2010-09-08 Wed 23:13
チルチルが、、藤田先生が、、救いたかった<おとぎばなし>がついに、、! 藤田先生が「うしとら」時代に子どもながらにこんな理不尽な話はないと怒ったと明かしていたおとぎばなし『マッチ売りの少女』。もはや藤田先生の悲願(?)とも言えるこの少女の救済はチルチルによってなされるのか!? 月光条例 第22条[千一夜の月]23 マッチ売りの少女 読了~
月打されたキャラクターをみすみす逃した挙句、なおかつ願いのまま行動させるという条例執行者、おとぎばなしの長老らしからぬことをしてしまったはだかの王様に、鉢かづきは珍しく怒り心頭:(;゙゚'ω゚'):
しかしはだかの王様はチルチルが言っていたことを理解しうる者だった。 まず<おとぎばなし>の<作者>の存在を知っていた。だから<作者>と呼ばれる人間に物語を書き換えてもらえば幸せな結末にも出来ることを知っていた。 そして、おとぎばなしの長老らしく、数多くの悲劇を知っており、常々そういった悲しい主人公たちを救えたならと願っていたという。 では何故か? はだかの王様「余も昔、<最強月打>を受けたのじゃ。」 ( д ) ゚ ゚ この時、王様はチルチルと同じ事を考えたらしい。しかし、 長老として、<月打>の為すがままになるまいと、自らの手で条例を執行して事なきを得たとか。 って、自分でするのかwwちょっとシュールw / ̄ ̄\ / \ <お前のおっぱいランドの脳みそも | | 条例執行しておくか! . | | ___ | | / \ . | } 、,:' /,';;;}: ; , \ <Why!? . ヽ }` : ;ヽ ,.、_ノ ,; ' ‐ \ ヽニニニニノ ,`冫<____〉イ'; 、 | /;:::::::::::::::::::: ̄`ー- ,/::::| // (⌒) /::/:::::::::::::::::::::/‐-//_::::::ノ // /i ヽ ::::イ::::::::::::::::::::::/ //  ̄ / ヽ___i しかし、その一瞬の<最強月打>の中で、王様は不幸なキャラクターを助けたいという気持ちとは別に、 はだかの王様「全く違う真理、、、のようなものが、突然、余の心に閃いたのじゃ。」 王様はその<真理>とやらにたどり着いているようだけど、これは今のチルチル(子どもじゃない)の本当の目的とは違うものかしら? 一方、チルチルはただひたすらに不幸なキャラクターを助けたいという一心で王様が導いてくれた<おとぎばなし>に向かっていた。 チルチル「かわいそうだ。主人公が不幸な結末になっちゃうのは。<読み手>の子どもたちだってかなしく思ってるよ。そんなのいやなんだよ。今度こそ強くなってやる!次は絶対に助けて見せるぞ!」 助けたいと思うあまりにまわりが見えなくなっている感じにも見えるな。 でもちゃんとここで<読み手>のことを意識しているあたりこの<最強月打>の性質はやはり他の<月打>とは違うものなんだろうな。 そして語り継がれる<おとぎばなし>とは、、 『マッチ売りの少女』キタ━━━━・゚・(つД`)・゚・━━━━ッ!! 改めてこの物語を読むとホント理不尽極まりないですな、、、。 一つマッチを擦るたびに出てくる幻覚が大人になった今読み返すとあまりにもツライ、、(ノД`) 決して美少女に描いていないところがいい。悲壮感がのっけからハンパない、、(´・ω・`) そして物語は進み中盤、馬車に轢かれてしまいそうになるシーン、、、しかし!? ____ / \ <どぇぇぇぇーっ!? / _ w _\ __________ 。 / _____| | ヘ__ ヘ__| /⌒| ((_____| | Σ __(○)_(○) / |. ι (__人__) | | '' , | | l \ | | | | △ | 。 ヽ -一ー_~、⌒)^),-、| | |________| ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニ- ~ | | | 馬車と通行人もろとも蜂の巣!? チルチル、怒りのアフガン状態! 翌朝、少女は死んでしまい、見向きもしなかった通行人たちの偽善っぷりを知っていたためそれをもろとも粉砕しつつ現われたチルチル。 少女を抱えてまずは少女の父親であるクソオヤジの家へ!少女の幸せはどこにあるのか!?チルチルは見つけることが出来るか!? 糸売 チルチル、周りが見えなくなりすぎて、不幸なキャラクターだけしか見てない。 そんなんじゃ<おとぎばなし>全体が救われないですよな、、。 王様が言っていた<真理>、これが月光とチルチル別々にしたものかなぁとも予想。 不幸なキャラクターを<作者>に描きなおさせることによって幸せにするチルチル。 逆に月光は不幸なキャラクター自らの力によって幸せになるようにしている。 ここらへんの違いがそのまま出ているんじゃないかしら? また別の考えとしては誰かの意志をもってこの<最強月打>を引き起こして、おとぎばなしのキャラクターに呼びかける存在があったりするのか、、、 思った以上に「マッチ売りの少女」のストーリーの進行、ペースが速かったなw このスピード感こそチルチルの<想い>の強さそのものだな。 「マッチ売りの少女」と来たらそれを思わせていた月光とのリンクも忘れてはいけない。 そして「マッチ売りの少女」の事件をなかったことのように変な挙動をしていた「ツクヨミ」たち。(そう見えた) 藤田先生が救いたかったこの「マッチ売りの少女」が物語の中心に据えられそうでである意味、先生自身にとって最もパーソナルな作品になりそうだな。 チルチルの心が折れるであろうという、どれだけの理不尽が襲い掛かってくるのか、、、心して臨まねば!(`・ω・´)
