大阪同窓山岳会 2017年02月
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比良αルンゼ 

2017年2月25日  比良αルンゼ   吉

 今日はコンディションがいいのではないか、と単独でαルンゼを訪れる。早朝の電車に乗って、8:40には取りつきについた。河原に降りるフェンスまではトレースがある。適度に硬くなった雪面をさくさく上がり、滝の岩登りを楽しもう、という私の勝手な思い込みは昨日のプレミアムフライデー料金と一緒で、世間は甘くなかった。
 取りつきからトレースが全く無い。谷筋だから雪も深いし、と、なると俺一人でラッセル!?二足歩行だと足元がずぶずぶ埋まるので、四つん這いになって五体投地ラッセルをする。これだとあまり沈まないが、昨日の疲れで腰がつらい。楽しみにしていた小ハング滝、チムニー滝、20m滝もみんな埋まっている。
 特に稜線手前は吹き溜まりが深く、疲れと共になんか腹が立ってきた。11:10過ぎに稜線に出たが、何時もはある明瞭な登山道の踏跡はなく、ただの広い雪面だ。とりあえずGPSで位置確認してさっさと降りた。
 1度目は大雪で谷すら入れず、2度目は雪解けが進んで濡れながらのクライミング、今回が上記のとおりで、なかなか冬はコンディション難しいね。

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ボルダー(インドア) 

2017年2月24日   ボルダー(インドア)    吉

 グラビティなんばに行く。最近ぼちぼちスポート・クライミングも再開した。券売機で「プレミアム料金500円」、スタッフの方に「なんですか?これ(期待)!!」「プレミアムフライデーに初めて体験する人の料金です。」「初めての人向けか・・・。そりゃそうだよな、そんなに甘かねーよな・・・」  二人で爆笑した。
 金のない私は90分利用1,200円。今日の成果:水色テープ4級 4本、黒色テープ5級 4本、マンスリー等 5本
 

レスキュー・ロープワーク練習 

2017年2月12日 レスキュー・ロープワーク練習   西、吉

 本来なら雪上で練習したかったのですが、数日前から強い寒気が流れており、交通トラブルを避けて近場の六甲で練習しました。芦屋川地獄谷取りつきの広場で練習。先日の講習を踏まえアバランチを中心とした捜索および搬出シミュレーション、他1/3引き上げシステム、適当な斜面で振り分け下降をしました。日にちが経つと覚束なくなるので、時々の復習の必要性を感じました。

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岩籠山 

2017年2/3日~4日   福井県敦賀市 岩籠山   筒

●2/3(金)晴れ時々曇り
 9:20新疋田駅着。追分の集落を抜け国道161に出ると、渡った向こう側に道が続いてたのでそのまま道なりに行く。右側に鉄塔が近づいてきた、それを目指して道から外れる。イバラ混じりのヤブこぎイタタ、5分ほど登って鉄塔に出る。最初の目標はP414。少し下って登り返す。倒木やへこみでグズグズの雪にはまり出したのでスノーシューをはく。ゆるんだ雪、傾斜がきつくなると滑ってあっぷあっぷ。そりゃそうだ座布団はいてるようなもんだもん。今思うと雪グズグズの初め2時間くらいはツボ足の方がよかったかもしれない。幸いうっすらトレースあり、たどらせてもらう、ありがたや。雪も高度上げるにつれ締まってくる。P629.4に着いたのは13:00過ぎ、は~やっとここまで来た。パンとトマトジュースで大休止。南に90度曲がって岩籠へと続く白い尾根が、きれいに見える。一旦下って登り返すあの登りしんどそうやな~と口モグモグしながら思う。
 ザックしょいなおして再スタート。尾根の東側は木がなくて歩きやすいが、雪庇に用心して西寄りに行く。動物の足跡がカーブしながら登り降りしてる、ヒヅメのや、肉球小や肉球大。ヒヅメは沈んでるが肉球大の足(5cm位)は沈んでない、スノーシューももう沈まない。
 雪が締まって歩きやすい。休憩時しんどそうと思った登りも問題なく行けた。東側の山が見える。霊仙と伊吹はわかるがそれ以外の山はわからない。山のひだが重なりに重なって空の際まで続いてる。低山は雪がつくと起伏が見やすいなあ、としみじみ。インディアン平原を経て15:15岩籠山着。ぐるり360°展望。西の野坂岳りっぱ、北の敦賀湾深く入り込んでる、福井~湖北の山(山名不明)、琵琶湖を挟んで、高島トレイルの山(山名不明)。おうナイス絶景。
 山頂下ってテント張る。泊地はインディアンとP708の間の鞍部。張ったらまたインディアン~山頂散歩。夕日が雪に映って一時的に視界があかね色になった。晩ご飯は豚玉ぞうすい。しょっぱな水入れすぎたのが災いし、野菜・肉・米を入れたらすりきりいっぱい卵入る余裕なし。スプーンですくってはすする。アッチッチ。水位が下がった。ネバネバ野菜スープと卵投入。おいしかったけど、熱かった。次は水少なめスタートにします。満腹で19:30就寝。泊地はほぼ風無し、静か。上空も風はうなっていなかった。
 
