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とらドラ！ゲーム化で妄想が膨らむ。
PSP買うべきかなー。みのりんと生活出来るだけでニヤニヤしてしまうのですが。だってマルチエンディングですよ？どうしよう。
それにしてもネット見てると「亜美が攻略出来るなんて…！」と歓喜の声高いですね。うん、すげーわかります。というか亜美ちゃんがあんなこんなことをしてくれるなんて想像しただけで心の汗（鼻血）が出そうです。
それにしても例のこれ見てたら、ニコニコの時報がみのりんでびっくり。盛るぜー。
　
しかし…ああーどうしよう！「乃梨子と瞳子はくっつけばいい」的なカップリング萌えは激しく今まで行っていたんだけど、こんなにもキャラが好きになって気になってしまったのは、大人になってから久しぶりだー。それだけ「とらドラ！」の主人公の描写がうまいからなんですが。強烈すぎて結構困惑してます。
アスカ大好きだったけどシンジとくっついてほしいし、エーリカ好きだけどウィッチーズは全員で一つだし、つかさ好きだけどちんちん的な意味でだし…ああ、こんな歳でアニメキャラに恋っぽい思いするなんて驚いた。
　

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さっき友人と電話していていかに自分がみのりんが好きかをキモいくらい熱弁してたのですが、その時ちょっと考えをまとめていたわけですよ。
ストーリー読解ではなく、キャラ萌えの視点です。
　
１、「作品内のキャラ同士の関係」にときめく、神の視点。
全くの第三者視点。自分という存在は消滅した状態での読みです。結構これの人が多いですね。中には「自分なんてないほうがむしろいい」という人も。
　
２、キャラ達のわいわいを側で見ている立ち位置視点
ハルヒで言えば谷口、らき☆すたでいえば白石、みたいな。あとマリみてだと蔦子さん。本編にがっちりとはからまない位置で、かつ離れないような距離で「あららら」と見ている視点です。利点は「突っ込みを入れやすい」「同じ箱庭にいられる」でしょうか。
　
３、主人公にどっぷり感情移入視点
これが一番多いかもですね。ゲームは圧倒的にこれが多いでしょう。ハルヒならキョンになりきって、共感しながら読み込む。だからストーリーへの耽溺度や、恋愛関係でのときめき度は半端じゃなくなります。
しかしデメリットも。感情移入できないキャラだとその作品そのものが面白くても入り込めなくなってしまいます。
　
４、俺の嫁視点
二次創作の中でも「ドリーム」に当たる視点。キョンとくっつかずにハルヒは自分と一緒にいる、という視点。ストーリーを楽しんだ上で別途ストーリーを作らないといけないので非常に高度な遊びです。同時に終了したときのショックの半端じゃなさも人一倍。
　
５、好きだから絵にするよ視点
特殊。１から４の派生でもあります。しかし絵の題材としてかわいい、というのもあれば、「描いてみたらかわいくなった！」というのもあります。愛着ってやつですね。だいぶ本編から離れたところでの話ですが、これも立派な萌え感情だと思います。
　
正確にはまだまだありますが。
自分は２でした。「らき☆すた」なら田村ひよりになりたいです。あるいは名もないクラスメイトAでもいいんです。あー仲いいねー的な位置にいたいんですね。
　

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以前、かーずさんがラジオで「千早は俺の嫁」の話をがっちりしてくれたんですが、目から鱗でした。
「俺の嫁」って言う人は多いんですが、それって愛情表現的な意味合いの方が今は強いじゃないですか。ネタとして言う場合。
しかし、本当に「俺とそのキャラ」のストーリーを作って、シミュレートするわけです。
だから面白いことに、時にはそのキャラも一人の女性なので、「俺」とうまくいかなかったりすることすらあるわけですよ。これはもうびっくり。都合良く自分の枠にはめるだけじゃないんです。
二次元二次創作でそこまで追い込まなくても、と思いましたが、でも確かにそのキャラクターを本当に好きで好きで、リアルに考えるほどに、予想外の行動を脳内で取ることもあるんだなあと。
　

