ニートのガラパゴス日本脱出日記
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ブログ移転のお知らせ

 「ニートのガラパゴス脱出日記」管理人のガラニートです。

 ブログですが、「ニートのガラパゴス脱出日記」、「fc2ブログ」より「はてなブログ」に移転して、更新を継続しています。ブックマークやお気に入りに登録されている方は、お手数ですが、変更をお願いします。

移転先 : http://ga.hatenablog.com/

当初はレンタルサーバーを借りて、ドメインを取得し、ブログ用ソフトウェア「WordPress」を使って、ブログを再開することを予定していましたが、万一私に不慮の事態が起きたり、ブログを書くことに飽きたりしても、ブログ自体は残したいので、無料のブログサービスである「はてなブログ」を使うことにしました。(レンタルサーバーの場合は維持費が毎月かかり、払えなくなった時点でアカウントが消されるためです)

ブログ移転に伴い、古い記事はそのままコピーせずに、体裁良く書き直しました。

これまでfc2ブログにアップロードしたエントリーは、当面はそのまま残しておきます。新しいエントリーは、新ブログで書いています。

「仕事を優先できない=戦力外」な日本社会が婚活女性を生む

この記事は新ブログに焼き直し移転済みです :
「仕事を優先できない=戦力外」な日本社会が女性の社会進出を阻む

 長引く不況や新興国との競争激化などの影響で、不安定な非正規雇用や、正規雇用であっても低所得者な人が増えた。それに合わせるかのように、結婚できない人が増えている。

婚活女性の男性に望む年収は500万円以上

 日本では、「男は仕事、女は家庭」に代表される男尊女卑の風潮が根強い。そのため、多くの女性は結婚や出産を機に退職を余儀なくされ、その後は低賃金のパートタイマーにならざるを得ない。

 子育てには、1,500〜3,000万円もの費用がかかる。1年あたり100万円を超える計算だ。生活費も考慮すると、結婚生活を送るのに必要な費用は最低でも年400万円はかかる。女性が、安定したそこそこの収入がある男性との結婚を望むのは当然と言えよう。  ところが、結婚適齢期の男性で、女性が望むような年収500万円を超える人の割合は低い。このことが、男女ともに「結婚したくてもできない」という深刻な状況を生み出している。
 私は、女が男に経済的に依存せざるを得ない日本社会そのものがおかしいと思う。

高等教育を受けた女性が単純労働をする日本

 子持ちの既婚女性の多くが、専業主婦かパートタイマーである。これは女性の労働力という宝の持ち腐れではないだろうか。

 今や、男も女も同じように高校に行くのが当たり前だ。大学以上の高等教育を受ける女性も少なくない。ところが、就職となると、明らかに男女で差別されている。多くの女性は、結婚や出産後に辞めることを前提にされ、たとえ大卒であっても、比較的簡単な仕事(単純労働)しか任せてもらえない。そのため、日本の女性の管理職に占める割合はわずか10%であり、極めて低い水準だ。

 昭和時代中期までは「男は外、女は内」という考え方に合理性があった。まだ家電が普及していなかった頃は、家事ですら重労働だった。妻のことを「家内」「奥さん」、夫のことを「主人」「旦那」と呼ぶのも、その名残だろう。

 だが、時代は変わった。コンビニやスーパーが日常的な存在となり、白物家電の普及した今日、家事は重労働ではなくなった。職場でもOA化やFA化により、体力が物を言う肉体労働は非常に少なくなった。女性を差別する合理的理由は皆無に等しい。女には出産があるが、出産後の育児は男でもできる。ところが、日本では一向に女性の社会進出は進まない。キャリアウーマンと呼ばれる女性もいるが、彼女たちの多くは結婚から遠ざかっているのが現実だ。
 私は「休むこと=悪」とみなす日本のクソ労働環境に原因があると思う。

子供を持つと否が応でも仕事を優先できないときがある

 子供を持つと、仕事も生活も、子供に影響を受けるようになる。
 子供は大人よりも抵抗力が弱いため病気にかかりやすい。やんちゃな子供であれば、遊んでいて怪我をしたり、トラブルを起こして学校に呼び出されたりすることもあるだろう。加えて、学校では、運動会、学芸会、PTA総会、三者面談など様々なイベントがある。
 子供が熱を出せば病院に連れて行き、親が学校から呼び出されれば行かなければいけない。このように、子供のことを優先せざるを得なくなることは多々ある。
 多くの会社は、いつ休むか分からない子持ちの女性を要職には採用したがらない。従って、彼女たちが働けるのは、休んでも影響が少ない単純労働の職場が中心となる。

