CK4は本当に高音寄りなのか?
おもしろい記事を見つけました。
http://www.erji.net/read.php?tid=1039848&fpage=3&toread=&page=1
この記事によるとCK4のフォーンアウト側のアンプ回路はコンデンサが直列に入っていて、そのコンデンサの容量が少ないためインピーダンスの低いイヤホンに繋ぐとCRハイパスフィルタにより人間の可聴域の音をカットしてしまうため低音が足りなく感じるかもしれないという内容かな?(←中国語は詳しくはわからないため主に画像で判断しています)
さらにこの記事ではそのコンデンサに並列に大容量のコンデンサを並列に繋ぎ容量を上げ、カット周波数を可聴域の外にもっていくというもの。
結構スペースギリギリです。
その結果がこちら
左側がそのままのCK4、右側が並列にコンデンサを繋ぎオペアンプ側の抵抗を変えたCK4の表です。
インピーダンスの低いイヤホンを挿したときのCRハイパスフィルタを擬似的に再現するためにダミー抵抗16Ωを入れています。(T型アッテネータかな?)
効果があったようです。dBの部分を見ると明らかに改造後のCK4の方がフラットに近づいています。
そこで私のCK4もコンデンサをパラった場合効果があるのか測定してみました。
解析ソフトはRMAAを使い、録音はマザーボードオンボード、録音ソフトはbaile、上記の測定と同じように16Ωを直列に入れて計測。
結果は以下のとおり
あれ?おかしくね?
赤丸で囲ったあたりが何も抵抗を入れていない場合と16Ω抵抗入れた場合の違いが出ていますが、上記の結果または(カット周波数)fc=1/2πRCの計算値45.21Hzとかけ離れています。
グラフから読み取ると9Hzあたりから微妙に落ちていますがカット周波数は通過帯域から-3dBのところをとるので全然足りません。(それに高域になるにつれて波打ってます・・・)
手抜きで直列に抵抗入れただけなのがいけなかったのかな?T型もしくはπ型アッテネータだったら良かったのかな?
記事の方の無改造CK4の測定値は通過帯域が大体-4.2dBで50Hzで-6.58その差2.38で45Hz(-3dB)がカット周波数であるのは間違いないと思われます。
まあ45Hzくらいで-3dB落ちた程度じゃあ高音寄りとは言いにくいですし、実用に問題はないかと思うんですが・・・
他のデータの値もまあまあですし。
ただ、THD + Noise, dB (A)が悪いですが他のプレイヤで測定しても同じ感じだったので測定器に問題があるようです。
いろいろ問題が考えられます・・・
�アッテネータの型が間違っていた。
�測定器(マザーボード側)に余計な回路が入っていて想定どおりの回路でなくなった。(かなり大きい抵抗が入っていた?)
�測定器側に測定時、低周波ノイズがCK4の出力並みに出ていて一緒に録音された。(可能性は0に近い)
�元のCK4のアンプ回路に修正が加わっていてロットによってコンデンサの容量や回路設計が違う。
�録音ソフト自体がデフォルト設定でエフェクタもしくはバグで低域の録音精度が悪い。
iModをコンデンサ+抵抗通しただけのラインアウトで出したときは綺麗にカットオフ出てましたけどねぇ。
と、甘い分析をして今日はここまで。
そのうち中を開けて確認したいと思います。
そのうち記事で出てきたようなコンデンサパラってみたいけど、このサイズは日本で1、2個単位で手に入るのかな?
http://www.erji.net/read.php?tid=1039848&fpage=3&toread=&page=1
この記事によるとCK4のフォーンアウト側のアンプ回路はコンデンサが直列に入っていて、そのコンデンサの容量が少ないためインピーダンスの低いイヤホンに繋ぐとCRハイパスフィルタにより人間の可聴域の音をカットしてしまうため低音が足りなく感じるかもしれないという内容かな?(←中国語は詳しくはわからないため主に画像で判断しています)
さらにこの記事ではそのコンデンサに並列に大容量のコンデンサを並列に繋ぎ容量を上げ、カット周波数を可聴域の外にもっていくというもの。
結構スペースギリギリです。
その結果がこちら
左側がそのままのCK4、右側が並列にコンデンサを繋ぎオペアンプ側の抵抗を変えたCK4の表です。
インピーダンスの低いイヤホンを挿したときのCRハイパスフィルタを擬似的に再現するためにダミー抵抗16Ωを入れています。(T型アッテネータかな?)
