人工衛星搭載ロケット・羅老号、正常軌道進入に失敗
8月25日19時0分配信 聯合ニュース
【高興25日聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV-I)が、予定されていた目標軌道への進入に失敗した。打ち上げは一部失敗となった。
全羅南道・高興の羅老宇宙センターによると、25日午後5時に打ち上げられた羅老号は、離陸9分後の高度306キロメートルで科学技術衛星2号を切り離さねばならなかったが、衛星はこれより36キロメートル高い342キロメートルの上空で切り離された。
教育科学技術部の安秉万(アン・ビョンマン)長官は会見で、「1段目のエンジンと2段目のキックモーターは正しく作動し、衛星が正常に切り離されたが、目標軌道に正確に乗せられなかったものと分析される」と伝えた。どれだけ目標軌道から外れたかについて、現在分析を進めているという。
>韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV-I)が、予定されていた目標軌道への進入に失敗した。打ち上げは一部失敗となった。
「一部失敗となった。」と表現しているが、人工衛星搭載ロケットが人工衛星を軌道に乗せることが出来なかったのだから「失敗」以外の何ものでもない。 |
●成功率
順位 国名 回数 失敗数 成功率
1 ロシア 1507 65 95.7%
2 EU 174 11 93.7%
3 米国 535 37 93.1%
4 支那 93 8 91.4%
5 日本 57 5 91.2%
6 インド 22 7 68.2%
7 イスラエル 6 2 66.7%
8 イラン 2
―――越えられない壁―――
9 韓国 1 1 0.0% ←new!
(注)日本の宇宙開発予算は、支那の5分の1、EUの半分
>「1段目のエンジンと2段目のキックモーターは正しく作動し、衛星が正常に切り離されたが、目標軌道に正確に乗せられなかったものと分析される」
1段目と2段目は正しく作動したが、人工衛星に問題があったという。これが事実だとすれば発射台と1段目のエンジンは完全なロシア製であり、2段目はロシアの指導のもとで韓国が製造したとされ、 人工衛星が韓国製なので、失敗の原因は完全に韓国にあるということになる。 |
衛星 韓国製・・・ 大失敗 |
2段目 ロシア設計・韓国製・・・成功?(失敗かも) |
1段目 ロシア設計・ロシア製・・・成功 |
17時という時刻にもかかわらず、韓国では国民の4分の1がテレビを観て歓喜し、「国民日報」も予め用意していた『大韓民国宇宙技術の勝利と同時に五千年歴史上最も誇らしい快挙』と題した次の「社説」を17:51に電子サイトに掲載した。 |
2009-08-25 17:51 国民日報
我が国がついに自力で人工衛星を発射した10回目国家隊列に上った。 昨日午後5時最初の宇宙発射体'ナロホ(KSLV-I)'が高興(コフン),ナロ宇宙センター発射台を蹴飛ばして力強く9分間飛行終わりに搭載した科学技術衛星2号(STSAT-2)をフィリピン(上空)宇宙空間に成功的にのせたのだ。
今回のナロホの発射成功は6度の延期(煙,演技)終わりに難しく試みた去る19日の発射が電撃中止された後,7日ぶりに試みて成し遂げた成功という点で大韓民国宇宙技術の勝利と同時に五千年歴史上最も誇らしい快挙の一つに違いない。
今回の成功で我が国が宇宙探査および開発競争に本格的に飛び込むことができるようになったのが何より大きい成果だ。 ナロホ開発および発射準備過程を通じて多様で精密な宇宙関連技
術を確保することと共に,硬い競争力を確保したのだ。 特に国内で発射体上段部固体燃料ロケットを開発することによって今後純粋国産宇宙発射体開発の礎石を固めた。
ナロホ発射成功で経済誘発効果やはり天文学的規模と推算されている。 産業研究院(KIET)はナロホ関連生産効果と成功広報効果および国家イメージ向上にともなう輸出増大効果などを1兆8000億~2兆3000億ウォンと推算した。
宇宙産業の付加価値もまた途方もない。 製品1t当たり価格の場合乗用車が3万ドルなのに比べて,通信衛星は300倍近い874万ドルに達するほど付加価値が高い。 合わせて通信放送サービス, 災害災難情報提供,医
療機器および代替エネルギー開発など多様な分野での拡散を通した後方効果が期待される成長動力産業だ。
だが私たちの宇宙開発は開始に過ぎない。 米国,ロシア,中国,ヨーロッパ連合(EU)インド,日本など綺羅星のような宇宙強国が私たちの前に布陣している。
問題点も山積している。 何よりロシアとの関係と技術伝授システム確立が至急だ。
私たちが技術自立をする時までロシアが意地悪を働かせることができないようにする安全装置が必要だ。 私たちの宇宙開発計画が満開することができるように積極的に声援しよ
う。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=110&oid=005&aid=0000375090
>我が国がついに自力で人工衛星を発射した
大嘘から始まるこの「社説」は、衛星が目標軌道から外れたことが判明する前に掲載された。ロケットの発射台がロシア製で、1段目も丸々ロシアから輸入したものだし、2段目もロシアの設計・指導も下で韓国が製造したものだ。 |
結局その後、失敗が判明したわけだが、韓国は今回の失敗部分に関して打ち上げ保険をかけていなかった。 |
2009.08.25 20:14、朝鮮日報
25日発射された韓国の初めての宇宙発射体ナロホ(KSLV-1)にのせられた科学技術衛星2号の正常軌道進入失敗と関連した保険金支給はないことだとマネートゥデイが報道した。
この媒体によれば三星火災など10ヶ損保社はコンソーシアムを構成,韓国航空宇宙研究院と1400億ウォンの発射前保険(総合機械保険)と2000億ウォンの賠償責任保険契約を締結した。
人工衛星保険(宇宙保険)は危険別に大きく三つに分かれる。 △発射になる前衛星の組み立て,移動,設置までの財物損害を担保する‘発射前(Pre-Launch)保険’ △衛星の発射(点火)から衛星が正常軌道に進入する時までを担保する‘発射(Launch)保険’ △衛星の運用上財物損害および性能低下を担保する‘軌道(In-Orbit)保険’等だ。
しかしナロホは発射になる前に問題が生じた場合補償する保険だけ加入しただけ発射後軌道進入に失敗したり軌道に進入した後決まった軌道離脱または作動不能の場合に備えた保険商品には加入しなかったとマネートゥデイは報道した。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2009/08/25/2009082501746.html