 海外では、こう言うときは「お互い様」だ。会社の側も、社員が休むことを前提にして、突発的な休みが発生しても、極力業務には支障がでないようにしている。故に有給消化率も非常に高い。

ワークライフバランスを取れる社会が女性の社会進出を促進させる

 私は、日本の「休むこと=悪」と見なす考え方に加えて、「男は仕事、女は家庭」という封建的な考え方が、日本の男女共同参画社会の実現を阻んでいると思う。
 よく「育児と仕事は両立できない」と聞く。これは、育児を妻の仕事と決めつけているからではないだろうか。私は、育児を含めて家庭というものは、妻だけではなく、夫婦が2人で協力し合って維持していくものだと思っている。仕事でも、女は男と同じように、産後も、キャリアを生かして働けばよいではないか。もし、妻の重要な仕事と、子供の病気が重なれば、夫の方が会社を休むのもありだろう。

 日本社会が休むことに寛容になり、ワークライフバランスが取れた生活が普通になれば、結果として既婚未婚を問わず女性の社会進出は増える。女が男に経済的に依存する必要もなくなる。たとえ年収250万円の低所得でも、夫婦双方がフルタイムで働けばダブルインカムで、世帯年収は500万円になる。それだけあれば、裕福とまではいかなくても、結婚生活を営むことができる。
 そうなれば、収入を基準に相手を探す「婚活」はなくなり、非婚化問題にも解決の道筋が見えてくる。

 実現には、政府による子育て支援以上に、日本人の労働に対する意識改革が不可欠だ。

時間にメリハリをつけ、三日坊主になることを避けよう

この記事は新ブログに焼き直し移転済みです :
腰が重い人に送る、大人になってからの勉強の取っかかり方

 正月は終わり、それに続いた週末も終わった。今日から仕事や学校が始まった人も多いだろう。新年は何かと目標を立てる人が多いが、気がついたときには挫折していたという人も少なくない。今回は、三日坊主になるのを避ける方法を書いてみた。

勉強することを習慣付けよう

 私は前回のエントリーで、目標を立てるときは10年先を見越して、明確な目的を持って立てるのがよいと書いた。また、挫折は自分の怠け心という感情に負けてしまった結果だとも書いた。実際のところ、自分の感情に打ち勝てるほど意志が強い人はそう多くはない。「禁煙するぞ」と言いながら、なかなか禁煙できない人が多いのと一緒だ。
 そこで、そんな自制心の弱い人にお勧めなのが習慣付けである。このブログは海外脱出ブログなので、海外脱出に不可欠な英語学習を例にとってみよう。

いきなりフルマラソンは無理、英語も一緒

 最近は全国各地で市民参加のフルマラソン大会が開催され、フルマラソン完走を目標に掲げる人も数多い。だが、アスリートでもない普通の人がいきなりフルマラソン完走なんてできるはずがない。中には、学校を卒業してから運動らしき運動を全然していないという人もいるだろう。そんな人が最初にすべきことは基礎体力作りだ。「明日から5kmランニングするぞ」と言っても普段から運動していなければ、5kmどころか、500mすら走れない。途中で足が痛くなって、息切れして、歩いてしまうだけであろう。
 私は、勉強も一緒だと思う。「毎日英語を30分勉強するぞ」といざ無理に机に向かっても、勉強する癖が付いていなければ、苦痛でしかなく、30分も経たないうちにPCやケータイを手に持っているのではないだろうか。

 多くのランニング本には、初心者はランニングではなく、ウォーキングから始めるべきだと書いてある。私は、勉強も一緒だと思う。最初は、3分間机に向かうことから始めよう。PCもケータイも閉じておき、ノートを広げペンを持ち、今日の日付を英語で書いてみるだけでもいい。それを1週間続けることができたなら、次に5分、10分、20分というように伸ばしていく。1ヵ月後には毎日1時間は机に向かって勉強することが日課のようになっている。そうやって、学生時代には当たり前だった毎日勉強する習慣を取り戻していこう。

