建物は地味だし、緑ばかりの絵になりそうなので、ちょっといまいちな感じなので、
色を塗るのがちょっと気が乗らずにいたのですが、どうせなら、思い切り遊んでしまおう
と思って、塗り始め。
とりあえず、2度ほどうす塗りをした後で、影をいれることとします。
前に大宰府に行ったときに手に入れた、青墨を摺ります。
墨をするという行為は、精神集中にもなって非常によろしい。
手前のはすの部分に、影をいれたらなかなかいい感じです。
墨をたっぷりの水に溶いて、紙の上にこんもりと乗せて、その水をつないでいく
こんな感じで、塗っていくとむらにならずに、影っぽくなります。
北大植物園【WF F6(410x318mm)】
調子に乗って、人、建物にも影をいれてみました。
ちょっと入れすぎたかな。反省です。
お寺からの帰り道。保津川が開けているところで一休み。
まだ3時だし、折角F8のスケッチブックを持ってきたので、もう一枚描きます。
ちょうど、向こう岸に渡る渡り舟のあるところ。
とても気持ちいいです。
気の根っこから一気に描き始め。
保津川紅葉【WF F8(455x380mm)】
カップルが、描いている絵に乱入。
ビデオをセットしてスタンバイ。
音楽とともに踊り始めました。
YOUTUBEにでもあげるのかね。
お上手です。みんなに拍手されてました(僕もね)
いちおう参加させてみました。
こっち向きで踊っていたのだけど、ちょっと視線がそっちに行ってしまうので
後ろ向きです。
半日で2枚かけたので満足です。
ホームページはこっち
http://visionquest-jp.com/kasumin/
セントラルでライブイベントがあるというので行って来ました。
ことのはじめは、富良野にある、六花亭の「カンパーナ美術館」で作品をみさせていただいたことです。
相方が、名前と感想を書いておいたら、案内状が来ました。
普段は、一緒にいこうなんてめったに言わない娘が、なぜか見に行きたいと。
そういえば、作品を目を皿のように見ていた記憶もあります。
製作姿(スタッフに頼んでとらせていただきました)
アクリル画です。絵の具を手で塗りこんだり、つめでこすったり、サランラップで押し付けたり、白を散らしたり。
みるみるうちにできていくのはすごいです。50号の作品と12号の作品を2時間あまりで描きあげました。
小さい子供が、飽きもせず真剣に見ているのが印象にのこりました。
絵の具と遊んでいる感が、ひきつける物があります。
娘も、楽しんでみていますが、自分も、参考になるところを感じながらかぶりつき状態です。
一番感じたのは、仕上げの段階でしょうか?
ほぼ仕上がったかな?と思ったところからの、結構時間が長い。
考えて、色を入れて、また考えて。の繰り返し。
最後の数センチの努力というか。
そのあたりの妥協のなさが、いい作品を生むんだなあと感じました。
12月3日よりセントラルのスカイホールで個展をなさるようです。