最近よく聞くダイエット法の一つに「骨盤ダイエット」というのがありますね。
「骨盤の歪みを矯正することで基礎代謝を上げたりポッコリお腹を改善する」
というものです。
骨盤矯正ベルト、クッション等のグッズ、骨盤矯正体操など様々なものが登場しています。
なぜ骨盤の歪みを直すとダイエットに繋がるの?
では、何故骨盤の歪みを直すのがダイエットに繋がると言われているのか説明します。
理論としてはこのようなことが唱えられています。
骨盤が開いたり歪んだりすると内臓が下がる。
そのため、内臓により下腹部が膨れてポッコリお腹になってしまったり、内臓が圧迫され便秘や冷え性、血行不良や腰痛など色々な悪い症状が出てきます。
また血流が悪くなるため基礎代謝が下がって太ってしまう。
なので、特殊な器具を使ったり体操を行って骨盤を元の位置まで戻してやれば、内臓が適正の位置に直るため、お腹が引っ込んだり基礎代謝向上して、
その結果ダイエットできる。
ということになっています。
でも・・・
実はこの話、全部ウソです(笑)
骨盤はズレないし、開かない
近所のお医者さんに「骨盤って開くんですか?」って聞いてみてください。
たぶん鼻で笑われると思います。
事故にでも遭って大けがでもしない限り、普通の人の骨盤の位置がズレたり、開きっぱなしになることはありません。出産時には数mm開くことはあるそうですが、数時間もすれば元に戻るとのこと。
そもそも人間の体の構造上、骨盤が大きく開いた時点で歩けなくなくなるそうです。
ポッコリお腹の正体は「骨盤の歪みで降りてきた内臓」ではなく、それはただの脂肪なんです。
高須院長も「有り得ない!」
A.「骨盤矯正でしょう! よほど大ケガでもしない限り、骨盤が開くなんてありえませんよ」(高須院長)
整体で痩せるけど・・・
整体やマッサージなどに行って、「骨盤を矯正したら痩せた!」と言う人がいますが、それはマッサージでむくみが解消したからか、歪んでいた背骨が矯正されて姿勢が良くなり、痩せたように見えるだけだそうです。
骨盤が開く、ズレるというのは、医学的、科学的根拠は何もなく、都市伝説レベルの話であるということです。
こんな意味の無いダイエットではなく、科学的に根拠に裏付けられた
本当に効果のあるダイエットをしませんか?
【原材料】
この原材料から、2つの特徴が見えます。
【コンブチャクレンズの特徴】
↓↓↓
年齢と共に代謝が落ちて太りやすくなったり、おなかが出始めて太鼓腹になるなど、体型の変化はもちろん、服のサイズが変わって愕然とすることってありますよね?
昔は着られた服が着られなくなると結構ショックであったりするものです。
また、健康診断では医師のチェックが入るなど、健康面でも心配になります。
メタボリックシンドローム、よくメタボって略されて使われますが、おなかまわりが男性85㎝、女性は90㎝以上だとメタボです。
メタボリックシンドロームは動脈硬化が進行しやすく、心筋梗塞や脳梗塞など、生活習慣病の原因となります。
防風通聖散錠zはナイシトールと同じ
そんなメタボや肥満が気になる方に非常に人気がある医薬品が「ロート防風通聖散錠z」です。
最近テレビCMが頻繁に流れているので目にした方も多いと思います。
実はこの商品、小林製薬が販売している「ナイシトール」と主成分が同じなんです。
ここからは以前に書いたナイシトールの記事の引用になります。
「ナイシトール」はそのネーミングから、いかにも内臓脂肪を減らしてくれそうなイメージを持つかもしれませんが、実はそうではないんですね。
「ナイシトールは」内臓脂肪に効果無し!?
「え?そんなバカな?内臓脂肪を取るから、ナイシトールじゃないの?」と思うでしょうか、効能書きにも内臓脂肪減少とは書いていません。
ナイシトールの主成分は「防風通聖散」という漢方薬なのですが、この成分は内臓脂肪への効果は承認されていません。
更には小林製薬自身、独自で効果の研究を行なっておらず、第三者の論文を引用しているという体たらく・・・。
(出典:小林製薬のCMは薬事法違反?)
「防風通聖散」では痩せないの?
それでは「防風通聖散」の本来の効能は何でしょうか?
