あんこもちは、いくつかの理由から、ただいまポートフォリオの一部変更を予定しています。
我が家では、私の小遣い、家計、企業型確定拠出年金という3つのルートから小額投資を行っているのですが、今回変更するのは私の小遣い分のみです。
大きな方針転換になるため、世界経済インデックスファンドに対して浮気をするような罪悪感がありますヾ(;´▽`A`` どこかの偉い人も「どんなファンドを選ぶかより、それをホールドしつづけられるかどうかのほうが遥かに大事」とおっしゃっていたような。
1人の男性1つのファンドしか知らずに添い遂げるのは、ステキなことだけど時に危険。「恋の投資の生命線はリスクヘッジよ!(# ゚Д゚ ) 」 と自分に言い訳しながら、数日間ぶつぶつと考えておりました。
この記事では、新しいポートフォリオの概要と、なぜポートフォリオを変えようと思ったのかについてお話しします。
変更案のリスク・リターンの概算を出す過程において、コツコツ投資日記 管理人のつばささんに大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ポートフォリオ変更案のお披露目
現在「世界経済インデックスファンド80%、SMT国内債券インデックス・オープン20%」で積み立てている、私の小遣いからの投資分を、10月中に「eMAXISバランス(8資産均等型)40%、外国株式インデックスe 25%、SMT国内債券インデックス・オープン 25%、eMAXIS新興国株式インデックス10%」に変更します。
これにより、アセットアロケーションは下記のように変化します。上のグラフが現在のアセットアロケーションで、下のグラフが新しいアセットアロケーションです。
世界経済インデックスF 80% SMT国内債券20%のアセットアロケーション
eMAXISバランス(8資産)40%、外国株式インデックスe 25% 以下略 のアセットアロケーション
変更点は「外債大幅削減、REIT追加」と「資産配分が勝手に変化しなくなる」こと
新しいポートフォリオの概要は、コアファンドを世界経済IFからeMAXISバランス(8資産)に変え、バランスファンドの比率を半減させた上で、先進国株式クラスと新興国株式クラスの個別インデックスファンドを追加することです。
これにより、約35%あった外債比率が一気に10%までダウンします。代わりに新しいアセットクラスとして、先進国REITと国内REITが5%ずつ追加されます。また、先進国株式と国内債券の比率が7%ずつ上がります。
株式及びREITの比率を上げる代わりに、安全資産である国内債券の比率を上げてバランスを取った形です。
イメージとしては、万人受けする優しい味から、スパイスの効いた味にアレンジし直した感じです。アセットクラスが6種類→8種類に増えていますが、eMAXISバランス(8資産)はファンド内部の資産配分が変わらないため、資産配分の把握はしやすくなっています。
なぜポートフォリオを変更するのか
世界経済IFの抱えるいくつかの問題点が、ずっと心に引っかかっているためです。
世界経済IFの大きな問題点は、「外債比率の高さ」と「GDPの推移により、資産配分が変化すること」です。また、バランスファンド共通の問題点として、資産配分を任意に変化させることが難しいという点があります。
※上記の問題について過去記事で語ったことがあります。よければ下記リンク先をご覧ください。
先輩投資家二人が憂慮するバランスファンドの問題点と、対応策について考えてみた。近い将来ETFを買ってみたいなあ・・と思ったことがきっかけで、これらの問題への抜本的な解決策を考えた結果が、新しいポートフォリオ案です。
相場の高騰時に大きな変化をするべきではないというセオリーに逆行?
現在相場の高騰が続いており、そろそろ天井が近いとささやかれている状況です。相場の下落に備えてリスク資産を売却し、安全資産を確保する方がいる中、あんこもちは逆方向に1歩踏み出す形となります。
投資慣れを目的とした小額での試験運用のため、多少無理をしてもダメージが少ないという事情が大きいのですが、今のうちにETFを組み入れやすいポートフォリオでの運用を始めて、下落時の実地データを取りたいという思惑があります。
今回は以上です。次回の投資記事では、新しいポートフォリオのリスク・リターンの概算と、結果に振り回されてしまったあんこもちの失敗談についてお話ししようと思います。