トッコス爺の身近な花・虫・鳥 撮り
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房咲きスイセン(水仙)・ペーパーホワイト


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房咲きスイセン(水仙)・ペーパーホワイト
タゼッタ水仙・ペーパーホワイト
シロバナスイセン(白花水仙)

分類 : ヒガンバナ科スイセン属  多年草
学名 : Narcissus papyraceus
  Narcissus tazetta ssp.papyraceus

原産地 : 地中海沿岸
特徴 : 野生化しているニホンスイセン(日本水仙)と同じ仲間の
 房咲き(タゼッタ)水仙に属する品種です。
 草丈20~40cm。
 葉は扁平な線形の長さ20~40cm、幅0.6~1.5cm。
 葉の間から花茎を伸ばした先に数個の花を咲かせます。
 ニホンスイセンの中心部(副花冠)は黄色ですが
 この品種は白一色で、オシベの黄色がワンポイントになっています。
 花径は約2.5cmで、ニホンスイセンは3.5cmほどです。
 花には芳香があります。

名前の由来 : 房咲き=タゼッタ(tazetta)とは、「小さい茶碗」という意。
 ペーパーホワイトとは、学名のパピラセウス(papyraceus)が「紙質の」の意から。
 学名のNarcissus(ナルキッソス)とは、「麻痺した」とか「昏睡」の意。


メモ=この品種そっくりのものに「ガリル(Narcissus 'Galilee’)」があります。
 その違いをあちこち調べてみましたが
 決定的な判断材料を見つけることは出来ませんでした。
 又、「シルバーチャイム(Narcissus Silver Chimes)」という品種もよく似た花でしたが
 ペーパーホワイトとの違いを見つけることが出来ず
 花全体が白色ということでペーパーホワイトとして投稿することにしました。
 間違っていたらごめんなさい




データなどは2019年1月投稿記事に加筆修正しました。


テーマ : 季節の花たち
ジャンル : 写真

房咲き水仙・グランドモナーク


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房咲きスイセン(水仙)・グランドモナーク
タゼッタ水仙・グランドモナーク

分類 : ヒガンバナ科スイセン属  多年草
学名 : Narcissus tazetta cv.Grand Monarque
原産地 : 地中海沿岸
特徴 : ニホンズイセン(日本水仙)と同じ仲間の
 房咲き(タゼッタ)水仙のグループに分けられている品種。
 ニホンズイセンはこの変種という説があります。
 草丈20~40cm。
 葉は扁平な長線形の長さ30~50cm、幅1~1.5cm。
 花径は4cmほどで、ニホンズイセンに比べると花弁は細くて長く
 先は尖り、捩(ねじ)れます。
 副花冠(花弁中央の黄色部分)は小さく、色が淡いです。
 花は一つの花茎に5~9個束生します。

名前の由来 :「Grand Monarque」で検索したら、ルイ14世を指すことが多く
 「偉大な君主」という意味になるそうです。
 水仙の品種名にこの名前が付けられたかは分かりませんでした。




データなどは2017年1月投稿記事に加筆修正しました。




テーマ : 季節の花たち
ジャンル : 写真

パフィオペディルム・インシグネ・サンデリアナ


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パフィオペディルム・インシグネ・サンデリアナ
パフィオペディルム・インシグネ・サンデラエ
パフィオペディルム・インシグネ・サンデレー

(学名読み)

分類 : ラン科パフィオペディルム(トキワラン)属  半耐寒性常緑多年草
学名 : Paphiopedilum insigne var. sanderae
原産地 : インドなど東南アジアに約50~70種が自生
特徴 : パフィオペディルム・インシグネの変種だそうで
 基本種の花色から褐色が抜け
 全体に淡い黄緑色になっています。
 背萼片(ドーサル)の縁は白色をしています。
 側花弁(ペダル)の縁は波打ちます。
 唇弁(リップ)は黄色で、袋状になっています。
 全体に少し濃いめの緑色をした条が入っています。
 花の大きさは基本種のインシグネと同じ程度の約8cm。

名前の由来 :  パフィオペディルムとは、ギリシア語の「女神」と「サンダル」の合成語。
 種小名のインシグネは「著しい」とか「素晴らしい」の意。
 サンデリアナとは、イギリスの園芸業者サンダース商会のサンダーさんに因むそうです。

