夢職ひきこもりの日々

■悪くない人生だった　より引用
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36歳男。
今朝、死ぬ夢を見た。
路上で倒れて俯瞰視点になって誰も助けてくれない。
目が覚めてから走馬灯のように人生を振り返った。

結婚もしてないし女性とお付き合いした経験もない。
学生時代の栄光もなければ仕事で活躍したりもしてない。
そして今コロナで職場を追われその日暮らしをしているが、
それでも悪くはないなと思えることも多かった。

幼少時に両親が離婚し、母親に育てられた。
2年の時だったか、「お父さんの仕事についてお話を聞いてきましょう」という宿題が出て、
俺は母親に聞くしかなかったからそれを発表したら「何でお母さんなの？」みたいになって、
教師の大したフォローもなく大泣きしながらそのまま帰った。
その日から不登校になったが、あの宿題の出来は結構良かった記憶。

文化祭のタイミングで教師がうちに来て、文化祭は来ような、みたいな感じになって
「ふじまる」という相撲取りの役をやった。あれはイマイチだったが全力は出した。

学校に行ったおかげで山下という親友ができた。読書やお笑いの趣味が合い、
本や深夜の番組を録画したテープを貸し借りした。今でも仲が良い唯一の友達だ。

それから泣かず飛ばずの義務教育を終え、なんだかんだあって公立高校に行ったが、
2年の時に母親が乳癌で亡くなった。
あらためて、本当に育ててくれてありがとう。
恥ずかしくて書けないが母親と出かけた記憶は本当に良い思い出が多い。

叔父の助けを借り、近所の寮付きの材木屋で働き始めた。
特に目立つようなことは出来なかったが、「お前飲み込み早いな」と
褒めてくれた人がいたのは今でも覚えてる。
お金がある程度たまったので安いアパートに越してフリーター生活を始めた。
倉庫での仕分けの仕事だが、割と評価してくれたのか1年で正社員にしてもらえた。
いうても給料はそんなに上がらなかったけど、人生で初めて認められた実感を得た。

一眼レフを買って写真を撮りはじめた。
原付で適当な場所にいってパシャパシャと撮って、たまに雑誌に投稿したりしていたら
掲載してもらったことがある。この時も本当に嬉しかったな。創作を評価してもらえる喜び。
本や映画も面白いのをたくさん見れたし、現状でもかなり満足。
増田は全然だったな。
一回100ブクマ超えたけど「三大○○」というアンケート系であんまり満足出来なかった。

働いてたのは食品を扱ってる倉庫だったんだが、
去年の緊急事態の時に大幅に売り上げが下がって切られた。
今はとりあえずウーバーの配達員やってる。

コロナの時代だからか、配達先で凄い感謝されることが多く、なかなかやりがいがある。
ま、文字にすると本当に些細なことしかないしこれを小さな幸せ()と笑う人もいるだろうけど
俺には贅沢すぎるぐらいの喜びなんだわ。

豊かな暮らしや結婚生活に憧れがないといえば嘘になるけど、
完全に俺好みにしたワンルームは最高だし俺が作るからあげはめっちゃ美味しい。
人を殴ったこともないし悪いこともしてない。
良くはないけど悪くもない。
明日からも頑張るわ。
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引用終わり

人生における幸福感は、主に２つ挙げられる思います。
一つは相対的な幸福感、もう一つは絶対的な幸福感です。


■相対的な幸福感

相対的な幸福感というのは、他人との比較によって感じる幸福感です。
例えば、同期の中で一番に出世したとか、
他人より多くの資産を持っているなどです。

多くの同期が課長である中、自分だけが部長になれた、
これに幸福感を感じることです。
部長という役職は関係ありません。
自分が部長でも、他の同期が役員であるならば、
それは不幸に感じるからです。

1億円の資産があるならば、一般的にはそれは幸せなことです。
しかし、身近な友人が２億円、３億円とそれ以上の資産を持っていれば、
それは不幸に感じるかもしれません。

