【WL視点】戦乙女の雫 考察 (ラグ缶15thアニバ)
今回のラグ缶装備で注目したのは,「戦乙女の雫」です。
アークビショップ向けであることは間違いないのですが,
ウォーロックでも活かせそうな効果がいくつかありました。
【記事の内容について】
・すべてウォーロック視点のみとなります
・すべての方に当てはまる内容ではございません
私のプレイスタイルに基づいた主観であり,
装備も私の好みで選択しております。
・対人視点の考察はいたしません
私は対人の経験がほとんどなく
内容が中途半端になってしまう恐れがあるため,
対人視点の考察は一切いたしません。
戦乙女の雫 [1] 効果
・詠唱時間 -10%
・スキルディレイ -5%
・SP自然回復量 +50%
【以下 アークビショップ用の効果】
・オラティオ 詠唱-50%/固定詠唱-100%
・BaseLv2毎 マグヌスエクソシズムの与ダメ +3%ずつ
・イムポシティオマヌス習得Lv1毎に 全サイズへの魔法+3%ずつ
・イムポシティオマヌスLv5習得時,オーディン力Lv2使用可能
―――――――――――――
部位 : アクセ
重量 : 30
制限 : 全職業 Lv100
入手
・ラグ缶 2017 15th Anniversary
・発売日時 : 2017/11/16(木) ~ 12/14(木) 約1ヶ月間
・C賞 1番上
効果所感
・ペンダントオブハーモニーと同じSP回復上昇効果
今回比較対象になりそうなのは,
同じ数値のSP自然回復上昇効果がついた
「ペンダントオブハーモニー」です。
【ペンダントオブハーモニー[0]】※一部抜粋
・魔法与ダメ +6%
・HP自然回復量 +50%
・SP自然回復量 +50%
・聖属性 被ダメ -5%
・物理命中時,一定確率で自分にASレノヴァLv1
・物理被弾時,一定確率で自分を中心にASサンクLv3
・ペンダントオブハーモニーのスロット付き
・カードで詠唱やディレイ削減,属性耐性を上げられる
ペンダントオブハーモニーにはカードスロットがなく,
「拡張性に乏しい」という難点がありました。
タフィやフローズンウルフで耐性や威力を上げたり,
GCやDRで詠唱やディレイ削減をすることも可能。
【一般モンスター相手に最適】
・SPがきつくなる状況は道中の雑魚相手のときが多い
夢幻の迷宮やETでは,
雑魚モンスターをまとめて攻撃し続ける影響で
暴走魔力が長期で発動していることが多いため,
SPが枯渇してしまうことがよくあります。
・ディレイカット効果がついている
一般モンスターをまとめて攻撃するなら,
ディレイカット状態でのSoEやミスティが強力です。
・セリーヌ使用時でも,一般モンスター相手なら戦乙女の雫が使える
セリーヌのリボン&ブローチの威力上昇は
ほとんどボスモンスター相手の効果になるため,
一般モンスター相手なら別のアクセにする選択肢があります。
【ガーデンオブエデンと相性が良い】
・戦乙女の雫を装備する空きを作りやすい
頭装備自体にMdef削減がついているので
エデンの精錬値や他装備の構成によっては
魔術師のグローブが不要です。
セットになるアクセもないので
基本的にアクセサリーが自由になります。
・エデンにはディレイカットのエンチャが可能
・戦乙女でのディレイカットが無駄にならない数値
ディレイカット数値が少ない状態だと
元々ディレイの無い魔法を使ったほうが強くなってしまうので
あまりカットする意味がなくなってしまいます。
逆に,お座り教皇のようにディレイカットが大きいと
戦乙女のディレイカット部分が
余剰になってしまうことがあります。
エデンのエンチャントの <ディレイ-12%> は
覚醒や堕天使の盾などの他部位と合わせても
丁度良い数値だと思います。
【ハーモニー特有の効果】
・戦乙女には 魔法攻撃の威力上昇がない
・他装備でディレイ/詠唱が十分な場合やブラギありなら,ハーモニーのほうが強くなることもありそう
ハーモニーには 6%の魔法威力上昇がありますが,
戦乙女にはついていません。
装備やパーティーの構成によっては
ハーモニーのほうが強くなることもありそうです。
・戦乙女なら被弾時のサンクチュアリが出ない
・オートスペルのサンクは邪魔になることがあった
ハーモニーの効果で出るサンクチュアリは,
予期せぬタイミングで出ていることがよくありました。
サンクチュアリが出ているときに凍結を使うと,
モンスターが悪魔種族だった場合にはダメージが入るので
凍結を壊してしまいます。
Lv3ではたいした回復量でもないため,
私個人の印象としては邪魔になることの方が多いと思います。
・聖属性耐性は使いどころが少ない
聖属性の攻撃で一番多いグランドクロスは
聖属性「耐性」では軽減できません。
