松木幸夫的思考 2024年07月09日
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2024.07.09 (Tue)

440Hzのこと

   松木幸夫 チャンネル


  どういう経緯でこの本のことを知ったのか覚えていないけれど(もしかするとSNSか?)440Hzがジョン・レノンを殺したなどという物騒なタイトルと標準音と呼ばれる440Hzに何の問題があるのかと思って図書館から借りてみた。

    初めに気になったのがタイトルにある「狂気の調律A=440Hz」で、これはピッチと調律を混同していることから出てくる用語の使い間違いのように思う。


  その本によると528Hzは愛の周波数と言われているものでAを444Hzに合わせた時のCの音高が528Hzになると書かれている。


  1960年代にエルヴィス・プレスリーやビートルズにより(多分ロックのこと)集団ヒステリーと大混乱を引き起こしたこともピッチを440Hzにしたことによると書かれているがそれはピッチの問題というようりは電気的な拡声によって発された爆発的な音量によるものだろうと僕は考えている。


  因みに440Hzは、人間の赤ちゃんの鳴き声の音高だとか、他の哺乳類の赤ちゃんも440Hzの高さで泣くという情報もある。


  話は変わって現代の音楽の標準音は440Hzと一応決まっているが、1859年パリ会議と1885年ヴィーン会議の決議でA=435Hzを国際標準音に決まり、また1834年にシュツットガルト会議でA=440Hzを標準音に決まった。


  その後1939年ロンドン国際会議でA=440Hzを標準音に決定された。


  僕が持っている3本のギターは432Hz、440Hz、442Hzにそれぞれ調律しているのは単に気分の問題によるが。


  こういう本を読むと「この本は深い!」という感想して出てこないものだなあと思う。



   ※ 明日はジュリアーニのソナタ第1番より第一楽章をお送りします

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テーマ : 読書メモ - ジャンル : 本・雑誌

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