皆さんこんにちは、元ニートです。

今から約13年前ですが、僕は元ニートでした。

今はニートを脱却し、普通に働いています。

そんな元ニートの僕が、なぜニートになるのか?
について考察して行こうと思います。





1.やる気・意欲が無いから

ニートになる理由として、やる気・意欲が無いからという理由があります。

いわゆる、無気力というやつです。

この無気力状態だと、常に何もしたくないという思考になります。

働くことってものすごいエネルギーを使います。

仕事を探す、連絡をする、履歴書を書く、面接する、働き出す。

働こうとするだけでもかなりのエネルギーを使います。

無気力状態だと、このハードルは非常に高いものであり、いざ働くことになっても、環境の変化のストレスが凄いので、ますます働きたくなくなります。

特に、環境が変わることに抵抗感がある人が多数なので、なおさら働きたくないというわけです。

ただレールに乗っていれば良かった学生時代と違い、一度レールから外れてしまった無気力ニートはかなり復帰が難しいと言えるでしょう。











2.社会に出るのが怖いから・コンプレックスがあるから

ニートの中には、社会に出るのが怖いという人も多いです。

ではなぜ社会に出るのが怖いのか?

それは、何かしらのコンプレックスがあるからです。

例えば、コミュニケーション能力が低い等の理由があります。

コミュニケーション能力が低いので、社会に出るのが怖いという人は意外と多いです。

過去にいじめられたり、人付き合いが上手くいっていなかった人がその傾向があります。


コミュニケーション能力が低い人からすると、新しい職場・環境というものはもはや恐怖の対象です。

莫大なエネルギーを使う上に、とんでもないストレスもかかります。

新しい環境で新しく人間関係を構築するほど大変な事はありません。
コミュニケーション能力が低ければ尚更です。


また、コミュニケーション能力が低いという意外にも、様々なコンプレックスを内に秘めてる人が多いので、そのコンプレックスが露呈するのが嫌で、社会に出るのを怖がる人もいます。


他にも、無駄にプライドが高く、アルバイトや中小企業を敬遠する人も中には存在します。

確実に、アルバイトや中小企業勤務の方が、お金を稼いで社会との接点を持っているのでニートより遥かにマシなのですが、何故かその現実は無視します。

俺はこんなところにおさまる器じゃないなどと本気で思っているプライドの高いニートが少数ながら存在しています。

恐ろしい限りです。









3.甘やかされて育てられたから

親に甘やかされて育った人はニートになる確率が高いです。

甘えん坊で自立心が低く、過保護に育てられた結果、一人で決断して行動出来なくなる傾向にあります。

しかも、このタイプは何でも親のせいにしがちでわがままな人が多いので、親からしたらかなり辛いです。


また、甘やかされて育てられたケースの逆パターンで、厳しく躾けすぎてニートになるパターンもあります。

幼少期からガッチガチに教育し、自由を縛り、レールを敷いたは良いものの、一度レールから外れてしまうと取り返しがつかなくなってしまうパターンです。


甘やかしすぎても、厳しく教育しすぎても良くないので、子育てとは難しいものですね。











4.危機感が足りないから

一度レールを外れてニートになってしまうと、ニート気質の人はそのままズルズルとニートを続けてしまう傾向があります。

中でも、危機感が足りないタイプは要注意です。

「どうせ働かなくても生きて行ける」「実家に寄生すれば良い」
等と考えているニートは多いです。

こういったタイプは非常に楽観的であり、最終的に何とかなると思い込んでいます。

最小的にはナマポ受給すれば何とかなると言い張るニートも少なからず存在する程です。

こういったニートは変化を極端に嫌い、現状維持をしようとする人が多いです。

余程自身に身の危険を感じたり、将来に重大な不安を感じない限りは働こうとしません。

ちなみに僕の場合は危機感が足りなく、無気力で何とかなると思っていたタイプのニートでしたが、僕の実家で緊急事態が発生し、自分自身の力で何とか生きていかなければならなくなったので必死こいて定職に就きました。

身の危険を感じるレベルだったので動き出しましたが、そのきっかけが無ければ、今は良くてフリーターだったと思います。










5.能力が無いから

能力が人より低いと感じてしまう人はニートになる傾向があります。

その能力は仕事の処理能力だけではなく、コミュニケーション能力等も含めてです。

中には、朝起きれなかったり似たようなミスを繰り返してしまう人もいます。

こういった人は一度働いても挫折してしまい、そのままニートを続けてしまうケースが多いです。

何とか自信をつけさせて、自己肯定感を高めてあげたいところですが、いざ働いてみると上手くいかずに非常に難しい問題となります。

















       
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