【WL視点】天邪鬼の鬼面 考察②終 (ラグ缶15thアニバ)
【前回 : 天邪鬼の鬼面 概要 編】 の続き。
今回は,魔術師のグローブとの
性能やダメージの比較をします。
【記事の内容について】
・すべてウォーロック視点のみとなります
・すべての方に当てはまる内容ではございません
私のプレイスタイルに基づいた主観であり,
装備も私の好みで選択しております。
・対人視点の考察はいたしません
私は対人の経験がほとんどなく
内容が中途半端になってしまう恐れがあるため,
対人視点の考察は一切いたしません。
比較
前回,私の考えた参考ステータスで
魔術師のグローブと天邪鬼の鬼面の比較を行います。
・参考ステータス : 暴徒のスカーフ 型
[ Int120 Dex120 Agi80 Vit55 Str72 Luk1 ]
Str+18 / ディレイ -6%
Vit+18 (計73) / MaxHP +6%
Luk+12 / 完全回避 +4
Dex+ 9 (計129) / 詠唱 -3%
Int+12 (計132) / Mdef60%無視
・参考ステータス : カルデュイ
[ Int108 Dex120 Agi90 Vit79 Str72 Luk1 ]
Str+18 / ディレイ -6%
Vit+18 (計97) / MaxHP +6%
Luk+15 / 完全回避 +5
Dex+12 (計132) / 詠唱 -4%
Int+12 (計120) / Mdef60%無視
【今回の比較にあたって】
・私の目線や考え方を標準に比較をします
・元となるステータスや装備によって比較結果は異なります
どのステータスから,どの装備からの比較かによって
結果は大きく変わってきます。
・結果を鵜呑みにせず,必ずご自身の環境でも比較を行ってください
効果比較 [ ステ比較 / 計算機入力参考 用 ]
計算機を回す前に,
それぞれの効果の違いを一覧で確認します。
・暴徒セットとカルデュイの耳,
天邪鬼の鬼面と魔術師のグローブで
得られる効果のみを記載。
・ASPD,詠唱,Matk,MaxHPは,
ステータス補正値から影響する部分は除いた数字。
・天邪鬼の補正込みのステータス数値はバランスが良い
・壁型ウォーロックでも火力と両立しやすい
壁用のウォーロックを作る場合,
アイアンシールドやプロンテラ軍団長軍服など,
重たい装備を使えるようにするために
ある程度Strを上げる必要があります。
従来は,Strを上げるために IntやDexなどを削って
火力面を多少落とす選択が必要でした。
天邪鬼であれば,Strを上げながらも
落としたステータスを補正で補うことが可能なので,
火力との両立がしやすくなります。
ダメージ比較
私が夢幻の迷宮でよく使う装備の組み合わせごとに
それぞれのダメージを計算して比較します。
【計算結果をお読みになる前に】
・基本的に私の装備と似せていますが,
T_W_Oカードは無しで計算しています
・Mdefの非常に高いMVPセリアをサンプルにしているので
Mdef削減のダメージ差が より大きく出ています
【暴徒のスカーフ 装備時】
・全体的に同等以上
・特定の状況では天邪鬼が強くなる
天邪鬼が極端に弱くなることはないようです
影杖のダメージは,Mdefが低いモンスターなら
上昇量はもっと低くなります。
・同じASPDで比較すると,HIの威力は25%以上強くなる
+9影杖のMdef残り5%を詰められるのが大きいようです。
既に他部位で5%を詰めていたのであれば,
威力特化やASPDへ回すことが可能です。
・天邪鬼では,ディレイカットや耐性装備時にASPDが不足しがち
暴徒の Agi+Vit=160 に届かずにASPDが上げられないことや
純Agiの減少の影響が出てしまっています。
・HIの連打力が下がり,結局秒間ダメがあまり上がらない
Mdefを詰められた分の威力上昇も
連打力が下がったせいであまり意味がなくなってしまいます。
Mdefの低いモンスターが相手なら,
もっとマイナスになってしまうと思います。
・他部位でディレイ削減が少なければ,SoEの秒間ダメも大きく上がる
ディレイ-6%が活かせれば強いですね。
・ASPD不足で [モーションディレイ>スキルディレイ] 状態になる
・モーションディレイに引っ掛かり 結局連打ができない
ASPDが稼げないせいで,
天邪鬼のディレイカットも無駄になってしまいます。
・他でASPDを稼ぐことは必要になる
・ただし,基礎のASPDが高ければ それを威力やディレイ削減に回せることも忘れずに
自分の所持装備の中で
最適なバランスを探してください。
【カルデュイの耳 装備時】
