2008-03-14 Fri 08:20
もうなんだかいろんな感動が一気に押し寄せて言葉にすることが難しいくらいのまさしくグランドフィナーレでしたね^^
読後感の余韻をずっと楽しみたいと思うような最終話はこれ以上にないベストな終わり方だったと思います! 「サザエさん時空」といわれるような時間が止まったかのような世界が、アリスのプリマ昇格によって一気に動き始め、そこで出会う2体の人形を連れたおじいさんとのエピソード(第56話)、灯里を取り巻く環境が一気に変化していく演出は秀逸でした。 「私たち人間は常に変わり続けていく存在だから。終わらないで欲しいという嬉しい時間、終わって欲しいと願う哀しい時間、すべてのものに変化は平等に訪れます。」 この一言で始まる最終巻。 アリスと比べてやけにあっさりしていた感じの藍華と灯里のプリマ合格のエピソードは、その分師弟関係の、人間としての繋がりが深く感じられてまた格別のよさがありましたね。 晃さんの厳しさの中にある藍華を大切にしたいという想いがひしひしと伝わる第57話「薔薇の名前」。自分と同じような立場(天才アリス=天才アリシアに先を越されて、、)にいる藍華にどう接したらいいか困惑するも、藍華が想像以上に強い子だったのは、晃さんが以前に落ち込んでいたところを幼き藍華に救ってもらったエピソードを思い出させて(´;ω;`) 灯里のプリマ昇格がアリシアさんのわがままで先延ばしにされていたっていうのはアリシアさんもまた灯里たちと同じようにこのまま変わらないでいく日常を失いたくなかったという点で完璧でない人間味を感じました。 「一緒に歩いているときはみんな同じ道を歩いているように感じますけど本当は違う。みんなそれぞれ違う自分だけの道を歩いているんです。その道は始まりも違えば終わりも違う。決して同じではない自分だけの道。」 変わらない日常を当たり前に過ごしていくものと願っていたけど、気づいて前に進み始めるというこの独白のシーンも灯里の成長を感じさせ、長い間この漫画を読んできたものとしても感慨深く、なおかつこのARIA完結を受け止めるためのひとつの助けになりましたw 最終話に郵便のおっちゃんを出してきて「嬢ちゃんはりっぱなウンディーネになれる」というセリフを持ってくるあたりの伏線(?)の回収っぷりにもこれまでの長い時間を思い出させてジーンと来ました。 そしてまさかアニメ3期の第1話が漫画版の最終話とつながっていたとはっ!! これのリンクにはやられました。 そして長らく謎とされていた灯里のメールのやり取りの相手も明らかに。11巻でお別れしちゃったから今後あうことはないんでしょうね。 さらにエピローグのアニメオリジナルキャラと思われていた「アイ」ちゃんがARIAに入社してきたという演出には鳥肌が立ちました! もうね、最初から最後まで鼻すすって読んでましたよwこりゃ3期のラストも楽しみ、DVD購入も決定だな。 最後の最後まで驚きと感動に満ちたARIA最終巻、作品全体を通しての評価を含め採点は 95点!!(100点満点中)つけさせていただきます!! ストーリーや構成などは言わずもがな、なんといってもネオ・ヴェネツィアという世界をあたかも存在するかのような繊細な描き込みで魅了してくれた画力、魅力的なキャラクターと性格、どれもこれ以上にないレベルで仕上げられていた傑作でした!!\(^O^)/ MVPキャラ 晃さん いや、なんといっても黒髪ロングでお姉キャラだからっ!(えー もちろん性格やノリ、厳しさと優しさのバランスなどすべてが大好きなんですよ~^^ それにしても最後のアリシアさんの笑顔はヤバイですねwこりゃコロっといっちゃいますよ(何が まぁ結婚相手出てきてないから、男と考えないで晃さんと結婚したという百合設定でARIAは完結したということにしてます(えー >>関連 ◇「ARIA」完結巻。変わった先にある今を大切に(記事元:真・業魔殿書庫様) アリシアさんの結婚相手の妄想が同じでさすがとオモタw ◇ARIA 第12巻【終】 たくさんの感動をありがとう!(記事元:二次色ノート様) ◇感動のグランドフィナーレ 「ARIA」完結12巻発売 (記事元:らじかる☆ちゃんねる様) ◇ARIA 12巻 天野こずえ 感想(記事元:黒猫コミック館様) ランキングに参加してます~。「ARIAは現実」とはよくいったもんだwと思った方はモルスァとクリックをお願いします^^ FC2 Blog Ranking にほんブログ村 アニメブログ なんか出るんですねwアリア社長はもうちょっと顔をへしゃげさせたほうが、、w そしてこのコスプレモデル、、(ゴクリ・・
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[初めまして]
いつもブログの記事を拝見させてもらっています。
今日ARIAの最終巻を購入して読みました。やっぱりARIAは最高でした。 いつも次巻はいつでるのかとワクワクしながら待っていました。 アニメの一期目の途中でARIAにはまり、速攻で原作を買いに走ったのを昨日のように思い出します。 そんな楽しみにしていた作品が終わるのはショックでした。しかし終わり時を見失ってダラダラ続くよりはと考えてどうにか今意識を保っています(笑) 管理人さんの最終巻のリンクにはやられましたと書いておられますが、自分も全くその通りになりました。 特に自分は最後の「ちょっと嬉しいだけよ」がAQUAの一巻に繋がった事に鳥肌ものでした。 管理さんがおっしゃるアイちゃんのリンクも良かったですね。 これからもブログを拝見しに来ますので機会があったらよろしくお願いします。
2008-04-02 Wed 19:28 | URL | ORIGA #z1kHvIOA[ 内容変更]
>ORIGAさん
コメント、ならびにいつも見ていただきありがとうございます\(^O^)/ もうホントARIAを読めて、見れてよかったと心の底から思いましたよ。アニメと原作のリンクとかまさに鳥肌もの。 まさか原作最終話をアニメの1話で見せていたなんて! この別れが悲しい別れではなく、みんな自分の未来に向かっての成長による別れだから受け入れられましたよ。これ以外のフィナーレなんて考えられない終わり方でよかったですよ。 今後もコメントお待ちしております~^^ノシ |
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単行本もついに最終巻!!
というわけで昨日発売の「ARIA 12巻」を軽くレビュー。
ついに今回の巻でグランドフィナーレを... …
2008-03-14 Fri 11:05 二次色ノート
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