効果があったようです。dBの部分を見ると明らかに改造後のCK4の方がフラットに近づいています。
そこで私のCK4もコンデンサをパラった場合効果があるのか測定してみました。
解析ソフトはRMAAを使い、録音はマザーボードオンボード、録音ソフトはbaile、上記の測定と同じように16Ωを直列に入れて計測。
結果は以下のとおり
あれ?おかしくね?
赤丸で囲ったあたりが何も抵抗を入れていない場合と16Ω抵抗入れた場合の違いが出ていますが、上記の結果または(カット周波数)fc=1/2πRCの計算値45.21Hzとかけ離れています。
グラフから読み取ると9Hzあたりから微妙に落ちていますがカット周波数は通過帯域から-3dBのところをとるので全然足りません。(それに高域になるにつれて波打ってます・・・)
手抜きで直列に抵抗入れただけなのがいけなかったのかな?T型もしくはπ型アッテネータだったら良かったのかな?
記事の方の無改造CK4の測定値は通過帯域が大体-4.2dBで50Hzで-6.58その差2.38で45Hz(-3dB)がカット周波数であるのは間違いないと思われます。
まあ45Hzくらいで-3dB落ちた程度じゃあ高音寄りとは言いにくいですし、実用に問題はないかと思うんですが・・・
他のデータの値もまあまあですし。
ただ、THD + Noise, dB (A)が悪いですが他のプレイヤで測定しても同じ感じだったので測定器に問題があるようです。
いろいろ問題が考えられます・・・
�アッテネータの型が間違っていた。
�測定器(マザーボード側)に余計な回路が入っていて想定どおりの回路でなくなった。(かなり大きい抵抗が入っていた?)
�測定器側に測定時、低周波ノイズがCK4の出力並みに出ていて一緒に録音された。(可能性は0に近い)
�元のCK4のアンプ回路に修正が加わっていてロットによってコンデンサの容量や回路設計が違う。
�録音ソフト自体がデフォルト設定でエフェクタもしくはバグで低域の録音精度が悪い。
iModをコンデンサ+抵抗通しただけのラインアウトで出したときは綺麗にカットオフ出てましたけどねぇ。
と、甘い分析をして今日はここまで。
そのうち中を開けて確認したいと思います。
そのうち記事で出てきたようなコンデンサパラってみたいけど、このサイズは日本で1、2個単位で手に入るのかな?
10Proをリケーブル!!
昨日、10Proをリケーブルしました。
巷ではUEのユニバーサルシリーズのケーブルの質があまりよろしくないらしく本来の性能が発揮できていないとの事。
線材を取り回しの良いmogami 2526、プラグをノイトリックのブラックカラー、IEM側のピンはDサブ圧着ピンで作成。
Dサブの圧着部分を切り落としケーブルを直にハンダ付けすることによってプラグの小型化を目指したため、2時間近くかかってしまいました。
Dサブはハンダの乗りが悪いようです。
それではレビューです。
音質
10Proらしい綺麗で聴きやすいなドンシャリですが、若干低音域がカッチリ締まりモニターライクになりました。
純正ケーブルでは引っ込んでいたボーカル、中音域が聞きやすくなり、少し前に出てきた感じがします。
高音域が少し刺さるようになりましたが、なかなか歯切れの良い具合に仕上がっています。
リケーブル
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★☆
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
純正ケーブル
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
プラグ部分が若干貧相ですので、上手くフィットしそうなチューブを買ってきて補強したほうが良いかな・・・
巷ではUEのユニバーサルシリーズのケーブルの質があまりよろしくないらしく本来の性能が発揮できていないとの事。
線材を取り回しの良いmogami 2526、プラグをノイトリックのブラックカラー、IEM側のピンはDサブ圧着ピンで作成。
Dサブの圧着部分を切り落としケーブルを直にハンダ付けすることによってプラグの小型化を目指したため、2時間近くかかってしまいました。
Dサブはハンダの乗りが悪いようです。
それではレビューです。
音質
10Proらしい綺麗で聴きやすいなドンシャリですが、若干低音域がカッチリ締まりモニターライクになりました。
純正ケーブルでは引っ込んでいたボーカル、中音域が聞きやすくなり、少し前に出てきた感じがします。
高音域が少し刺さるようになりましたが、なかなか歯切れの良い具合に仕上がっています。
リケーブル
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★☆
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
純正ケーブル
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
プラグ部分が若干貧相ですので、上手くフィットしそうなチューブを買ってきて補強したほうが良いかな・・・
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tag : レビュー
final audio design heaven c (FI-BA-SA) ファーストインプレッション
final audio designの夏休みプレゼントキャンペーンで当選しました!
