バンコク・イミグレでタイを知る@ジェーンワッターナ
もう、何度も行ったので特別の感慨はないが、ここで見たもの感じた事をつらつら書き綴ってみる。
イミグレのある建物内部。
ここはThe Government Complex Commemorating His Majesty the King's 80th Birthday Anniversary, 5th December, B.E. 2550 (2007)
ศูนย์ราชการเฉลิมพระเกียรติ ๘๐ พรรษา ๕ ธันวาคม ๒๕๕๐
というやたらに長い名前の政府系合同庁舎のようなもの。
こういうところにはやたらに金かけるね〜
まあ、東京都庁舎(新宿)も作るときは散々非難されたけど、皆もうなんとも思っていないか〜(笑)
こんなような建物二つが中心になった場所。
ロの字型の建屋に屋根付た感じかな?
やたらに広い空間で、サッカーでもできるんじゃないかと?
いつもピカピカに磨いていて、まるでスケートリンクのようだ。
小汚い街中も、これくらい磨いてくれるといいんだけどね〜?
ここに限らず、タイの役所には厳しいドレスコードがある。
役人自体は、日本でいう軍人みたいな制服を着ていて、だらけた服装の人は皆無。
役人は偉いんで、偉い人はそれなりの格好をする必要があるからか?
結構威圧的な制服?
一方、ここを訪れる人にも一応の規制はある。
それがこれ。
左はVest???
เสื้อกล้าม要は下着の事。Tシャツとは微妙な違いだけど。。。
右はシースルーのこと?
左はShirt Top???Cropped topsのことか?要は「ヘソ出しシャツ」
こ、これって・・・タイの一番偉い方がドイツの空港で着てたやつじゃぁ???(笑)
右はタイトパンツ
UAのドレスコード(社員利用)でも引っかかってたね?
最後はショートパンツ、ミニスカートにサンダルか〜
これってタイのフォーマルウエアじゃなかったんだね?(笑)
実際見てると、ファランに限らずどーみても日本人ってのも「Tシャツ+短パン+サンダル」が多いね〜
そんなのがゴロゴロしてるから役所もあまりうるさく言わないけど、まあ役人から真っ当な人間と評価されたかったら「長袖+長ズボン+革靴」がいいのかもね?
でも、その格好だと役所に着くまでは浮きまくりかも?
ちなみに服関係の英語/タイ語対比はこのサイトが分かりやすい。
待ってる間にここに来る人を観察していると面白い。
一見イミグレとは無縁そうに見える人が結構いるのだ。
1、学校の制服を着た女子中高生
どっからどう見てもタイ人にしか見えない女子中高生(なぜか男子中高生より女子のほうが目立つ)が結構多い。
しゃべる言葉も完璧なタイ語。
で、持ってるパスポートを見ると8割方「大陸」のパスポートだ。
なるほどね〜、大陸の国籍を捨てない華僑が多いのは知識として知ってはいても、これだけ多いと結構びっくりだ。
タイは多国籍国家と言われているが、「他国籍国家」つまり大陸の人民に牛耳られているのがよ〜く分かる。
もちろんタイ国籍を持っている華人もすごく多いんだろうけど。
日本の空港で出国審査を待っているおばさんの列。
完璧な日本語でどう見ても日本人なのだが、手元のパスポートは緑(半島)ってのもよく見る。
牛耳られないように気をつけよう♪
2、坊主
確かにファランの坊主も、街中でたまに見かけることがあるんで、なにも不思議ではないけれど、やっぱりイミグレに坊主って似合わないな〜とは思う。
この日は東南アジア系の坊主が来ていた。
ミャンマー?ラオス?カンボジア???
たぶん、左に立っている坊主は付き添いだと思う。
外人の坊主ってどんな種類のビザを持っているんだろうか?
もし、金が尽きてビザの延長ができなくなったら坊主になるっていう選択肢もありか?(笑)
3、モーターサイの運ちゃん
オレンジのベストを着ているんで一発で分かる。
以前、空港から乗ったタクシーの運ちゃんがラオス人で、周りのタイ人運ちゃんからいじめられている(上客を全然回してくれない)なんて言ってたかな、まあいるんだろうことは知っていたが。
顔つきはどーみてもタイ人なのだが、やっぱり周辺国からの出稼ぎなのかな?
やっぱり、モーターサイの運ちゃんとイミグレってしっくりこない(笑)
イミグレは、ビザの種類やリエントリー等によって多くの窓口がある。
一番人(客)が多いのはおそらく「ビザの延長」「リエントリーパミット」かな?
この二つの窓口は待合室のベンチに座る外人が減ることはなく、常に窓口でなんらかの手続きをやっている。
はっきり言って休み暇もない業務で大変だな〜とは思う。
が、一方ほとんど客がこない窓口も多数存在する。
2:00pmでも来客者が1人しかいない窓口。
こんな窓口の係官は当然・・・
スマホでお遊び中(笑)
一日中スマホで遊ぶってのも結構辛いとは思うけど、激務の窓口と比べるとね〜?
これって、職員が定期的にローテンションされているのかな?
例えば2日激務の窓口担当したら、その後の2日は激ヒマの窓口担当になるとか・・・
でも、何度かここに来たけど、大概同じ係官が同じ窓口にいるように思うけどね〜
リエントリーの窓口にいるメガネをかけた係官は、喋りはモーレツに早くテキパキと仕事をこなして見ていて気持ちがいいくらい。
この窓口に仕事が出来なくてのろまの係官がいたら、外人達のストレスは相当なものだから、適材適所、うまく配置してると思うよ。タイの役所も結構やるね〜と思ってる。
あのヒマヒマ窓口の係官は偉いのか?それとも鈍くさいのかな?(笑)
日本人の価値観の中に「人様に迷惑をかけない=マナー」と並んで重要視される「決め(られ)たこと・規則は守る」。
これ、家庭でも社会でも徹底的に教え込まれ実践させるよね?
別に悪いことじゃないけど、度がすぎるととっても疲れるもの・・・
以前の会社の仕事が、自衛隊向けの航空機関連だった。
航空機のほとんどをアメリカからのライセンス生産に頼っている日本では、ほとんど全てが米軍が制定した規格を適用しているのが実態。
日本人はそれを超厳格に守っているが、それらを制定したアメリカではかなり緩い。
日本人「この部品はMIL Spec No,xxxと照合すると不適合だ」
アメリカ人「いや、使えるよ」
これで何度も悩まされ、5−6回アメリカの複数の会社に出向いたが8−9割は上の会話で全く噛み合わず。。。
その点はタイも似たようなもので「法規やルールは欧米並みだが、その運用は極めて緩やか=誰も守らない」。
これはイミグレビルのトイレの張り紙
トイレでの洗い物禁止、やったら罰金1000バーツ
何でもかんでも罰金罰金のタイらしい表示。
街の看板を読む(19)なんでもかんでも罰金!罰金!!罰金!!!
このトイレの奥に喫茶店があるのだが、トイレに入るとその喫茶店の店員がコーヒーカップを洗ってる(笑)
鏡にオレの顔が映って相手と目が合ったのだが、笑いを抑えられなかったよ。。。
***
イミグレって遠いし待ち時間が異様に長くて疲れる場所だけど、こうして人間観察していると結構面白いもんよ♪
こんな空間にも「タイらしさ」がぎっしり詰まっているんでね。
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| リタイアメントVISA2017 | 00:05 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