防風通聖散は、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなお客様で、高血圧の随伴症状
(どうき、肩こり、のぼせ)、 肥満症、むくみ、便秘の方にご使用下さい。
とあります。
つまり肥満に伴う高血圧、便秘、むくみといった症状の改善に効果があるのであって、脂肪を落として、肥満そのものを解消する訳ではないということです。
それどころか、そもそもこの漢方薬に関しては、肥満解消の臨床試験すら行われていないというのが実情なのです。
(出典:防風通聖散では痩せられない!)
これを各製薬会社が都合のいいように解釈して、さもダイエットに効果があるように、宣伝・販売しているにすぎないということです。
このような製薬会社の宣伝に乗せられて、本来の効能には無いダイエット目的で使用しても痩せることなんて出来る訳がありません。
こんな医薬品会社の巧妙な宣伝に乗せられて、ダイエット効果の無い薬を飲み続けるのは止めて、本当に効果のあるダイエットをしませんか?
今回は直接ダイエットにつながる話ではありませんが、多くの方が常識だと思っていたことが実は間違っていたというお話です。
「卵はコレステロールが多いから、食べ過ぎは体に悪いよ。」
こういう言葉を耳にしたり、実際に言われた人は多いのではないでしょうか?
私自身も、かつてそれを信じ、卵を食べ過ぎないように気をつけていた一人です。
もしそれが間違っていたとしたら・・・
何を食べても体内のコレステロール値は大きく変わらない。
2015年5月1日、日本動脈硬化学会がこんな声明文を出したのをご存知でしょうか。
「コレステロール摂取量に関する声明」と題された声明文には次のように書かれています。
(厚労省のまとめた)『2015年日本人の食事摂取基準』では、健康な人において食事中コレステロールの摂取量と血中コレステロール値の関係を示す科学的根拠が十分ではなく、コレステロール制限は推奨されておらず、日本動脈硬化学会もこの記載に賛同している〉
簡単に言うと、
コレステロールの高い食品を食べても血中のコレステロール値には影響がない
というのです。
しかし、これまで厳しい食事制限を訴えてきたのは日本動脈硬化学会であり、『動脈硬化性疾患予防ガイドライン』によると、「1日のコレステロールの摂取量を200mg未満に抑える」と書かれています(卵1個のコレステロール含有量は約210mg)。
この基準を信じ、「卵は一日1個まで」と節制してきた人も多いことでしょう。
そうした人からすれば、いままでの努力は一体何だったのか、と疑問に思うのは当然です。
それを突然、手のひらを返したように「何を食べてもコレステロール値には関係ない」と言い出したのか。
簡単に言ってしまうと
「アメリカがそう言い出したから」
ということなんです。
まず2013年に、ACC(アメリカ心臓病学会)とAHA(アメリカ心臓協会)が『何を食べても健康に影響はない』と発表。2014年3月、厚労省はこれを受け、同じようにガイドラインを改定。それから1年以上経ってようやく、日本動脈硬化学会も渋々、変更したという訳です。
「アメリカの研究では、卵をはじめとするコレステロール含有量の高いものを食べる人と食べない人を、数週間にわたって追跡調査しました。が、その結果、両者とも血中コレステロール値はほとんど変わらなかったんです。こうした地道な研究の積み重ねにより、健康な人に関しては食事制限の必要がないという結論に至ったのです」
【コレステロールは体に必要】
高コレステロールの食材を口にしても、実際のコレステロール値には影響しません。「脳」の重量の約20%はコレステロールでできており、「脳」の機能を保つためには、オメガ3や動物性脂肪(肉・卵・バター・チーズなど)をむしろ積極的に摂る必要があります。コレステロール値が低いと脳の働きが悪くなり、認知症になるリスクも高まるということです。
【なぜコレステロールは悪とされたのか?】
話は1900年代のアメリカにさかのぼります。
アメリカの都市に住む人々は、1日平均で2900kcalも摂取していたものの、それでも太り過ぎる人は少なく、3大死因は肺炎、結核、下痢・腸炎だったといいます。
やがて人々は、バターの代わりに植物油やマーガリン(トランス脂肪)を使うようになった。20世紀の中頃になると、心筋梗塞や狭心症で死亡する人が増えてくる。そして1956年、米国心臓協会は“賢明な食事”として「バター、ラード、卵、ビーフ」を「マーガリン、コーン油、チキン、冷たいシリアル」に置き換えるよう推奨を始め、1970年代までに、「コレステロールは体に悪い」というイメージが人々の意識に定着しました。
1980年代、アメリカ大豆協会やマスコミにより「植物油は健康によい。肉やバター、ココナッツオイルなどの飽和脂肪は悪い」とアピールされた。そこでファストフードをはじめ、冷凍食品や加工食品に、オメガ6の多い「植物油(トランス脂肪)」が使われるようになった。さらには「脂質を降下させる薬」が大々的に売り出されました。
そして1994年、アメリカ糖尿病学会は国民に「カロリーの60~70%を炭水化物から摂取すべき」との勧告を出し、低脂肪の食事を勧めました。
その結果は?