メモ=ランの花は基本として3枚の花弁と
 3枚の萼(がく)からできていて
 3枚の花弁の内1枚は唇弁(リップ)といわれ
 他の2枚の花弁とは違った形をしています。
 その中で、パフィオペディルムは
 花弁の中の唇弁(リップ)が袋状になる独特の形をしているのと
 萼のうち2枚が合体して背弁(ドーサル)となっている点が
 他のランには見られない形をしているのだそうです。
 また、1本の花茎に一つの花が付くものや
 複数咲かせるもの、穂状に多数つける品種もあるそうです。

◎買った時のポットには名札が付いておらず、画像検索で同定しました。
 間違っていたらゴメンナサイm(__)m



データなどは2016年2月投稿記事からの転載及び
 2025年3月投稿記事(前回)に加筆修正しました。
●次回からは庭に咲いていた花など
 少しずついつものペースに戻りながら投稿していきます。




テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

パフィオペディルム・インシグネ


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パフィオペディルム・インシグネ(学名読み)
トキワラン(常盤蘭)

分類 : ラン科パフィオペディルム(トキワラン)属  半耐寒性常緑多年草
学名 : Paphiopedilum insigne
原産地 : インドなど東南アジアに約50~70種が自生
特徴 : 自生種のほとんどが山地の石灰岩の露頭に生える半着生ランだそうです。
 葉は長い線状楕円形をした長さ15~25cm。
 葉の間から20~30cmの花茎を伸ばし、1個の花を咲かせます。
 花の上萼弁(ドーサル)は卵形で、黄色地に褐色の斑点模様が入り
 縁は白色です。(個体差があります)
 唇弁(リップ)は黄褐色の蝋質です。
 花色は地味ですが、他のランと違い
 黄褐色の唇弁(リップ)が袋状になっています。
 花の大きさは8~10cmほど。
 花持ちがよく、1ヵ月ほど咲き続けてくれます。

名前の由来 : パフィオペディルムとは、ギリシア語の「女神」と「サンダル」の合成語。
 種小名のインシグネは「著しい」とか「素晴らしい」の意。
 英名はレディースリッパー(Lady Slipper
 和名については分かりませんでした。

メモ=インシグネ種はこの属の代表的なもので
 交配種の大部分は本種から作出されているそうです。
 又、栽培が容易なため、よく栽培される品種ということです。
 日本に自生するアツモリソウ(敦盛草)やクマガイソウ(熊谷草)はこの仲間です。

◎買った時のポットには名札が付いておらず、画像検索で同定しました。
 間違っていたらゴメンナサイm(__)m



データなどは2020年3月投稿記事に加筆修正しました。
 次回は変種の「サンデリアナ(=サンデレー)」を投稿します。




テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

タイワンツバキ(台湾椿)


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傷んだ花弁で見苦しいですが、十数年ぶりに咲いた花だったので
投稿することにしました。


タイワンツバキ(台湾椿)
ゴードニア・アキシラリス(学名読み)

分類 : ツバキ科タイワンツバキ属  常緑高木
学名 : Gordonia axillaris(Polyspora longicarpa)
原産地 : 台湾  中国南部  インドシナ半島
特徴 :野生の木や露地植えされたもの、樹高15~20m。
 葉は光沢のある濃緑色の長楕円形で、長さ8cm前後。
 一見するとチャ(茶)の葉に似ています。
 花は枝の先端や葉の腋につき、白色の一重咲きで、花弁全体が波打ち
 花径8~10cm前後。
 花弁の白色とオシベの黄色のコントラストが美しい花です。
 11月頃から咲き始め、2月頃まで次々に咲き続けますが
 寒さに弱く、霜にあたれば蕾や花が傷みます。
 庭木より鉢植えとして楽しむ樹木のようです。

名前の由来 : タイワンツバキとは、産地名から。
 学名のゴードニアは、英国の種苗商ゴードン(Gordon)さんに因み
 アキシラリスとは、「腋性の」の意だそうです。

メモ=鉢植えで買ってきたものを庭の片隅に移植しましたが
 毎年1mほどに剪定していたところ、全く花がつきませんでした。
 ところが今年1月に霜を避けた花が一輪咲きました。
 枝先に数個蕾がついているのが見えましたが、1~2月の霜で萎れてしまいました。