heaven cはfinal audioのheavenシリーズの最近追加されたモデルです。
クロームメッキされたアルミ削りだし筐体を使い、その高剛性筐体により不要共振を抑えるというコンセプトのようです。
またBAM[Balancing Air Movement]技術により空気の流れを最適化することによって低音が出るようになっているようです。
ヘルムホルツ共鳴器もしくはGRADOのヘッドホンに使われているような開放端筒のエアチャンバーに似た技術なのか?
百聞は一見に如かずということでさっそく聞き込んでみることに・・・
聞き込む前にパッケージの確認。
紙製ながらなかなかの高級感のある佇まい・・・
いよいよ御目見え。
意外に軽い。いやまあアルミだし軽いのは当然か・・・
クロームメッキが鏡面仕上げのように物凄い輝き。
筐体の高級感のわりにケーブルが細い平行二軸で安っぽいかも。
音の出るノズルの口径はシングルBA、1Wayにしては太いと思います。
この太さ形からe-Q7、GR8、GR10を想像してしまいます。
もしかして一磁極型のマグn(ryゲフンゲフン。
ケースは非常に大きく、finalのロゴが入っていて高級感があり格好いいです。
私はこれにPianoForte(Twitter Ver.)とこのheaven cを入れています。
音質
鮮烈で派手な音。
解像感はER-4Sより若干下だがかなり音の細部まで表現できるスペックを持っている。
シングルBAとは思えない低音の量感があり、またそれが耳に纏わりつかず風の様に抜けていく印象。
音場は広く10Proに次ぐ音場の広さを感じる。自然な音場で耳に詰まった感じがしない。
高音が若干刺さるが嫌な感じではない、あえて言うならリアルさを出すための必要最低限の刺さりではないか。
BAMの開口部のせいかカナル型イヤホンとは思えない開放感と音抜けの良さを感じる。
シングルBAの良さを生かした滑らかな音域バランスと量感十分の低音は素晴らしい。
ギターの弦を弾いた音が艶かしく、ピアノのハンマが弦を叩く瞬間の音が聞こえる表現力を持っている。
録音を選ぶほうで、悪い録音の音源を聞くと非常に酷い音で聴いてられないことも。
全体的に風に乗って音が入ってくるイメージだが音に生々しさと鮮烈さが残っており飽きずに聴き続けることが出来る。
このイヤホンの開放感、リアルさなら聴きながら天国行けるんじゃないのか?←??
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★☆
低音:★★★★☆
(五個で満点、☆で0.5点)
その他
エージングは10時間程度。フィルタ回路の無いシングルBAはあまりエージング必要無いと思うけど・・・
オールジャンル聴ける。finalは電子音が苦手なイメージがあったが低音の量感もあって安心して聴ける。
ボーカルの聞きやすさだけでなく、楽器のリアルさは必聴。
他のheavenシリーズと聞き比べは機会があったらやってみたいと思う。
装着感が非常に良い、カナル型によくある圧迫感は感じず耳にスルっと入る。
装着感が良いのはイヤーピースの形状、硬さ、材質が優れているからではないだろうか。
低音の量感はWestone3と同じくらいなのだが本当に耳に纏わりつく感じがしない、BAMのお陰か。
これにより所持しているユニバーサルIEMの好みランキングが変動。
SE530≧Miles>heaven c≧ER-4S>10Pro>Westone3>IE8>SA6
どうして同じシングルBAなのにSA6とheaven cの差がこんなに広がったのか・・・
まあ、単にSA6の全体的に篭って音が丸まった印象を受けるからかな、クッキリとした音が好きな人は多いはず。
懸賞に当たったのは小学生のときのコロコロの懸賞以来かな?
