1、 発達凸凹の存在を知ろう
会社の上司や同僚は発達凸凹の知識をつけ、得意なこと・苦手なことに差があることを知ってください。
2、 それぞれのできる事、できない事を理解し、受け入れよう
できること、できないことは一人ひとり違います。
本人の得意・不得意を理解し、受け入れてください。本人の話に耳を傾け、一緒に考えようとする姿勢が大切です。
3、 特性や苦手な部分をフォローできる環境をつくろう
できる部分の力を発揮するためには、できない部分のフォローが不可欠です。
当事者の特性や苦手な部分をフォローできる環境を整えてください。社内に相談窓口を作るなど、相談できるシステムが必要です。
4、 輝ける場所・力を発揮できる場所をみつけよう「適材適所」
できる事をうまく役立てて、それを伸ばしてください。その人にしかできないこと、得意な事を見つけてあげましょう。
5、 私たちだけでなく、全ての人が働きやすい職場を作ろう
発達凸凹の人が働きやすい職場=すべての人が働きやすい職場です。職場のユニバーサルデザインを推進してください。
6、 自己理解をすすめ、自分の弱みを受け入れよう
自分自身の苦手な事・得意な事を自覚し、できないことも受け入れましょう。
また、周囲のアドバイスや評価は素直に聞き入れ、自分の状況を知ることが大切です。
7、 周囲の理解を得る努力を怠らず、私たちらしく頑張ろう
苦手な事、できないことを隠さずに伝え、周囲に理解してもらえるような努力をしましょう。
与えられた仕事には責任を持って取り組み、得意な事やできることを発揮できるような努力が必要です。
8、 できないことがあっても自分を否定せず、自己肯定感を高めよう
できないことがあるからと自分を卑下せず、自分らしさを大切にし、自己肯定感を高めることを心がけてください。
小さな成功体験を自信に繋げましょう。
9、 助けてもらえる人になろう
自分のできる事を精一杯頑張りましょう。助けてもらえる環境を作る努力が必要です。周りの人から愛されるキャラを目指しましょう。
10、 周りに感謝の気持ちをもとう
助けてもらえることに感謝しましょう。
迷惑をかけていないかと萎縮するのではなく、どんな事で返すことができるかと、前向きに考えることが大切です。
こんな社会になってほしい、という意見も多数書かれていました。
● 人にやさしく、失敗を成功に変えられる社会
失敗を責め、切り捨てるのではなく、その失敗を今後の成功に繋げられるような社会。苦手や弱さを助け合える社会。
● 一人一人を尊重できる社会
平等な人間関係のもとで相互理解を深める。多様性を活かし、それぞれの能力が発揮されることにより、存続可能な社会を作ることができる。