相対的な幸福感とは、他人次第で自分ではコントロールできません。
また上を目指したところで、上には上が常に存在するので、
心が満たされることはありません。



■絶対的な幸福感

絶対的な幸福感とは、自分のなかの基準で幸せと感じるかどうかです。
例えば、３度の食事が取れ、お腹が満たされることに幸せに感じる、
暖かい布団で眠れることに幸せを感じる。
美しい景色を見て感動し、幸せを感じる。

相対的な幸福感が他人との比較で成り立つのに対して、
絶対的な幸福感は、自分の中の物差しにより幸福の度合いが判断されます。
他人との比較によるものではないので、自分でコントロールできます。
そのため、ある程度の基準で幸福感は上限に達するので、心が満たされ易いです。
幸せを感じやすいとも言えます。



■36歳男さんの幸福感は？

36歳男さんの幸福感を、相対的、絶対的に分類すると

【他人との比較が容易＝相対的幸福感】
・結婚もしてないし女性とお付き合いした経験もない。
・学生時代の栄光もなければ仕事で活躍したりもしてない。
・今コロナで職場を追われその日暮らしをしている。
・幼少時に両親が離婚し、母親に育てられた。
・小学校2年の時に不登校になった。
・高校2年の時に母親が乳癌で亡くなった。

【他人との比較が難しい＝絶対的幸福感】
・一眼レフを買って写真を撮りはじめ、たまに雑誌に投稿したりしていたら
　掲載してもらったことがあり本当に嬉しかったな。
・創作を評価してもらえる喜び。
・本や映画も面白いのをたくさん見れたし、現状でもかなり満足。
・完全に俺好みにしたワンルームは最高
・俺が作るからあげはめっちゃ美味しい。

相対的幸福感にスポットを当てると、彼は幸福ではないように思えます。
しかし、彼の中では「悪くない人生だった」と語っています。
この理由は、他人との比較が容易ではない絶対的幸福感に
スポットを当てているからだと思われます。



■人生において、相対的な幸福感を求めるよりも絶対的な幸福感を求めた方が
　満足度は高くなる。

はじめにも書きましたが、相対的な幸福感は、他人との比較の上に成り立ち
上には上がいるので満たされることはありません。
ですから、他人との比較可能なものを追い求めることで幸福感を得ることは難しいです。

地位は順序がはきりと分かります。
お金は多い少ないで順列がはっきりします。
物（例えば家や車など）は価値に換算できるので順列が付きます。


では、相対的な幸福感とはどんなものなのか？
これは他人との比較が難しいものを言います。

私は山歩きや街歩きが好きなのですが、
時々心が震えるような景色に出くわすことがあります。
例えば、友人Aと2人で海へ行き、同じ時間、同じ場所で、地平線に沈む夕日を眺めたとします。
あまりにも美しい景色を見て2人とも感動します。
この時、私が感動した度合いと、Aの感動した度合いは比較することは不可能です。
また、仮にAが私以上に感動していると分かったとしても、彼に嫉妬することはありません。

同じように、音楽を聴いて感動する、美術や芸術にふれて感動する、
沢山の本を読んで知識を得る。
これらのことは他人との比較は不可能です。
そして仮に比較できたとしても嫉妬心はありません。

暖かい布団で眠るのも、どんな場所であろうが同じです。
３度の食事がとれてお腹が満たされることも、
高級なレストランで食べようが、自宅で食べようが、
お腹が満たされるといった観点では大差はありません。


ですから、地位、お金、物といったように、その価値を容易に比較できるものを対象として
幸福を求めることは、結果として幸福感は得にくく、
感動や感じ方（他人は関係なく、自分がどう感じるか）といった、
他人との比較が容易でないものを求める方が、
人生における幸福感を得やすいのではないかと、
36歳男さんの「悪くない人生だった」を読んで思ったりしました。

category: 思索

ずっとブログの更新をしていませんでした。


何の変化も無い毎日。
朝起きて、家事をして、昼食は外に食べに行ったり家で食べたり。
午後、妻がいれば一緒にスーパーに買い物に行き、
夜は夕飯を食べ、お風呂に入り、ネットをし、気が向けば本を読む。
そして0:00前に寝る。
そんな日々の繰り返しで、ブログに書くこともありませんでした。

