先日に引き続きいわゆる”バッ直”の配線作業を行った。今日の目標は前回のエンジンルーム側の30Aブレーカーに加えて、車内側にも20Aのインラインブレーカーを設置することと、車内ヒューズボックスとリレーを利用して新たなACC電源を追加すること。そのために本日はインラインブレーカーと4ピンのリレー、ヒューズ電源取り出しようのヒューズタップを取り付ける。
実はバスバーのメーカーから推奨されたカーペットの上にこの端子をつける場合の耐火ボードに類するものだが、適当なサイズのサーキットボックスを見つけられなかったので、バスバー自体を別の場所に移すことにした。だから全体のレイアウトがちょっと変更になる。今回は+のバスバーは固定していないが、おそらくは新設のヒューズボックス隣に設置することになりそうである。
さてヒューズボックス内のACC電源をまずは見つける作業。当初はコクピット上の方についている扇風機のヒューズを利用しようと考えておりそのヒューズも同定していたのだが、ヒューズタップと隣のブレーカーヒューズが干渉してしまい取り付け不可であることが発覚。仕方がないので他のACC電源を探すことになった。まあやることは同じだが検電ペンでイグニッションキーがオフの時に通電していないヒューズを探し、イグニッションキーをACCポジションにしたときにそのヒューズが通電するか確認する。通電していればそのヒューズからACC電源をとれる。ただ安全の為、大電流はここから取らず前回から四苦八苦しているバッテリーから直接取る寸法。
ACCポジションの時にのみバッテリーからの配線を通電させるようにするために、4ピンのリレーをバッテリーからの配線にかませる。ヒューズタップから取る配線はリレーの信号線に接続させるのだ。
というわけで今日の成果。運転席のインストルメントパネル裏側のスペースに新規部品を設置することにした。インラインブレーカー(赤い四角)とリレーのソケット(緑の四角)を取り付けた。リレーのロードライン(87という刻印のやつ)を以前に取り付けたヒューズボックスのプラス端子(黄色い丸)に繋げる。リレーのバッテリー電源ライン(30の刻印)はインラインヒューズに繋がる。この30-87のラインがバッテリーからの直結ライン(水色の線)となる。インラインヒューズの反対側の端子(紫の丸)は今回、移設予定のプラス端子のバスバーに繋がる予定。最後にリレー信号線プラス(青色の線)はヒューズタップから分岐された配線とつながっている。この写真ではまだリレー本体を取り付けていないが、バスバーの固定位置を決めたら取り付ける予定だ。
今日でだいたい本プロジェクトの6割ほどの進捗か?次回はエンジンルーム内のバッテリーへの結線と前回、取り付けたエンジンルーム内の30Aサーキットブレーカー周りを少し変更する。