final audioさん、こんなに素晴らしいイヤホンくださって本当にありがとうございます。
またレビューを詳しく書いてfinalに送らねば・・・
つかファーストインプレッションがレビュー並みの文量なのはどういうことなの?どうしましょ
heaven cはfinal audioのheavenシリーズの最近追加されたモデルです。
クロームメッキされたアルミ削りだし筐体を使い、その高剛性筐体により不要共振を抑えるというコンセプトのようです。
またBAM[Balancing Air Movement]技術により空気の流れを最適化することによって低音が出るようになっているようです。
ヘルムホルツ共鳴器もしくはGRADOのヘッドホンに使われているような開放端筒のエアチャンバーに似た技術なのか?
百聞は一見に如かずということでさっそく聞き込んでみることに・・・
聞き込む前にパッケージの確認。
紙製ながらなかなかの高級感のある佇まい・・・
いよいよ御目見え。
意外に軽い。いやまあアルミだし軽いのは当然か・・・
クロームメッキが鏡面仕上げのように物凄い輝き。
筐体の高級感のわりにケーブルが細い平行二軸で安っぽいかも。
音の出るノズルの口径はシングルBA、1Wayにしては太いと思います。
この太さ形からe-Q7、GR8、GR10を想像してしまいます。
もしかして一磁極型のマグn(ryゲフンゲフン。
ケースは非常に大きく、finalのロゴが入っていて高級感があり格好いいです。
私はこれにPianoForte(Twitter Ver.)とこのheaven cを入れています。
音質
鮮烈で派手な音。
解像感はER-4Sより若干下だがかなり音の細部まで表現できるスペックを持っている。
シングルBAとは思えない低音の量感があり、またそれが耳に纏わりつかず風の様に抜けていく印象。
音場は広く10Proに次ぐ音場の広さを感じる。自然な音場で耳に詰まった感じがしない。
高音が若干刺さるが嫌な感じではない、あえて言うならリアルさを出すための必要最低限の刺さりではないか。
BAMの開口部のせいかカナル型イヤホンとは思えない開放感と音抜けの良さを感じる。
シングルBAの良さを生かした滑らかな音域バランスと量感十分の低音は素晴らしい。
ギターの弦を弾いた音が艶かしく、ピアノのハンマが弦を叩く瞬間の音が聞こえる表現力を持っている。
録音を選ぶほうで、悪い録音の音源を聞くと非常に酷い音で聴いてられないことも。
全体的に風に乗って音が入ってくるイメージだが音に生々しさと鮮烈さが残っており飽きずに聴き続けることが出来る。
このイヤホンの開放感、リアルさなら聴きながら天国行けるんじゃないのか?←??
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★☆
低音:★★★★☆
(五個で満点、☆で0.5点)
その他
エージングは10時間程度。フィルタ回路の無いシングルBAはあまりエージング必要無いと思うけど・・・
オールジャンル聴ける。finalは電子音が苦手なイメージがあったが低音の量感もあって安心して聴ける。
ボーカルの聞きやすさだけでなく、楽器のリアルさは必聴。
他のheavenシリーズと聞き比べは機会があったらやってみたいと思う。
装着感が非常に良い、カナル型によくある圧迫感は感じず耳にスルっと入る。
装着感が良いのはイヤーピースの形状、硬さ、材質が優れているからではないだろうか。
低音の量感はWestone3と同じくらいなのだが本当に耳に纏わりつく感じがしない、BAMのお陰か。
これにより所持しているユニバーサルIEMの好みランキングが変動。
SE530≧Miles>heaven c≧ER-4S>10Pro>Westone3>IE8>SA6
どうして同じシングルBAなのにSA6とheaven cの差がこんなに広がったのか・・・
まあ、単にSA6の全体的に篭って音が丸まった印象を受けるからかな、クッキリとした音が好きな人は多いはず。
懸賞に当たったのは小学生のときのコロコロの懸賞以来かな?
