年齢と共に代謝が落ちて太りやすくなったり、おなかが出始めて太鼓腹になるなど、体型の変化はもちろん、服のサイズが変わって愕然とすることってありますよね?
昔は着られた服が着られなくなると結構ショックであったりするものです。
また、健康診断では医師のチェックが入るなど、健康面でも心配になります。
メタボリックシンドローム、よくメタボって略されて使われますが、おなかまわりが男性85㎝、女性は90㎝以上だとメタボです。
メタボリックシンドロームは動脈硬化が進行しやすく、心筋梗塞や脳梗塞など、生活習慣病の原因となります。
そんなメタボが気になる方に非常に人気がある医薬品が「ナイシトール」です。
「ナイシトール」というネーミングから、いかにも内臓脂肪を減らしてくれそうなイメージを持つかもしれませんが、実はそうではないんですね。
「ナイシトールは」内臓脂肪に効果無し!?
「え?そんなバカな?内臓脂肪を取るから、ナイシトールじゃないの?」と思うでしょうか、効能書きにも内臓脂肪減少とは書いていません。
ナイシトールの主成分は「防風通聖散」という漢方薬なのですが、この成分は内臓脂肪への効果は承認されていません。
更には小林製薬自身、独自で効果の研究を行なっておらず、第三者の論文を引用しているという体たらく・・・。
(出典:小林製薬のCMは薬事法違反?)
「防風通聖散」では痩せないの?
それでは「防風通聖散」の本来の効能は何でしょうか?
防風通聖散は、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなお客様で、高血圧の随伴症状
(どうき、肩こり、のぼせ)、 肥満症、むくみ、便秘の方にご使用下さい。
とあります。
つまり肥満に伴う高血圧、便秘、むくみといった症状の改善に効果があるのであって、脂肪を落として、肥満そのものを解消する訳ではないということです。
それどころか、そもそもこの漢方薬に関しては、肥満解消の臨床試験すら行われていないというのが実情なのです。
(出典:防風通聖散では痩せられない!)
これを各製薬会社が都合のいいように解釈して、さもダイエットに効果があるように、宣伝・販売しているにすぎないということです。
このような製薬会社の宣伝に乗せられて、本来の効能には無いダイエット目的で使用しても痩せることなんて出来る訳がありません。
こんな医薬品会社の巧妙な宣伝に乗せられて、ダイエット効果の無い薬を飲み続けるのは止めて、本当に効果のあるダイエットをしませんか?
【原材料】
この原材料から、2つの特徴が見えます。
【コンブチャクレンズの特徴】
↓↓↓
近年「脂肪の吸収を抑え、痩せる」と大人気のトクホのコーラですが、その効果は本当なのでしょうか?
2012年ごろからメッツコーラ(キリン)とペプシスペシャル(サントリー)の2種類のトクホのコーラが販売されていたのに加え、ついにコカ・コーラ社も「コカ・コーラ プラス」でトクホコーラ市場に参入。
この3商品がトクホコーラ戦線でしのぎを削っています。
そのどれも、うたい文句は
「脂肪の吸収を抑え、排出を促進させる」
となっています。
その効果の根拠となっている成分が難消化性デキストリンです。
1. 難消化性デキストリンとは?
そもそもデキストリンとは、デンプンの1種なのですが、難消化性デキストリンとは、その字の通り「消化しにくいデキストリン」なのです。
そして難消化デキストリンには、腸からの脂肪吸収を抑制する働きがあるといわれています。
2. 効果は?
もし食事で摂った脂肪のほとんどを吸収させない効果が本当にあるというのならば、「すごいダイエット効果!」ということになるのでしょうが、そこまでの効果はトクホコーラにはないようです。
効果がある根拠とされた実験も、マーガリンのたっぷり詰まった極端な高脂肪食の場合で、それでも吸収が抑えられた脂肪はわずか10%未満だったということです。
(出典:吸収が抑えられた脂肪は10%未満)
以上のことから、トクホコーラの効果は「普通のコーラを飲むよりは、カロリーが抑えられるのでマシ」という程度で、期待されるような脂肪排出によるダイエット効果は、ほぼ無いと考えた方がよさそうです。
3. 食生活が乱れる危険性
これは科学的根拠と言うより、トクホコーラを愛飲する人々に対する一般的な印象なのですが、トクホを飲むことでより食生活が乱れやすいということです。
私の知り合いにも多くいるのですが、トクホを常に飲んでいるような人に限って、コンビニ弁当やスナック菓子、ハンバーガーなどのファストフードといったいわゆるジャンクフードを一緒に食べているということです。
そして彼らはこう言います
「トクホを一緒に飲んでるから大丈夫!」
仮にトクホに効果があったとしても、その効果を帳消しにしてしまうほどジャンクフードを食べてしまっては全く意味がありません。
4. トクホコーラの副作用は?