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多少無理やりとはいえ王様の作者を知ってた理由はわかったね
ずいぶん荒っぽいキャラになったがwww JOJOとかでよく見かけたねこの構図 王様のたとえの中に浦島太郎とか人魚姫とかすでに月光が助けたキャラクターとかがいるね 王様がたどり着いた真理ってのは藤田先生がうしとら最終巻で言っていたことであり 月光と言う主人公がそれを体現していく・・・という話になるのかな
2010-09-09 Thu 19:20 | URL | #-[ 内容変更]
・・・アレッ?こうなると<月打>って一種の安全弁みたいな気がしてきたぞ。
おとぎ話のキャラ達が秘めている、鬱屈した思念を発散させる為の。 以前、「コレは全て夏の間に起きた出来事です」という作者コメントもありましたし。 してみると結局は元に戻る、文字通りの『真夏の夜の夢』なのかも・・・?
2010-09-09 Thu 19:58 | URL | HAL #tJpy4moo[ 内容変更]
初めまして!
いつも楽しく拝見させていただいてますー。 物語の流れから違うと思うんですけど・・・ 物語のキャラが物語の外、作者を理解したときに 自分たちで独立した世界、新しい物語を作る つまり、自分が作者になるってことは無いんですかね? 月打によって作者の認識を得るのなら、そんなことがあっても面白いかななんてw うちでの小槌で作者になる なんて(笑)
2010-09-09 Thu 22:40 | URL | 熾火 #wLMIWoss[ 内容変更]
[別の漫画で]
タイムマシンが出てくる別の漫画で、マッチ売りの少女のラストをアンデルゼンにお願いしたら。現実の世界にもマッチ売りの少女のように、防寒具が買えないような貧しい少女もいるので、そのことに気付き、そういった人に手を再述べることのできる勇気を、その漫画から学んでほしい、といって結末を変えないという話がありました。
2010-09-14 Tue 11:27 | URL | ガイア #-[ 内容変更]
[希望と憎しみ]
前回のコメントの続きです。
......そう、本当は皆分かっているんだ。 理想と現実には差異がある。 自分と世界との間には距離がある。 だから望みを遂げるために抗う事が必要。 だからこそ........................希望を信じる心が生まれた。 だからこそ........................世界を憎しむ心が生まれた。
2010-09-15 Wed 18:56 | URL | 語り部 #-[ 内容変更]
>名無しさん
王様の豪快明朗な性格がわかるエピでしたねw 月光のたどっている道はすべて計算されていたものなのかもしれませんねぇ(鉢っちゃんとの出会いから)。 「うしとら」の最終巻、、、、コンテナに直しちゃってるからすぐに見れない!>< >HALさん もう何がなにやらw正義すらあいまいになってきたよ!w もうチルチルに思いっきり肩入れしちゃってるもん!w >熾火 さん どーもどーも^^ 作者にとって代わるってのは新しい考えですね!面白い!でもこの作品ってそういう可能性を考えれば考えるほどにわからなくなってしまうので困り者ですw >ガイアさん それは非常に興味深いお話。悲劇が存在する理由を一つまた理解できました。ありがとうございます! >語り部さん 理想と現実なぁ~、、、抗って手にした現実は何でアレ満足できそうですし、逃げてはだめなんでしょうな。 別の漫画というのは、時空探偵ゲンシクン、進め!ジクモン探偵団、という漫画です。 ラストで、アンデルセンが彼の童話に込めた思い、(現実の世界にものところね)を語るシーンで、彼の本をもった少年が、粗末な格好で、いくで自分の手を温めている少女を見かけて、そばにいた母親の手を振りほどいて、その少女に自分の身に着けていた、マフラーを巻いてあげるシーンがあったりしたので、興味があったら探してみてください。探す場合は、古い漫画なので、古本屋のほうがいいと思います。
2010-09-21 Tue 17:13 | URL | ガイア #-[ 内容変更]
[追伸]
時空探偵ゲンシクン、進め!ジクモン探偵団はコミックボンボンで連載していた漫画で、作者は山中あきらさんです。
それと、マッチ売りの少女は漫画ではなくて、童話でした。失礼しました。
2010-09-21 Tue 17:17 | URL | ガイア #-[ 内容変更]
>ガイアさん
情報感謝。ボンボンとはまた意外なところから。 |
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