final audioさん、こんなに素晴らしいイヤホンくださって本当にありがとうございます。
またレビューを詳しく書いてfinalに送らねば・・・
つかファーストインプレッションがレビュー並みの文量なのはどういうことなの?どうしましょ
ファイナルオーディオデザイン アルミ削り出しイヤホン heaven c FI-BA-SA FI-BA-SA () ファイナル オーディオ 商品詳細を見る |
ファイナルオーディオデザイン ステンレス削り出しイヤホン Piano ForteIX FI-DC1602SS FI-DC1602SS (2011/04/21) ファイナル オーディオ 商品詳細を見る |
tag : レビュー
音質に定評のあるiPhone 4に今更機種変
2年ほど使っていた携帯が壊れたのでau→SoftBankへキャリアを変え、機種をiPhone 4にしてみた。
iPhone 4の一番の売りは音質ではないだろうか。
ネットに良く挙がっているRMAAの測定結果でもSony Walkman Xシリーズよりも好成績を収めている。
実際聴いてみると非常にクセのないまとまった音で聴きやすい印象。
フラットでかなり低いところから、高いところまでしっかり伸びている。
優等生な音で高音にクセのあるCK4、低音域が硬いiModとはまた違う印象だ。
細かいとところまでしっかり表現できていてまったく弱点の無い印象だが優等生すぎてつまらない時もある。
iPhoen 5を待ってもよかったのかもしれないがiPod 5.5→Classicからの音質の低下の歴史を考えると4を買っても良かったと言えるのではないだろうか。
iPhone 4
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★★
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
iPhone 4の一番の売りは音質ではないだろうか。
ネットに良く挙がっているRMAAの測定結果でもSony Walkman Xシリーズよりも好成績を収めている。
実際聴いてみると非常にクセのないまとまった音で聴きやすい印象。
フラットでかなり低いところから、高いところまでしっかり伸びている。
優等生な音で高音にクセのあるCK4、低音域が硬いiModとはまた違う印象だ。
細かいとところまでしっかり表現できていてまったく弱点の無い印象だが優等生すぎてつまらない時もある。
iPhoen 5を待ってもよかったのかもしれないがiPod 5.5→Classicからの音質の低下の歴史を考えると4を買っても良かったと言えるのではないだろうか。
iPhone 4
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★★
中音:★★★★★
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
UM3XRCとWestone3の比較
友達がUM3XRCを持っているということでWestone3と比較。
ドンシャリのWestone3と比べるとUM3XRCは中低音寄り。
低音はWestone3より量感がありしっかりと低いところまで伸びている印象。
音の解像感はUM3XRCのほうがよく丁寧、Westone3は若干荒々しさが前に出ることがあり音源によってがっかりすることも。
音場は若干Westone3のほうが広いが二つとも元々そんなに広くない。
ドライバーが一緒なのにUM3XRCはWestone3と比べて高音が刺さらない。
一部の女性ボーカルのサ行、ツ音が刺さるときはあるがWestone3と比べたらまったく刺さらないとい言って良い。
UM3XRC
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★
中音:★★★★★
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
Westone3
音圧バランス(イメージ)
高音:★★★★☆
中音:★★★★
低音:★★★★★
(五個で満点、☆で0.5点)
個人的にはUM3XRCのほうが高音が刺さらなく、解像感があるので好み。
フィルタ回路でここまで音に違いが出るものなのかと関心。
もしUMやRoothでフィルタをUM3XもどきにしてもらえるならWestone3をリモールドしてもらいたい。
Stephenに「じゃあUM3X買ってうちでリモールドしろよ」と言われかねないw
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Westone ケーブル交換が可能なカナル型ハイエンドモデルイヤホン WST-UM3XRC ブラック/クリア (2010/06/30) ウェストン 商品詳細を見る |
tag : レビュー