正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現 2006年12月14日
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正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現
嘘の歴史に騙されるな!日本最優先政治、日本国民の生命と財産と自由を守る核武装、日韓断交を実現しよう!マスゴミの嘘や洗脳工作を許すな!がんばれ!日本国民党!
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冨田メモの徹底検証5:富田メモの最も重要な部分は、元侍従長の徳川義寛の発言だった!?

■冨田メモの徹底検証
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion08k.htm#_第5章_徳川元侍従長の発言かも


第5章 徳川元侍従長の発言かも

(1)徳川元侍従長の発言か

(一部抜粋)

 徳川発言説の場合、?富田メモの全部が徳川自身の意見とする見方、?富田メモの全部が昭和天皇からお聞きしたことを徳川が富田に伝えたという見方、?富田メモの一部は徳川が昭和天皇からお聞きしたこと、一部は徳川の意見という見方の三通りがあり得よう。

 私は、この中では、?の可能性が最も高いと考える。



 富田メモの最も重要な部分は、次の文言である。


 「私は 或る時に、A級が合祀され その上 松岡、白取までもが、

 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが 松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と

 松平は平和に強い考えがあったと思うのに 親の心子知らずと思っている」




 この内容に関わることを、徳川は『侍従長の遺言―昭和天皇との50年』で述べている。本書は、朝日新聞編集委員だった岩井克己氏が、徳川から聞き書きしたものをまとめ、解説をつけたものである。岩井氏は平成6年から7年にかけて徳川に面談し、7年8月に徳川の証言の一部を朝日新聞に連載した。徳川は、8年2月2日に亡くなった。その後、本書は平成9年(1997)2月5日に刊行された。それゆえ、本書は徳川が最終校正をしたものではない。岩井氏が、徳川の死後に編集・刊行したものである。また徳川は録音を取ることを禁じたという。岩井氏は、証言内容は何度も確認したが、誤りがあれば筆者・岩井氏の責任だと書いている。

徳川発言説は、主として本書の記述に依拠している。

 松岡洋右について、徳川は本書で次のように語っている。



 「松岡洋右さんはエキセントリックな人でしたね。昭和15年の夏には、大使二人を除く外務省の幹部をほとんど替えちゃった。『外交官はいままでのようじゃだめだ』などと言ってね。(略)スターリンと条約を結んでから帰国した松岡さんはスターリンのことを『さん』づけで呼ぶんですから。ご陪食の後のお茶の席で、盛んに『スターリンさん』なんて呼んで、語り草になっていたものです」


 「私は、東条さんら軍人で死刑になった人はともかく、松岡洋右さんのように、軍人でもなく、死刑にもならなかった人も合祀するのはおかしいのじゃないか、と言ったんです」

 「でも当時、『そちらの勉強不足だ』みたいな感じで言われ、押し切られた。私は松岡さんの例を出して『おかしい』と言ったのだが、東条さんのことで答えられ、すり替えられたと感じた。靖国神社には軍人でなくても、消防など戦時下で働いていて亡くなった人は祀っている。しかし松岡さんはおかしい。松岡さんは病院で亡くなったんですから」




 このように語る徳川の松岡への評価と松岡の合祀への批判は、富田メモの内容に通じるものがある。

 さらに徳川は、元「A級戦犯」の合祀について、次のように語っている。


 「A級戦犯はその十年くらい前に厚生省から『戦争による公務死亡者』として名前が靖国神社に届き、神社では昭和46年6月30日の総代会で合祀する方針を一応決めたのですが、『合祀の時期は宮司に任せる』ということで、宮司の筑波藤麿さんがずっと延ばしてきていたのです。ところが宮司さんが筑波さんから松平永芳さんに代わって、間もなく実施に踏み切られることになった」。

 「筑波さんのように、慎重を期してそのまま延ばしておけばよかったんですよ。それで中曽根首相が参拝して、ワッと言われたんです」。




 これらの徳川の発言は、富田メモの内容とよく似ている。松岡に対する厳しい見方、筑波元宮司についての「慎重」という表現、松平元宮司が合祀を行なったことへの批判という三点が、富田メモと共通している。そこで、富田メモは徳川元侍従長の発言を書き留めたものだという見方が成り立つわけである。