 『脱社畜ブログ』の「効果が出やすい新年の目標の立て方」も参考になる。「毎日する」ではなく、「1年の5割できれば及第点、8割もできたら十分」と考えるのも悪くないだろう。

時間がなければ作ればよい—目的のないネット利用は控えめに

 「1日1時間の勉強なんて時間がないよ。SNSのチェックとか、ニュースのチェックとかしてるとそれだけで一日が終わる」という人もいるだろう。私は、目的のないネット利用は時間の無駄だと思っている。ネットを使うときは、明確な目的を持つように心がけてみてはどうだろうか。

 例えば、「○○という言葉の意味をネットで探す」「PCで○○のやり方をネットで調べる」といったように、必要なときだけネットを使うようにするのだ。使い終われば、さっさとブラウザを閉じる。ついでだからといって、掲示板(BBS)やSNSへはアクセスしないようにする。それらは、気が合う仲間同士の交流なだけに楽しいが、依存症に陥りやすいという罠もある。

 BBSやSNSなどの必然性の低いネット利用は、朝晩2回で30分ずつとか、電車での移動中のみとか、昼休みだけとかのようにして、時間にメリハリを付けることをおすすめしたい。

参考サイト

モチベーションアップに社畜関連記事の切り抜き

 モチベーションを維持するための方法も紹介しよう。このブログを見ている人は、サビ残や有給なしを平気で押しつけるブラック企業や、いつまでも変わろうとしない日本自体に憤りを感じている人も少なくないだろう。そんな日本に嫌気がさして海外脱出を図る人もいることと思う。

 そこで、「過労死」「過労自殺」「サービス残業」などの社畜関連記事を切り抜いて(新聞を取ってない人はネット記事をプリントアウト)、ベッドの近くに貼り付けておく。ビーチでバカンスを楽しんだり、幸せな家族生活を送ったりして、ワークライフバランスの取れた人生をイメージさせるような写真をネットからダウンロードして、プリントアウトして同じように貼り付けておくのもよい。さらに紙に「ブラック企業なんてクソ喰らえ!絶対に海外脱出してまっとうな人生にしてみせる」と書くのも悪くない。朝起きたときや、スランプに陥ったときに、それらを見ることでやる気を取り戻させてくれる。これは精神論ではなく、少なからず効果はある。

 継続は力なり。

10年後20年後を見据えて、今年は行動の年にしよう

この記事は新ブログに焼き直し移転済みです :
10年後に後悔しないために10年後を見据えて今行動をしよう

 明けましておめでとうございます。新年ということで、今年最初のエントリーも、前回同様にやる気をかき立てるものにしてみた。

学問は教えても、学問の意義は教えない

 正月に、私は家族と話したのだが、子供を持つ兄姉の悩みの種は「子供が遊んでばかりで勉強しない」である。私の甥の1人は、今春に中学3年生の受験生になる。成績が上がらず、志望校に進学するのは難しいのではないかと担任の先生から言われたと言っていた。
 そこで私はふと思った。「もし私が、甥っ子ぐらいの年齢であれば、一生懸命勉強して、海外の大学への現役入学を目指すのになあ」と。
 残念なことに、日本では、学校も親も、学問は教えても学問の本質や意義を論理的かつ具体的には教えない。ただ「将来のために勉強しなさい」と言うだけだ。そのため、学問の意義に気付くのは大人になってからというケースや、大人になっても気付かないケースが多い。(この件は別のエントリーで取り上げる予定)

10年前を懐かしみ今の自分を悔やむ者は、10年後に今を懐かしむ

 みなさんの中には、学生時代にもっと勉強していれば良かったと後悔する人も少なくないだろう。

 「もし、今の信念を保ったまま、学生時代からやり直せるなら、やり直しますか?」という質問への答えがイエスならば、私は自分の生き方を見直すべきだと思う。何もしなければ、10年後に「10年前にああしていればよかった」とまた後悔するだけではないだろうか。