データなどは2011年12月投稿記事に加筆修正しました。




テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

スノードロップ


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スノードロップ・エルウィジー
オオユキノハナ(大雪の花)
オオマツユキソウ(大待雪草)

分類 : ヒガンバナ科ガランサス(マツユキソウ)属  多年草
学名 : Galanthus elwesii
原産地 : ヨーロッパ~コーカサス地方(小アジア)
特徴 : 15~20cmほどに伸びた花茎に下向きの花を一つ付けます。
 花弁は内と外にそれぞれ3枚あり、内側の長さはは約1cm、外側は約2cm。
 陽射しを受けると外側の花弁は開き、曇りの日や夕方には閉じます。
 内側の筒状に重なり合っ花弁には緑色の模様があります。
 この緑色の模様が花弁の基部と先端にあるのはエルウィジー種で
 先端だけにあればニヴァリス種だそうです。

名前の由来 : 花の姿を雪の雫(しずく)
 又は、耳飾りに例えたといわれています。

メモ=エルウィジー種より小型の花に「ニヴァリス(G.nivalis)種」があり
 こちらは乾燥に弱いので日本ではあまり流通せず
 市販されている球根や苗の多くは、取り扱いが容易な「エルウィジー種」だそうです。
 他に八重咲きのニヴァリス・フロレプレノ(G.nivalis 'Flore Pleno')もあるようです。
 似たような名前のスノーフレークは別名スズランスイセン(鈴蘭水仙)とも呼ばれ
 開花期は3~5月で、30~40cmほどに伸びた一つの花茎に数輪咲かせます。
●オオマツユキソウ(大待雪草)はスノーフレークの別名にもなっていて紛らわしいです。



※1.データなどは2021年2月投稿記事からの転載です。

 

※2.しばらく休んでいましたが、昨日、心臓のTAVI(タビ)治療を終え
 約3週間ぶりに退院してきました。

 久しぶりに家に帰り、庭に出てみたらレンテンローズや水仙が咲き
 ネコヤナギの花は既に終わり、柔らかな新葉が出ていました。
 
 まだ以前のようにカメラを提げての花撮り散歩とはいきませんので
 体慣らしの調子を見ながらブログの更新をしていきたいと考えています。

 2月28日から投稿を休んでいたにもかかわらず
 拙いブログを訪ねて頂いた方々に厚くお礼申し上げます。
 
 
今日から数回は時期遅れの画像になりますが
 入院前に撮り貯めていた画像で投稿していきます。




 
 

テーマ : 花の写真
ジャンル : 写真

クサシギ(草鴫)


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クサシギ(草鴫 又は 草鷸)

分類 : チドリ目シギ科 旅鳥又は冬鳥
分布 : 日本全土
生息地 : 湖沼 河川 水田 内陸の湿地
体長(全長) : 約23cm   ムクドリくらい
特徴 : ユーラシア大陸の中~高緯度地帯で繁殖し
 東南アジアやアフリカなどで越冬するそうで
 日本には旅鳥又は冬鳥として全国に渡来し
 関東地方以西では少数が越冬するそうです。
 嘴(くちばし)は黒く真っ直ぐで、脚は灰緑色をしています。
 白いアイリングが目立ち、可愛い目をしています。
 また、目の前にある眉斑は目の前で止まり
 後ろには伸びないと書かれている図鑑がありました。
 冬羽は体の上面が暗い灰褐色で、背と翼に細かな白斑があります。
 この白斑は夏羽ではよく目立ち、冬羽では薄れるそうです。
 単独行動のことが多く、水辺や砂泥地を歩き、体を上下に揺らしながら
 主に水生昆虫や甲殻類などの小動物を採ります。

名前の由来 : 海辺で見ることはなく、内陸の草はらで見かけるシギということで。
 シギとは、しきりに羽ばたくので、「シキリ」が転じてシギになったという説など。



1.データなどは2021年1月下旬投稿記事に加筆修正しました。



2.今日(2月28日)からしばらくの間休みます。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいであり、又、画像の精度が緩んでいてもそれはそれなりで、大目に見てくださると有難いです。


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