変化を求めて外に歩きに行きたいのですが、
歩くのは暑くて危険そうで、さらにコロナの感染が急拡大しているので
外出するのもままなりません。
家や自宅付近で過ごすことが多いです。


精神面は低位安定。
精神薬を求めるほどではありませんが、無気力な状態が続いています。
気力が無い時はじっとしていれば良いと考えるようにしています。

精神科は7月中旬に受診して、その後心理検査まで終わりました。
次回の診察は8月中旬です。
6月の中頃、精神的に不安定で何もすがるものが無かった時、
藁にもすがる思いで精神科にかかることにしましたが、
今はそれ程苦しくなくなったので、精神科に期待するものが無くなってしまいました。

抗不安薬ももらうにはもらいましたが、使ったのは一度だけ。
無気力な状態は薬では良くはなりません。

それでも定期的にやってくる、得体の知れない苦しさ（不安感、焦燥感）が来た時に
駆け込める場所を確保できたことは、私にとっては大きなことだと思っています。



この週末の予定もありません。
暑いし、家でじっとしていることになりそうです。
最近は図書館で借りてきた将棋の本を良く読んでいます。

category: 夢職の日々202107

2012年11月に仕事を辞め、無職になって8年半になります。
時が経つのは早いです。

無職になってからは会社に通うことも無くなり、人と会う機会もなく、
自分の生きている世界が急に狭くなったように感じます。
外出するのはランチや買い物ぐらい。
その殆どは自宅から5km圏内です。
いつも見慣れた景色で、何の代わり映えもしません。


先週の木曜日(7/15)は、妻の仕事が休みだったので、
たまには普段いかない街へ買い物に行こうということになりました。

また梅雨で、家を出る時は雨が降っていましたが、
途中から急に晴れ、青空が見え始めました。
ショッピングセンターの駐車場に車を停めます。

昼前だったので、駅前にあるお寿司屋さんで食べることにしました。
知らないお店に入るのは緊張しますが新鮮に感じます。

昼はランチがあるので安く食べられます。

夏旬握り　1,400円
生本まぐろ赤身、かんぱち、真あじ、つぶ貝、うなぎ、大海老、いか
ねぎとろ軍艦、玉子、とろたく巻

2種類のお椀（あら汁、赤だし）と茶碗蒸しが付きます。

うなぎはこの夏はじめて食べました。
赤酢シャリでとても美味しかったです。
こんなお店があったら通いたいのですが、
私の家の近くには、回転寿司やチェーン店系のお店しかありません。

昼食を食べ終えてから駅前のショッピングセンターに向かいます。

歩いている途中、別のお寿司屋さんもありました。
ここも美味しそうです。
次回来たら、食べてみたいと思いました。

ショッピングセンターでは家電量販店に行き
炭酸メーカーの交換用の炭酸ガスを買いました。

その後、スーパーへ。
夏空が広がっていて、とても綺麗でした。

学生時代の夏休みのことを思い出しました。
夏休みはアルバイトをしたり、一人で石川県の田舎に帰ったり、
自由で毎日が楽しかったです。

49年の人生のなかで、楽しかった（比較的苦しくなかった？）時期は
18歳～24歳の学生時代、そして41歳～49歳の無職の今です。

高校までは教育熱心な親の影響もあって、
良い大学に入らなくてはならない、そのためには良い成績を取らなくてはならないと
好きでもない勉強をしている時間が長く辛かったです。
私の中で、中学、高校での楽しかった思い出は殆どありません。

勉強のストレスから逃れるため、
神保町の雀荘に行ったり、飯田橋のパチンコ屋へ行ったり、水道橋のウインズ後楽園に行ったり。
そのお金を稼ぐため、親に隠れてアルバイトをしたり。

大学に入ってからは、親から勉強のことは何も言われなくなりました。
何もかもが自由でした。
特にアルバイトが楽しかったです。
色々な人との出会いがあり、それがとても新鮮で刺激的した。

なかでも楽しかったのは喫茶店のバイトでした。
一緒に働く同年代の仲間や、常連さんとの会話が楽しかったです。
いまでこそ人付き合いは苦手で、一人でいることに安心感を覚えるのですが、
当時は好奇心旺盛で、新しい人との出会いを自ら求めていたように思えます。