3次職ランデルが使うレイオブジェネシスは
威力が高すぎて 5%減らしたところで耐えられません。
ランドグリスやゴーストの使う聖属性攻撃は
そもそも後衛なら食らわないし,
ゴースト単体ならセーフティーウォールで防ぐことも可能です。
聖鎧を着てしまえば 100%軽減ができるのもあり,
聖属性「耐性」のほうは出番が少ないのが現状です。
SP自然回復量を上げる必要性
・暴走魔力で減ったSPを補える
暴走魔力は1秒毎にSP-200,
効果時間10秒で 計SP-2000 もの減少があるため,
戦闘中によくSPが枯渇します。
パーティーにソーサラーやジェネティックなどの
SP回復ができる手段を持ったメンバーがいないと
たびたび回復剤を使う必要があります。
ハーモニーや戦乙女のようにSP自然回復量が50%も上がると,
暴走魔力のSP枯渇を抑えることができます。
1つでも違いを体感でき,
2つあるとかなり気にならなくなります。
・暴走魔力無しなら パーティーでSPがなくなることあまりない
ソロやAB無しパーティーのように,
マグニフィカートがもらえない状況では
長期戦になるボスで SPがきつくなることがあります。
・SP管理をする手間を減らせる分,攻撃や立ち回りに集中ができる
・回復剤を叩くことは 確実に火力のロスに繋がっている
自分のSPを気にする必要がなければ,
モンスターやパーティーの動きに注力ができる分,
良い動きができるようになります。
回復剤と魔法のSCを同時に押すやり方では,
魔法のショートカットのみの連打に比べて
多少は連打速度の低下が生じます。
人間である以上,すべてのことに対して
100%の意識を向けることは不可能です。
より良い動きができるように
意識を向けなければならないことを減らすのは
有効な選択だと思います。
・火力面を考えるとアクセサリーに空きが作りづらい
Mdef削減のために魔術師のグローブ,
ボスへの攻撃面ではセリーヌのブローチ,
耐久を得つつの攻撃ではニーヴアクセ といったように
最近の装備事情では強力なアクセが多すぎて
空きが作りづらいのが現状です。
・付け替えて使う方法もあるが,SCや手間の問題もある
・そこまでするなら回復剤を使った方が早いか
様々な魔法を使うウォーロックの場合,
ショートカットに余裕がありません。
ポロロッカセットに加えて,サバイバルシューズの登場で
いよいよアクセに回す隙間はありません。
装備欄からダブルクリックで付け替える手もありますが,
進軍スピードを落とすことになります。
そこまでして使うくらいなら,
「回復剤を使ったほうが早い」というのが正直なところです。
威力比較
ペンダントオブハーモニーとのダメージ比較をします。
【威力比較のご注意】
・威力差は人によって異なります
・結果を鵜呑みにせず,ご自身の環境で計算をしてください
他装備や支援などの環境によって
強さが逆転する可能性もあります。
威力比較表
(クリックで拡大)
・ハーモニーを基準にした威力差は「+17% ~ -5%」
【戦乙女で威力が大きく上がる】
・暴走魔力なしの状態
→ SP回復力上昇がそもそも不要な場合になる可能性
・他部位でディレイや詠唱の削減が少ない装備構成
・ソウルエクスパンションなどディレイ削減が有効な魔法
【ハーモニーとあまり変わらないか 弱くなる】
・暴走魔力発動状態
・他部位でディレイや詠唱の削減が十分な装備構成
・ヘルインフェルノなどの元々ディレイがない魔法
考察まとめ
・ウォーロックでも十分に使える性能
・装備やPTの構成によってはハーモニーの上位として使える
・今の装備事情では,強力なアクセが多いため 戦乙女を装備する隙間がない
・頻繁に付け替えが生じるなら,回復剤を叩く方が早いことも
・暴走無しなら戦乙女を活かしやすいが,それならSP回復力を上げる必要性も低い
【戦乙女の雫がおすすめ】
・ディレイ削減エンチャのガーデンオブエデンを愛用している
・ソウルエクスパンション中心で戦うことが多い
・アクセでもディレイや詠唱の削減がほしい
・アクセにどうしても挿したいカードがある
【ペンダントオブハーモニーで十分】
・他部位でディレイカットが十分
・ディレイのない魔法を中心に戦うことが多い
・ブラギがいるパーティーが多い
・アクセで挿したいカードは特にない
昔はずっと理想としていた
ペンダントオブハーモニーのスロット付きのようなアクセですが,
今の私の装備構成では導入が難しそうです。
アークビショップに対しての需要が高く,
高価になってしまうことも十分考えられるので,
今回の装備更新は見送ることにします。
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