承前
よいよ歴史は押し迫ってくる感ありにて候。
RSSにて見る、当該する一連内容の記事の一部にみゆるマッケラスの認知度が、デッカからデンオン*
他*にいたる一連のヤナーチェックを差し置いての楽曲に留まるのは、昨今の俄か好事のまさしく俄か振りには閉口もする次第・・、確かにドビュッシーの海やラヴェルのダフニス第二等の名演奏や、廉価でのストラヴィンスキーのペトルーシュカに、デッカでのヤナーチェック以外での自国(追記)
のエルガーやデーリアスの数枚などは、基本的保守際物好きの聖典として念頭にあがるべきと頭をかすめる次第にて候。
ある意味それ無き記事は?我心に秘めて叱咤せるものとする次第にてもあるが。
しかしながら、幅広きレパートリーを確実にこなす仕事は多くの其々の共感を生んでいることは、激しく同意いたす次第にて候。
*後年のスラブフォンのデジタル録音物で一部はデンオンリリースを離れる。
世代的に
「初めて聴いた」
は上記ヤナーチェックのデッカでの一連仕事であり。ことに音盤上のセッションを通して自国物としてではなく、研究者としてのオペラの紹介や、クリティカルな譜面の校訂の提示演奏実践であり、雑誌やリリースされる音盤そしてFMでのエアチェックにて受容し、わくわくしながら、その偉業をリアルタイム追っていけたことは、鑑賞経験の一里塚でもあり懐かしい思い出でもあることでもある。
夢中にされられた一枚
いまはセル騒動の影に追いやられ、教養連続購買強要雑誌の付録状態という末路状態だが、自身のユニバーサル社の依頼によるオリジナル版の校訂譜面を実践した歴史的偉業と、その優良な録音にて定盤的価値を両立した奇跡な演奏な次第。
その利き所は国内の三浦氏の独自(汗)の英文邦訳引用ライナーでの報告を引用すると・・・その経緯がわかるが果たしてこの末路では記述は残っているか不明
今回の録音に際してマッケラスは、ブルノのモラヴィヤ博物館のアルヒーフの保管されている、ヤナーチェックの自筆スコアに当り、かなりの箇所を原典に戻している。
略
1 第二楽章に現れるファンファーレでは全トランペットが吹奏に加わる。
2 第三楽章のヴィオラパートは本来ヴィオラ・ダモーレのために書かれている。マッケラスはこの古雅な楽器を用いて録音した。
3同じ楽章での略
練習番号5-6、ヤナーチェックの記譜したとおりでは演奏不可能とされる輝かしいピッコロのアラベスクは、オリジナルの用に1オクターヴ高く演奏されている。
以下略
そして
4フィナーレ
略シンバル(補足ファンファーレの再現の前)一撃が1小節早く起こる
旨などが言及されている。
追記
沼辺さんところに国籍問題言及あるが、敢えてサーを重視して英国としている了承されたし。