 10年という長いスパンではなく、半年という短いスパンでもいい。毎日目的もなく、ぼんやりとPCやケータイとにらめっこして、ネットを散策している時間のごく一部、1日15分でもいいので、その時間を英語の学習やPCスキルの習得に当てていれば、どれほど上達していたであろうか。そう考えると、時間がすごく貴重なものに見えてくる。
 今からでも遅くない。10年後の自分が10年前に戻ったつもり、今この瞬間から目的に向かって行動を開始しようよ。

夢の実現を阻む悪魔は自分の感情

 新年には何かと今年の目標を立てる人が多い。だが、その目的を達成できる人は少ないのが現実だ。目的を立てて、それを実現させるのは決して平坦な道のりではない。それは、首相や大統領のような国のリーダーにも当てはまる。例えば、首相が「こういう政策を実行します」と言っても、そこには予算の問題、与党議員の反対、国民のデモや暴動など様々な障害が立ちはだかる。実現させるには、その障害を一つ一つ取り除いていく以外に道はない。

 では、私たちの前に立ちはだかる障害とは何だろうか。それは、自分自身の感情であると私は思う。自分の心に潜む悪魔のささやきである。「面倒くさいなあ」「勉強なんか嫌だなあ」(遊んじゃえよ)、「英語なんてネイティブ並じゃなくて、日常会話並で十分でしょ」「一流大じゃなくて二流大でもいっか」(そうそう)、「明日から本気出す」(本気出すなんていつでもできるよ) のような感じだ。
 英語なんて勉強すれば誰でもネイティブ並になれる。一流大学だって、勉強すれば誰でも入れる。もちろん相当な勉強量とモチベーションが必要なのは言うまでもないが。帰国子女でもなければ、海外生活経験もないのにネイティブ並の英語力がある人や、一流大学を出た人は、頭がいい人ではなく、強いモチベーションを持ち、努力を惜しまなかった人だ。

挫折を避けるには目的を持ち、目的を達成できた自分を想像しよう

 目標を立てて挫折を避けるにはどうすればいいのだろうか。
 英語学習を例に取ると、「とにかく英語を1日30分勉強しよう」と考えるのではなく、「なぜ英語が必要なのか」を考えてほしいと思う。英語をマスターし、自分の夢が実現したときの姿を想像してみよう。
 海外脱出が功を奏し、職場で流ちょうな英語でプレゼンテーションをする、素敵な恋人と字幕のない映画を楽しむ、長期休暇を取って南の島でバカンスをする、サラリーマンが働いている平日に日本をのんびり温泉旅行する、などだ。

 人間は、自分が嫌なことをしているときは、時間の流れが遅く感じるのに、楽しいことをしているときは、早く感じてしまうものだ。3日前のいつもの食事の内容はすぐに思い出せなくても、初デートのことははっきりと憶えているといった経験は誰にでもあるだろう。これは人間の脳が、記憶する情報の取捨選択をしているからだと、ずっと前にドキュメンタリー番組で見たことがある。
 強い目的意識を持って努力することは、義務感から嫌々するよりも、はるかに効率的になるのではないだろうか。

10年後に笑うも嘆くもあなた次第

 幸せをつかんだあなたは「10年前の自分には戻りたい」なんて言わなくなるだろう。
 部屋にある今年のカレンダーや手帳の大部分は白紙なはず。過去は変えられなくても、あなたの未来は変えられる。

 今年を行動の1年にしよう。

幸せや豊かさは与えられるものではなく努力で勝ち取るもの

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幸せや豊かさは与えられるものではなく努力で勝ち取るもの

 これが今年最後のエントリー。2012年も暮れにさしかかっているが、現在の日本を覆う閉塞感は一向に改善の兆しを見せない。ここらで過去を振り返ってみよう。

かつて存在した、“レールさえ外れなければ誰でも幸せになれた日本”

 日本にはかつて「一億総中流」と言われた時代があった。普通にしていれば、誰もがそれなりの豊かな生活を送ることができたのだ。おそらく、このブログの主要な読者層であり、想定する読者層である20〜30代の人たちの親の世代が、この時代の主役だったのではないだろうか。
 当時は、新卒採用、年功序列、終身雇用、見合い結婚や男尊女卑などの「日本的システム」は非常に良く機能していた。
 また、生涯未婚率は3%未満であり、ほとんどの人が結婚できたのだ。結婚適齢期に迎えながら未婚であれば、会社の上司、近所の世話好きなおばさんや親戚が見合い話を持ってきた。異性に縁がないモテない人や、口べたな人でも、結婚できるシステムがそこにはあった。

