2024.07.15 (Mon)
理想的には
松木幸夫 チャンネル
世の中で音楽を嗜む人のほとんどはたくさん練習すれば上手になれるんだろう(しかしそんなに練習はできない)と思ったり言い張ったりする人が多いように思う。
中でも熱心は人は時間が許す限りギターを手にして練習しているようだし、発表の場での本番の前には片時もギターから手を離さずに何度も演奏する曲をさらっている。
お世話になったことがある先輩のギタリストも「何度もさらって指(身体だったか)に覚えさせる」というようなことを言っていた記憶がある。
ただ、本番での演奏の場合は直前まで練習をするということができない状況の方が圧倒的に多く、その場合に「長い時間、何度も、練習する」という彼らにとって一番大事にしている方法が成り立たない。
僕が考える良い演奏をするための方法は落ち着いて楽譜から作曲家からのメッセージを受け取る(神懸かりではなく目の前の音符から道筋を読み取る)ことと、それを実現するために自分をコントロールするということに尽きると思っている。
自分をコントロールするということの内訳は、「自分の身体」と「自分の感情」のふたつをコントロースし切るということと僕は考えている。
だから余計なことは考えず、体の負担や疲労と向き合い、自分に無理をかけ過ぎない状態で作曲家と差しで腹を割って話をするという気分で演奏すればいいのだろうと思っている(僕はそうやっている)。
また自分の体と心(感情)をコントロールするということはどんな分野のどんな人にも当て嵌まることだろうともう。
だからどれだけ練習したなどという以前に「良い演奏ができる」自分になるというのが上手になるために一番大切な意識だろうと思っている(恥)。
・・・これ内緒!
※ 明日はバッハのブレーBWV996(少し装飾)をお送りします。
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世の中で音楽を嗜む人のほとんどはたくさん練習すれば上手になれるんだろう(しかしそんなに練習はできない)と思ったり言い張ったりする人が多いように思う。
中でも熱心は人は時間が許す限りギターを手にして練習しているようだし、発表の場での本番の前には片時もギターから手を離さずに何度も演奏する曲をさらっている。
お世話になったことがある先輩のギタリストも「何度もさらって指(身体だったか)に覚えさせる」というようなことを言っていた記憶がある。
ただ、本番での演奏の場合は直前まで練習をするということができない状況の方が圧倒的に多く、その場合に「長い時間、何度も、練習する」という彼らにとって一番大事にしている方法が成り立たない。
僕が考える良い演奏をするための方法は落ち着いて楽譜から作曲家からのメッセージを受け取る(神懸かりではなく目の前の音符から道筋を読み取る)ことと、それを実現するために自分をコントロールするということに尽きると思っている。
自分をコントロールするということの内訳は、「自分の身体」と「自分の感情」のふたつをコントロースし切るということと僕は考えている。
だから余計なことは考えず、体の負担や疲労と向き合い、自分に無理をかけ過ぎない状態で作曲家と差しで腹を割って話をするという気分で演奏すればいいのだろうと思っている(僕はそうやっている)。
また自分の体と心(感情)をコントロールするということはどんな分野のどんな人にも当て嵌まることだろうともう。
だからどれだけ練習したなどという以前に「良い演奏ができる」自分になるというのが上手になるために一番大切な意識だろうと思っている(恥)。
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※ 明日はバッハのブレーBWV996(少し装飾)をお送りします。
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