永沢先生のトークショーの時に描いた、美深町の女神の滝の絵。
完成した絵をポストカードにする必要があったので、1か月ほど前に仕上げたけれども、ブログにアップをするのをさぼってた。
これが素描。
大きな問題点は、滝が単なる落ち込みに見えたこと。
滝は10m近くある大きなもの。どうしても1m以下の落ち込み見えてくる。
ごまかせる範囲で、修正を試みる。
背景の木々を(遠くにあると見せるために)小さく修正。
滝つぼの水平面を若干下に修正。
少しは、大きくなったか。
さて次は色塗り。
今回は墨を使おうと考えていたので、基本の色は墨の黒。
昔、太宰府天満宮の前の墨専門店で買った墨を取り出す。
残念ながら、若干、赤っぽい気がする。
水彩絵の具の黄色、紫、青、などをちょっと混ぜて使う。黒の中で見える色が悪くない。
滝つぼは深く、水の流れは激しく。
ほぼ1日中スケッチをしていたので、記憶の中の風景に従い色を塗る。
滝の勢い、轟音、風、冷たさ、描きこみたいものはたくさんある。
滝は最後に砂消しをかけて、滝のしぶきを表現。
で、完成品。
【FABRIANO F6】
久しぶりに気持ちよく描けた。
今回の絵は、永沢先生、花井先生、ふじた先生、西村先生、そのほかスケッチ会に参加した皆さん。
いろいろな人との繋がり、助けによって描けた。感謝、感謝。
しかし、この絵をF6では小さすぎる。
「もう少し大きく描き直してみるか。」
と思って1か月
下絵は描いたが色塗りはこれからです...WWW