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はて、自分とみのりんです。
もうここしばらくで衝撃なほどにどっぷりはまってしまったんですが、「竜児とみのりん」とかで妄想すればいいのに、「俺とみのりん」に思考のベクトルが行ってしまったわけです。
というのも、竜児の行動が生々しすぎるんですよ。好きな人に何も言えずにラブレター書いて出さずにいたり、好きな人の前でコンサートする時にどの曲流すか考えて俺MD作ったり。
それ、竜児の行動「俺の嫁」理論だから！
　
みのりんが最初彼にとって、もっとも女の子らしいと思われる子、という偶像から入っているので、その気持ちが非常に痛気持ちいい。
そこから、みのりんの弱さや臆病さが垣間見え、またどうしようもない強さも見え…どんどん自分の思った都合のいい女の子像から離れていく。
おいおい、冷静になれ、冷静になるんだ。
君は本当にみのりんを幸せにできるのか？と問われるとすげー複雑。
本当に彼女のことを理解できるのだろうか？あるいは「心配」なんてただの傲慢なんじゃないだろうか？ただ全て受け入れられるのだろうか？受け入れたい、受け入れた上で一緒にバカやって、彼女に笑っていて欲しい！！
　
と思っている時点で、罠にはまったことに気づきます。
あっ、「自分」と「キャラ」でシミュレーションしちゃった！
初恋した少年状態ですな。ずぶずぶずぶ…。
　

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都合良く解釈して、いやなことは見ないふりして「俺の嫁」というのは簡単なんです。
しかし本気ではまってしまうとなかなか根性のいる感情というか。物語冷静に見られなくなっちゃうし。
それを乗り越えてこそ見える楽しみもある。それもまた全身全霊を注いだ楽しみの一つなんだなあと改めて噛みしめました。
はたして、自分はこれから小説を全部読み、アニメを全部見て、みのりんに対してどういう感情を抱くのでしょうか。
他の数多くの作品におぼれながらも「それでも好き！」と言い続けられるのでしょうか。オタクの恋は２クールで終わらないのでしょうか。万が一に彼女が出来た場合、それでも「好きなんだよねー」と言えるのでしょうか。
全然わかりません。どうなんだろうね。
笑うべきところなんだけど、作品やキャラを本当に「好き！」という感情を持つことがなによりも幸せの一つだと思うので、身を任せてみようと思います。
たとえどうなっても、相手の幸せを願い続けられたら、いいなあ。
　

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ちなみにむかーーーし自分がぼんやり妄想した「自分と女の子キャラ」だと、「らんま１/２」の天道なびきとか、ナディアとかかしら。あと紅の豚のフィオ。なーんかはまっちゃったんですよね。理由とかわかんない。恋人いちゃいちゃ生活想像しましたよ。ええしましたとも。
どうだ、恥ずかしいだろう！
でも好きだったんだから仕方ないよ。うひー（赤面しながら
こういう経験ってある人とない人に分かれそうですね。うーん、萌え方も色々あって面白いなあ。
　
あ、ちなみに亜美からは生まれたいです。そこのところよろしく。
　

何歳になっても「好き」になる時は一瞬なんだねー。あーあーあー。（エントリ勢いでかいて、読んで恥ずかしいたまごまごさん。
　
〜関連記事〜
「○○は俺の嫁」と叫んでみよう。
それでも、所有欲じゃなくてみんなの共通言語としてのライトな「俺の嫁」は、やっぱり使いやすい言葉ですよね。愛情表現愛情表現。竜児は俺の嫁。
君は格闘ゲームのヒロインに恋をしたことはないか。
凜花とリン・ベイカーは俺の嫁。
ふられた子を、救ってあげ隊。「ふられ萌え」の美学
コメントで「きみのそれは恋愛感情じゃない、ただの憐れみだ」というのがあって、すっごい納得。そうそう、それすらも萌え感情にしちゃうのが日本人のすごいところ…いや、これは割と万国共通かしら？
　