 これに対し、「私は或る時に、A級が」以後の部分は、徳川は長く昭和天皇に仕えていたから天皇のご意思をよく理解していた。だから、徳川が語った意見は昭和天皇のご意思を伝えるものであり、富田メモはそのことを明らかしているのだという見方も成り立つ。逆に、あくまで徳川個人の意見であって、仮に昭和天皇のご意思が何らかの形で反映していたとしても、天皇の深い御心を正しく伝えるものとは言えないという反論も当然出る。

 「親の心、子知らず」という言葉も、昭和天皇のお言葉としては、違和感を与える。富田メモの最重要部分に出てくる言葉である。「松平は平和に強い考(え)があったと思うのに、親の心子知らずと思っている」と出てくる。その次に「だから、私はあれ以来参拝をしていない。それが私の心だ」と続く、極めて重要な部分である。
 昭和天皇が人を批評されるお言葉としては、「親の心、子知らず」には、非常にきつい響きがあり、私は違和感を覚える。そう感じると言う人が多い。


 この点について、日本文化チャンネル桜が平成18年8月11日に放送した渡部昇一氏(上智大学名誉教授)の「大道無門」という番組で、岡崎久彦氏(元タイ大使)が、次のように語っている。
 「小田村さんね、拓大の総長をやってた。会ったらね。「いやー、徳川さんは、パーティで会った時、松平さんのことを『親の心、子知らず』だと言ってましたよ」と。(略)『親の心、子知らず』というのは、徳川さんがしょっちゅう言っていたこと」



 小田村氏とは、小田村四郎氏のことである。「親の心、子知らず」は、徳川元侍従長が、松平宮司についてよく言っていた言いまわしらしいのである。




ムーブ 富田メモは世紀の大誤報か!?週間新潮8/10号
http://www.youtube.com/watch?v=Nx8P_RPJtxc
(平成18年8月3日 OA)

富田メモに何が 青山が受けた電話とは(1/2)
http://www.youtube.com/watch?v=O2cQUW1mvYE
富田メモに何が 青山が受けた電話とは(2/2)
http://www.youtube.com/watch?v=KsK4Yq6SlN8
(平成18年8月9日 OA)

富田メモへの疑惑と秦郁彦の怪しさ#1
http://www.youtube.com/watch?v=cdvXHqwgwac
富田メモへの疑惑と秦郁彦の怪しさ#2
http://www.youtube.com/watch?v=QXzbnirfdps
(平成18年8月11日 OA)

富田メモで日経or半藤が嘘を付いた可能性!
http://www.youtube.com/watch?v=aIWA2GrTz0Y
(平成18年8月19日 OA)

南京虐殺は嘘41 驚くべき出鱈目裁判1 南京で証人を呼びかけるも、証人は現れず

東京裁判に提出された「南京地方法院検察処敵人罪行調査報告[六]」によれば、第二次大戦後、日本の「戦争犯罪」を裁くため連合国が開廷した「東京裁判」に備え、中国国民政府は一九四五年十一月七日「南京敵人罪行調査委員会」を設置し、中国人に南京における日本軍の犯罪を申告するよう呼びかけた。

ところが、日本軍の残虐行為を申告する者が「甚だ少なき」ばかりか、聞き取り調査を行うと唖然として「口を噤みて語らざる者」や虐殺を「否認する者」までいたという。やむなく中国政府は暫定的な報告を一九四六年一月二十日、東京裁判に提出したが、「日本軍による大量虐殺」の証拠は埋葬記録を除けば、魯甦という人物の「目撃証言」ただ一件であった。