喫茶店でアルバイトしている女の子が夏前にお店を辞めて、
新しくビアガーデンでアルバイトをすると聞きました。
その様子を見に、喫茶店のバイト仲間とビアガーデンに行きました。

ビルの屋上で、まだ暮れ切らない夏空の下、
生暖かい風が感じながら飲む生ビールは格別でした。

いつもは学生がたむろする安っぽい居酒屋で飲むことがほとんどでしたが、
スーツを着たサラリーマンやOLといった社会人に交じって飲むと
急に大人になったように感じました。

ビアガーデンのビールは結構高いのですが、
バイトをしていた友人が、追加のビールはこっそりと持ってきてくれて
安く飲むことができました。
（確かチケットを買ってそれと引き換えにビールを注文することになっていたけど
　チケット無しにどんどん持ってきてくれた）

歳を重ねるに連れ、色々な経験を経て
新鮮に感じる出来事が少なくなってきました。
人との出会いも、学生時代と比べると格段に減りました。

こうして知らない街に行き、入ったことの無いお店に入る。
普段一人で自宅でじっとしていることが殆どの私にとって
新鮮に感じる出来事でした。



夏空を見ると、初めてビアガーデンに行った時のことを思い出します。

category: 夢職の日々202107

今週は発達障害外来に行ってきました。

臨床心理士の先生と面談をして、その後、精神科の先生の診察。
時間にして1時間半ぐらい。
帰宅すると精も根も尽き果てクタクタになりました。
精神的な調子も悪いです。



思い出したくない過去があります。
子供の頃の事をはじめ、仕事をしていた時の事。
自分の意志でこのブログに部分的に書く分には良いのですが、
他人に根掘り葉掘り聞かれるのは抵抗があります。

それでも、話さなければ前には進みません。
辛い過去が思い出され、いたたまれない気持ちになりました。



この日の結果だけで言うと、発達障害であっても軽度かもしれないということです。
これは以前の病院の先生に言われたのと同じ見解です。
特に対人特性に大きな問題が見られないと。

今日は妻も同席していて、「妻から見た私の様子」についても聞かれていましたが
妻と４年間の恋愛期間を経て、結婚に至ったことを考えると、
コミュニケーションに大きな障害があるとは言えないと。

学生時代に喫茶店、ハンバーガーショップ、家庭教師、塾講師など、
様々なアルバイトをしていて、その時の話も聞かれましたが、
そこで問題を起こした記憶は（自分の中では）ありませんでした。

以前の病院で言われたことは、学生生活を大きな問題なく過ごし、
社会人として16年間やってこれたのだから、
そういった傾向はあったとしても軽度であろうと。



また、私が子供の頃の様子もはっきりと分からないので、
正確な判断は難しいとも言われました。

母子手帳は実家にもないようで、
今回は学生時代の成績表も持参できませんでした。
成績表は実家にあることが確認できたので、次回持参することになっています。

問診では、子供の頃の言葉の遅れ、逆さバイバイ、オウム返し
キラキラ光るものが好き、といった自閉症特有の症状を聞かれましたが、
少なくとも私の知る限り、こういったことはありませんでした。

ということで、発達障害であるとしても軽度である可能性が高そうです。
次回以降のステップとして、心理検査をするそうです。
私としては、自分の状態を正確に知りたいです。



精神科の先生は40代後半ぐらいの女性でした。
とてもサバサバした感じです。
あまり話は聞いてくれなさそうな印象。
聡明で的確な診断はしてくれそう。
あくまでも、10分程の診察での第一印象です。

不安感、焦燥感で辛いときがあるので、頓服で抗不安薬を処方して欲しいとお願いしたら、
すぐに処方してくれました。
自分から薬をリクエストするのは厚かましいと思いつつも、
会社員時代飲んでいたレキソタン（ブロマゼパム）をお願いしたら
2mgのものを出してもらえました。（5mgもある）

