東京都の自動車登録台数がわずか21台だった明治41年、車好きだった有栖川宮威仁親王が先導して、日比谷公園から国立の谷保天満宮まで、都内の11台のガソリン車による日本最初の遠乗りがおこなわれました。それが縁となって、交通安全発祥の地である谷保天満宮で旧車が集まる催しが行われています。その12月8日にたまたま近くを通りかかった駐在員が写真を送ってきました。
RR駆動と軽量ボディーで、かつてラリー界を席巻した<ルノーアルピーヌA110>
<BMW 2002>
<ホンダS800 >フロントグリルとボンネットのパワーバルジと呼ばれるでっぱりでS600と区別できます。
<ダットサン フェアレディーZ>
<トヨタセリカLB GT> 1600と2000があって、若い頃おなじモスグリーンの1600GTに乗っていました。
<モーガン 4/4>
池沢さとしのマンガ<サーキットの狼>で一躍有名になった<ロータスヨーロッパ>、マンガがきっかけとなってスーパーカーブームが沸き起こりました。
<パンサー カリスタ> 後ろについているのは直4OHV1000ccを積んだ<サニーセダン>です。
<ダットサン フェアレディーSP/SR>
<ダットサン シルビア> フェアレディーのシャーシにOHV1600ccのエンジンを載せています。うしろをゆくのはBMW2002のリアスタイル。
これは旧車ではない、<アルファロメオ 4C>
これも昔乗っていた<セリカXX>という車で、いまでも乗ってみたい一台ですが、レストアされた程度のいいものはとても手が届きません。
まだ車を操る楽しみがあった昭和のマニュアル車が、まだまだ元気に走りつづけています。