その後も調査を進め、ようやく「五百件の調査事実」を発掘したが、「資料を獲得する毎々一々これを審査」した結果、新規に採用できたのは僅か四件であった。ともかく・・・

http://www.ne.jp/asahi/unko/tamezou/nankin/alleged/chapter2-1.html#chapter2-1-2



――――――
1946年2月付で東京裁判に提出された、南京地方裁判所付き検察官の「南京地方法院検察処敵人罪行調査報告」は、日本軍の虐殺行為を申告する者が「甚だ少なき」と記している。南京の大残虐事件の聞き取り調査を受けた市民のなかには、「冬の蝉の如く口を噤みて語らざる者」がいた。また、そんなものはなかったと「否認する者」すらいたと報告していた。

◆東京裁判に出廷すべき「証人たち」が出廷しなかったそのような状況のなか、連合国はいったい誰を証人にして「2万の男女子供」が殺害されたという確証を得たのであろうか。連合国が南京大虐殺の「証人」として東京裁判に出廷させたのは、ベイツ教授、ウィルソン医師、マギー師であった。南京市民の中からは、許伝音、尚徳義、伍長徳、陳福宝、梁廷芳の各氏であった。

ここで読者は、おやっと思われないだろうか。連合国が「証人」として真っ先に立てるべきは次の5人ではないか、と。まず世界初の「南京大虐殺物語」を報じたスティール記者やダーディン記者である。連合国が彼らの新聞に目を通していなかったことはないであろう。次に30万人虐殺を電報で打とうとした『戦争とは何か』の編者ティンパーリ記者と、そこに分担執筆したベイツ教授やフィッチ師であった。ところが、この5人のうち出廷したのはベイツ教授だけであった。
ダーディン記者、スティール記者、ティンパーリ記者、フィッチ師は、なぜ東京裁判に出廷しなかったのか。彼らにとって東京裁判は、当時の記事や報告を改めて国際的に認知させるうえで、またとないチャンスであった。彼らが当時書いたことは正当だったという自負があれば、歴史的な舞台で証言する好機到来と受け取られたはずだ。ところが彼らは出廷しなかった。
なぜなのか。まず考えられることは、彼らはみずからの記述を目撃証言として法廷で述べるだけの自信がなかった、つまりみずから虚報と認めていたのではないか。
2番目に考えられることは、彼らの記事や報告が中央宣伝部の宣伝戦上にあると露呈することを恐れたからかもしれない。
スティール記者、ダーディン記者は、アメリカの新聞に南京大虐殺の記事を書いた特派員として知られていたのだが、特にダーディン記者が中央宣伝部の董顕光副部長と旧友であったことは、知る人ぞ知るであった。
フィッチ師は広東の呉鉄城省主席たちとも交流があり、アメリカで南京大虐殺を講演して回っていることも日本側に察知されていた。彼の妻が蒋介石の妻の「親友」であったことも知られていたであろう。ティンパーリ記者は、同盟通信の松本重治上海支局長が回想しているように『戦争とは何か』の編者として知られていた。
こうしてみてくると、連合国はあたかも、当時南京大虐殺を知らせめた人、あるいは中央宣伝部と関わりがあった人を証人に喚問することを、あたかも避けていたかのようだ。しかし連合国としては、当時南京大虐殺を主張した人を出廷させることがどうしても必要であった。それは5人のうちでベイツ教授しかいなかった。ベイツ教授は蒋介石政府との関係を知られていなかった。ベイツ教授は『戦争とは何か』の分担執筆者であったが、それが判明したのは最近になってのことである。匿名の執筆であったから、当時はまったく知られていなかった。

P222~224

『南京事件――国民党極秘文書から読み解く』東中野修道著








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朝日論説主幹が核保有議論を展開、朝日が変節? ...『帝国以後』のエマニュエル・トッド氏と対談

10月30日の記事ですが、面白い対談を教えて頂いたので掲載します。



(風考計)核兵器 「帝国以後」のエマニュエル・トッド氏と対談 若宮啓文
2006/10/30, 朝日新聞

 今月はパリで行った対談を「風考計」の特別編でご紹介したい。相手は独特の視点で世界を読み解き、著書「帝国以後」などで広く知られるエマニュエル・トッド氏。鋭く米国や中国を批判する彼は、何と日本に「核武装」を勧めるのだった。刺激的な議論になったが、頭の体操だと思ってお読みいただきたい。


