「ちゃぴお滝へ行く」の巻 |2019年08月
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龍双ヶ滝《日本の滝百選》

龍双ヶ滝02

迫力 ★★★
癒し ★★★★
アクセス ★★★★★

落差60m 分岐瀑

福井県今立郡池田町東青
滝の地図はこちら→ Google Map

国道476号線から案内に従って県道34号線を東へ向かいます。
広くて走りやすい道ですが、滝の手前から道は細くなっていきます。
滝はこの県道沿いにあるので車からも見る事ができますが、滝の前後に駐車場があるので、滝前の道には駐車しないようにしましょう。

ガードレール代わりの柵に掛かるチープな看板に反し、その奥には百選に相応しい見事な滝が流れていました。

龍双ヶ滝01

龍双ヶ滝02

どことなく富士山を連想させるような形状です。

龍双ヶ滝03

龍双ヶ滝04

滝前はあまり奥行きが無いので全容をカメラに収めるのは難しいのですが、上下左右に綺麗な分岐が広がっており、一部分を切り取って見ても美しい滝です。

龍双ヶ滝06

龍双ヶ滝05

龍双ヶ滝07

滝巡りを始めてもうすぐ1年、まだそんなに多くの滝を見ていませんが、自分の中では迷滝・天滝と共にベスト3に入るお気に入りの滝となりました。
落差のある大きな分岐瀑が好きなのかも?

来訪日 2019年8月

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楊梅の滝

楊梅11

迫力 ★★★
癒し ★★
アクセス ★★★★

雄滝・落差40m 分岐瀑
雌滝・落差15m 直瀑
薬研滝・落差6m 段瀑

滋賀県大津市志賀町北小松
滝の地図はこちら→ Google Map

琵琶湖沿いの国道161号線から北小松駅の横を通り比良げんき村方面へ向かいます。
げんき村を過ぎるとすぐに駐車場があり、楊梅の滝の入口に着きます。

楊梅02

ここからルートはいくつかありますが、渓流沿いの急階段の遊歩道を進むと、10分ほどで雌滝に到着します。

楊梅03

落差15mで左右二筋に分かれて落ちる滝ですが、この日はやや水量が多めかも?
それでも雌滝らしい優しい流れです。

楊梅04

楊梅05

続いて雌滝前を渡渉し対岸側から雄滝を目指します。
一瞬不安になるような急斜面を、木の根を足場にして登ります。
大抵の方が普通に登れると思いますが、不安な場合は尾根沿いの迂回ルートもあります。
しかしかなり遠回りで足場も良くない登山道なので、体力的にはなかなかハードだと思います。

楊梅06

雌滝横の急斜面を登り川の方を覗くと薬研の滝が見えました。
今回は行きませんでしたが、頑張れば滝前にも出られそうです。
名前のある滝は、雌滝・薬研の滝・雄滝の3つですが、駐車場から雄滝まで全てが小滝の連続のような急流でした。
そんな急流が続くという事は…、道も急坂が続くのも納得です。

楊梅07

薬研の滝から先には金属製の梯子が設置されているので、そこを上がると間もなく雄滝に到着します。

楊梅08

滋賀県一の落差を誇り水量も多く、やや複雑な形状の見応えある滝です。

楊梅09

滝壺から見上げるとかなりの迫力なのですが、他の方々も撮影には苦労しているようで、滝壺周辺はあまり自在に動き回れないうえに滝の落差が大きいので、なかなか上手くカメラに収めることが出来ません。
いいポイントはあるのですが、水飛沫で一瞬のうちにレンズが濡れてこうなります(泣)

楊梅10

滝の雄大さや迫力、優しさは写真では伝わらない!実際に自分の目で見て、水の音を聞き、水しぶきを浴びてこそ!というような話をよく聞きます。
逆に写真のほうが良い滝もあるにはありますが、やはり滝はその場に行ってこそですね♪

楊梅11

帰りは雌滝横の急斜面を降りるか、尾根伝いの迂回ルートにするか悩み後者を選びましたが、やはり距離のあるハードな山道で、前者を選択したほうが楽だったかも知れません。
こちらは迂回ルート途中にある東屋から遠望の雄滝です。