・全体的に上昇しているもののほうが目立つ
影杖のダメージは,Mdefが低いモンスターなら
上昇量はもっと低くなります。
・ASPD差が出ない分,影杖のダメージは確実に上がる
・Mdef残り5%を削れる分の威力上昇は大きい
・大きなディレイ削減状態だと,天邪鬼のディレイ削減が無駄になっている
ディレイは他部位で大きく稼げてしまうので,
天邪鬼の-6%は中途半端になりがちです。
・サバオーブを入れたChLのダメージは下がってしまう
・まだ許容範囲の中ではあるか
魔術師のグローブの効果の1つに
風属性魔法の威力が上がる効果があるので
その分の影響が出ているようです。
総合性能比較
ステータス補正の影響も含めた,
最終的な性能差を比較します。
【暴徒のスカーフ 装備時】
・純Strが振れるので荷物が持てる
夢幻やETで重量を気にせず
装備や回復アイテムの持ち込みが可能になります。
重量の重い装備も選びやすいので
性能重視で装備のチョイスが可能です。
・ASPDが8%も下がる弊害
暴徒のAgi+Vit=160が達成できない他に,
純Agiを下げて全体のバランスをとった影響で
ASPDが8%も下がってしまっています。
ASPDで連打力を上げる魔法を使う場合には
装備の制限が厳しくなりそうです。
・それ以外は基本的にプラス傾向
ASPDとHP以外は
基本的にプラスになっているので
その2つの必要性がそこまでなければ
使いやすいと思います。
【カルデュイの耳 装備時】
・純Strが振れるので荷物が持てる
夢幻やETで重量を気にせず
装備や回復アイテムの持ち込みが可能になります。
重量の重い装備も選びやすいので
性能重視で装備のチョイスが可能です。
・基本的には天邪鬼に利点ばかり
チェーンライトニングのダメージは多少下がるもの,
他はすべてプラスとなります。
考察まとめ
・魔術師のグローブの上位互換として使うのが妥当か
・Str72など,専用ステータスへのリセットが必要になる
・プレイヤーの好みによって価値が大きく分かれる装備
暴徒のスカーフの場合,ASPDをとるか,
Mdef無視などその他性能を取るかの選択になります。
メリットとデメリット
【メリット】
・所持可能重量が大きく上がる
・影杖やレクイエムWiz杖が+8~9でも Mdef100%無視が無駄なくできる
→ 他部位でMdefを詰めていた分は,威力特化に回せる
・常時 -6% のディレイカットが可能
・カルデュイ型であれば ほとんどがプラス要素になる
・壁型ウォーロックでも火力との両立ができる
【デメリット】
・天邪鬼に縛られてしまい,常に外せなくなる
・将来的に使える装備の幅が狭まってしまう
・導入にもリセット,離脱にもリセットが伴う
・-6% のディレイカットでは中途半端で,無駄になってしまうことも
→ 他装備のディレイカット率やASPD,PT構成次第
・暴徒のスカーフ型ではASPDが8%も下がってしまう
・クリムやチェーンなど,4属性魔法の威力が多少落ちてしまう
向き不向き
【こんな方にはおすすめ】
・リセットするキャラ数が少ない
・特定期間でのステリセにも抵抗はない
・今現在の最善になる装備やステータスを選びたい
→ 天邪鬼が最善と判断した前提
・ガーデンオブエデンは使わない
・影杖やレクイエムWIZ杖のMdef残りを無駄なく縮めたい
・他ステを犠牲にせずに所持可能重量を上げたい
→ もっと装備や回復剤を持ちたい,重い装備も使いたい
・ステータス無詠唱にしたい
・壁型ウォーロックをよく使う
【考え直し】
・ステリセはしたくない
・天邪鬼を使うためにリセットが必要なキャラ数が多い
・将来の装備更新を考えて より安全な選択をしたい
・ガーデンオブエデンを使っている,または導入予定
・影杖やレクイエムは+10使用,または他部位でMdef削減が問題なくできている
・所持可能重量は既に十分だ
・詠唱は装備で補っている
・クリムやチェーンを多用する
基準になる装備やステータスによっても
結果が大きく変わってきてしまうのと,
考え方や好みによって
選択を優先すべき部分が変わる点などから,
私とは違った意見になることも多々あると思います。
正解のないことではあるので,
ご自身が導き出した結果が一番間違いはないと思います。
私は今回は導入を見送り,
魔術師のグローブのままでいこうと思います。
ASPDを下げたくないのと,
リセットに必要なキャラ数,
そして将来の装備更新のことを考えると
更新すべきではないと判断しました。
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