調子に乗って睡眠薬もお願いしたら、
それは今後診断をして追々と断られました。



今日は近所の家が朝から大騒ぎしてうるさくて困っています。
妻は窓を閉めてエアコンを入れているので気にならないそうですが、
私は気になってしまい苦しいです。

その騒ぎが始まりだすと、激しい動悸がして胸が詰まるような感じがしました。
妻に心臓の辺りを触ってもらったら凄い脈拍数だと。
精神科の看護師をしている妻曰く、パニック障害ではないかと言われました。

そのため、今回処方された頓服のレキソタンを初めて飲みました。
効きはまずまずだけど、自分が会社員時代に飲んでいた時との感覚とは重なりません。
もう10年程前の話ですから、そんなものです。

でもソラナックスよりとの違いは分かります。
ソラナックスはシャープに効く感覚がありますが、レキソタンはどんよりと重く効く感じがします。
私の感覚ですと、ソラナックスよりも効果が持続するはずですが、
まだそのあたりの実感はありません。



7年振りの精神科の受診は無事終わり、次回は心理検査をすることになりました。
私のいつもぐらぐらしている精神状態は何なのか？
年に何度か訪れる、躁期、鬱期は何のか？
聴覚過敏にはどう対応したらいいのか？
不安、寂しさ、怒りとの感情との付き合い方は？

しばらく通院してみて、少しづつでも対処法が分かれば良いかなと思っています。
場合によっては、カウンセリングを受けることも考えています。



2014年1月を最後に、精神科とは遠ざかっていましたが、
今回、掛かることができる病院が見つかったことは良かったと思っています。
これまでは苦しいことがあっても、家でじっとして耐えているだけでした。
これからは助けを求める場所がある。それだでけで十分な収穫はありました。

category: 精神病院/鬱/発達障害

今週は発達障害外来を受けてきました。
臨床心理士の先生の問診があって、
その後、精神科の先生の診察があって、
とりあえずレキソタン（抗不安薬）を処方してもらいました。
その時のことは追々書こうと思います。

次回は心理検査があります。



今はやる気は有るのか無いのか良くわかない状態です。

自分自身のことを考える時間が長く、
自分で自分のことが全く分からず
頭がこんがらがっています。

家に居て一人で過ごすことが殆どなので、
思考が自分の内面へ内面へと向かってしまい止められません。

外に出掛けたり、人と会ったりすればこうはならないのでしょうけど、
暑いし、コロナ感染は再拡大しているし、
今は家でじっとしているしかありません。
この４連休もどこへも出掛ける予定はありません。



気分は重いままですが、意欲が全く無いわけではありません。
山に行きたい、多摩丘陵を歩きたい、
そんな欲求はあります。
涼しくなったら歩きに出掛けたいです。

今一番行きたい場所は、多摩丘陵の黒川です。
ここは人がほとんど歩いていません。
谷戸にある田んぼを眺めながら、静かな心持ち歩きたいです。
（写真は2020年6月に歩いた時のもの）

category: 夢職の日々202007

徐々に鬱状態から脱しつつあり、
またいつもの日常に戻ってきました。
苦しいと思う時間がだんだんと減ってきたように感じます。

精神安定剤（ソラナックス）は6/27(日)に飲んだのを最後に
2週間以上飲んでいません。

7/11(日)に妻と娘とショッピングモールに出掛けたのですが、
渋滞と人混みに行くことに不安を覚え、事前に薬を飲んだ方が良いかなと思いましたが、
飲まずに出かけました。
ショッピングモールに着く頃には不安は無くなり平気になりました。


漢方薬の抑肝散は、ソラナックスが要らなくなってからも
しばらく飲んでいましたが、それもいつの間にか飲まなくなっていました。
その時期から調子が元に戻ったと思われますが、
いつから止めたのかは定かではありません。
おそらく7月の上旬と思われます。



今回の一件で、自分なりに少し考え方を変えるように意識しています。
以前は何もしないことに罪悪感を感じましたが、
今は何もしなくても良いと思うようにしています。

1日が終わり寝る前に、その日の出来事を振り返ることが多いのですが、
どこにも出掛けず、何もしなくてもそれで良いのだと。
完璧主義から脱したいと思っています。
なかなか難しいこととは思いますが、できるだけそうならないように心掛けています。