楊梅12

来訪日 2019年8月

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琴滝

琴滝04

迫力 ★★
癒し ★★★
アクセス ★★★★★

落差43m 分岐瀑

京都府船井郡京丹波町市森
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京都縦貫道の丹波ICから国道9号線へ出てすぐの岩山交差点から脇道に入ります。
ここからルートはいくつか存在し、何度か曲がったり高速の下をくぐったりするので少々ややこしいのですが、琴滝の案内板が要所要所にあるので、それに従って進みます。
丹波ICからやや細めの道を15分ほど走ると広い駐車場に到着します。

琴滝01

看板によると滝の上流側にも駐車場があり、そちらの方が滝に近そうなので行ってみましたが、駐車場から滝への道は崩壊していて通れませんでした。

琴滝02

下の駐車場からは綺麗に整備され街灯まで立っている遊歩道を歩きます。
滝まで10分もかからず道も平坦なので、こちらのルートのほうが楽だと思います。

琴滝03

滝前も綺麗に整備された気軽に訪れられる観光滝で、春には桜が綺麗だそうです。
丹波地方では有名で落差もある綺麗な滝ですが、水量にやや難があるようで…。
この日も前日は雨にもかかわらず寂しい状態でした。

琴滝04

滝の中程が左右に広がり“琴”のような形に見えるというのが名前の由来だそうです。
アクセスも楽なので、水の豊富な時を狙ってまた訪れたいと思います。

琴滝05

琴滝06

来訪日 2019年7月

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川上滝

川上滝04

迫力 ★★
癒し ★★
アクセス ★★★★

落差10m 分岐瀑

兵庫県西宮市山口町船坂
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県道82号線の船坂交差点(セブンイレブンが目印)を有馬温泉方向へ西に曲がり、小さな船坂橋を渡ってすぐの所を左折します。
山中の細い道ですが、意外にもカフェが数件並んでいます。
10分ほど走ると行き止まりのような分岐があるので、未舗装の右の道に入った辺りのスペースに駐車します。
そこからすぐ、道の上を川が横切っており、その先の広いスペースに以前は駐車していたようですが、今では車で入るのは困難です。 (川は車で渡れますが、その先の道が荒れています。)

川上滝01

ここからもう一度対岸へ渡り、滝までは右岸側を進む事になるのですが、目の前の道は完全に崩壊しているので、数m上流の安全な所で渡ります。

川上滝02

10分ほど歩くと完成ほやほやの大きな砂防堰堤が現れ、向かって左手に立派な階段があるのでそこを越えます。

川上滝03

そこからは枯れ沢にも見える、水流によって掘れたような石だらけの道を進みます。
もちろん本当の沢も横を流れています。
この辺りで子供のイノシシ(通称ウリボー)2頭がテケテケと散歩していました。
イノシシも中型犬サイズまでなら可愛いです。

やがて道は古い堰堤に突き当たり、一見先に進めないように見えますが、堰堤脇の向かって左側斜面に踏み跡がありロープも設置されているので、そこから越えて行きます。
ここには第3堰堤と表記があり、最初に見た新しいものは第10堰堤でした。
間に4~9の堰堤があったのかは定かではありません。

その先の道は不明瞭になりますが、踏み跡やテープを目印に沢に沿って進めば迷いはしないと思います。
やがて水の流れる音が大きくなり、滝前に到着します。
駐車場から第10堰堤まで15分、第3堰堤まで15分、滝まで15分ぐらいです。

赤茶けた岩肌に流れる末広がりの滝です。
上部にチラっと見える堰堤が少し気にはなりますが…。

川上滝04

水量も安定しているようで、阪神地区の滝としては立派なほうだと思います。
程よい運動にもなるので、お近くの方は是非。

川上滝06

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鼓ヶ滝(有馬)

鼓ヶ滝03

迫力 ★★
癒し ★★
アクセス ★★★★★

落差7m 直瀑

兵庫県神戸市北区有馬町
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有馬温泉街と六甲山頂を結ぶ六甲有馬ロープウェイ、その有馬温泉駅のそばに滝があります。
滝周辺は公園になっており駐車スペースは基本的にありませんので、駅前のパーキングなどに駐車となります。
温泉旅館が立ち並ぶ奥にマス釣り場があり、その先が鼓ヶ滝公園です。

鼓ヶ滝01

駅前からでも10分ほどで滝前に到着します。
神戸の市街地から近く滝前も人工物が多いので、あまり自然を感じられる空間ではありませんが、水量豊かで綺麗に真っ直ぐ落ちる滝です。

鼓ヶ滝02

鼓ヶ滝03

災害によって消滅しましたが、以前は二段の段瀑だったようです。
この上にもう一段あったのでしょうか?

