 (おちびちゃん!) 「ウー!ウー!」とduck4に近づくときに鳴くのがシンちゃん。 (シンちゃん!) 1羽1羽、声の質が違う滞在組のハクチョウさんたち。 これが、それぞれ、白鳥語で発するときに出す、三者三様の声で、 滞在組のハクチョウさんたちが会話している声を聞いてduck4の感想なのです。 鳥と方言(セキレイ編) 皆さんの地域では、セキレイ(鶺鴒)さんのことを何と呼んでいますか? そして、ブロガーさんは、何と呼んでいますか? よく、duck4の家の周りでも尻尾を振ってちょこまかちょこまかと歩き回っている、 白と黒の羽に身をまとったハクセキレイさん。 また、里山で見られるキセキレイさんなんかも「セキレイ」さんの仲間なんですが。 このセキレイ(鶺鴒)さんは、各地域でそれぞれの方言として残っているからなんです。 そんなセキレイさんなんですが、 ある地域の方言では、セキレー、セキセー、チチンドリ、カワラスズメなどと言ったりもしています。 例えば、宮城県では、セキレーと言っています。 ローマ字で書くと【sekirei】となり、最後の【rei】の部分が「レー」と発音します。 このセキレーという呼び方は、埼玉県、神奈川県、愛知県でも言われているようです。 ちなみに、duck4もセキレイさんのことを「セキレー」と言っています。 それから、カワラスズメさんという言い方をしている地方もあります。 先日、ウミネコさんに会いに行ってきた青森県八戸市周辺です。 ところで、このカワラスズメさんですが、 他の地域では、カワセミさん、カワラヒワさん、チドリさんを指す言葉にも使われています。 そして、チチンドリさんというかわいいネーミングの方言ですが 鳴き声に由来しているとのことです。 埼玉県の北部、群馬県、静岡県の伊豆半島など言われて来ています。 鳥さんの名前は、地方、地方によって言われ方が違っているようです。 さて、 皆さんは、セキレイさんのことを何と言っていますか? カワラスズメさんですが? チチンドリさんですか? イシクナギさん、イシタタキさん、シリフリさん、それとも他の言い方でしょうか? (鶺鴒の方言分布・『方言の地図帳』の本より) (参考文献) 佐藤亮一監修『方言の地図帳』(小学館) |
とある早朝。
この日は、コハクチョウさんのティちゃんだけが、 いつもの定点観測ポイントにいました。 そこで、「他のハクチョウさんは、どこ!?コォ!コォ!コォ」と白鳥語で語りかけてみたのですが、 この時は、もちろん、いつものように、ティちゃんからは、なんの返答もありませんでした。 ところで、このティちゃんなんですが、とても独特なんです。 なにがというと、それは鳴き方。 こもった声で「ム!ム!ム!」と鳴くので、まるでドバトさんのようにも聞こえます。 声の出し方は、1羽1羽違うのでしょうか? 同じコハクチョウさんのおちびちゃんは、「フー!フー!」と鳴くのですから、 声質は違うのかもしれません。 ただ、これだけは、もっと、多くのハクチョウさんたちの声を聞き分けなければ、 結論を出せませんが、なんか、違うような感じも受けています。 (ドバトさんのように鳴くことがあるコハクチョウさんのティちゃん!) 今シーズンもオナガさんが飛来! そして、今シーズン、初めて、オナガさんを見ました。 住宅地で餌を探しているところでした。 どうやら、毎年、ここに来ているのかもしれません。 それから、ツガイのカワアイサさんも 水に覆われている浅瀬で、2羽がそろって羽繕いをしていました。 この春からずっと見かけるオスとメス。 七北田川を気に入ってくれているのかもしれません。 |
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duck4の定点観測ポイントの川には5羽の滞在組のハクチョウさん。大空を飛ぶことができませんが、元気に毎日、川を泳いでいます。この地域の人々にも愛され続けているハクチョウさんたちです。これからも、定点観測ポイントにいる飛べないハクチョウさんのこと中心にブログを配信していきます。今後ともに、宜しくお願いいたします。ブログ主宰者duck4より!
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