花子とアン (第24回・4/26) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第4週『嵐を呼ぶ編入生』【第24回】の感想。
はな(吉高由里子)の処分が校長室で言い渡される瞬間、突如やってきた蓮子(仲間由紀恵)は「ぶどう酒を飲ませたのは自分」と告げ、自分を退学にするよう言い放つ。なぜうそをついていたのかブラックバーン(トーディ・クラーク)に問われても蓮子は答えず、富山(ともさかりえ)は激怒。しかしブラックバーンは意外にも、二人とも退学にしないという決断を下す。語られ始めたその理由を、はなは必死に同時通訳して蓮子に伝える…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今回の後出しは“噂話”か!?
冒頭のはな(吉高由里子)の遂次通訳で尺伸ばしもどうかと思ったが、はなの英語力が素晴らしいってのを、今さら補強するために必要な後付けらしい。これこそ台詞で無く、ちらちらと映像で見せてくれば不要なことなのに…
“後(あと)”と言えば、本作のお得意の後出しジャンケンも今回はあちこちに登場。蓮子(仲間由紀恵)の素性を噂話で暴露なんてホントつまらない。そこをどう魅せるのかが脚本の腕なのに???
いきなり“食事のお祈り”でちょこっと補足か!?
禁酒は退学ってほどの厳密なミッション系学校って設定が、校長の大岡裁きで由来だと思ったら、取って付けたように“食事のお祈り”でちょこっと補足。ここ数回ずっと書いているが、こう言う登場人物の人格形成に重要な宗教観みたいな部分の描写はきちんとやって欲しいものだ。
今週は蓮子週間のまま終了…
その上、堂々と美輪さんが「2人がこの先 ”生涯の腹心の友”になろうとは」とネタばらし。そして、やたら人件費が掛かってそうな甲府の軍隊行進シーン。さらに続いてやたら強烈な予告編。なんかいろんなことが起きてはいるが、実はヒロインについてはあまり描かれていない、そんな印象の第4週だった…
あとがき
事件は起きてますが似たようなことの繰り返しですし、今回の退学するしないの一件もそうですが、盛り上がりそうで不発で終わってばかりですね。もう少し積極的に面白い物語は書けないものでしょうか…
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アンを抱きしめて―村岡花子物語
村岡花子: 「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
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