来訪日 2019年7月

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迷滝

迷滝06

迫力 ★★★★
癒し ★★★
アクセス ★★★★

落差80m 分岐瀑

奈良県五條市大塔町篠原
滝の地図はこちら→ Google Map

国道168号線から林道に入り宮の滝経由、又は県道235号線で東へ向かいます。
この2つの道は宮の滝の先で合流した後すぐに二股に分岐するので、右の道に入って舟の川沿いの林道をしばらく走ります。
道は細くてやや荒れていますが、普通車でも問題なく走れると思います。
やがて日裏谷と地獄谷の出合いに“山火事注意”の幕が掛かった広場があるので駐車し、対岸の廃林道に入っていくのですが、いきなり洗い越しを渡る事になります。

迷滝01

水が少なければ何とかなりそうですが、この日の水量だと10cm以上の深さがありました。
この先はトレッキングシューズ向きの道ですが、ここだけは靴を履き替えるか裸足が良さそうです。
場合によっては車で渡って対岸に駐車するのもいいかも知れません。

迷滝02

ここからは日裏谷に沿って廃林道を1時間強ひたすら歩きます。
全体的に勾配が緩いのが救いですが、小さいものを入れると道が10か所以上崩落しており、そのうち3~4か所ほどはかなり危険な状態です。
慎重に進めばすんなりクリア出来ますが、万が一の時は数十メートルぐらい滑落しそうです。
一番初めに現れる崩落場所もなかなかハードなので、ここで危険を感じた場合は引き返すほうがいいかも知れません。

迷滝03

廃林道を進んで行く途中で迷滝を遠望できる所が2箇所ほどあり、感覚的には道程の1/3と2/3ぐらいの地点なので、どれぐらい進んだかの目安になると思います。

迷滝04

いくつもの崩落地を越え、休憩無しなら1時間少々で林道終点に到着します。
終点周辺には錆びたドラム缶や一灯缶、ワイヤーやトタンが所々に転がっており、まだ林道が生きていた頃の残骸だと思います。
終点からそのまま真っ直ぐ枝沢を越え、その先の踏み跡を辿って行くと、やがて河原に出るので適当な所で徒渉します。
そこから左岸を上がって行くと迷滝ですが、直下には10m級の前衛滝があるので、林の中を巻いて上がったほうが断然楽で安全です。
明確な道はありませんが、ほぼどこでも歩けるので、谷から離れ過ぎず近付き過ぎず進んで下さい。

迷滝05

下流の滝を左手に見ながら進んで行くと、すぐに断崖に囲まれつつも大きく開けたスペースに出て、迷滝が目前に姿を現します。
高度のある岩壁から落ちる雄大な分岐瀑です。
元々水量は多くはない滝ですが、そのスケールと迫力に圧倒されます。

迷滝06

落ち口の大きな岩が滝の流れを2つに分け、さらに下部では複雑に分岐していく特徴的で優しい流れです。
そしてその幾重にも分岐した流れは、目の前を斜めにカットしていくような流れとなって収束して下流へと続いていきます。

迷滝07

左右の流れは落口からもっと前方に向かっているのかと思っていましたが、よく見ると横方向へ流れ落ちていました。
滝を横から見ると良くわかりますが、大岩の表と裏に分かれて流れ落ちる感じです。

迷滝09

迷滝10

滝前は上下左右と比較的自在に移動できますが、上にも下にも数10mの急斜面が続いているので、徐々に平衡感覚が麻痺しそうになります。
分岐した左右の流れの間や右岸側にも行ってみたかったのですが、この日は意外と水量があったので断念しました。

迷滝11

この滝は山桜・青空・紅葉・雪、どれも似合うので、季節ごとに何度も訪れる方もおられるようです。
個人的には空の青と木々の緑と滝の白の組み合わせが好きなので、途中から青空が広がってきたのでラッキーでした。
午前中ぐらいまでは滝の半分に影が出来てしまうので、訪れるなら昼ぐらいに到着するのがベストだと思います。

来訪日 2019年7月

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