●2/4(土)曇りのち晴れ
 5:30起床。朝ご飯は昨日と同じ豚玉ぞうすい。味はみそ汁。水少なめでうまく作れました。GPSで調べると日の出は6:58。6:50頃テントから出てインディアンへ上がる。私のスマホは寒さに弱い。街でも冷えたらとたんに電池残量1%カメラ機能使用不可になる。そういう時は貼るカイロやでと友達に教えてもらって今回試した、ちゃんと動いて写真撮れました。また山頂付近散歩。
 日が昇るとまぶしい。風もなくポカポカ陽気。インディアンの岩でしばらく三角座り。
8:00テント撤収8:30下山開始。ツボ足でいけるのでスノーシューはザックに横付け。駄口への登山道を下る。5パーティほど登って来た。トレースばっちり。P361.7を下って標高200付近、標識のある地点で登山道から左に外れる。標識から5mくらいはヤブで難儀したが、すぐに歩きやすくなった。北東に尾根を下ると深坂からの登山道につながった。道なりに進んで国道161に出たのが10:30過ぎ。往路をたどり新疋田へ帰った。持ってきた6本爪は使わずじまい。ストックが助かった。

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積雪期レスキュー講習会 

2017年2月4,5日   積雪期レスキュー講習会  吉

 積雪期のレスキュー訓練は随分前にやりましたが、それから捜索器具の性能向上も目覚ましく、あらためて勉強しようと、奥伊吹で大阪府岳連の講習会に参加させて頂きました。
 昨年は極端な雪不足で大変だったそうですが、今年はまずまず。まず捜索訓練です。アバランチもデジタル化で随分昔と比して使いやすくなったのですが、ポイントを絞るのは結構難しく、時間との勝負です。ましてやプローブのみの捜索はもっと大変で、やはり各人のアバランチ、プローブ、スコップ3点装備持参の必要性を思います。
 久しぶりの埋没体験、少量の雪でも埋まると身動きできず、その圧力恐るべし。
 夜はボタン鍋、フナ寿司とうまい酒で最高!他会の方と山の話で盛り上がり本当に楽しかったです。
 翌日は残念ながら強い雨なので、搬出のシミュレーションを屋内で繰り返し練習しました。幸か不幸か、野外よりも反復できたので、手順の復習ができました。
 最後においしい蕎麦と天ぷら、自然薯に舌鼓をうち、帰阪。有意義な講習とおいしい料理、素晴らしい!一方、捜索・搬出はとにかく反復でスムースにできるように練習する必要が有ります。
 皆様ありがとうございました。

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Author:大阪同窓山岳会
大阪府山岳連盟所属の大阪同窓山岳会です。会員数14名の小さな会ですが、ハイキング、クライミング、沢、縦走、雪山と年間を通じて楽しんでます。集会は月1回梅田で行っています。会活動に興味のある方は、メニュー欄のカテゴリ「about us」を御参照ください。連絡先:dososangaku@gmail.com  です。

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