●トッド・偏在が恐怖、日本も保有を 若宮・廃絶こそ国民共通の願い

若宮 いま、北朝鮮の核が深刻な問題です。

トッド 北朝鮮の無軌道さは米国の攻撃的な政策の結果でしょう。一方、中国は北朝鮮をコントロールしうる立場にいる。つまり北朝鮮の異常な体制は、米国と中国の振る舞いあってこそです。

若宮 トッドさんは識字率の向上や出生率の低下から国民意識の変化を測り、ソ連の崩壊をいち早く予測しました。北朝鮮はどうでしょう。

トッド 正確な知識がないのでお答えできない。ただ、核兵器が実戦配備されるまでに崩壊するのでは……。

若宮 でも不気味です。

トッド 核兵器は偏在こそが怖い。広島、長崎の悲劇は米国だけが核を持っていたからで、米ソ冷戦期には使われなかった。インドとパキスタンは双方が核を持った時に和平のテーブルについた。中東が不安定なのはイスラエルだけに核があるからで、東アジアも中国だけでは安定しない。日本も持てばいい。

若宮 日本が、ですか。

トッド イランも日本も脅威に見舞われている地域の大国であり、核武装していない点でも同じだ。一定の条件の下で日本やイランが核を持てば世界はより安定する。

若宮 極めて刺激的な意見ですね。広島の原爆ドームを世界遺産にしたのは核廃絶への願いからです。核の拒絶は国民的なアイデンティティーで、日本に核武装の選択肢はありません。

トッド 私も日本ではまず広島を訪れた。国民感情はわかるが、世界の現実も直視すべきです。北朝鮮より大きな構造的難題は米国と中国という二つの不安定な巨大システム。著書「帝国以後」でも説明したが、米国は巨額の財政赤字を抱えて衰退しつつあるため、軍事力ですぐ戦争に訴えがちだ。それが日本の唯一の同盟国なのです。

若宮 確かにイラク戦争は米国の問題を露呈しました。

トッド 一方の中国は賃金の頭打ちや種々の社会的格差といった緊張を抱え、「反日」ナショナリズムで国民の不満を外に向ける。そんな国が日本の貿易パートナーなのですよ。

若宮 だから核を持てとは短絡的でしょう。

トッド 核兵器は安全のための避難所。核を持てば軍事同盟から解放され、戦争に巻き込まれる恐れはなくなる。ドゴール主義的な考えです。

若宮 でも、核を持てば日米同盟が壊れるだけでなく、中国も警戒を強めてアジアは不安になります。

トッド 日本やドイツの家族構造やイデオロギーは平等原則になく、農民や上流階級に顕著なのは、長男による男系相続が基本ということ。兄弟間と同様に社会的な序列意識も根強い。フランスやロシア、中国、アラブ世界などとは違う。第2次大戦で日独は世界の長男になろうとして失敗し、戦後の日本は米国の弟で満足している。中国やフランスのように同列の兄弟になることにおびえがある。広島によって刻まれた国民的アイデンティティーは、平等な世界の自由さに対するおびえを隠す道具になっている。

若宮 確かに日本は負けた相手の米国に従順でした。一方、米国に救われたフランスには米国への対抗心が強く、イラク戦争でも反対の急先鋒(きゅうせんぽう)でした。「恩人」によく逆らえますね。

トッド ただの反逆ではない。フランスとアングロサクソンは中世以来、競合関係にありますから。フランスが核を持つ最大の理由は、何度も侵略されてきたこと。地政学的に危うい立場を一気に解決するのが核だった。


●トッド・過去にとらわれすぎるな 若宮・日本の自制でアジア均衡

若宮 パリの街にはドゴールやチャーチルの像がそびえてますが、日本では東条英機らの靖国神社合祀(ごうし)で周辺国に激しくたたかれる。日本が戦争のトラウマを捨てたら、アジアは非常に警戒する。我々は核兵器をつくる経済力も技術もあるけれど、自制によって均衡が保たれてきた。