来週はいよいよ発達障害外来です。
事前に自宅で書くことになっている問診票や検査シートは
まだ手付かずのままです。

面倒でやっていません。
学生時代から宿題の類はギリギリまでやらないたちだったので
これも今週末になると思います。



私が最後に精神科にかかったのは2014年1月です。
7年半振りの精神科になります。
どんな先生なのか、どんな話をするのか、考えるだけで緊張してしまいます。

新し場所に行くこと、知らない人と出会うとことは
いつも緊張や不安が付きまとい苦しくなります。

category: 夢職の日々202107

littleX さん、ケンちゃんさん、一読者さん、kamejirouさん、みゅうさん
とても有難いお言葉を頂きまして感謝しています。
本当にコメントありがとうございます。



私が完璧主義であることは、このブログをずっと読んで下っているからなら
察しが付くと思います。

私は頂いたコメントに対して、いい加減なコメントを書きたくないと思っています。
２～３行で当たり障りの無い返信を書くことも可能なのですが、
そうはしたくないです。
中身の無い言葉を返すぐらいなら、返信はしない方が良いと思っています。
これは私の信念です。



頂いたコメントを読んで、自分が感じた事、思った事を
正確に相手に伝えなくてはならないと思っています。
（そんなことをする必要はないのですが、私のこだわりです）
ですから、時として相手を傷つけてしまうこともあると思いますが、
それは仕方の無いことだと思っています。

そういった理由から、返信を書くのに色々と考えを巡らせるので
書くのに何日もかかる時があります。

適当に、当たり障りの無い返信を書くことができれば
どんなに楽だろうなと思う時がありますが、それは私にはできません。
完璧主義なので。



私はブログを書くことにプレッシャーを感じます。
それは適当なことを無いことを書くこと許せないからです。
書いたけど公開していない記事や、書きかけの記事がかなりあります。

会社員時代、技術系の仕事をしていて
実験の結果をレポートにして提出するノルマがありました。
それもなかなか書けませんでした。
ブログを書くのと同じ理由で、
「レポートを完璧に仕上げてからでないと提出してはならない」
と自分の中で思っていたからです。

本来であれば、とりあえず提出して、
上司から指摘のあった個所を何度か修正して完成形にしていく
というのが良いのでしょうけれど、それができませんでした。

この完璧主義や強迫観念が、私を生き辛くさせています。



どんなコメントに対しても必ず返信する
といった主義でもありましたが、ここ最近は体調が悪く返信ができませんでした。

コメントの返信を真剣に考えることは、とても大変なことなので
コメント欄を閉じることも考えましたが
自分にとって有益なコメントが多いので踏み切れませんでした。

特に私に批判的なコメントや、私の考えとは異なるコメントは
貴重だと思っています。
社会から離れずっと一人で生きているので、物申してくくれる人は誰もいません。



こんな感じで、これまでは全てのコメントに対して
返信をしていましたが、しばらくの間はお休みさせて頂きます。

コメントはきちんと読んでいます。
いずれはその中から、記事として自分の思ったことを
書いてみたいとは思っています。

例えばですが、一読者さんから頂いたコメントで
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昔ブログをしていましたが，やはり本音を１００％書けはしませんでした。
他人の目を気にする自分が段々と虚しくなって止めました。
ニックさんのブログは楽しみなので続けて欲しいですが・・・
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私も無理をしている自分に虚しくなりました。
私は何のためにこのブログを続けているのだろうか？
ということを考えて、いずれは書いてみたいです。

category: 夢職の日々202107

今日は午前中から株主優待券を売りに
都内の金券ショップへ行きました。

以前であれば、換金してお金が手元に入ると思うと、
嬉しくてたまらない気分になりましたが、今はそんな感情はほとんど無く、
ただただ面倒に思いました。

3月に権利を取った優待券の入っている封筒を開封して整理をし、
それらの優待券を高値で買い取ってくれるお店をネットで比較する。
雨で蒸し暑い中、1時間以上かけて都内に出て、お店を何件かはしごします。
かなりきつい作業です。

