ELEGA DR-592 (600Ω)レビュー
ヘッドホン祭のフジヤのジャンク市にて謎の熱狂からジャンケンで勝ち抜き手に入れた一品。
ジャンク価格ということで3000円。安いのか?
少しググってみたところDR-592自体のデータはなく後継機と思われるDR-592C、DR-592C2のみ。↓
http://20cheaddatebase.web.fc2.com/elega/DR-592C.html
http://20cheaddatebase.web.fc2.com/elega/DR-592C2.html
592C(1978~1985)が9,800円、592C2が(1995~)が29,800円とかなりのインフレ具合から時代を感じさせるヘッドホン。
高度経済成長からバブルを経て失われた20年の今へと至るすべてを経験してきたヘッドホンと言えましょう。
現在は31,000円とのこと。
ここで仕様はまったく同じではありませんが入手できます↓
http://www.jah.ne.jp/~avcpj/tuuhan/avcelega.html
単純に考えて592Cが1978年から発売ということはDR-592はそれ以前のヘッドホンってこと!?
いや、600Ω、10kΩモデルだけはCが付かないとか?
ちなみに実際に直流(0Hz)でインピーダンスを測定したら49Ωでした。(え!?
とりあえず見た目だけ・・・
ハウジング
イヤーパッド
フラットで柔らかめのレザーパッド。
音質レビュー
フラット~弱低音よりの傾向か。
解像感はそこそこ、分離感もそこそこで3万円にしてはあまりコスパが良くないように思える。
中音がハウジングの反響からか結構篭っている印象を受ける。
生録用に設計されただけはあって音はよく拾うがあまり魅力的な音ではなく淡々とした音色。
繊細さも無ければ荒さも無い中庸な音で音楽を聴くような音ではない。
音場は狭く耳のすぐ傍の両側に壁を立てられた印象で非常に窮屈な音場。
長時間のモニタできるためなのか高音の刺さりガ無くあまり聴き疲れしない印象。
音楽を聴くよりナレーションの声を拾うのに向いているような音である。
音圧バランス(イメージ)
高音: ★★★★☆
中音: ★★★★★
低音: ★★★★★
解像感:★★☆
音場: ★
遮音性:★★★★
音漏れ:★★★★☆
(五個で満点、☆で0.5点)
周波数特性(R)※マイク:WM-61A、俺頭測定
500Hzのディップがあからさまで、あまり良い印象が無い。
AKG k702との比較の周波数特性(R)(クリックして画像を拡大、※非常に大きいサイズです)
同じくモニタースタジオ向けにCD900STがありますが900STは音楽向け、DR-592はナレーション向けだと感じました。
ジャンク価格ということで3000円。安いのか?
少しググってみたところDR-592自体のデータはなく後継機と思われるDR-592C、DR-592C2のみ。↓
http://20cheaddatebase.web.fc2.com/elega/DR-592C.html
http://20cheaddatebase.web.fc2.com/elega/DR-592C2.html
592C(1978~1985)が9,800円、592C2が(1995~)が29,800円とかなりのインフレ具合から時代を感じさせるヘッドホン。
高度経済成長からバブルを経て失われた20年の今へと至るすべてを経験してきたヘッドホンと言えましょう。
現在は31,000円とのこと。
ここで仕様はまったく同じではありませんが入手できます↓
http://www.jah.ne.jp/~avcpj/tuuhan/avcelega.html
単純に考えて592Cが1978年から発売ということはDR-592はそれ以前のヘッドホンってこと!?
いや、600Ω、10kΩモデルだけはCが付かないとか?
ちなみに実際に直流(0Hz)でインピーダンスを測定したら49Ωでした。(え!?
とりあえず見た目だけ・・・
ハウジング
イヤーパッド
フラットで柔らかめのレザーパッド。
音質レビュー
フラット~弱低音よりの傾向か。
解像感はそこそこ、分離感もそこそこで3万円にしてはあまりコスパが良くないように思える。
中音がハウジングの反響からか結構篭っている印象を受ける。
生録用に設計されただけはあって音はよく拾うがあまり魅力的な音ではなく淡々とした音色。
繊細さも無ければ荒さも無い中庸な音で音楽を聴くような音ではない。
音場は狭く耳のすぐ傍の両側に壁を立てられた印象で非常に窮屈な音場。
長時間のモニタできるためなのか高音の刺さりガ無くあまり聴き疲れしない印象。
音楽を聴くよりナレーションの声を拾うのに向いているような音である。
音圧バランス(イメージ)
高音: ★★★★☆
中音: ★★★★★
低音: ★★★★★
解像感:★★☆
音場: ★
遮音性:★★★★
音漏れ:★★★★☆
(五個で満点、☆で0.5点)
周波数特性(R)※マイク:WM-61A、俺頭測定
500Hzのディップがあからさまで、あまり良い印象が無い。
AKG k702との比較の周波数特性(R)(クリックして画像を拡大、※非常に大きいサイズです)
同じくモニタースタジオ向けにCD900STがありますが900STは音楽向け、DR-592はナレーション向けだと感じました。
SONY スタジオヘッドホン MDR-V6 【国内未発売】 () ソニー 商品詳細を見る |
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No title
引用先サイトの管理人です。
このブランドでは1980年代初頭までは、型番末尾に「C」がつくモデルが多いが、それはステレオ仕様のモデルの意味で、一部にはモノラル仕様の「A」や医療用など検聴用仕様の「B」がつく例(DR-531や631など)がありました。1960年代から大抵のモデルがステレオ仕様なので、「C」付きの型番のモデルばかりです。
そうした意味で型番末尾に「C」がつかないDR-592はないと思います。
1980年代に入り、旧エレガの末期になると型番末尾に「C」が失われるので、1980年代製のDR-592Cなのでは?
このブランドでは1980年代初頭までは、型番末尾に「C」がつくモデルが多いが、それはステレオ仕様のモデルの意味で、一部にはモノラル仕様の「A」や医療用など検聴用仕様の「B」がつく例(DR-531や631など)がありました。1960年代から大抵のモデルがステレオ仕様なので、「C」付きの型番のモデルばかりです。
そうした意味で型番末尾に「C」がつかないDR-592はないと思います。
1980年代に入り、旧エレガの末期になると型番末尾に「C」が失われるので、1980年代製のDR-592Cなのでは?
Re: No title
SHIDAさんコメントありがとうございます。
1980年代製のDR-592Cでしたか。
あまり古すぎるものでなくて良かったです。
貴重な情報ありがとうございます!
1980年代製のDR-592Cでしたか。
あまり古すぎるものでなくて良かったです。
貴重な情報ありがとうございます!
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