 あえて他人と違う行動を取らない限り、自動的に就職でき、自動的に結婚でき、自動的にそこそこの幸せな生活が営める時代だった。時代は高度成長期であり、昨日よりも今日、今日よりも明日と日々豊かになっているのを実感できたので、きつい仕事でも「いずれは豊かになれるさ」と我慢できた。

親から子へ伝えれれた「日本的システム」

 今の若年層の親の世代は「自分たちがそうだった」という理由で、自分の子供にも、自分と同じような人生を歩んでほしいと願っている人が少なくない。彼らは、自分の息子には「しっかりと勉強して、いい大学を出て、いい企業に就職するんだぞ」「男は一家の大黒柱として奥さんと子供を養っていかないといけなんだぞ」と言い、娘には「結婚するなら、大企業勤めや公務員のような安定した人となさい」「いいお嫁さんになって、旦那さんを支えてあげるんだよ」と言っているのではないだろうか。
 この世代の人々に、若者があえぐ今の現状を説明するのは、なかなか難しい。いくら論理的に説明しても、「遊んでいるだけ」とか「努力不足」とかの精神論で片付けられてしまう。

「日本的システム」の終焉

 「日本的システム」はとっくの昔に機能不全に陥っている。その結果が失われた20年であり、3人に1人とも言われる生涯未婚率であり、正規雇用と非正規雇用との格差でもあるのだ。システムが時代の変化に取り残され、機能不全になったならば、システムを新しくすればいいだけの話だ。ところが、日本的システムの恩恵を受けた世代は、時代が変わったことに気付かないのか、頑固なのか、なかなかこのシステムを変えようとはしない。
 確かに、ほとんどすべての人がそこそこ幸せな人生を送れるというのは、極めて理想的だ。だが、理想と現実は異なる。

価値あるものは努力なしに得られない

 私たち、高度成長期が終わった後に生まれた世代は、子供の頃から、ゲーム、インターネットやケータイなどのハイテク機器に囲まれ、利便性の高い生活を当たり前のように享受してきた。だが、私たちが物質的に豊かな生活を送れるのは、先代の人たちが、自分たちや自分たちの次の世代がより豊かな生活を送れるように、不断の努力をしてきたからに他ならない。

 私は、幸せや豊かさといったものは、与えられるものではなく、不断の努力によって勝ち取っていくものだと信じている。未知のことや新しいことに、失敗を恐れずに果敢に挑んでいくことも努力の1つだと思っている。
 もちろん、今の若者がまったく努力していないと言うつもりはない。残念ながら、努力する方向性が間違っていただけだ。例えると、いくらTVゲームのテニスを猛特訓して、そのゲームでは強くなれても、実際のテニスでは強くなれないのと同じだ。
 間違ったことを努力していたならば、その間違いを正して、正しい方向に努力をすればいいだけではないか。

 このブログの冒頭では「日本を出よう」と刺激的なコピーが並べてある。それは、海外脱出という選択肢が一番現実的であると私自身が考えているからである。ただ、あくまでも私自身の考えであって、万人に当てはまるとは思っていない。日本のあり方を、時代に即したもの変えていくのも手だろう。

 先の選挙における若年層の投票率の低さを見ていると、若者の政治や社会問題への無関心を嘆かずにはいられない。同じ不況下でも、欧米の若者とは対照的だ。

 もうすぐ2012年も終わりを迎える。

「政治家のお偉いさんが何とかしてくれるわ」
「つらいのはみんな一緒さ。もうどうにもならない」

ではなく、

「オレたちの国だ。オレたちで良くしていこうぜ」
「私の人生の幸せは、私の力で手に入れてみせるわ」

と考えよう。信念と勇気を持って自分の未来を切り開いていこう。

2013年が皆さんにとって実り多き年でありますように。
よいお年をお迎えください。

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ガラニート日本村社会に適応できないコミュ力(=KY力)なし・職歴なしのニート。日本のクソな労働環境や社会構造に嫌気がさして海外脱出。

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