しょせん他人事ですからって取材で言った奴って凄くね?
タレント弁護士の清水陽平先生が監修の
しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~
のコミックが発売された。
出版記念ということで、私も一冊献本頂いたので、お礼に宣伝である。
タイトルにもなっている「しょせん他人事ですから」は、清水先生への取材の際清水先生がおっしゃったのが切っ掛けだそうである。
というわけで、依頼者に寄り添わない、相手の嫌なことを喜んでする、ほぼほぼサイコパスな弁護士は、清水先生がモデルなのかも知れない。
いや、実際の清水先生は、もっとミーハーなのでちょっとだけちがうか。
わざわざ、オビに主人公と角度あわせたような顔写真入れる清水先生に感涙である。
それは、さておき、このコミック、弁護士ものにありがちな「んなわけあるか!」がほとんど無いかなりリアルな内容である。
ないことも無いか。コミックではパラリーガルの人が登場しているが、パラリーガルというのが何物か不明である。ちなみに、パラリーガルが弁護士を遮って自分の意見を言いだしたら、その日に解雇しない方が不思議なレベルの話しではある。ただ、これは弁護士の奇異さを際立たせるための演出なんだろう。
ちなみに、個人的には、謎の専門用語を語って、「ネットに強いのにそんなこともわからねぇのか!」という相談者があるあるであった。
ホントにこういう相談者は多い。私も「日本語で説明してもらえます?」と一度言えたら良いのにと苦笑である。
一般の方にはもちろん、弁護士が見てもとても楽しめる内容になっている。
ところで、清水先生を出たがりって削って、本の売れ行きはともかく本業の機会ロスになるのではないかって?
気にしない気にしない。それそこ、しょせん他人事ですから。
お粗末。
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