トッド 第2次大戦の記憶と共に何千年も生きてはいけない。欧州でもユダヤ人虐殺の贖罪(しょくざい)意識が大きすぎるため、パレスチナ民族の窮状を放置しがちで、中東でイニシアチブをとりにくい。日本も戦争への贖罪意識が強く、技術・経済的にもリーダー国なのに世界に責任を果たせないでいる。過去を引き合いに出しての「道徳的立場」は、真に道徳的とはいいがたい。

若宮 「非核」を売りにする戦略思考の欠如こそが問題なのです。日本で「過去にとらわれるな」と言う人たちはいまだ過去を正当化しがち。日本の核武装論者に日米同盟の堅持論者が多いのもトッドさんとは違う点です。

トッド 小泉政権で印象深かったのは「気晴らし・面白半分のナショナリズム」。靖国参拝や、どう見ても二次的な問題である島へのこだわりです。実は米国に完全に服従していることを隠す「にせナショナリズム」ですよ。

若宮 面白い見方ですね。

トッド 日本はまず、世界とどんな関係を築いていくのか考えないと。なるほど日本が現在のイデオロギーの下で核兵器を持つのは時期尚早でしょう。中国や米国との間で大きな問題が起きてくる。だが、日本が紛争に巻き込まれないため、また米国の攻撃性から逃れるために核を持つのなら、中国の対応はいささか異なってくる。

若宮 唯一の被爆国、しかもNPT(核不拡散条約)の優等生が核を持つと言い出せば、歯止めがなくなる。

トッド 核を保有する大国が地域に二つもあれば、地域のすべての国に「核戦争は馬鹿らしい」と思わせられる。

若宮 EU(欧州連合)のような枠組みがないアジアや中東ではどうでしょう。さらに拡散し、ハプニングや流出による核使用の危険性が増えます。国際テロ組織に渡ったら均衡どころではない。

トッド 核拡散が本当に怖いなら、まず米国を落ち着かせないと。日本など世界の多くの人々は米国を「好戦的な国」と考えたくない。フランス政府も昨年はイランの核疑惑を深刻に見て、米国に従うそぶりを見せた。でも米国と申し合わせたイスラエルのレバノン侵攻でまた一変しました。米国は欧州の同盟国をイランとの敵対に引き込もうとしている。欧州と同様に石油を中東に依存する日本も大変ですが、国益に反してまで米国についていきますか。

若宮 日本のイランへの石油依存度は相当だし、歴史的な関係も深い。イラクの始末もついていないのにイランと戦争を始めたらどうなるか。イラクのときのように戦争支持とはいかないでしょう。

トッド きょう一番のニュースだ(笑い)。北朝鮮と違い、イスラム革命を抜け出たイランは日本と並んで古い非西洋文明を代表する国。民主主義とは言えないが、討論の伝統もある。選挙はずっと実施されており、多元主義も根づいている。あの大統領の狂信的なイメージは本質的な問題ではない。

若宮 イラン・イラク戦争のとき日本は双方と対話を保ち、パイプ役で努力した。その主役は安倍首相の父、安倍晋太郎外相でした。

トッド 私は中道左派で、満足に兵役も務めなかった反軍主義者。核の狂信的愛好者ではない。でも本当の話、核保有問題は緊急を要する。

若宮 核均衡が成り立つのは、核を使ったらおしまいだから。人類史上で原爆投下の例は日本にしかなく、その悲惨さを伝える責務がある。仮に核を勧められても持たないという「不思議な国」が一つくらいあってもいい。

トッド その考え方は興味深いが、核攻撃を受けた国が核を保有すれば、核についての本格論議が始まる。大きな転機となります。

(以下略)


引用ここまで

中川氏や麻生氏の発言にかみついて、議論することすら問題視していた新聞の論説主幹が立派に核保有について議論している。

朝日新聞の言葉を借りるが、
「君子豹変ですか?」

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