また、トクホコーラを含むダイエットコーラで懸念されるのが、添加物による副作用です。
着色料による発がん性をはじめ、人工甘味料による糖尿病・肥満のリスクが心配されます。
(出典:ダイエット炭酸飲料の副作用)
そんな危険な飲み物を「痩せるから、太らないから」とガブ飲みしていては、痩せる前に病気になってしまいます。
それでもあなたはまだトクホコーラを飲みますか?
本気で痩せたければ、そんな効果が不確かで危性のあるトクホコーラを飲むよりも、もっと確実で安全な方法があるんです!
TVをつけていると、たった1時間だけでも何度もダイエットサプリのCMが流れます。
「飲むだけで痩せる」「脂肪が燃焼する」様々なダイエット効果を謳い、
様々なダイエットサプリが雨後のタケノコのように出ては消え、出ては消えを繰り返しています。
ダイエットに効果のある新成分!?
研究の結果、ダイエットに効果あるとわかったとして、各メーカーが、
耳慣れない物質名をダイエットに効果があるとして前面に押し出しています。
一例として、
・コレウスフォルスコリ(フォースコリー:DHC)
・ラクトフェリン(ラクトフェリン:ライオン)
・サラシア(メタバリア:富士フイルム/カロリストン:ステラ漢方)
・ローズヒップ由来ティリルサイド(ヘルスエイド:森下仁丹)
・各種酵素ダイエット:もはや何の酵素かさえ具体的に書いていない
サプリメーカーは、CM、ホームページで何度もそれらの繰り返し効き目をアピール!
何気なく見ている人は、「なんだか効きそうだな」と、ついつい思ってしまいますよね?
でも本当に効果があるのでしょうか?
ダイエット効果の化学的根拠無し
実は、それらの一般的にはダイエットに効果があると思われている成分でも、
実はまだ研究では全く実証されていないということがほとんどなのです。
その根拠となるのは
- 世界中の医学論文が検索できるサイト(pubmed)
- アメリカで2500億の補助金を費やして科学根拠を調べ尽くした成分データベース(ナチュラルメディシン・データベース)
これらを見れば、ダイエットサプリにいかに効果が無いかが良くわかります。
つまり、サプリメントメーカーは新しい耳慣れない物質名をアピールすることで、
消費者にいかにもダイエット効果があると思わせているに過ぎないのです。
もし本当に効果があったら、次々と新商品が出てくる必要ないですよね。
だって、やせて必要なくなるはずなんですから。
第一、本当に効果があったら医薬品になってしまうので、医者以外が売ると
薬事法違反になってしまいます。
つまり
ダイエットサプリを飲んで痩せるわけがない。
ハッキリ言って。痩せない。間違いなく痩せない。痩せるわけがない。
何故でしょうか?
それは
痩せられたら困るから
なぜ痩せられたら困るの?
この世の中に蔓延するダイエット業界の共通テーマは
「絶対に痩せさせない」
数多あるダイエット商品は基本的に挫折できるようになっています。
続けられない意志が弱い自分…って攻める必要は全くないんです。
そもそも継続してダイエットをさせないように作られているんです。
なぜなら、ダイエットすプリを売るメーカーとしては、
ダイエットが成功して、その後ダイエットサプリを買ってくれなくなると困るからです。
「飲むだけで簡単に痩せる」このフレーズは悪魔的なぐらいダイエットしている人に突き刺さります。なぜなら、ダイエットは我慢したり好きな事を制限したりする基本的に難しくて辛いものなんです。
なのに、正反対の「簡単」「飲むだけ」…これでは騙されるのも無理はありません。
安易に飛びついてしまい結局ダイエットは失敗する。
そして新商品の刺激的なキャッチコピーに踊らされてまた…の繰り返しなんです。
ここまで読まれた方は「やっぱり飲むだけで痩せるものなんて無いんだ」と
思われるかもしれませんが、ガッカリする必要はありません。
「飲むだけで痩せる」そんなダイエット法が実在するんです!