でも早く売りに行かなくては、期限のある優待券はどんどん価値が下がっていきます。
南海電鉄の切符は以前見た時よりも下がっていました。
サマーランドやハワイアンズの優待券も、夏休みが始まると値を下げてしまうので
早く売らなくてはなりません。
頭が回らない時に頭を使わなくてはならないので、クタクタになります。



金券ショップへ行った帰りに本屋に立ち寄る予定でした。
「パーソナリティ障害」について知りたくて
関連する本を探そうと思っていましたが、面倒なので止めました。

自宅に帰る途中、たまには喫茶店に行こうと考えていましたが、
これも電車に乗ったら動くのが面倒になってやめてしまいました。
色々とやりたいことがあるのですが、まだ体が付いていきません。
調子は今一つです。
15時頃自宅に帰ると、疲れていて1時間以上寝てしまいました。



夜は娘と2人でホタルを見に行きました。
妻は仕事から帰ってきて、夕飯を作っていたので行けませんでした。
東京に住んでいると言っても、物凄い外れに住んでいるので
ホタルが見れる場所が何ヶ所かあります。
今日は雨が降っていたこともあって、暗闇を舞っている姿はあまり見れませんでした。
あと1週間ぐらいは見れると思うので、チャンスがあればまた行こうと思います。



最近はお酒を良く飲みます。
以前と比べると全く飲めなくなりました。
土曜日に350mlの缶ビール2本と梅酒を50ml飲んだら翌日二日酔いになりました。

一時は本気でお酒を減らして、ゆくゆくは止めるつもりでしたが、
今現在、生きている中で何も希望や楽しみが無く、
お酒が唯一の楽しみなりました。

自分が嫌悪していた精神薬（ソラナックス）に助けられ
止めようと思っていたお酒にも助けられています。
人生は何が大切なもので、何が要らないものか分からないものです。



明日も二日酔いになると思いますが、
何も用事が無いので昼まで寝ている予定です。

category: 夢職の日々202107

今日は午前中、義理の兄（妻の兄）夫婦が来ました。
義母が入院していて、体調が思わしくなく転院するとのことで
その話をしていました。

昼過ぎに帰っていき、午後はずっと家にいました。
妻は仕事があるそうで（月末の報告書の作成を自宅に持ち帰っていた）
相手をしてもらえず、仕方なく布団に入って寝ていました。



とにかく毎日がくたびれます。
やる気がある時もあるのですが、基本的には無いときの方が多いです。
寝てばかりいます。




昼は自宅で天ぷらそばを食べました。
夜は食べなくても良いかなと思いましたが、
作ってもらった食事に手を付けないのも悪いので
少しだけ食べました。

食べることは好きなのですが、
その好きなことすら億劫に感じます。




部屋の掃除をしたいと思っていましたが、これも億劫で手付かずでした。
夜になり少し元気が出てきたので、1時間程掃除をしました。
掃除をするとなぜだか気分が晴れます。



今日は午後ずっと寝ていたので、夜は眠れそうにありません。
本を読む気にもなれないので、布団に入ってラジオを聴くことになりそうです。
長い夜になりそうです。

category: 夢職の日々202107

ブログに自分のことを書きたいという気持ちはあるのですが、
いざパソコンを前にすると面倒になってしまいます。
考えていることを言葉にするということは
思っている以上にエネルギーがいるのだと思います。


■

ここ数日の出来事を書きます。
6/24(木)は横浜の友人の家に遊びに行きました。
家族以外の人と会うのは1年以上振りです。

この友人というのは、私が学生時代にアルバイトをしてた喫茶店の店長です。
私より1歳年上なので今年51歳になります。
彼は30代半ばで喫茶店を退職し、その後は飲食店、弁当屋に勤めていました。

