さて、いよいよ鉄道の旅の始まりです。
目的地は
アラビアのロレンスこと
T.E.ロレンスが最後に過ごしたClouds Hill(最寄駅wool)と永遠の眠りについたMoreton。
この辺の経緯についてはここに詳しく書いたので参考まで。
TGでヨーロッパ往復(ビジネスクラス)を発券♪ギリギリ行動派ここにあり!(笑)初♪イギリス鉄道の旅のルート
今回予約発券した列車(往路)は以下のとおり。
Journey: 1 Hayes And Harlington to Wool @ £53.40
ANYTIME DAY R £53.40 (1 @ £53.40)
エニータイム運賃、ヘイズ&ハーリントン発ウール行き、往復53.4ポンドJourney: 1 Hayes And Harlington to Wool
往路Ticket type: Anytime Day Return Valid outward and return by the route shown, return same day.
チケットタイプ:エニータイム・ルート限定・日帰り往復Route: Via Reading but Not London
ルート:レディング経由、ロンドン経由は不可Outward journey: 5 Apr 2017
乗車日:2017年4月5日departs Hayes And Harlington at 07:29 travel by Train service provider Great Western Railway to station Reading arrives 08:12
ヘイズ&ハーリントン7:29am発、レディング8:12am着、運行会社Great Western Railwaydeparts Reading at 08:20 travel by Train service provider Cross Country to station Basingstoke arrives 08:41 ( seats reserved: Coach: D Seats: 16A )
レディング8:20am発、ベイジングストーク8:41am着、運行会社Cross Countrydeparts Basingstoke at 08:49 travel by Train service provider South West Trains to station Wool arrives 10:34
ベイジングストーク8:49am発、ウール10:34am着、運行会社South West Trainsつまり2回乗り換えて3社の列車で約3時間の長旅。
まとめると
ヘイズ&ハーリントン7:29---(Great Western Railway)----8:12レディング8:20----(Cross Country)----8:41ベイジングストーク---(South West Trains)---ウール
いきなりトラブル!
4月5日
駅前のテスコで朝飯と途中でお腹がすくといけないのでリンゴや飲み物を買ってプラットホームに入る。
ちょうど通勤時間帯なので結構混んでいる(ロンドンとは逆方面だが)が、普通の自転車を持って並んでいる人が数人いる。
こんなに混んでいるのに自転車乗せられるかな?という不安が。。。
が、乗ってみれば荷物スペースが広々と取られていて、全くの杞憂だった。
最初に乗った「ヘイズ&ハーリントン7:29am発、レディング8:12am着、運行会社Great Western Railway」車内はこんな感じ。
ロンドンとは逆方向だが、(後から知ったのだが)レディングという駅は結構大きな駅で、ここに通勤している人もいるんだろう。
もう一つの不安がレディング駅での乗り換え
上に書いた時刻表を見ればわかるが、レディング駅には8:12について8:20発の別の列車に乗り換えなければならないのだが、たった8分しかない。
この駅の構造・規模が分からないのでどれくらいの時間が掛かるのか不明なのでかなり不安。
National RailのHpから予約すると、一気通貫で列車を予約しなければならないので選択の余地がなかったのだ。
まあ、8分で十分乗り換えができるとNational Railは判断してるんだからだいじょうぶだろう・・・
が、7:29発の列車がいきなり4分遅れでヘイズ&ハーリントン駅に到着。
その後も順調に遅れていき、レディング駅に到着したのは8:18。
絶望的。
この駅は終点なので全員が降りてエスカレーターは混雑してるいるし、結構大きな駅でホームが一杯ある。
それに、
前の記事で紹介したイギリスの電光掲示板「Next Fastest Train」という表示方法に全く慣れていなかったので、出発ホームがわかった時はすでに出発した後だった。。。
一時間遅れでWool駅に到着
とりあえず次の列車9:05am発に乗り込んだ。
前の列車では車掌は回ってこなかったが、この列車にはユダヤ教徒のようなヒゲを蓄えた車掌が来たので「あのー、列車が遅れて乗り遅れたんですが・・・」というと「この列車は定刻運行中です」と言われてしまった(笑)
「いえいえ、前の列車が遅れたんで予約した列車に乗り遅れてこの列車に乗ったんですがいいでしょうか?」と言い直してチケットを見せると、親切に次のベイジングストーク--駅での乗り換え列車の時刻を教えてくれた。
ウール到着は11:34amか〜当初の予定のぴったり1時間後(1時間遅れ)だな・・・
この時オレは決定的な間違いを犯していた、いや勘違いしていたのだ。
オレの買ったチケットは「エニータイム運賃」。
読んで字のごとく「(日付さえあっていれば)どの列車に乗ってもokなチケット」だった。
この時は気がつかずこんな変な質問をしてしまったのだが、同じ勘違いをこの日の夕方してしまった。
こっちは結構致命的だったのだが、その話はもう少し先で。。。
***
ベイジングストーク駅ではタバコが吸いたくて、駅員にお願いして一旦改札の外へ
改札出た先で一服。
普通に吸える。。。
よく「日本はタバコ後進国、欧米のタバコ規制は厳しい」という話を聞くが、これって多分「日本の嫌煙活動家が事実を捻じ曲げている」と思う。
日本の喫煙エリア規制は世界でも類を見ないほど厳しい。
この話はまた別の機会に・・・
***
ベイジングストーク駅
イギリスって、こんな感じで駅構内やプラットホーム上に駐輪場があることが多い。
これはロンドン・パディントン駅構内(プラットホーム上)。
見事なまでにほぼスポーツ車(ロードバイク系、クロスバイク系、マウンテンバイク系)。
感動的な景色だった(笑)
***
話を旅に戻す。
途中なんだかよく聞くような駅名が多かった。
ウインチェスター。
これって西部劇でよく出てくる
レバーアクションライフルの名前だよね。
(ライフルは創業者の名前)
クライストチャーチ
どこかで聞いたな〜と思って後で調べてみると「ニュージランドの都市名で大地震があった場所」。
スペインに行った時も思ったが、アメリカの地名ってヨーロッパの地名そのものが多いな〜って。。。
まあ、移民の国だからそうなんだろうけど。。。
次の列車はBournemouth/ボーンマスという駅で車両の切り離しをした。
多分車内アナウンスはあったのだろうけど気がつかず。。。車掌が回ってきて慌てて前の方の車両に乗り換える。
最後に乗ったSouth West Trainsの車内
たまたま乗った車両はQuiet Zoneという区域で、ここは携帯電話での通話とヘッドホンで音楽を聞くのは禁止されているようだ。日本以外で「携帯通話禁止」って初めて見た。
あぁ〜ヨーロッパ♪的な風景に見とれていると目的地ウール駅着。
典型的なイギリスの田舎駅。
駅員も居なけりゃ、何も無い・・・
自転車持ってきてよかった〜♪
ついにT.E.ロレンスの終焉の地にたどり着いた!という感激はあったが、あまりにも何も無いので、ちょっと不安になりかけた。。。
初めての海外への旅でエジプト・カイロに降り立ち、早朝の誰もい無いカイロの街を彷徨った記憶(
祝?20周年記念⑤アラブの洗礼)が蘇る。。。
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