【アメリカの糖尿病患者数の推移】
1995年頃から糖尿病の人の数がどんどん増えていますね。
学会がアメリカ人に『 60~70%の割合で炭水化物を摂り、コレステロールを悪者にして、とにかく油を減らせ』といった結果がこれです。
WHOも日本の糖尿病学会も、これを推奨しているんです。病院に入院すると、この割合で食事が出るんです。3人に2人は学会が生み出した患者である、といってもおかしくはないでしょう。
なぜこういった方針をアメリカが打ち出したかというと、それは
世界トップクラスの穀物生産・輸出国だから
「動物性のコレステロールは体に悪いですよ。体にいい植物性の油をとって、炭水化物(穀物)中心の食事にしましょう。」とアメリカの学会が言ったとなれば、世界も右にならえで従いますよね。
そしてアメリカ国内の穀物の消費は高まり、海外への輸出も増え、アメリカはウハウハという訳です。
【アメリカではコレステロール基準値が撤廃】
以前は、海外の学会のガイドラインでも、LDLコレステロールは140mg/dℓが基準値とされていたものの、アメリカではその基準値は撤廃されています。
「米国で2013年に発表されたガイドラインでは、『コレステロールの基準値には根拠がなかったので放棄する』と明確に書いてあります」
日本で当たり前に使われている基準値は、すでに時代遅れとなっているのです。
それどころか、「コレステロール値が高いほど健康にいい」という研究結果も、国内外に少なからず存在するというのです。具体的には
l 細菌やウィルスによる感染症にかかりにくい
l コレステロール値が高い人たちは、低い(160mg/dl未満)の人に比べて長生き。
だということです。
食事制限にも意味がなければ、基準値もいい加減。これが、いままで隠されていた「コレステロールの真実」なんです。
【世界一売れている薬】
ここまで読まれた方は、コレステロールについて、私たちが信じ込まされてきた「常識」が間違いであることがおわかりになったと思います。
なぜこれまで真実が隠され続けてきたのか?そこにはもっと大きな闇があったのです。
「いままで古い常識が通用してきたのは、
『コレステロール値が高いと危険だ』という話で儲ける人たちがいたから
血中コレステロール値を下げるために広く使われている薬に、スタチンというジャンルの高脂血症治療薬があります。スタチンを飲んでいる患者は世界で4000万人以上いて、
「世界一売れている薬」
という異名を持っています。
しかし先に述べたように、「基準値がいい加減なものである」ことや「多少数値が高くても気にする必要がない」ことが近年明らかになってきました。
このことを多くの人が知るようになれば、製薬会社や関連企業は薬が売れなくなって困ってしまいます。
だから、学会はなんとしてでも、製薬関連企業の意を汲み、基準値を維持しようとします。
問題を生み出しているのは、学会と製薬メーカーの癒着だけではありません。
【食品会社まで・・・】
最初に述べたように食事制限によって、血中コレステロール値は左右されません。
それで困るのが、低コレステロール商品を売ってきた企業です。
日本健康・栄養食品協会によると、特定保健用食品(トクホ)の市場規模は約6000億円。そのうちコレステロール値を下げると謳う食品の市場規模は約220億円に及びます。
その種類は茶、青汁、豆乳、シリアル、マヨネーズ……とバラエティに富み、CMがバンバン流され、飛ぶように売れています。
とあるジャーナリストはこう語ります。
「食品会社にとっては、これまでの売れ筋商品がまったく無意味になるわけですから、死活問題です。
一体、厚労省、企業はどちらを向いて仕事をしているのでしょうか?
意味の無いコレステロールの基準があることで「病人」が作られ、薬が処方される。さらに人々の不安を煽ることで、効果が定かでない健康食品が売れていく。コレステロール利権に群がる、まさにコレステロール・マフィアと呼べるのではないでしょうか。
ダイエットサプリを飲んでるのに全然痩せない、痩せてもリバウンドばかりというあなたに