彼との付き合いはもう25年になります。
バイトを辞めた後も、なぜこんなに長く付き合っているかというと
将棋という共通した趣味があるからです。


■

この6月にメールをしたり、電話をしていたら
彼が勤めていた弁当屋を昨年10月に退職し、
今は無職であるという話を聞きました。

彼は独身ですが、喫茶店で働いていた頃、
横浜の実家近くに一軒家を購入しました。
そのローンも支払う目途も立ち、
母親の介護があるので仕事を辞めたそうです。

彼には兄と姉がいますが、それぞれ世帯を持っていて、
横浜から離れて住んでおり、父親は既に亡くなっているので
彼が母親を見なくてはならないと言っていました。


■

昼頃、自宅を出て横浜へと向かいます。
私の家から彼の家までは、電車を乗り継いて2時間程かかります。
人混みに出るのは辛そうなので、電車の中で抗不安薬のソラナックスを飲みました。
途中横浜駅で下車して、彼の好物のケーキを買っていきました。


■

彼の家を訪れたのは10年振りぐらいです。
昔と同じように部屋はきれいに片付いていて、台所もピカピカでした。
独身男性の家とは思えないぐらいです。

彼は外食はあまりせず、自炊生活をしているそうです。
ずっと飲食関係の仕事をしていたので、
きれいにすることが当たり前になっているのでしょうか。
少なくとも、我が家よりきれいでした。


■

彼の家では将棋を10局ほど指しました。
私から見て3勝7敗ぐらいの成績。

私は将棋を見るのは好きですが、指すことは好きではありません。
負けると自分が悔しい思いをするし、
勝てば相手に悪いような気がしてしまう。
だから人相手の勝負事は好きではありません。
でも、実際に指してみると面白いなと感じました。

気力が戻ってきたら自宅近くにある将棋サロンに行ってみるのも
良いかもしれないと考えましたが、冷静に考えると、
それは無理だと思いました。
人付き合いが苦手な私が知らな人と接することは、かなりのストレスです。


■

17:00過ぎ、日が暮れてきたので彼の家を後にしました。
帰りは途中下車をして、一人で居酒屋に飲みに行きました。

ソラナックスを飲んでいて頭がボーッとしていたので
お酒を飲むのは止め、このまま家にかえろうかと思いましたが
今月期限の株主優待を消費しなくてはならなかったので、
半ば義務的に居酒屋へ行きました。

18:30頃にお店に入りましたが結構な賑わいでした。
（私の入った神奈川県の酒類を提供する飲食店は、1グループ4人まで。
　ちなみに東京は1グループ2人まで）
コロナの感染が再拡大しているなか不安もありましたが、
空いているテーブル席に案内してもらったので大丈夫かなと。

入って30分すると、お酒はラストオーダーになりますと言われました。
お酒の注文は19:00までのようです。そして20:00に閉店。

1時間半という時間は、飲み足らず飲み過ぎずで
私にとっては丁度良い時間でした。


■

一時に比べると、外出する気力や外食する気力も出てきて、
いつもの日常生活に戻りつつありますが、
「何もかもが面倒である」という無気力な時間の方が長いです。


私はもしかしたら双極性障害Ⅱ型ではないだろうかと思っています。
「うつ病」と誤診されて10種類以上の薬漬けに陥っていた会社員男性の"本当の病名"
この記事のように、私は30代の頃から鬱を患っていましたが、
抗うつ剤が効いたと感じたことはありませんでした。

仮に私が双極性障害Ⅱ型だったとすると、軽躁状態であった、
あのやる気がみなぎっていた状態が本当の自分であると勘違いしていて、
あの状態に戻りたいと思っているのかもしれません。


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自分自身の今の状態というのが全く分かりません。
そして、このグラグラしている精神状態が、
発達障害（自閉症スペクトラム障害）によるものなのか、
不安神経症によるものなのか、双極性障害によるものなのか。


精神の病というのは、検査をして数値や画像で分かるものではないので、
精神科にかかってもはっきりと分からないことが多いです。

精神科医は可能性のある病名を探って、それを薬や精神療法で改善していく。
数週間に一度の、数分の診療で的確に診断できるわけがありません。
そして病名は一つではなく、これらが複合的に絡み合っている可能性が高いです。


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とりあえず今はあせらずできることだけをやって日々を過ごす。
やる気がでないのならそれで構わない。
なんとかしてやる気をだそうとは思わないようにしています。

category: 夢職の日々202107